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表題作Bチク コンプレックス

鍋島航大,30歳,兄の友人の保険医 
広瀬朔,18歳,コンプレックス持ちの大学1年生 

その他の収録作品

  • 乳首観察日記
  • あとがき

あらすじ

大学生の朔は、至上最悪の試練…内科検診に立ち向かっていた。なぜかというと、乳首がものすごくビンカンで、少しの刺激でも感じてしまうから!! 覚悟を決めてTシャツをめくると、なんと検査医は朔の乳首をビンカンにした張本人・航大だった!! 悪びれもせず乳首フェチを豪語する彼に治せと迫る朔だが、治療と称して航大に乳首をいじられ感じてしまい…!? キュートなエッチラブ!!

作品情報

作品名
Bチク コンプレックス
著者
森本あき 
イラスト
北沢きょう 
媒体
小説
出版社
フロンティアワークス
レーベル
ダリア文庫
発売日
ISBN
9784861345951
2.8

(7)

(1)

萌々

(0)

(3)

中立

(3)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
2
得点
17
評価数
7
平均
2.8 / 5
神率
14.3%

レビュー投稿数2

ビ・ン・カ・ン☆

この作家さん作品は受けキャラがどうにも苦手で過去撃沈してから手にとってなかったんですが、題名に釣られました。
やっぱり・・・ゴメンナサイでした。
登場人物が二人だけっていう時点で、物語の奥行は全くないんですよ。
もう、そのシチュと設定と、二人の関係が楽しめるか楽しめないかの、紙一重の差なんですが、
南原鬼キュンは、バカらしさが突き抜けてもお笑いとして受け入れられるのに、どうにもこの作家さんのは・・・
あはは、楽しかった。ただそれだけで終わる本は、お子様向けっぽいライト作品は、受け子のこういうタイプの作品は、自分には向いてないということがよくわかりました。と、自分の好みの問題なのでごめんなさい

以下内容に触れながら反省

主人公・朔は大学の身体測定(健康診断じゃなくて身体測定!?)で、兄の友人である医者で週一大学の保険医としてきている航大と10年ぶりに再会します。
朔にはコンプレックスがあり、それの元凶となったのが、航大にあるのです。
小さい頃、航大の実習の練習台にされて乳首を触られてから敏感になってしまい、しかも勃起を伴うという、とってもとっても恥ずかしいコンプレックス。
医者であるし、原因を作ったのは航大だから何とか治せと、彼の家に出かけることになった朔ですが・・・

想像どおりの展開がまっておりますので、中身には触れますまい。
ただ、そこにある設定が重要ですw
航大が乳首フェチ、マニア?であることと、その彼の理想の乳首が朔だったw
子供の頃の朔は、まだよくわかってませんから、一回り違う医大生の航大のいけない欲望の餌食になりかかってたわけですよ。
しかし犯罪になってしまう寸前で彼が離れたという理由がありまして、
航大は、理想の乳首を求めて色んな遍歴をしましたが、朔ほど好みの乳首はないというわけです。
そのあたりは【乳首観察日記】にて(笑)
と、そんな航大の腹黒思惑もありながら、朔も思わず航大にドキっとときめいたりしてしまい、快楽にも流されてみたりのということであります。

航大の乳首のへのこだわりが一番 デヘヘヘ な部分でしょう。
年齢にそぐわない、ちょっとアホの子の朔がかわいいと思うか、いらっとするか。
でも、この天然アホの子がないと物語にならないんですもんね。
とにかく、この二人の関係性があってこその、航大の変態ぶりですし、多分萌えどころなんでしょう。

作者さん乳首へのこだわりに萌えMAX発動しているかとは思うのですが、どうしてバーバラさんのは楽しめるのに、他作家さんだと楽しめないのかな~上っ面だけでハイハイってなっちゃうのか、自分でも謎です。
やっぱり作品の奥行なのかな~、、、とか、こうして苦手作家さんにも挑戦しては何がダメなのか自問自答するのでありました。
多分に、この軽さは別に小説じゃなくてもマンガで十分な、むしろマンガで展開したほうが面白そうとおもったからかもしれません。

ただし!この本で一番萌えて鼻血が出そうになるのは、7~8歳の朔がシャツをまくりあげて、航大に診察されてる、イケナイ場面です♪
ここだけは絶大評価します!!

2

敏感乳首と乳首フェチ

この作家さんは毎回どこか微妙な毒を含んでると感じる事があるのですが、
今回の作品はかなり毒気が少な目かなぁ~なんて感じました。
ハッピーものなのに、それに至るまでの過程がシュールだったりするので
個人的にそんな感じがするのかと思っている次第です。

今回は、タイトルでそのまま作品の内容が大概わかる感じがしますよね。
受け様のコンプレックス、そうです、敏感な乳首の持ち主なんですよね。
それがかなり敏感で、ちょっと触れただけで下半身直結しちゃうくらいとなれば
受け様の苦労も計り知れないと推察できます(笑)

そして、その敏感乳首を生み出した犯人なる者が乳首フェチの医者である攻め様。
受け様の年の離れた兄の親友で、受け様が小学生の頃に、小児実習の練習台として
受け様の乳首におイタしちゃった事から受け様に恨みをかっているんです。
攻め様は純粋に実習の練習だったけど、小学生の受け様の乳首を見た時に理想の乳首で
辛抱たまらん状態になっていじくりまわしたんですね。

それから受け様は敏感乳首と共に成長して、苦難をなんとか退け防ぎながら生きてきた!
そして、10年ぶりくらいで再会するのですが、受け様の大学の健康診断の内科医が
なんと攻め様だった、それも顔見て気が付くのではなくて、受け様の乳首で受け様を
思い出すと言う、かなりイタダケナイ攻め様なんです。
そんな二人が恋人同士になる訳ですが、もちろん簡単にはなれません。

攻め様はかなり異常と言っても差し支えないくらい乳首フェチの変態さんですが、
受け様は攻め様から敏感乳首の責任を取ってもらう為に、攻め様に治療を依頼。
治療方法を探す為に、事前検査と称して受け様の乳首を再び堪能する攻め様。
ある意味薄情、自分勝手で人でなしの部類に入るのではないかと思われる攻め様。
でもその攻め様を好きになってしまった受け様。
最後は受け様の寛容さが攻め様を受け入れる事になるようなお話でした。
書下ろしの部分は攻め様の変態ぶりの過去日記と受け様の寛容さを
ヒシヒシ感じる内容になっていました。
乳首萌えと言うよりは、過去の初恋が実るストーリーって感じですね。

1

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