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表題作近すぎてどうしよう

将真,劇団の大道具件役者で居候兼ハウスキーパー 
斎,幼馴染,華道の先生で家主 

同時収録作品極上のご褒美

佑希哉,秘書 
誠志郎,大会社の社長 

同時収録作品Docter's NOTE 前・後

七室和樹,謎の患者 
鈴木桜里,ひきこもりの天才研究者 

その他の収録作品

  • あとがき

あらすじ

ある瞬間から、幼なじみの斎が急に気になりはじめた将真。華道をたしなむ斎は、姿形だけでなく所作までが見惚れるほど美しいのだ。意識しすぎて目さえ合わせられず、自分の情けなさに落ち込む将真。そんな折、芝居の役作りのため和服での立ち居振る舞いを斎から教わることになって──!?

作品情報

作品名
近すぎてどうしよう
著者
DUO BRAND. 
媒体
漫画(コミック)
出版社
オークラ出版
レーベル
アクアコミックス
発売日
ISBN
9784775519868
2.6

(3)

(0)

萌々

(0)

(2)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
3
得点
7
評価数
3
平均
2.6 / 5
神率
0%

レビュー投稿数3

結構ヘタレですが、仕事はちゃんとします。

タイトルの中では
「どこか臆病で切ないほどやさしくて」
とえらくもって繊細な二人の話なのだろうかと思ったのですが、
結構男っぽさも強く感じる話でした。

やっぱりあれだ。どの話も性格の差はあれど「今の仕事に真摯に取り組んでる」というのがベースにあるから、心がぶれても仕事はぶれないのがカッコいいのかな、と。

「近すぎてどうしよう」
斎を助けようと手先が器用になった将真だけど、小道具魂は立派だし、
そこから発展して二足のわらじをはいている俳優にしても役作りは素晴らしい。
それを助けることになる斎のスパルタはやはりちゃんとしている人の風格。

まぁそれ以外の私生活はお互いが意識したせいでモダモダなのですが、
それゆえに回顧シーンを含む告白はちょっとばかしジーンときたな。

「極上のご褒美」
秘書×社長なんですけど、大学の学友でもあるとかそういう関係。
ワーカホリックに見える社長が心配でしょうがないという所からでる
ワンワンオタオタぶりがルックスと不釣合いで可愛いというかなんというか。

「Doctor'sNote」
おちゃめなメガネドクターさんの正体と、
それに懐いちゃったなぜか頑丈すぎるボディーガードの
過去の絡みを見た途端!そうか!この二人くっつくの必然か!

・・・とか思ってしまった。

紹介としてはこんな感じ。
感想としては、何度か読み直すと評価かわるかもしれない。
筋肉をいい感じに書けるのに、職業相応にそれなりに薄く書いたりするキャラづくりの冷静さがいいかも。

1

極上のあまあま

DUO BARANDさん、また絵柄がちょっと変わりましたね♪
綺麗で細かい描きこみが特徴でしたが、ちょっと粗野な線も混じり、それが人物の表情に色気を醸し出しています。
そして、割と受けちゃんが可愛くて女性っぽい雰囲気があるのですが、身体はしっかりと男性。
全体を通して色気をとても感じます☆
そしてこの作家さんといえば!ワンコ攻めも特徴!
3種類のワンコが楽しめますよ。

表題
華道の先生である斎を意識してしまった幼馴染で下宿人でハウスキーパーで小劇団の大道具の将真。
今回は舞台で役者を演じることで、斎への愛をヘタレたり悩んだりしながら自信をつけていくというお話。
いつも側にいるのが当たり前だったから、そこから一歩踏み出すのに躊躇していたのは斎も一緒だった。
小さい頃癇癪持ちだったという斎も、我慢強く将真が好きを自覚してくれるまで待ってたんだなw
ツンしながら愛の告白をする斎のかわいいこと!
将真が観客の注目を集めるのに嫉妬してしまったなんてwww
極上のあまあまラブバカップルですが、将真のワンコはきっと永久でしょう。

【極上のご褒美】
これですね、表紙が3人なんです、なんで3P!?三角関係!?
と思ったら、、、ワンコ×女王様の、DUO作品の定番でした♪
大会社の社長である誠志郎のワーカーホリックぶりが心配で仕方ない秘書の佑希哉。
誠志郎の側近の礼樹とのコンビぶりに貼り込めないとちょっとヘタレながらもうらやましいと思っている。
実は誠志郎はこの佑希哉に癒しを見出していて~というワンコにご褒美が与えられるお話。
これもまた甘いデス☆

【Doctor's NOTE】
私、DUOさんの天然風味の天才学者っていう設定大好きなんです!
ちょっぴりSF風味で、今回のワンコは超強い番犬です♪
ひきこもりの天才学者桜理は、実はその頭脳を狙われていて密かに本人も知らないところで守られていたという話で、
彼の元へたびたび怪我をしては治療してもらいに訪れる男・・・がボディガードだったのです!
この桜理の表情がいいのです!
コロコロ変わる表情、子供のような顔をしたと思うと、大人の顔もして、そして泣き顔を見せたり、流し目だったり、目をみはったり、笑ったり、心にイチモツありそうな目だったり。
それらがとても魅力的なのです。
キス止まりの展開ですが、結構シリアス展開なわりに甘さにあふれています。

評価は萌え×2に非常に近い萌え。
個人的に好きな作家さんゆえに甘い評価かもしれませんが、でもとても人物の表情の描き方がとてもうまい作家さんです

1

う~ん

表題作含め全部で3組のカップルのお話が収録されています。
今までこの作家さんの作品を読んできた印象としては、1冊の単行本に収録されている作品の共通点が割とはっきりしているというのがあると思うのですが、今回は「ワンコ攻め」ではないでしょうか。
3組ちょっとずつ違ったワンコが描かれていました。

実は個人的には表題作以外の作品は細かいところが色々気になって作品に入り込めなかったのですが、お話として一番好きだったのはヘタレで健気なワンコが登場する表題作、ワンコ攻めのタイプとしてはツンデレで強いワンコが登場する『Docter's NOTE』が一番好きでした。

表題作は普段は劇団の小道具係と家政夫もしているという(なんて働き者!)穏やかな大型ワンコ系の攻め様と美人でちょっとツンデレな幼馴染のお話。
長すぎる時を一緒に過ごしてきた2人のすれ違いラブです。

『Docter's NOTE』は引きこもりの医者と謎の患者とのお話。
設定に少しファンタジー要素が入っているのですが、その辺の説明が少し足らないかなという印象でした。
受け様は引きこもりという事なのですが、よく話すしヘラヘラと明るい性格なので、あまりそういうのは感じさせません。
実は私はこのドクターが苦手なタイプで…すこし流し読みしてしまった作品でした。

0

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