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表題作いばら

剣道部の実力者な高校二年生・智紀
妙なことを言い出した新入生・小田雅也

あらすじ

海辺での夏合宿に参加するのは嫌だった。海は元々嫌いだし、今年は初対面なのに自分のことを知ってるはずだなどと妙なことを言い出した奇妙な新入生・雅也がいる。海を前にして眩暈を起こした智紀は不意に雅也を思い出した。随分ひさしぶりだ…「司」じゃないか。

作品情報

作品名
いばら
著者
三季貴夜(しほろ丸夏) 
イラスト
みなと鈴 
媒体
小説
出版社
オークラ出版
レーベル
オーロラノベルズ
発売日
ISBN
9784872785920
1

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萌々

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中立

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趣味じゃない

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レビュー数
1
得点
0
評価数
1
平均
1 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

再び巡り逢う……

 智紀は、海が嫌いだった。
 近づくと眩暈がするのだ。
 けれど、眺めている分には、癒されたりもする。

 そんな中、初対面で「自分のことを知っている筈だ」などと妙なことを言い出した新入生・雅也も一緒に海辺の合宿に行くことになってしまう。
 海と雅也……それを目にした時に智紀は眩暈を起こし、意識を失う……そして、「司」のことを思い出す。

 どことなく、ハーレクインとか、そっち系を思い出すような作品でした。
 どっちかっていうと、昼ドラどろどろノリ……? でしょうか。
 ただ違うことがあるとしたら、それらが全部、男、で行われてることくらい……です。
 まぁ、BLなんで、当然でしょうが……。

 なんていうか、過去の話がほとんどのページを埋めていて、なおかつ、過去はそんなに幸せな終わりをしてないので、何となく、悲恋……扱いのカテゴリにも入ってしまいそうな気もするので、それが苦手な方は注意してください。

 過去が終わって、現在に戻ってきて、これから始まる……ってところで物語は終わってるので、ますますそんな感じが募るのかもしれません。

 それにしても、時を繰り返して、結ばれる……っていうのは、素敵な話に見えて、ずっと縛られてる……って思ったら、ホラーじゃないかな?(ぁ)

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