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表題作望むべくもない

住善英輔,大学生/高校生/社会人
篠元直也,幼馴染で真面目な大学生/高校生/社会人

その他の収録作品

  • 望むべくもない 番外篇ショート
  • あとがき

あらすじ

…ずっと好きだったよ。
でも言うつもりなかったし。

女性関係がだらしない住善と彼に呆れながらもずっと隣にいた幼馴染みの篠元。
ある日、住善が篠元に女の子を紹介すると言ってから二人の関係が微妙になり……。

近くにいるから遠く感じるラブ・ディスタンス。

作品情報

作品名
望むべくもない
著者
まさお三月 
媒体
漫画(コミック)
出版社
新書館
レーベル
Dear+コミックス
発売日
ISBN
9784403663710
4.1

(214)

(74)

萌々

(100)

(34)

中立

(2)

趣味じゃない

(4)

レビュー数
30
得点
874
評価数
214
平均
4.1 / 5
神率
34.6%

レビュー投稿数30

待ってました長編!

来る者拒まずで付き合っては振られることを繰り返す住善。
シュッとしたイケメンなので、女の子にモテるけど、付き合ってみると、この人あたしのこと好きじゃねーなとなる、お馴染みのパターンですね。
そんな住善の一人暮らしの部屋に、住善の母に持たされた料理なんぞを持参する篠元。
いくら幼馴染だからって、お母さんに頼まれたからって、大学生になったら自分のことで忙しいのに、そんな足繁く通うかな。それも男子が。男子の部屋に?
それは好きだからだろ?住善のことが!ということはすぐにわかる流れですが、二人が同じ大学に入った理由を知った時には、ちょっとお腹がドキンとしました。
なぜ腹なのか自分でもわかりませんが(笑)、住善のほうが追っかけるようにして入ったのかーそうかーとなると、俄然美味しくなる不思議。
ちょいちょい出てくる住善の兄がまた飄々としていて良い味を出しています。
そんな兄をなぜ厭うのか、高校だけではなく大学までも、篠元と同じとこに行きたかったのはなんでか。その理由を深く考えない住善は、とことん鈍い!
でもだからこそ面白いわけです。鈍感ノンケ男が、自分のほんとうの気持ちにいつ気づくのかと、楽しみながら読みました。
まさおさんはやっぱり長編がいいなあ。次回も是非まるごと一冊でお願いしたいです。

7

攻めが頑張る姿にきゅんきゅん♪

初・まさお三月先生でした。
キャラの表情に透明感と清潔感があって好きな作風でした!


攻めの住善が女にだらしないとあらすじにあったので、どんなろくでなしかと身構えたんですが、何にも考えてない、ある意味ピュアなろくでなし 笑
告られたら断らないのがポリシーです。

そんな住善に恋心を抱いていた受けの篠元。
真面目な篠元のひたむきな想いに、ろくでなし住善も篠元のことが好きだったんだと気付くんです。
でも、いままでの行状があるから、住善の気持ちは信じてもらえないんですよね。
この辺りから、ぐんと話が面白くなってきました(^^)


受けから告白したのに、攻めが気持ちを信じてもらうために頑張らないといけない、っていうのが美味しかったです。
受けの篠元は真面目すぎて身を引こうとしたり、ピントがずれたことをもんもんと悩んだりと攻めを振り回してくれます。

その他、大学の友達、住善の元カノ、住善の兄などの脇キャラとのやり取りも面白くて、プッと吹き出しちゃいます。

買ってよかった!と心底思える作品でした!
1册まるまる表題作っていうのも良かったです。





6

じっくりほっこり

さっぱりとした絵柄ですがあたたかみのある絵です。
ちまちまっとしたコマの描写もかわいくて、作品のほっこりとする感じとよくあっていると思います。

他収録なしの表題作のみですが、二人の関係がじっくり描かれていて
とても良かったです。
受けがかわいいことはよくあることですが、こちらは攻めの住善がアホでかわいいですw
もともと住善が好きだった幼馴染の篠元に告白されて嬉しいという感情から
ラブラブカップルまっしぐらと思いきや、今までノンケで交際にだらしなかった住善は
篠元になかなか信用されてもらえず、うまくいかない。
両思いなのにじれったいけど、そのあとにかわいくてほっこりするお話です。

ちなみに脇役の十条(女)さんがとてもサバサバしてていい味だしてましたw

あとどうでもいい個人的補足です↓
今回メガネ受けで表紙買いしたのですが、
なんかもうそういうビジュアル云々関係なくかわいかったので
多分メガネなくても全然楽しめた作品でしたw

3

ホント、かわいいなー

 なにか好きそうな本はないか、と皆様のレビューを参考にして「望むべくもない」にいきつきました。
みなさん書いてらっしゃいますけど、本当にほんわかとした感じの優しいストーリー。
受けの篠元くんかかわいくて好きだなー。
初めていたしちゃった後の朝、ぽやんとしたまま(へら)と笑った顔。
シアワセそうでかわいくて、そりゃー住善くん、脳に焼き付いちゃうよね。
一度は別れちゃうけど、もう一度付き合おうってなった後、外を眺めながら泣き笑いの篠元くん。
どんな事想ってたんだろう。切なくていいシーンだなぁ。

一緒に生活しだして、篠元くんが住善くんの想像のナナメ上な事で悩んで振り回してるのがいい。
悩みがかわいすぎだろ、篠元くん。
 
萌えあり、笑いありの大好きな一冊になりました。

3

末永くお幸せに(満面の笑み)

商業BLにどっぷりはまる前に、BLに精通しているソムリエ様に「チャラ男×生真面目」でいいのないかね?と探していただいた漫画でした。

有難うございます!!!
大変好みでございます!

これをきっかけにまさお三月さんの著作は結構読みましたが、基本、こういう二人が多いイメージです。美味しい、美味しい。

しかし両思いなんですけど、想い過ぎててすれ違うのたまらんですなあ。実際こういう子と付き合ったら、思考の方向が想像出来なくて苦労しそうですけれど。
好きなら好きでいいじゃない。
最後の方は、本当に二人とも可愛くてたまりませんでした。
初めての事後の笑顔が、えらい可愛いです。これは惚れますって。
攻の元カノも可愛くて、いいですね。

末永くお幸せに(満面の笑み)

2

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