真水をすくう手のひらで

真水をすくう手のひらで
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神5
  • 萌×23
  • 萌1
  • 中立1
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
6
得点
41
評価数
11件
平均
3.9 / 5
神率
45.5%
著者
 
媒体
コミック
出版社
幻冬舎コミックス
シリーズ
バーズコミックス ルチルコレクション (コミック・幻冬舎コミックス)
発売日
価格
¥648(税抜)  ¥700(税込)
ISBN
9784344827080

あらすじ

他人に触れると相手の死に際の視界が見える御巫。しかし後輩刑事・小日向にだけは能力が通用しない。惹かれあう二人は?

表題作真水をすくう手のひらで

天パーの後輩刑事 小日向歴・28歳
人の死に際が見える先輩刑事 御巫朔

その他の収録作品

  • 流星をつまびく指先で
  • あとがき

評価・レビューする

レビュー投稿数6

受けの御巫さんがとにかく何から何まで好み

最初、未読の作家さんだったので、中のサンプルでどうかなあと思っていたのですが、同じ作者さんの違う話を読んで、「これは絶対好みだ!」と確信を持って購入。
お話が上手い作家さんですね。
いや、絵も綺麗ですが。ただ、好みかと云われるとそうでもない感じの絵でしたが、そんなの全くもって関係なかったです。
受けの御巫さんがとにかく何から何まで好みで、こりゃたまらんかったです。
お話は御巫さんが人の最期を「視る」事ができる人で、その所為で人とは距離を保って生きてきたのですが、触っても全く最期が見えない小日向が同じ部署に新しく配属になってきて………というものですが、二人が近づいていく過程が丁寧に描かれていて、引き込まれました。

低評価の方が結構いらっしゃるのも、よく分かります。
書くととてつもないネタバレになるので書けないのですが、小日向くん、直接何かした訳ではないですが宜しくないですよね。ここら辺が許容出来ないと、萌えすらも萎えになるくらい評価は下がると思います。
こんな大きな事をしでかして平気でいいのか!?というのは、私も引っかかりました。
話的には小日向くんには全く咎はなくて続き、濡れ衣でも良かったんじゃないかなあとさえ思えます。例えこのままの事件でも、彼が罪の意識を感じている事をねちねち描いても仕方ない気もしますし、難しい所です。

BLにはそれぞれ色々な種類があって、エロに特化した話、雰囲気を楽しむ話、ガッツリ物語を楽しみたい話、どれもいいとか悪いとかそういう訳ではなく、これらを好みで選んで楽しみましょう!というジャンルなんだなあと、最近思い始めました。
比較的、物語重視の話は少ない気がするので、こういうがっつり物語を楽しめるお話は、そういうBLを求めてる自分にとってとてつもなく有難いのでございます。

あ、あの、読解力がないので、何で御巫さんが小日向くんの最期をみることができなかったか分からないのですけど、自分がリンクしているから?
でもそれならば、結果的にはみえてしまったのはどうしてなのか。
いい終わり方ではあるのですが、自分の読解力のなさが憎い。

3

ひたすら苦手。理解できなかった。

BLなのかな?と何度か確かめた。
BLじゃなくて成立している気がした。

正直面白くなかった。
LOVEとしては。

設定としては興味深い。
サスペンス劇場とか
小説とかにできそうな
設定。

触ってしまうとその人の最期が見えてしまう。
これはとても、そそられる設定でした。
どのように展開するのだろうかと
思ったものの
淡々と終わった。

登場人物の誰もに好感をもつことができなかった。

付き合っている彼女とはいえ
その彼女の裸体画像を他人見せる男。しかも、見せた相手は彼女に好意があるのを知っているのに。

見せられた男は直接殺人じゃないし事故だろうけど殺意はあっただろう。

彼女は精神をやんでしまう。

一体なにが愛なの。
全然祝福できる部分はありませんでした。

後味がすごく悪い。
久々に鈍痛を感じた作品でした。

大怪我をしたから帳消しになるわけがないし
何もかわらない。


1

行きずり君は?

このお話って、BL抜きにして、見えちゃう刑事さんが事件を解決しちゃう警察物でも、全然アリだったと思うけど、
まあ、でも、やっぱりそれだけじゃなくて、主人公の恋愛模様とかがあった方が、絶対お話に厚みがでるし、
更にそれが男同士だったりするので、こうやってコミックスを手にとって読んだりするわけで、

身体のどこか一部にでも触れると、その相手の死ぬ瞬間、最後に目に映った物が見えてしまう朔。
そんな朔のいる、いなかの警察署に赴任した来た小日向。
何故か小日向の死のビジョンだけは、朔には見えない。
そして、段々に近づいていく二人。

BLじゃなくても充分、おもしろくなれるけど
BLだから、更におもしろい。
エロもラブも、かなり薄いけど、この二人には平和に添い遂げる未来が待っていそうで、よかったね。

1

それさえあれば生きていけるもの

神楽坂はん子は、私の中では西田東や山田ユギなんかと同じ箱に入ってて安定して面白い。そのかわりドハマりすることは少ないんだが、BL抜きでも漫画として面白い。この漫画でも一番印象的なところって挿話も良いところの奥さんと山村のエピソードだったり。肝心なところで説明せずに絵で語るところが好きです。台詞も良い。
あと上手いなあと思ったのが、逢坂の生生しいいやらしさですね。あの写メのくだりはマジない、ほんとひでえと思った。そういうエピソードが上手い。わりとリリカルでしっとりした読み心地。ふたりの関係の落としどころも好きです。ただふつうに面白いのであまり語るところが少ない(笑)。思い出したように読み返したくなる、すっとしみてくる。個人的にはそういうマンガでした。

2

未来は変えられる

前前作に「喪服のディナーパーティー」ってあったのですが、ちょっとオカルトチックなミステリー風味を纏わせながら、それぞれの心の中を解いていく技は、はん子さんならではだなーと思わせます。
そこの中で愛が育つ過程は、ちょっと唐突感もあるのだが、その奥底に抱える主人公たちの心中を表現されると、彼等の寄り添いは当たり前のように感じて、なかなかによいコンビだと思えるのです。
変な先入観を抜きにして、ニュートラルで楽しむ作品、そんな感じがします。

田舎の海添署の管轄で発見された自殺と思われる死体。
その現場に、今日から赴任してきました!と挨拶の品を持って現れるお前空気読めよ!な当日配属になった刑事小日向。
明らかに自殺に見えるのに、「殺人現場」と言った、元捜査一課の刑事・神巫。
小日向の入った下宿が神巫と同じところだったこともあり、神巫と親しくなろうとする小日向だが、何故か神巫は小日向に触れることを恐れ、唯一同僚でコンビのバシさんだけとは接触のあるコミュニケーションを取るので、小日向はちょっぴり不満。
しかし、それには神巫のある隠された能力が関係しており、そのために人に触れることを続きとても嫌っているのだということがわかるのです。
そして、管轄内で起きた事件の捜査でわかった神巫の能力。
捜査を通しての彼の能力と、小日向との接近、そして、能天気な小日向にも実は田舎の所轄に来た理由があり。
恐れているだけの能力が、そんなに悪くないと思えるエンディングへと持っていく展開へとなっています。

細かく上げると、神巫のあれやこれやと、とてもネガティブで自虐的で暗い過去もあったりするのですが、それが何故か小日向といると、さほど暗いものでもないなと思える。
だけど、小日向も名前の通りにまっとうな明るい人間じゃなかった。
そうした何かをそれぞれが抱えながらも、暗くなりすぎずに、軽くやりすごす面にちょっぴり救われます。
そして重くなりすぎない。
特殊能力についても、結構本人にしてみれば深刻で人と関わるのがいやになるほどのものであるのに、それが為に彼は刑事になったのだし、元は前向きなんだということがわかります。
田舎ののんびりした雰囲気と風景と人柄が、この話を重くなりすぎないものにしている。

やはり、すべて読み終わって一番不思議なキャラは小日向です!
頭と一緒でつかみどころがないwww
でもだからいいのかもしれない・・・です。

3

唯一視えなかった相手

刑事ものなんだけど、サイコメトリー的な超能力を持つ受け様と、配属されたばかりの
刑事とのストーリーなのですが、かなりサスペンス&推理、それに普通にはあり得ない
能力のために良くも悪くも苦しみが生まれてしまう受け様が初めて何も視えない相手に
出会い、それが何故だったのか、ラストに解る様な構成になっている優れもの。
一種のファンタジー要素を盛り込んだ内容でありながらリアルな感情も見えて、
思っていた以上に楽しませてくれる作品でBL抜きにしても推理小説などが好きな人なら
読んで残念なんて事にはならないのではと思える内容でした。

刑事である受け様は、人の死の瞬間が視えると言う能力を持っていて、
警察関係者にこの能力の人がいたら、迷宮入りなんて事件は起こらないだろうなどと
思いながらも、その能力故に苦しんできたであろうなんて事も感じる。
本部でガンガン仕事をして来た受け様が、全てに疲れる感じで田舎の所轄で刑事をしてる。

めったに凶悪な事件など起こらない田舎に、赴任してきたのが天パの刑事。
同じところに下宿する事になり、初めは相手にしていなかった受け様が攻め様の
続き何も考えていないような独自のペースに気が付けば巻き込まれている。
そして、極力相手に触れないようにしていた受け様が、攻め様に視たものは・・・
何も視えないと言う稀有な存在だったのです。

最後にその理由が判明するのですが、成程と思える展開で、面白い。
受け様にとって、相手の死が視えないと言う事がどれほど安心に繋がるのかが
何となく伝わってくるのです。
こんな力があったら人と接することなんて出来なくなるだろうな、なんて思いますね。
ラブラブで甘いお話ではなけれど、受け様の未来はきっと幸せだろうと
思えるラストに仕上がっていて、個人的にはとても面白かったですね。

4

この作品が収納されている本棚

PAGE TOP
  • 電子書籍
  • レビューを見る
  • 評価レビューする
  • 関連作品
  • 攻受データ