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表題作アンタイトル 1

あらすじ

カフェに集った男たちは悪魔と死神。人の願いの代償に「魂」をもらいうける悪魔と、死んだときにその「魂」を持ち去る死神は、同業者でライバル。それぞれに人間世界を堪能しつつ暮らしているが、悪魔には長いこと「願い」を叶えたい人間がいて…?ほか、夕暮れのバス停で出会った二人の男の切なく美しい出会いと別れの物語など、往きて帰らぬ時を慈しむ、ファン垂涎のアンタイトル(題名のない)な短篇集!

作品情報

作品名
アンタイトル 1
著者
紀本 
媒体
漫画(コミック)
出版社
twn
電子発売日
4.5

(6)

(3)

萌々

(3)

(0)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
27
評価数
6
平均
4.5 / 5
神率
50%

レビュー投稿数1

1冊で読んで見たいと思える作品

電子書籍で1話ずつ配信される形式になる作品のようなのですが、
1話を読んで思うのは、1冊でまとめてががっと読んで見たいと思わせる作品。
ファンタジー系なのに、何処か地に足着いた雰囲気が漂う不思議なテイスト。
カフェで会話してるイケメン三人それぞれが人間でない、でもきっちりスーツ着て、
会話してるのが死神で、ちょっとワイルド気味なのが悪魔、内容は情報交換。
いったいどんなお話なんだろうと興味を惹かれてしまうのです。

きっちり人間社会に溶け込みながら、人間と契約を交わし魂を頂く為に活動する悪魔。
死神と悪魔は、情報を交換する事で不可侵の内容確認をしてる。
それは死神が連れて行く予定の人間が悪魔と契約する対象と解れば手を出さないと言う
暗黙の了解みたいな感じでしょうかね。

そして、悪魔が契約をしようとしている相手は絵本作家、でもこの作家さん、
願い事が何もないと言う希薄な人で、悪魔と作家さんは何気に1年も同居してる。
その1年の間に二人の気持ちがどうなって行くのかっていう内容ですが、
どこかほのぼのしてる空気があって素敵な感じなのです。
人外ものなのにそれ以上の深い思いが視えたりする感じが良かったですね。

1

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