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表題作月神の愛でる花

レグレシティス,サークィン皇国の皇帝
日下佐保,見知らぬ異世界へトリップしてしまった高校生

あらすじ

見知らぬ異世界へトリップしてしまった純情な高校生の佐保は、皇帝の後宮で、「姫」として暮らすことになるが…。

(出版社より)

作品情報

作品名
月神の愛でる花
著者
朝霞月子 
イラスト
千川夏味 
媒体
小説
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
リンクスロマンス
シリーズ
月神の愛でる花
発売日
ISBN
9784344826403
4.1

(70)

(36)

萌々

(19)

(7)

中立

(3)

趣味じゃない

(5)

レビュー数
11
得点
280
評価数
70
平均
4.1 / 5
神率
51.4%

レビュー投稿数11

大好きな本です

何度も何度も読んでしまう。
どこがどうでと、自分でもうまく説明できないけどホントに大好き(*´ω`*)
もともと同人誌3冊ぶんを1冊にまとめているので、ここのとこはどうなったんだろうとか思うところもあるんだけれども。
特に皇帝に書いた手紙の行方とか最初に副団長に布団に放り込まれて添い寝した翌日の朝の皇帝がどんな様子だったとか。気になるけどしょうがない。
あと騎士団とか佐保のまわりにいるみんなが大好きで。
この世界のお話はまだまだ続いてるので、先が楽しみ。
秋に出る予定の新刊も待ち遠しい。

8

愛しい、が穏やかに積み重なって

10冊以上発行されており完結されてないシリーズなので手を出してなかったのですが、早く読めばよかった!私同様、気になってる方は、1冊で完結してるのでまず手に取ってみるのはいかがでしょうか。

34歳と17歳と年の差はあれど、ピュアで真面目な二人の初恋模様です。ハラハラドキドキというより、お互いの「愛しい」が穏やかに積み重なって「愛する」になっていくのが素敵でした。傷つけたり誤解が無いような言葉選びをされた文章が丁寧で良いなとも思いました。

イラストも可愛らしかったです。主役二人だけがアップのイラストより、他の登場人物や風景が描かれているのが好みな自分にはドンピシャでした。

5

朝霞ファンタジーワールド

朝霞ワールド
・・将軍様シリーズと同じパターンの溺愛ファンタジー・シリーズの最初の巻。
段々読み進むにつれ、面白くなっていく不思議。
多分サホの性格が可愛らしくて、皇帝の溺愛っぷりが愉快だからだと思う。

★シリーズを調べたら14冊もあった・・
月神の愛でる花 :2012年10月
月神の愛でる花 ~澄碧の護り手~ 2013年8月30日
月神の愛でる花~六つ花の咲く都~ 2013年9月30日
月神の愛でる花 ~天壌に舞う花~ 2014年10月31日
月神の愛でる花 ~絢織の章~ 2014年11月28日
月神の愛でる花~瑠璃を謳う鳥~ 2015年10月
月神の愛でる花 ~彩花の章~ 2015年11月
月神の愛でる花 ~鏡湖に映る双影~ 2016年8月
月神の愛でる花 ~蒼穹を翔ける比翼~ 2016年9月
月神の愛でる花 ~言ノ葉の旋律~ 2017年9月
月神の愛でる花 ~巡逢の稀人~ 2017年11月
月神の愛でる花 ~巡逢の稀跡~ 2017年11月
月神の愛でる花 ~雛鳥が微睡む庭~ 2019年3月
月神の愛でる花 〜空を憧る雛鳥〜 2020年6月

--
●舞台:異世界の、月神を信仰するサ―クイン皇国

●レグレシティス = オレル・サークィン :34才
サークィン皇国37代皇帝 神の花の衣装を着衣。

●日下佐保:17才
高校の演劇大会の最中に、見知らぬ異世界へトリップした高校生。
稀人として保護され、裁縫店に勤務。
神の花の伝説を聞いた翌日、城に納品に行った佐保。
サラエ国の護衛官から嫁候補の代理を依頼され「姫」になる。

●サークィンの神花:
いつ 咲くのか、 どこで咲くのか、まったくわからない謎の花

2

心の動きがじっくりと

良い具合の年の差、しかも健気頑張る系の受けと寡黙ながらも気遣いのできる攻め。
なんとも素敵カップルです。
王様なので俺様だったら嫌だなあと思っていたのですが、心配なしでした。
シリーズの一作目となります。

********************
受けの佐保は現代日本では高校二年生。
しかし突如異世界へ飛ばされ、現在はサークィン皇国の裁縫店で働く毎日。
大きな黒い瞳と髪が印象的な、小柄な少年。

攻めはサークィン皇帝レグレシティス、34歳。
剣を巧みに使い体格にも恵まれ才覚あふれながらも、毒の皇帝という異名によって近隣国は勿論のこと自国の民にも恐れられる不幸を背負った皇帝。
********************

経済においても軍事においても栄え、影響力を持つとされるサークィン皇国が舞台。
異世界から迷い込んで来た人間を稀人と呼び前例のあることが、佐保の命を救ったとも言えます。
始めに保護された村からとある縁により王都で働くこととなり、そこから今度は逃げ出した他国の姫の代わりに三ヶ月間後宮で身分を偽り暮らすことになりました。

くるくる回る瞳が小動物ような佐保ですが、こういう小さな少女のような受けさんが苦手だとおっしゃる方もいらっしゃいそうですね。
ちなみにわたしは受けは小柄!派な為、ひじょうにお気に入りな子です。
可愛かった!
しかも皇帝が躊躇することでも進んで身を投げ出せる愛情が、本当にグッと心を熱くさせてくれました。
あ、でも、一番のお気に入りは副団長ですわ!
彼のスピンとかないのかなあ…
周囲の登場人物は魅力的なキャラばかりなので、ぜひ派生していって欲しいですねえ。

お話的にはふたりが気持ちを自覚するまでがゆっくりえがかれていて、ひじょうに満足させられました。
実はもっと悪い奴が皇帝の周囲に出てくると思っていて、覚悟しながら読んでいました。
最初は幼馴染みでもある副団長かと思っていましたが、皇帝の様子に目を細めて喜んでいる様を読み、わたしって疑り深い嫌な奴だわと反省いたしました。
今後の作品でどうなるかはわかりませんが、宰相は怪しいな…とか、未だに誰かが裏切るのでは!と気が抜けません(苦笑
攻めと受けがくっつくまでの過程を読むのが好きで、くっついた後の幸せ続刊は結局読み進めなくなってしまうのですが、登場人物も多いですしなにせ可愛い世界観なのでしばらく買っていこうと思わされました。
答姐でご紹介頂いた時はすぐ購入いたしましたが、ファンタジー系は苦手ジャンルでしたのでしばらく寝かせてあったのです。
が、もっとはやく読むべきでした(苦笑
お礼を申し上げたいです!

7

とても可愛い受けと攻め

受けがトリップした異世界トリップ物ですが、異世界からやってきた=神子様!のようなたまにある展開でなくごく普通の、でもとっても一生懸命で純粋で可愛い受けの話です。
攻めも皇帝という設定ですが、決して傲慢でも威圧的でもなくお互いにゆっくりと打ち解けて恋に落ちてゆくじれじれ感がとても良かったです。
攻めと受けを見守る周りの人もとてもほのぼのとした雰囲気で書かれていて、もうとてもどんぴしゃなツボに入った作品でした。

5

この作品が収納されている本棚

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