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表題作幻想心中

坂崎士郎 消費者金融会社社長 27歳
森川真砂 21歳

その他の収録作品

  • ひとでなしとろくでなし
  • ろくでなしの傷、ひとでなしの立場
  • ろくでなしの立場、ひとでなしの傷
  • ろくでなしとひとでなしの恋
  • エピローグ
  • あとがき

あらすじ

負債を負った両親に売られた真砂は、客の愛玩動物となるべく調教を受ける。
共に暮らすうちに、次第に自らを辱しめる男・士郎に魅かれ始める真砂。
しかし、そんな真砂を待ち受けていたものは、士郎の手酷い裏切りだった。
心に大きな傷を負って逃げ出した真砂だが、5年後、自らの手で士郎への復讐を遂げるために戻ってくる。
しかし再び士郎とまみえたとき、真砂の心は…!?オール書き下ろしのハード・ラブ。
互いに執着し合う2人の導き出した結論とは。

作品情報

作品名
幻想心中
著者
高崎ともや 
イラスト
桜城やや 
媒体
小説
出版社
桜桃書房
レーベル
Eclips romance
発売日
ISBN
9784756713100
2

(2)

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萌々

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中立

(2)

趣味じゃない

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レビュー数
2
得点
2
評価数
2
平均
2 / 5
神率
0%

レビュー投稿数2

ひとでなしとろくでなし

なんちゅーか、お互いに惚れあってるのにひねくれてる二人のお話。

ひとでなしの攻めに、ろくでなしの受けと書いてありますが。
受けはろくでなしではなかったです。
だって、ホントのろくでなしなら売られそうになった時に逃げ出した後、自堕落に生きるはずです。
体を売って…って書いてあるけど、一緒に暮らしてた人に援助されてなかったんだもん。
しっかり自分を持って生きていましたがな。

どっちも思い入れ強すぎて、「お前は俺のもの」状態でしたね。

桜城センセのイラストは、線が細かったです。
あごがラインがとがってます。
スーツを着てるのに悪の雰囲気が出まくりの攻め。
チャラ男っぽいのに上品さが出てる受け。

このお話の中に、政治家さんが出てきますが…。
攻めと同族の魂をもっていて(つまり、ひとでなし?)、やはり愛でている実弟がいます。
こちらのお話も読んでみたい。もちろん、桜城センセのイラストで。

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イマイチ…

ドロドロの愛憎劇っぽいのを期待してたんですがなんかイマイチ。

親の借金で売られた真砂[受]を士郎[攻]が調教するんだけど、途中から真砂に優しい言葉をかけてちょっと甘やかして心を少し開きかけた所を残酷に裏切ってみせるっていう冒頭シーンは結構面白かったんで期待したんですが、読み続ける程にあれれ~?って感じで。
口では殺してやるって言ってるんですが、その割には互いの空気が張りつめてないというか緊張感が無いというか。
こうもっとスリリングな関係な2人を読みたかったんだけどなあ。
最後はなんかラブラブしてました。

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