ドMとドSと、ときどきウサギ

dom to dos to tokidoki usagi

ドMとドSと、ときどきウサギ
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神1
  • 萌×210
  • 萌5
  • 中立0
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
7
得点
60
評価数
17件
平均
3.6 / 5
神率
5.9%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
角川書店
シリーズ
ルビー文庫(小説・角川書店)
発売日
価格
¥514(税抜)  ¥555(税込)
ISBN
9784041005873

あらすじ

憧れの上司・久住と出張に行くことになったゲイの希一。お仲間と勘違いした希一は、久住をつい襲ってしまったが、それは誤解だった。このままではクビになると恐怖する希一だったが、久住からある条件を出されて! ?

(出版社より)

表題作ドMとドSと、ときどきウサギ

スポーツ用品メーカー入社三年目社員・高丘希一/25
創業者一族の御曹司で商品企画課長・久住馨/29

その他の収録作品

  • ドMとドSと、ところによりジェラシー
  • あとがき

評価・レビューする

レビュー投稿数7

もっと長く読みたかった!

高丘(攻め)視点の表題作「ドMとドSと、ときどきウサギ」と、久住(受け)視点の続編ショート「ドMとドSと、ところによりジェラシー」が入っています。

普段はクールでキツい上司だけど、実はうさぎのぬいぐるみが大好きで無いと眠れないという秘密があるという高丘がカワイイです!

久住はゲイですし好きになるのはスムーズに分かるのですが、高丘が久住を年下の友人でなく恋愛相手だと思うようになったのは、ちょっとどうかなと。動物園から見合いまでの間に、高丘が意識するようなもう少し場面が欲しかったです。

続編「ところによりジェラシー」で、久住の妄想について高丘が文句を言っていますが、恋する男性としてはそう驚くものでもないシチュエーションだったので、どんどん過激になっていく妄想も面白かったのではと思います。ページが足りないという印象でした。もっと長く読みたかったです!

コミカルテイストで楽しく読めますので、部下×上司カップルの明るく楽しい話がお好きな方にお勧めです。

0

夏乃さんのラブコメいいわー!

先日『おやじ貸します!』で
とても満足させていただいたので
夏乃さんのラブコメともあれば間違いナシでは!?と
期待しちゃダメなくせに期待してしまいましたw
そしたら今回もきゅんとしながら笑わせていただきました!

体育会系の希一は
素朴タイプのなかなかガタイの良いゲイです。
社内の鬼と呼ばれる久住課長は
綺麗でスタイルも良く希一のドストライクですが
当たりはキツイし性格が悪くて
好きだと思った自分が許せないくらいに思いますw
ところが、同行した出張の宿泊先で
久住課長の意外すぎる秘密を知ってしまい…!

こういうタイプ、結構いるかもしれませんねw
対外的にはめちゃくちゃしっかりしてるんだけど
実は、っていう。
久住課長のウサギのぬいぐるみフェチ、
希一も思ってたけどゲイより深刻な秘密な気がしてしまいました!
ただ、そうなってしまった原因が過去にあり、
人に対して愛想が無く
思いやりのある言葉を口に出せない理由もちゃんとあったのです。
それがわかってからとというもの、
久住が可愛くってねぇ……。

希一はすごく好きなタイプの年下ワンコ攻続きめでした!!!
前半久住をあれこれ苦手と思う気持ちもよくわかったし
自分にしか見せない素の姿を見せられたら
そりゃもう甘えさせたくなっちゃうでしょ!
最初に久住に危機感を持たせない為に
好みじゃないと嘘をついてそれが後々こじれてっていう展開は
そんなに目新しいわけではありませんが(すみません)
夏乃さんの文章がすいすい脳に入ってきました!
勘違いして苦悩する久住の気持ちと
好きだけど諦めなくちゃいけない、
でも諦められないという希一の葛藤にきゅんきゅんし放題でしたもの…。

交換条件で久住を一度だけ抱いて
〝心と体に快感を刻み込む〟というやり方、
まんまと久住はそのとおりになってしまうのですが
夜の下剋上たまらん!!!!!!!
会社ではビシバシ言われていた久住課長を
ベッドでは気持ち良さに戸惑い泣かせてしまうほどに…!!!
とても納得のいくタイトルでしたw

久住課長が、これまで恋愛もそれなりに経験してきたけど
色んなあれやこれやが“こんなの初めて”的な感じで
絶対男にとってはどうしようもなく喜ばしいことかとw
希一、幸せもんだね…。

同時収録の『ドSとドMと、ところによりジェラシー』は
希一の浮気を疑ってあとをつけてしまう久住課長という
これまたどこかでありそうな展開ではありましたが(またもやすみません)
きゅん!!ぶわっ!!とクる幸せなお話でした!!
凄くお似合いな二人…。

益々夏乃さんの作品読み漁りたくなりました♪

3

ワンコとツンと、ピンクのウサギちゃん♪

ラブコメです。
育ちが良くて美形で有能な上司と、体育会系の部下。
クールなはずの上司は実は不器用でちょっとズレていて、世間知らず。
元気で素直な部下は、実は妄想癖があって意外に鬼畜なところがある。
テンポの良いセリフのやり取りや、笑いの散りばめられた文章で、サクサク楽しく読めます。

最初、あれれ?こういうカップルは読んだことがあるよ?と激しく既視感がありまして
茶鬼様もおっしゃっているんですけれど、
私は「すべての恋は病から」は読んでいないので、また別な作品。
何だろう?と思い出せずにいるのですけれど(残念な記憶力w!)、
逆に言えばそういう典型なのかな?

そこに、出てくる本作のkey person、いやいや、key animal、いや!それでも違うか?
えーとkey soft toyですかね?は、ウサギの「ぴょんた」。
名前からすると男の子ですかね?色はピンクですが(笑)そして、なんと上司のお手製です。
そのウサギちゃんが、お話の中で重要な役割を果たすんですが、これがナイスです。

ドMは希一で、ドSは久住。
叱られてトロンと嬉しくなっちゃって続きいる希一なんですけれど、
Hの場面では逆転しちゃうところもまた楽しい。

本編は部下の希一視点で進み、後にくっついているSSは恋人同士になった後の上司・久住視点。
この作家さん初読みでして、調べてみたらまだそんなに作品数も多くないようですが
全体にとても熟れて手堅い読み心地。
麻々原絵里依さんの挿絵も雰囲気にあっていて素敵で、楽しめる作品になっています。

3

いいタイトルだわ♪

「なんだろ?なんか変わったタイトルだなぁ~この本」
そう最初は思ったのに、
読み終わると、まさにそうだわ!ぴったりだわ!に変化♪

キャラのドSとドM具合がすごくよくて、
ウサギの “ぴょんた” がときどき登場しては、癒しと笑いと切なさをピリリと効かせてる。

ちなみに、SとMはエッチの時とそれ以外だと真逆なのが、とっても愉快♪
更にちなみに “ぴょんた” とは、受けの手作りのウサギのぬいぐるみで、安眠用の抱き枕。
(あくまでも、ぬいぐるみなので喋ったりはしません、そういう話ではありませんw)

特別に神に愛されたらしい美しい造形のお顔を持ちなから、会社の御曹司、
でも、仕事場ではすごく冷たくて厳しい、憧れるけど手強すぎる上司。
それなのに “ぴょんた” を抱いていないと寝れないとか、
ちょっとさみしがり屋とか、
エッチしたら感度はサイコーで、無自覚に淫らでエロいとか、
……もう、なんなんでしょう?ってくらいに可愛い♡
こんな受け、そりゃ襲ってトロトロにさせたくなっちゃうわ~w

対する攻めは、根性と情熱と明るさ有りの、体育会系年下ワンコ。
まわ続きりが心配するくらい、仕事では上司の受けから檄を飛ばされる立場でも、
エッチになると一転、主導権を握りよく獰猛化するw
御曹司ゆえに抑圧されてきた受けの心を、包み込みつつ解き放ってもくれる、いい存在。

軽すぎず、適度にコメディータッチな可愛いお話☆
軽快なテンポに乗って、サクサク~っと楽しんでみてはいかがでしょう?

4

WOW!

WOW!ヒットしました。
タイトルがノリノリだったので、逆にあんまり期待せず読んだのですが、
(期待して、失敗したということが多いので)
うん!良かった☆面白かったですよ!!
読んでいて、途中でも、なんだか「良かった良かった」と
感心してしまった程です(笑)

うさぎのぬいぐるみフェチのクール上司と
ゲイの体育会系?な部下のお話。
仕事もできるクールな上司が兎のぬいぐるみのことを「ぴょんた」「ぴょんた」
と言っている様子が、何ともかわいいです。
読み手としては、一気に上司への愛着?がわいてきます。

ちなみに、タイトルに「S」「M」とかありますが、SMとかではないです。

短いコメディーも描けるのか~と、すごいな~と驚きました。

1

コミカルゲートオープン

この作品はなかなか面白い、年下ワンコ攻め様も良いけれど、
クーデレ美人な天然受け様のギャップ萌えを感じるキャラクターが可愛すぎる。
思わず吹き出してしまうやり取りでどんどん惹きこまれるストーリーでしたね。
知的クールで仕事も完璧に出来る御曹司の受け様と体力と明るい元気が取り柄のような
攻め様との社内恋愛、それに攻め様のバカワンコぶりが、妄想さく裂でいい味出してる。

営業から商品企画へ移動になった攻め様は、実は入社した時から受け様に一目ぼれ、
ゲイの攻め様の好みのど真ん中で、今まで出会った事が無い程特上な受け様。
そんな受け様が課長を務める部署に異動になった攻め様は歓迎会で高テンション。
課長は出張でいないけれど、同僚になるみんなに乗せられるように体育会系のノリで
大好きな課長の物まねをして盛り上がるが、そこへ本人が登場。
攻め様には一切の悪気がない、それ以上に好き過ぎての物まねなんだけど、
それを見た受け様は、静かなる怒りを秘めた目で攻め様を一瞥してる。
その日から攻め様の受難の日々が始まる、何度企画を出しても相手にされず、
怜悧なまなざしで淡々と叱られる続き日々に、流石の攻め様も精神的苦痛に意気消沈。
憧れていた相手からの仕打ちだけに、ストレスも半端なくどんどん落ち込む。

更に追い打ちをかけるように受け様と共に出張に行く事になり、気まずさもピークに、
そんな時に受け様の荷物が別人と入れ替わるトラブルが発生し、顔色が悪くなる程
焦っている受け様を見て、嫌いになったはずなのに、もともと人がいいから本気で
心配してしまう攻め様なのですが、荷物が見つかり、そこへ見てはいけないものを・・・
それは受け様のイメージを根本から覆すような代物で、なんとピンクウサギのぬいぐるみ。
それが無いと眠れないと言う受け様に元から好みの顔なのに、バレた事で赤面してる
姿を見せられ、攻め様ギャップ萠し過ぎて暴走気味。
そして言葉のあやで互いに誤解し合い、受け様は自分と同じく可愛いものが攻め様も
好きなのだと仲間意識をもったと同じく、攻め様は受け様に誘われていると勘違い。
ラグビーで鍛えたフットワークの軽さで受け様を押し倒し下半身にムシャブリ付く~
しかし、直ぐに互いに誤解し合っている事が判明し、攻め様はノンケの上司を襲った事で
クビのピンチに見舞われる、そんな攻め様にある取引を持ちかける受け様。
それは受け様がこよなく愛するウサギのピョンタを攻め様に預かってもらう事。
しかし、安請け合いした攻め様は後にかなり後悔する事態になるのです。

一般人には到底理解出来ないような受け様のぬいぐるみフェチと、受け様のガンガン
辛辣に苛められてもかえって喜んでしまうようなM属性の攻め様。
タイトルのSとMは精神的な負荷の比重的なもので、肉体的なSMとは全然違う。
勘違いから始まった思いがけない交友、一旦冷めかけた受け様への思いが再燃して、
天然で、意外に甘えたがりの受け様と攻め様とのピュンタが取り持つ恋のお話。
どちらもかなり個性的な二人なのですが、受け様のギャップ萌を楽しめる作品で
とてもテンポが良くて読みやすいお話でした。

2

おおおー!コレは!?

夏乃作品というと、ちょっとシリアスで切ない系の作品というイメージがあるので、今回のはじけたようなコメディはとても新鮮でした。
しかし最初読み始めて、すごい既視感を覚えるのです!
そう!凪良さんの「すべての恋は病から」モフモフ病と交換条件、割れ鍋に綴じ蓋。
だけど違う作品になったのは、本作は主人公が会社員で、上司と部下の関係であり、また育ちの違いもある。
そんな部分で、中間以降は違う展開を見せましたので、ひょっとして~?みたいな危機は回避いたしまして、ちゃんと別作品になってほっとしたのであります。
しかし、結構コメディいけるでないですか♪
ルビーだからヌるい展開で読み応えが今イチだったらどうしよう?というその点もクリアして、結構よかったのです。
麻々原さんのイラストも、うさぎのぬいぐるみが可愛かったw ただ、カラーと白黒イラストの久住主任がちょっとイメージギャップがあるかな~白黒の方が断然いいです。

国内有数のスポーツ用品メーカーの営業から企画に移動になって一ヶ月。
ゲイの主人公・希一は歓迎会での失態から、憧れの上司・久住の冷たい態度と鬼のダメ出しにヘタレておりまし続きた。
そんな久住と一緒に出張をした日、久住の秘密を知ってしまった希一は、それぞれの言葉の思い込みと誤解から久住を襲ってしまいます。
誤解だったことがわかり、謝る希一に久住は許す為の交換条件を出します。
それは、それがないと眠れないというくらい大事なウサギのぬいぐるみ(ぴょん太)を彼を厳格に育てた父親が来日して部屋を訪れる間、預かって欲しいというものでした。
久住の部屋を訪れると、すごい量のうさぎのぬいぐるみが!
それを全て希一の部屋に運び込むのですが、それ以来、度々久住は希一の部屋を訪れて止まっていくように。
久住を安心させるため、久住と正反対のがっつり体育会系の同僚・エガちゃんをタイプだと一定あったためか、無防備で危険な姿を希一の前に晒す久住。
元々久住が好きだった希一ですから、それは蛇の生殺し状態w
しかし、仕事上の関係はうまく行くようになり、厳しい久住にも嬉々として仕事に打ち込めるようになる希一でしたが、
久住の父親が来日した折に持ってきた見合いを久住が受けると言い・・・

とまあ、こんな具合でお話は展開していきます。
題名の「ドMとドSと、ときどきウサギ」割と単純明快な題名ですね♪
仕事の面においては久住がドSで、希一がドM。
しかし、恋人になった時は希一がドSになるのです(ただし、久住はドMではないがw)

それにしても希一が部下だけど結構、不遜というか生意気というか、強気というか。
あんまり、久住を敬ってる態度は全編とおしてはないような気がします。
ま、いいんですがw
それによって、久住が天然?な部分が強調されてるような気がします。
一応御曹司設定なんでいいのかな?
久住にとって、経営者たれと厳しく抑圧された自分の欲求部分を希一が認めてくれた、素のままでいられる始めての相手という部分で、
希一は元ラグビー部員で体育会系ですから、厳しくビシバシしごかれるのは、信頼関係がある上では望むところであり、しかも自分の好みのタイプの相手であり、
この二人もある意味、割れ鍋に綴じ蓋カプなのでありました。

もう一編【ドMとドSと、ところにジェラシー】は、久住視点の恋人になった後の後日談です。
社内で、希一が久住の次にランク付けをした玉ちゃんが、囮になったエガちゃんに、嫉妬を感じてしまう上、
週末に一人でゲイバーのイベントに行くのについていきたいと言っても連れて行ってもらえなくて、こそり潜り込む話。
まさにジェラシーですが、それは希一のエッチの野獣ぶりを増すだけだったというオチ付き(笑)

軽すぎず、とても楽しめる愉快なお話でした。
作者さんの意外な一面を発見できて、これからが楽しみになりました。

3

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