ビューティフル・サンデー

beautiful sunday

ビューティフル・サンデー
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神8
  • 萌×213
  • 萌4
  • 中立1
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
9
得点
105
評価数
27件
平均
4 / 5
神率
29.6%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
幻冬舎コミックス
シリーズ
幻冬舎ルチル文庫(小説・幻冬舎コミックス)
発売日
価格
¥571(税抜)  ¥617(税込)
ISBN
9784344827004

あらすじ

婚約者の弟・小鳩と期間限定の恋人という不思議な関係になってしまった恭輔。どんなに冷たくあしらっても、小鳩は恭輔に一途で――。

(出版社より)

表題作ビューティフル・サンデー

北見恭輔 化粧品会社エリート社員で専務の娘の婚約者
稚野小鳩 恭輔の婚約者の弟で高校生

その他の収録作品

  • 週末の甘い部屋
  • あとがき

評価・レビューする

レビュー投稿数9

性格悪い攻めに全く萌えず。。

傲慢で俺様攻めは大好きなのですが、どうしてもこの攻めが好きになれず。
ただただ性格が悪いだけで、大して仕事もできない男という印象です。
傲慢な部分がスケールが小さいというかやたら所帯染みているからでしょうか。
対する受けも健気ではあるのですが、何で嫌われてると分かっても自分を犠牲にしてまで攻めのこと好きで会いに行くのか全く分からず。。
逆上して、愛を教えてよ!というセリフにもピンと来ませんでしたし、改心した攻めの今更感も気になりました。
好きそうな設定だったのですが、残念ながらハマりきれませんでした。

0

野心家攻め×健気不幸受け

不幸な生い立ちで健気な受けが酷い攻めに苛めら更なる不幸が…というお話に萌えます。
なんてかわいそうなんだ、、、
酷いよ、、、
と思いつつもすごく痛いところまではいかない不幸さ加減が私の許容範囲なのでちょうどいい塩梅でめいっぱい堪能しました。

攻めは子供のころ家が貧しく屈辱を感じていたせいでいつか見返してやると野心家なわけです。
好きでもない女と結婚して逆玉に乗るのも、自分の仕事の成果を掻っ攫われても将来のための投資と割り切るくらいにクールで計算高い。
そんな攻めに、ピュアな心で「期間限定でいいから恋人になってほしい」と懇願するのはワガママお嬢な恋人とは似ても似つかぬその弟。
なぜか家では母親と姉に苛められシンデレラ状態。
でも、攻めにはお金持ちの坊ちゃんの気まぐれとか思われイジワルされてしまうんです。

お仕事関連の場面の描写がよかった。
商品を売るための企画やアイデアが面白く、それが二人の関係を一層深めることにもつながるというのも素敵でした。

上司の年上なのに童顔で一見美少年な周防さん。
背景や性格がしっかり描かれていて魅力的でした。
旧版の後に出続きたドラマCDでは福山さんの声だと知ったら、聴いたことないのにもうそれにしか聞こえないです。

「愛ってなに?」と小鳩が恭輔に迫る場面が好きです。
愛されたことも大切にされたこともない小鳩が、自分の体をどう扱おうと自由だと言う言葉の裏に、愛してほしいと泣き叫んでいる声が聞こえて苦しくなります。
大学生や社会人と大人になっていく小鳩と人として成長していく恭輔のこの先が見てみたいと思う作品でした。

4

健気受けって萌えますよね!

野心家のひどいオトコな攻めと
そんな男が好きな健気でいじましい受けの話です。
こういうの大好きです。大好物です。
絵師さんが違う方も読んだことがあります。
個人的には小鉄子さんのよりも、
もうひとつの絵師さんの表紙の方が
雪の背景で雰囲気が伝わってくるので好きです。
小鉄子さんも勿論大好きですが、挿絵でいえば
あちらに軍配があがりますね。

受けは引き取られた子なので家ではひどい扱いを受けています。
そして、それを隠して攻めの元に通いつづけます。
どんなにひどいことをしても、されても、めげずに、
売春まがいのことをして、それでお金を稼いで
健気に攻めに会うために、自分の体を切り売りするんです。
そして、自分の体を大事だと思っていないため
なぜ攻めに怒られるのかが分からない。
ひょんなことで攻めがいろいろ知ってしまい、
受けに怒るんですが 受けは何故攻めが
そこまで怒るのか一切わかりません。
愛を教えて、と泣くシーンがあるんですが、
そのセリフと受けの背景を考えて思わず泣いてしまいました。
家族にすら愛されたことがないので、愛というものが
続きよくわかっていないので、危険なことすらもしてしまう、
胸がぎゅうっとしめつけられました。
本当に途中から受けの幸せをずうっと願っていました。
最後は家のごたごたなどがあり、ふたりとも関係しているので
決して幸せとは言えないんですが、ふたりならではの
幸せというものを掴んでエンドを迎えます。
ただただ二人で居て、それで幸せ、というお話も
勿論好きなんですが、このように色々考えさせられるような
重いテーマを持っているお話も大好きなので、
大変楽しませていただきました。
健気受け、シリアスが好きな人はぜひ!
改訂版なので、それにあたって数ページ書き下ろしが
載っています!萌えはげました!w

3

丁寧な作り

展開にとても説得力があります。

過去が原因で愛を信じていない、傲慢な男が、これまた不幸な育ちをひきずる、純真で健気な子と出会って、二人で本当の幸せをつかむという話は、確立されたひとつのパターンのようで、私もいくつか、似た話を読んだ覚えがあります。

好みのタイプの筋なので、この本も、こちらでの評判の良さを知り、躊躇なく買いましたが、予想以上でした。

このお話の優れたところは、二人の独特の考え方や、心が通じ合うまでの過程だけでなく、恭輔が小鳩からヒントを得て仕事で成果をあげる流れや、婚約者をさほど傷付けずに別れることができた理由など細部まで、とても自然に無理なく描かれているところです。

二人が結ばれ、これから一緒に幸せになるのは当然のことと、心から納得して本を閉じることができました。

2

もう一度、君達に会えた喜び

会いたかった、二人に。
久しぶりに読んで、もう一度会う事が出来た幸せが、また蘇りました。
限定の小冊子や同人ではなく、ちゃんと誰でも買える形で彼らに会えて。
とにかく嬉しかった一冊です。

2012年(去年)の年末に発売された文庫版です。
書き下ろしが目的で買った一冊でした。
本編は恭輔の視点で書かれていますが、書き下ろしの「週末の甘い部屋」は小鳩の視点で書かれています。
金先生の挿絵の2007年度版では、ちょっぴり辻褄が合わない部分(時系列で)がありまして。
そこら辺が修正されていたり、少し書き加えとか言い換えもされていたりします。
個人的には旧版がお気に入りすぎるので、直されている部分や書き加えで読んでいてひっかかってしまいますが。
初読みならこの本で全然OKだと思います。

イラストは、前回が金ひかる先生で、今回が山本小鉄子先生。
描かれるシーンの違いや、同じシーンのチョイスでも描かれ方が違うので。
もちろんキャラも描かれ方が違うので、二度美味しい感じで楽しませて頂きました。
本編の感想は、旧版の方に書いています。
なので、こちらでは書き下ろしの続き内容に触れたいと思います。
たったP26ページだったのですが、二人のその後を知ることができて幸せでした。


小鳩が東京ー大阪間を行き来する生活が、もうすぐ二年になる秋の日。
受験に専念する為に、しばらく大阪へ来る事を控えるように、恭輔に言われてしまいます。
次に来るのは二か月先のクリスマスに、という恭輔。
小鳩は何とかひと月我慢しますが、耐え切れなくなり黙って大阪へ来てしまいます。
会社の入ったビルで、ひと目だけでも見ようと隠れて待ち伏せ。
小鳩は、本当に隠れて見守りが好きですね!
そして今回は、恭輔の上司、周防に見つかってしまいます。
周防は小鳩を恭輔に会わせようと、恭輔のいるところへ連れていってくれますが…?


とにかく、あまい。
Hシーン無しなんですが、すご~く甘いです。
「そうじゃない。週末だよ」
この台詞にやられました☆
これだけじゃ何の事だかわかりませんね?
読んだ方にはわかると思うんですが…。
他にも、恭輔と周防のやりとりとか、小鳩の家族のその後とか。
色々盛り沢山で、とても嬉しい幸せな一冊でした(>_<)

本編もそうなんですが、雪代先生は行間がうまい。
そして、ズキュンッ!とくる台詞が要所々々にある。
旧版では、帯にこのズキュンッ!が書かれていたそうです。
私が買ったのは帯なしだったので、残念☆
本編での恭輔の変化と台詞が、とにかくツボな作品でした。
雪代先生ありがとう♪

2

本当の自分

エリート×お坊ちゃまのお話かと思って読んだら、違いましたね。

最初はこの攻めを、自分の外見的魅力を分かってて好きでもない女性と出世の為に結婚しようとしているバイかぁ嫌な奴だなと思いました。で、一社会人の立場から受けのこともちょっとめんどくさい子供だなぁと(笑)

読み進めて、受けのなんか訳アリっぽい雰囲気、攻めの過去、で「お?」と思い、後半では、お互い生きるために繕っていた姿ではない本当の二人が見えました。
攻めは途中から完全にクールなエリート仮面がはがれて、苦労して這い上がった一人の青年にみえてきます。受けは温室育ちのなお坊ちゃまから、世間の厳しさを知る少年に。

エロもわりとあるんですけど、えっろ!みたいな目でみられないというか(^_^;)なんか普通の恋愛なんですよね。
健気受け大好きな私が、ツボではなかったのは意外としたたかっぽい雰囲気があるからなのかなぁ。何かしら痛い目見るべき攻めが全部都合よくいったのが面白くなかったのかなぁ(笑)
でもたぶん私は多少BLファンタジーがないとだめなのかなって気がします。

お話としてはとても面白かったです。

1

読んで良かった

あまり得意な作者さんではなく、あらすじを読んでも、
不幸な感じの物語は好きではないので、買うつもりはありませんでした。
でも、レビューを読ませていただき、どうしてもどうしても
読みたくなってしまい、購入にいたりました。

自分の野心のために専務の娘、麗奈と婚約した恭輔は、
出世のために、東京から大阪に異動になる。
そんな恭輔は、見知らずメールアドレスに呼び出され、
大阪にいる間だけでいいので、恋人にしてほしいと突然言い出されます。
呼び出したのは、麗奈の弟の小鳩でした。
自分の弱みも握られていたこともあり、不承ながらも
付き合うことになります。

辛い過去ものはあまり好きではないですが、
そこも読ませる作者さんがすごいな~と思いました。

この展開を楽しんでいただきたいので、
これ以上のネタバレを避けます!

正直、電車の中で読んでいて、何度か泣きそうになり、
目をパチパチしてごまかすという、苦行をすることになりました(笑)

4

心に響く作品

文庫化になって再び読んで見ると、やっぱりいじらしいくらい小鳩くんが健気です。
攻め様の初めの態度の悪さも、攻め様の生い立ちを考えたらアリだと思えるけど、
同族嫌悪から、次第に絆されるように気になり、そしてどんどん受け様に惹かれていき、
攻め様が遠い昔に切り捨ててしまった感情を手に入れるきっかけになる受け様。

二人は恵まれなかった生い立ちが似ているからなのか、本質は何処か似ている気がします。
でも違うのは、過去の苦い出来事をバネに、利用できるものはなんでも使うずる賢さと
討たれ強い心の強さ、でもそれは決して幸せにはなれないと予感させる。
そして受け様も、好きになった人に会いたい一心で、自分のたった一つの財産でもある
身体を切り売りするような事で、大阪に転勤になった攻め様に逢いに行く為に
愚かな行動をとっている。

考えてみたら、その行為自体も二人は似たことをしている気がします。
攻め様は己の出世のために愛してもいない相手と婚約して、自分を切り売りしてる。
受け様は初めて好きになった相手に週末に会う為だけに援交をする。
それでも、せめてもの救いは受け様の相手続きが足フェチなだけのオッサンで最後までは
関係を持っていなかったことでしょうかね。

誰にも愛された事も必要とされた事も無かった受け様がとっても不憫で、切なかった。
愛を切り捨てた大人と愛された事が無い少年、二人の思いが通じ合った時、
優しい時間が流れ始める。
胸にじんわりくるストーリーで、ラブだよねぇ~と感慨に耽る事が出来る作品。
それに攻め様の関西支社での上司である周防さま、いい味出してるキャラさんで、
是非この周防さま主役で1本読んでみたいなと思ってしまいました。

4

旧版は、今も変わらず私の『神』です。

旧版は、今でも私の好きBLの最上層に位置する神作品です。こちらは書き下ろしのためだけに買いました。

本編はほぼそのままですが、わずかに加筆されてます(ストーリーに関わるほどではないですが)。

イラストが変わっていなければ、もちろん『神』のままでした。それだけが残念です。山本さんの絵がどうこうではありません。苦手でもないですし、漫画はむしろ好きです。ただ、この作品にはまったく合ってなかったと感じました。読みながら違和感がものすごくて参りましたよ。
旧版は金さんのイラストも込みでの『神』なので、変わった時点で個人的にどうしても『神』にはなり得ませんでした。でも限りなく神には近いです。

内容としては『年の差もの(年上攻)』の大傑作だと思っています。
本編の感想は旧版レビューにも書いていますので繰り返しませんが、もともと『年の差もの(年上攻)』自体がいちばんと言ってもいいくらい好きな設定で、この作品はその中でもものすごくお気に入りなんです。雪代さん自体がかなりの好き作家さんですが、その中でも間違いなく私の№1です。

本編は終始恭輔(攻)視点ですが、書き下ろしは小鳩(続き受)視点で、時系列としては本編の1年と数カ月(半年以上)あとです。

恭輔には、受験生だからしばらく大阪には来るなと言われたものの、どうしても我慢できなくて来てしまった小鳩。
本編で無駄なくらいに存在感のあった恭輔の上司・周防との絡みもありますが、周防がまた目立ってます。この人いいキャラクターだなあ、ホントに。
小鳩の家族のその後もさらっと触れられていました。

数年後の2人(小鳩が大学生になって大阪で暮らすようになってからとか)のストーリーも読んでみたいですが、これはこれでよかったです。このためだけに買った甲斐はありました。

正直なところ、こちらの本編の再読はないです。今後は読みたくなったら旧版を読んで、新装版の書き下ろしだけ読む、という形になるでしょう。

13

この作品が収納されている本棚

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