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表題作うさんくさい男

仁科櫂,大手化学品メーカー研究所研究部勤務
春口蓮,大手化学品メーカー研究所研分析センター勤務

同時収録作品うさんくさい男

涼太の店に生地を卸す問屋の息子25・三上真治
蓮が溺愛する弟で手芸洋品店勤務24・春口涼太

その他の収録作品

  • あとがき

あらすじ

恋人の仁科よりも、ついつい弟の涼太を優先してしまう蓮。ある日、怒った仁科に、弟にも聞こえてしまう激しいHをされてしまい!?

(出版社より)

作品情報

作品名
うさんくさい男
著者
松雪奈々 
イラスト
街子マドカ 
媒体
小説
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
幻冬舎ルチル文庫
シリーズ
いけ好かない男
発売日
ISBN
9784344827011
3.5

(42)

(5)

萌々

(17)

(17)

中立

(2)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
13
得点
146
評価数
42
平均
3.5 / 5
神率
11.9%

レビュー投稿数13

続編待ってました!

前作の攻めの持ち味がツンツンツンツンツン…デレ!なので、両思いになったことでその持ち味が薄れるかと思いきやなんのその。
付き合ってからも相変わらずツンツンっぷりを発揮します。
その実、それは独占欲の裏返しでとても楽しく読みました。
かなり綺麗に終わったので次こそ続編ない気もしますが、またこのカップルのお話読みたいなー。

2

ツンデレ最強

「いけ好かない男」の続編です!
挿絵も引き続き街子マドカ先生。
前作よりも、受けの蓮くんのラブリー度がアップしてるように感じました。
特に巻頭のカラーイラスト…!
なんだこのかわいい生き物は…!って思ってしまいました。

分類としては…年下、敬語、執着攻め。天然、ツンデレ受け。って感じでしょうか。
攻め様と受け様は会社の先輩後輩です。
働く男です。
素人にはわからない専門用語なんかも出てきます。
会社Hもあります。
Hは、プレイは割と普通ですが…攻め様が受け様を好き過ぎて、執着ぶりにエロスを感じました。
表面上は平然としているくせに、内心では受け様をとにかく自分のものにしたくてたまらない。いじめて泣かせてでも自分のことを刻みつけたい。その執着っぷりが萌えます。
ツンなのに、可愛げを無意識にポロポロ放出してる受け様の天然記念物並みの可愛さも本当に萌えます!!

受け様の弟カップルもちょっと登場します。

2

仁科の1P丸々使った告白が面白かった!

気がついたら甘いお話でした。
松雪先生の作品では好きな方だった『いけ好かない男』の続編ということで読まねばと。
皆さんの評価がかなり分かれてる感じだったのでどうかと思いましたが、すらっと読めて
面白かったです。
松雪先生の文章の書き方はコミカルで嫌いじゃないです。
無自覚な天然美人年上受様が相手では、攻様も苛めて倒して可愛がりたくもなってしまうのでしょうか。
この作品の受様は極度のブラコンで弟に対してかなりのご執心なので、恋人の仁科が
嫉妬のあまり、受様を苛めてしまうのもしょうがないかと・・・
この作品の見所は仁科が考えていることを受様・蓮に告白する所です。
タイトルには1Pと書きましたが1Pちょっとありますww
この、息もつかせぬ告白の書き方がほんと笑えましたww
こういう、文章の使い方ができるのって個性があって素晴らしいと思います。
文章の中に1つでも個性が光る所があると、作品の価値が凄く上がります。
仁科も蓮のことが好き過ぎて、かまい倒しちゃってるみたいなので、最後の方は
甘甘で良かったです。

2

お兄ちゃん再び

続編というのは知ってての購入だったんですが、
さて、、、どんな話だったかな~なんて思いながらの読み始め
思い出しましたww超のつくブラコン兄(受)が、弟の敵を取るべく向かった先。
まさにミイラ取りがミイラw
アホで可愛いお兄ちゃん受な一作。
今回は、晴れてカップル成立してからの二人のお話でしたね。
相変わらずのブラコンっぷりが可愛い1作でした。

とはいえ、晴れて恋人に昇格した攻は、
あいかわらず弟命な受にもっと自分を見て欲しいわけで
とはいえ、恋人どうしになってloveが増している受は、
もっと攻に愛して欲しいわけで。
紆余曲折な二人のテンポがオイシイ一作でした。
このくらいライトに読める作品好きです(ノ∀`)
そんで、最終結局攻の手のひらの上で転がされる受っていうね。

弟くんは弟くんで、相変わらずという感じですし。
弟属性みると妙に萌えるので、もっと兄に愛されればいいw
これまた続編あるのかしら。。。ないか

0

『いけ好かない男2』

松雪先生で購入しました。

蓮(受け)のことをツンデレと仰られている方が多いようですが、自分は櫂(攻め)にそう思えました、ガキツンです。
蓮は真面目で常識派+ブラコンなだけなのに、それが、櫂の「お子ちゃまの好きな子苛め」に拍車を掛ける原因になってしまい、つい徒(あだ)な所業をしてしまう訳です。
恋人が自分より誰かを優先するなんて厭だ!
それも達く直前に「マテ」なんて、それもう最悪!男なら分かるだろー(怒)?!

前作「いけ好かない男」から1年経っての本作ですが、本の中では、付き合いだして2週間目の話です。
毎晩、恋人をおかずにしてコイている頃ですよ。
まだ安心出来る仲ではなくて、初めての男の恋人だし、年下男の矜持と言うか、目の色変えて自分を追って欲しいとか、自分が主導権を握ることに、まず先手をって感じなのでしょうか。
それが、蓮を怒らせてしまったり不安にさせたりと悪循環してしまうんだけど。
カッコ良くて仕事が出来る櫂なのに、今までの恋愛で学習しなかったみたいで、いやはや。

弟カップルの方が、もう出来上がっているみたいです。
兄が思うより大人で恋に柔軟な弟の恋愛の方が、自分好きかも。
弟彼氏の探偵業に、彼氏の意に反して弟が出張って、あらー事件に―!・・なんて、もう想像しちゃってますv

そしてタイトルですが、
蓮の、本当に自分を好き?遊び?の対櫂への不安から付けたのでしょうが、ブラコン蓮が弟彼氏を不審に思うところ(字数が多かった)から来ているようにも取れました。
『いけ好かない男2』で良いと思いますけど。

4

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