泣いたカラスがもう笑う

泣いたカラスがもう笑う
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神7
  • 萌×28
  • 萌1
  • 中立1
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
10
得点
71
評価数
18件
平均
4.1 / 5
神率
38.9%
著者
 
媒体
コミック
出版社
芳文社
シリーズ
花音コミックス(コミック・芳文社)
発売日
価格
¥600(税抜)  ¥648(税込)
ISBN
9784832288379

あらすじ

南の親友烏丸は恋愛体質。背も高いし、よく見ればイケメンなのに、ノンケに振られては泣きついてくる烏丸に、うんざりする毎日を送っていた南。 「なんで烏丸は俺のことは好きになんねぇの?」 男同士の恋愛なんて他人事だったはずなのに、いつからか胸のモヤモヤが消えなくて…!? 男限定恋愛体質男子☓ノンケ男子の親友以上恋人未満なじれったい恋。他、没落貴族リーマンの恋も収録した、豪華2本立て作品集! 後日談の描き下ろし付き★

表題作泣いたカラスがもう笑う

元クラスメイトのカフェバイト 南
ノンケに恋しては振られてばかりのゲイ 烏丸猛

同時収録作品君の喜ぶ顔がみたい/ある晴れた日に

音楽家 ヒタキ 
没落華族の跡取り息子 白泉瑛正

その他の収録作品

  • カラスの勝手でしょ

評価・レビューする

レビュー投稿数10

ほのぼの系

個人的には、エロ無しほのぼの系のイメージが強い糸井先生。
表題作は、幼なじみの、くっつきそうでくっつかない、無自覚なすれ違いを描いた、ゆるめのギャグテイストの作品。
一応、ノンケの主人公の方は恋愛感情に気づき始めているが、一方のふられてばかりいるゲイキャラくんの方は無自覚で、ゲイキャラくんの兄にはバレバレで面白がられているところで終了。
この続きって描く予定があるように後書きあるけど、描かれているのかな?結末はどうなったのか、コミックスにはなってない?
元々、糸井さんの絵が手書きっぽいアート系なので、この作品でもギャグ顔と普通顔はきわめて自然で自由に行き来するのでで読みやすい。

コミックスの前半分は全く味わいの違う作品。
没落華族の末裔と現代音楽家のお話。
私はこっちの話の方が好き。

1

たくさんの笑顔がみたい人へ

読み逃していた一冊。

表題作はあとがきによれば、この続きとしてまだまだ先のお話が用意されているようです。表紙のような雰囲気を予想しながら読むと、ん?という感じではあるけれども、私は好きです。読者は、彼らのわからなさそうでわかる、そんな感情そのものを楽しめると思います。
作者のあとがきもワクワクする楽しみのひとつ。

ところでこの本は、一つ目の作品『君の喜ぶ顔がみたい』が...いやもう涙でした。これは何も語らない方がよいと思うのですがやっぱりなにか書いておきたい。この作品を読み終えた時点で私は一度本を閉じました、そのまま続きを読めそうになくて。お茶を淹れて一服、頭をからっぽにして表題へと移る。そんなことは久々だったなぁ。

純粋に絶品だと思います。
レビュータイトルはこちらに向けたものです。
運命や絆が存在するとすれば、そういうものの最上級クラスのなにかでつながっていくふたりのお話ではないかしら。頑張って「つながっていこうとする」ふたり、のほうが近いかな。個人的に、壁をぶち壊す系のストーリー展開がなにより大好物なので、こちらは迷わず好きな系統だったとは思います。けれど続きこの作品がめずらしいところは、ぶち抜く役が出逢いのシーンから一貫して迷いがなく、穏やかにかつ力強く攻め入り続ける。ぶち抜く役の行動はあまり描写がないのですが、その分すべてが想像できるほど強烈な印象(超自由な芸術家)で、気が付いたら完全に陣地に入られているのが不思議と心地よい感覚を残します。納得のラスト、主要人物が同じ場所で皆笑顔になれる、こんなに素敵なことってないかもしれない。深く沁み入る作品だと感じています。

ラストのモノローグは誰の心にも光を灯すものであってほしい。

5

じれったい、でもそれが良い

表題作より「君の喜ぶ顔がみたい」の方が長いですし、最初に収録されているので、読んでいて「あれ?」と一瞬なりました。

没落した貴族というので、昭和初期とか思いきや、パソコンが登場して不思議な感じがしました。ほんと、この作者様の作品は、嬉しい方に予想を外してくれます。あまりちゃんとしたハッピーエンドの作品って印象がないのですが、これは書き下ろし「ある晴れた日に」まで読んで、ほっとしました。

「泣いたカラスがもう笑う」は、書き下ろし「カラスの勝手でしょ」のマスターがそのものの感想を言ってくれていて激しく同感でした。じれったさに、見てるこちらがときめきます!

余談ですが、南の友人が気になります。他のコミックスに出ているキャラだったら面白いのですけれど。

1

続編期待

非常にかわいい|●´∀`)ノ)ナンダコレw
表題作「泣いたカラスが~」のほうが後半に収録されているわけですな。
なるほどなるほど。
惚れっぽい上に、かなわないノンケにばかり恋してしまうオカマ。
毎度毎度、好きだと浮かれては泣きつかれて恋バナを聞かされる主人公。
この二人の掛け合いがかわいくて好き。
いつの間にか日常になっていたこの関係。
ノンケで、しゅっとした男前が好きならなんでお前のこと好きにならないんだろな。
の一言がきっかけで、「え?あれ?そういえば・・・」から始まるなんだか複雑な心理描写がなんとも言えず良い。
気づかなければよかったのか、あまつさえいつかは結局なのか。
気になってどきどきハラハラしてしまう地点でそれは「アリ」なんだろうなと思うのよな。
攻守はどちらかといえば、オカマ攻希望w
オカマちゃんの、突如見せる“男”のギャップに萌です。
普段のクネっとしたオカマちゃんが・・な押し倒し!いいと思う!
ノンケはにゃんこな方がかわいいと思う。
続編も出るようなので、首を長くして待ちたいと思います。

さて、打って変わっての前半。
身も心も束縛続きされて、かごの中の鳥だった主人公が
みつけたひとつの光~な雰囲気というんでしょうかな。
雰囲気的には好きなんだけれど、いまいちインパクトが弱かった。
可もなく不可もなく。かな。

2

オカマキャラが不意に「男」に戻る時が好きなんです。

雰囲気ある作風の作家で、感動できそうだったので購入。
前の作品でも思ったけど、実はこの御方のイラストが苦手かも……
ラフな絵の部分が結構多いのですが、そういう部分の線の描き方とかキャラの表情とかが好きじゃないんですよね…。
ここぞというシーンの表現方法はキレイだし好きなんだけどな……それ以外の相性が…

■君の喜ぶ顔がみたい/ある晴れた日に
大人同士。
無愛想だけど甘えたがりの作曲家×没落貴族の末裔の優等生
親の形見のコインを側溝落とした受けを、通りすがりの攻めが助けてあげたのがきっかけで、親しくなって恋をする。
無愛想だけどとっても親切な攻めがよい。
しかし、没落貴族といえども一般人からしたら育ちがよくて、お上品で優等生タイプの受けはいまいちでした。
こういう性格のキャラはあまり好きじゃないので。
一見無愛想っぽいけど実は親切で甘えたがりで、意外と人付き合いが上手い攻めキャラがいい味だしてくれてたので、そこはよかったです。

■泣いたカラスがもう笑う
女子力の高いオカマ×意外と執念深い幼なじみ。
どっちもそこそこ面倒くさい性格の二人の話。
恋話しかし続きない強引でマイペースなオカマが8割方うざい。
残りの2割はというと…
ノンケに惚れるくせに幼なじみの自分を恋愛対象にみてないオカマにちょっと腹がたって意地の悪いことを言う受けに少しキレて、軽い復讐のために「犯すぞ」って迫ったのがめっちゃカッコ良かった!
オカマキャラが不意打ちで「男」に戻る時がめっちゃ萌えるので、ここはツボでした!!
いつもこのノリでいればいいのに…とオカマちゃんのアイデンティティをガン無視した欲望を抱いてしまったほどです…(´ー`A;)ゴメン

ただ、初回はふつうに男の子っぽさがあった受けが、2話目からまつげが強調されて『カワイさ』が増してたのが逆に残念でした。
男の子っぽい受けがよかったのに、受けっぽい受けにされてる……!(>_<)悔シイ…。。。

あと、どうでもいいけど脇役のロン毛キャラ(攻めの兄)が苦手だったな…
もっと普通のお兄さんでもいいのに…なんであのルックスなんだろ…?

まあ、それはいいとして…受も攻もどっちもけっこー面倒くさい性格なのであんま好きなキャラじゃなかったですが…
続きが出るようなので、たぶん買うと思います。笑
しゅみじゃないとは思いつつ購入予定という矛盾。人間て不思議。どうなったかは気になる程度には面白かったということか、な…?^^;

《個人的 好感度》
★・・・・ :ストーリー
★・・・・ :エロス
★・・・・ :キャラ
★★・・・ :設定/シチュ
★★★・・ :構成/演出

2

タイムスリップ感覚

不思議な感覚に陥りました
これは、良い意味でです
イラストには抵抗があり
なかなか読む気にならなかった
この作品

雑誌掲載時にもしっかり読むことはしないで、めくるくらいな感じでした
マスターの髪型がツボだったくらいで・・

コミックになってなぜが、急に読みたくなりました

・泣いたカラスがもう笑う
互いに近過ぎて気がつかなかったパターン分類ではありますが
その描き方がおしつけがましくなく、まわりくどくなく
読みやすい
続きがあるのかわかりませんが
個人的にはこのまま終わってほしい

・君の喜ぶ顔がみたい
この作品が不思議な感覚
久しぶりに感じる不思議な気持ちになりました
いつぶりなのか、何に似ているのか思い出せないのですが
何かの作品に似た感覚をうけました

没落貴族の白泉さん。。。
風貌からして怖い
気持ち悪いなと思ってしまった記憶が蘇ったのですが
しっかり読んだ後には、色気に感じました
人の印象ってすごい

唐突に出会ったヒタキさん
彼がとにかく、行動的で素晴らしい

でも、ヒタキさんが、白泉さんをどう好きになって続きいったのかは
全くわかりませんでした
ヒタキの口調や行動
生活スタイル、外見

何がヒタキなのかちょっと
不透明でした
音楽を作る方のようですので
そういった芸術肌の系統なのかな

ヒタキ側のことはわからないままですが、白泉さん側のことは
よくわかりました

不器用ではあるけれど、慎ましく粛々と運命と生きている
白泉さんに幸せになってもらいたい

2

続編待機!

2作目を読み損なってることに今気づいた。
これは3作目なのですね。
デビュー作が重たいお話だったし、木原さんの臭い男の話(タイトル失念ですみません)のコミカライズをされると聞いていたので、これもまたてっきり重く暗い内容なのかなと思っていました。
表題作の前に収録されている「君の喜ぶ顔が見たい」これ、ええ話じゃった~。

没落貴族リーマンの白泉様が、小さなアクシデントをきかっけにヒタキという男に出会うのです。って、今するっと没落貴族リーマンって新ジャンルみたいに言ったけど、そういう設定なんだもん説明は割愛いたす。
初対面なのにいきなりお前呼ばわりでほぼ命令口調のヒタキ。お貴族様に対して!いや貴族ってことは当然知らないんだけど、そんな無礼な振る舞いなのに、不思議と厭な印象を持たないんだなあこれが。
小学生がそのまま大人になってしまっているような男だからかもしれません。
抑圧され窮屈で色のない毎日を送る白泉の日常に、ぐぐいっと入り込んできたヒタキの存在が、淡い色を落としていくような優しいお話でした。何度も読んだよ。

そして表題作ですが、仲いいんだか悪いんだか微妙な南と烏続き丸のやり取りが面白い。
でっかいオネエの烏丸は、ノンケ男に恋して振られるたびに、唯一の友達である南に泣きつきにくるん。
自分を可愛い女の子とでも思ってキャピキャピしてる烏丸は、ちゃんとしてれば背も高くイケメンってとこも肝。
そしてなにより楽しいのが、時々ふと男になるとこなのですよ。
南が倒れたときなんて「ねえっ!!大丈夫?」じゃなくて「おいっ!!大丈夫か?」と、こっちが素なのではと思わせるとこが憎いです。
ふざけて南を襲う時も、ものすごーく男くさい。これは久々にオネエ攻めキタかこれ!
あとがきに、まだ続くと書かれていたので小躍りしています。楽しみ。

しかしこの昭和ちっくな雰囲気がとてもいいですね~糸井さん。レトロな感じなのに新しい。
2作目も手に入れなきゃだな。

3

ジ~ンとくるよ

表題よりも「君の喜ぶ顔がみたい」の方が読みごたえがあって面白かった。
受け様の心の揺らぎが切なくて、そこに受け様の背負うものが複雑に絡んでいて、
でも自分ではそれを解く事が出来ずに時間に置いてけぼりされたような家と
リーマンとしての現実社会にどこか疲れていた受け様が攻め様と出会う。
その攻め様は音楽家なのですが、ちょっと強引気味かと思えば優しくて、
無くした思い出のコインを切っ掛けに始まるスローな恋でしたね。
胸にジ~ンって染み入る様な作品でした。

2

純粋に好きな話です。

表題作は、背も高くよく見ればイケメンなのにノンケに振られる烏丸にうんざりノンケ男子南の
男限定恋愛体質×ノンケ男子の親友以上恋人未満な焦れったい恋の話です。

私は、表題作よりは没落貴族リーマンの恋『君の喜ぶ顔がみたい』が神だと感じました。
没落した貴族の家計に生まれた主人公が一枚のメダルによってある男と出会い、少しずつ育っていく恋の話です。

繊細な絵のタッチと主人公の繊細な心情がぴったりはまって、きゅんきゅんとツンと胸に染み渡るような、読んだあと好きだな…と純粋に感じさせてくれるお話でした。
秀良子さんの作品がお好きな方にあう作品かもです。
是非読んでみてください!

4

心に沁みる1冊

読み終わったあと、心があったかくなる。
ああー、何かよかったな~。
こうやって自然に心が寄り添うのって一番素敵だ♪
・・・そう思えたのは実は表題じゃないて、同時掲載の【君の喜ぶ顔がみたい】
表題は、表題でそれなりにクスクスって、、もう時間の問題だよね烏丸くんwwwって感じで愉快ではあったのですが。
今までcitronの掲載作品しか見てこなかったのですが、それに比べて幾分かライトで、とてもわかりやすい作風の作品が載っていると思われます。

表題+【カラスの勝手でしょ】
ノンケに恋をしてはすぐ失恋ばかりしている恋多きゲイの烏丸猛。
彼の愚痴を聞かされるのは、元クラスメイトで烏丸の兄のカフェでバイトをする南。
烏丸はズカズカと上がり込んでは自分のペースで南の生活を乱す憎い奴♪
ところがある日、兄に「どうして南はスルーなんだろうね?」と言われた一言が南の心を見出して、急に烏丸を意識するきっかけに!?
しかし烏丸はマイペースに店で出会った店員など色々と熱を上げていて・・・
烏丸は意地っ張りなのか、南がいるから安心して片恋の道をまい進できるのか(笑)
近すぎて、中々近寄続きれない二人の関係が実に愉快だ。
もう、南は・・・だけどねwww
お調子モノの烏丸のキャラは憎めないし、南は哀れだけど結構烏丸を振り回すのは南のような気がするし。
その後を想像してクスクスしたくなるコメディでした。

【君の喜ぶ顔がみたい】
元貴族の称号があったけど、年月と時代とともに衰退して幽霊屋敷と呼ばれる屋敷とプライドだけが存在する白泉の家には、現在、その過去の栄華を未だに引きずってそれにしがみついて生きている厳格な祖母と、その祖母の使用人、そして孫息子の瑛正の3人が暮らしている。
瑛正はごく普通の会社員だ。
祖母に縛られ、彼のよりどころは父の思い出のメダル。
それを落としてしまった雨の日、一緒に探してくれたのが音楽家のヒタキ。
ヒタキと親しくなることで、彼の日常は楽しいものになるのだが、反面過去を引きずる祖母への対応と、自分が家を守らなくてはならいという使命感へのプレッシャーもあり。
そんな瑛正の葛藤が胸に迫ってくる。
現実を見ながらも、負わされた使命との間で戸惑い迷い、あきらめ
そんな彼を導き、彼の肩の重荷を軽くしてくれる存在・ヒタキのキャラクターがとても自然で、素敵だ。
彼は優しい人なのだが、人の懐に入るのが上手いな~と。
それが番外の【ある晴れた日に】
ヒタキが音楽家である意味が充分に生かされた設定であったと思う。
瑛正の強くあろうと頑張ってでも疲れて、会社ではごく普通の会社員で、ほんとうは資産家なんかじゃないからつつましい生活をしていて、そうした面もちゃんと表現されていて、祖母→瑛正←ヒタキ この関係の三角形のバランスが非常によく
中編の長さの中で充分に表現されていたのではないだろうか?
ひょっとして、ヒタキって意外に有名な音楽家だったりして?・・その辺りは謎www
でも、この話自分的に何かツボをついてくる話で、とても優しくてよかったのです。

2

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