犬との日々

inu tono hibi

与狗相处的每一天

犬との日々
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神2
  • 萌×23
  • 萌8
  • 中立4
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
6
得点
50
評価数
17件
平均
3.2 / 5
神率
11.8%
著者
 
媒体
コミック
出版社
大洋図書
シリーズ
H&C Comics HertZ SERIES
発売日
価格
¥619(税抜)  ¥669(税込)
ISBN
9784813030102

あらすじ

両親を早くに亡くした尚は、
血の繋がりのない大学生の竜平と一緒に暮らしている。
8年前、ある事がきっかけで、
海外での仕事が多い竜平の父親・芳樹に竜平の面倒を見てほしいと頼まれる。
そして現在、竜平の就職先も決まり、
これ以上甘えられないと思った尚は家を出る決心をする。
尚は竜平に打ち明けるが、
「ここにいてほしい」と突然抱きしめられて!?

(出版社より)

表題作犬との日々

父親が不在がちの大学生 竜平
竜平の世話を頼まれ一緒に暮らす天涯孤独の青年 尚

その他の収録作品

  • memories

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レビュー投稿数6

王道だけれど物足りなく、だから気楽ともいえる

疲れている時に読みたくなる水名瀬作品。
きれいな絵で読みやすくて、キャラクターはかっこよく
よくも悪くも話は深くなく、結構な葛藤や愛憎劇もあったりするんだけれど、
芸術映画じゃなくて、オシャレなTVドラマのようにで表面的にサラッとしていて、
でもおもしろさとキュンとするシーンもある。
つまり気楽なんですね。
だから大好き!ともならないけれど、安定したクオリティで疲れている時には読みたくなる。

放浪壁のある父親を持つ、竜平。
事情があってずっと同居している真面目できれいで、男にもてる年上の男・尚。
犬と言っても執着バカわんこではなく、正統派のお利口な番犬(笑)

受けが身の上や同居したいきさつ、一緒に暮らした年月のエピソードなど、
書き込めばおもしろそうなネタは一杯あると思うんだけれど、それらはあまり膨らまず、
最後の落ちは、サラッというよりも唐突にあれ伏線もなしにそういう話?という感じだったかな。

それにしてもこれを読んで思ったのだけれど、水名瀬作品には父がらみの話多くないかな?

最後後書きの、作者の「猫との日々」の漫画がかわいかったです♡

1

人なつっこい子だけれど

 大学生の竜平は、尚としているのですが、この二人は実は他人なのです。
 尚は、竜平との同居を解消したいと告げるのですが、それは竜平の今後のことや、尚が自分の気持ちを知っていたからなのです。

 年が離れているのに、他人同士で同居しているのかが最後に明かされるのですが、このあたりはちょっと切ないと思いました。少数派として生きていくこと、そして尚が道を誤らないようにするという竜平の父、芳樹の配慮は、切ないです。

 竜平からすれば、いままでずっとそばにいてくれたのに、突然出て行くと言われて戸惑うのもごもっともです。それでもどうしても尚を引き留めてしまったり、竜平の父の帰国で戸惑ってしまうのは、彼も尚を守るという気持ち以上のものがあったんでしょうね。

 竜平、尚のやりとりでお話が進んでいくので、読みやすかったのですが、少し物足りなさを感じた1冊でした。

1

ワンコもいろいろ

今回は小学生のころから受様とともに暮らす大学生と
攻様の世話をする為共に暮らす天涯孤独の青年のお話です。

一つ屋根の下で暮らしてきた2人の関係が
家族から恋人に変わるまでの本編とその後編を収録。

天涯孤独な受様は赤の他人である攻様と
ひとつ屋根の下で暮らしています。

海外での仕事が多く不在がちな攻様の父親から
当時小学生だった攻様の面倒を見て欲しいと
同居を持ちかけられられてから
攻様を大切に育ててきました。

受様ももう30間近、
大学生になった攻様が就職を決めた事きっかけに
攻様の家から出て行く事を考え始めます。

そもそも御近所では
受様は親戚だといっている受様ですが
本来なら攻様達親子とは何の繋がりないのです。

しかし攻様にとって受様は
不在がちな父親よりもずっと身近で
家族以上に大切な人になっていた為
受様の「出ていく」宣言は寝耳に水!!

思わず受様をギューーーと抱きしめて
ココにいて欲しい!!と迫ってしまうのです。

攻様が受様を抱きしめたのは
一人の男としての愛情故でしたが
ニブニブな受様は
家族続きとして大切にされているのだと
別な方向で嬉しく思ってしまいます(笑)

果たしてこんな二人の恋の行方とは?!

ひとつ屋根の下で暮らしていた
疑似家族な2人の恋物語になります。

受様を攻様の保護者として
自宅に住まわせることにした父親に
受様を守ってやれと言われた攻様は

優しくて気さくな質らしい受様を狙う
ストーカーの類からも
攻様を守っていていたワンコ君なのですが

父親が受様を同居させているのは
受様の恋人だからだと思っているのです(笑)

それでも好きな気持ちは抑えられず
受様に手を出しちゃったら
受様はすんなり受入れてくれて

恋人である父親が戻ってきても
受様が態度を変えないことにグルグルして
受様がソレをまた誤解すると言う
スパイラルな展開は面白かったです。

但、
受様を付け狙うストーカーとの絡みや
もともと攻様が誤解した
「父親の恋人」と思った訳等は

わざとらしい展開というか
作者的な都合の良さを感じがして

作中ではいろいろと
攻様のワンコ属性が強調されていますが
タイトルに「犬」がつくほどの
ワンコっぷりは感じられなかったです。

読みやすいお話だし
年下ワンコはMYツボなのですが
今回は『萌』とまりとさせて頂きます。

描き下ろしの短編は
攻様が受様にスーツをプレゼントされるお話♪
攻様じゃなくても服を贈るのは~的な
ラブラブな後日談です。

まぁ、これがなくても
この2人なら今後は無問題でしょう(笑)

今回は私好みのワンコな攻様で
北上れんさん『ホネヌキにされたい』をおススメ。
受様がクールビューティなのもMYツボなのです♪

3

色々と思ってしまう本。

キレイな表紙だなぁ~と、
発売当初から目の端に引っかかって気になっていたのですが、
他に読みたい本がいっぱいあって、手に取ってもいなかったのです。
で、改めてちゃんと見たら、水名瀬さんの本でビックリw
表紙の絵とタイトルから、
穏やかでゆったりとした雰囲気の本なのかな?となんとな~く思っていて、
その印象は、自分が水名瀬さんの本に持っている印象とは真逆のものだったので。

読んでみたら、
全然、穏やかでゆったりって感じじゃなかったですw
いや、水名瀬さんの本にしてはそういう部類に入るのかもしれないし、
そういう展開にもできそうな設定の話ではあったけど、
なんか良くも悪くもドラマチックで、ああやっぱりなぁ~
さすが(?)水名瀬さん、という感じです。


攻めが小学生の頃に、8歳程年上の受けが家にいきなりやってきて、
攻めがもうすぐ大学を卒業する現在まで、ふたりは同じ家でずっと一緒に暮らしている。
攻めの父親がいきなり受けを連れてきたからなのだけど、
その当の父親は仕事で外国に行ってしまって殆ど家にいなくて、実質ふたり暮らし。

一緒に住んでいるう続きちに、受けのことがすごく好きになってしまった攻めと、
すっかり成長した攻めに心揺れながらも、いつまでもこの家には居れないと思う受け。
一枚の写真の存在により、受けと自分の父親は恋人同士・・・
そう攻めが思い込んでいるため、ふたりはすれ違いを繰り返しながら物語は進んでいきます。


受けが何度も男に襲われるシーンは必要なのかな?とか、
長く一緒に住んでいるんだから、その期間の想い出とか心の繋がりとか、
そういうエピソードが重ねられるといいのになぁとか、
一番の盛り上がり部分が “勘違い” なので、
それって、事前に尋ねていればよかっただけなんじゃ?いつでも聞けたよね?とか、
なんか色々思ってしまった本でした・・・。

よかったのは、
きっとふたりは今後幸せにやっていくだろうなぁ~ということと、
表紙と口絵のカラーの絵が素敵だったことと、
あとがきの、作者の飼い始めたという猫が可愛いコトやるなぁ~とか、そんな感じでしたw

3

確かに番犬

茶鬼さんが上手に解説しているので、特に明記する事もないような感じなんですが、
個人的には、可もなく不可もなくなありがちな作品だったような気がします。
健気な年下ワンコが、ある日父親が連れてきた綺麗な男を、海外勤務で留守がちな
父に頼まれた事を切っ掛けに、成長と共に好きになっていく。

ワンコ攻め様は受け様を父親の愛人だと勘違いしているけれど、
恋する気持ちは止められない、そして受け様も、いつも守ってくれる攻め様に対して、
家族以上に気持ちを持っていて、勘違いしながらも抱き合って、その後に擦れ違い
全ての事が分かった時はお約束のハッピー展開。
受け様を狙うストーカーなんかもいて、盛り上がるかと思えば肩透かしされた感じで
なんとなく、もう少しなんて思ってしまいました。

5

後出しジャンケン

今回の属性はワンコですが、犬は犬でもワンコです。
ドーベルマン?というより~秋田犬って感じかな?
淡々と、ちょっと切な目で進行するお話なんですが、まあこれは仕方ないといえば仕方ない、物語を面白く見せるための王道展開パターンではあると思うのですが、
意味深なシーンを前半部で見せながら、実はそれはヒントでもあり引掛けで、そのネタ明かしが「後出しジャンケンなのかーーー!」
と、まあ、これにしてやられた!と思うよりはやっぱりそうだったかの方が大きくて。
意外性を求めるわけではないのですが、全体を通すと番犬ぶり(=執着)を魅せる話だったのかな?そちらのほうがウエイトが大きいのかなという印象が残りました。
なので、結果恋愛としてはとてもスムーズだったんです。

父親が出張がちで不在が多い家に暮らしているのはそこの息子・竜平と、血の繋がりがないがある日父親が連れてきて一緒に住むことになった身寄りのない天涯孤独の尚。
尚には、竜平の面倒を見て欲しいと。
竜平には、尚を守ってほしいという父親。
そうやって始めての出会いから、ずっと一緒に暮らしてきた二人ですが、竜平の就職が決まったこ続きとから、尚は家を出ることを考え始めていました。
竜平は尚は父親の愛人と思い込んでいるのですが、尚への気持ちが抑えられず。
尚は竜平を意識して、二人は好き同士を確認するのですが、そこへ父親が帰国して~

二人の気持ちの盛り上がり、互いの必要性、そして誤解と想いこみによるスレ違い、と、見せ場のある展開ではあります。
尚が、男性に好かれてストーカーが付きやすい設定のようです。
確かに30手前で綺麗という設定ですが、人物魅力は「健気」しか見えなくて、多分に男に好かれやすいという設定自体も、後の伏線でもあったのだな、と案外わかりやすいです。
竜平については、わかりやすいと思います。
一緒にくらすうち、父親に言われた守るという使命から育っていた執着心。
父親の恋人と思い込んでいてなかなか尚に気持ちを伝えることができないという、番犬としての葛藤。

障害さえ取り除いてしまえば、あとは容易。
シンプルな筋立てでわかりやすいのではありますが、何かあとに残るインパクト、という点で弱かったような。
後出しジャンケンで全てを解決してしまうのは、どうも安易かな?と思った理由でありました。

6

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