眠りの君と僕とベッド

眠りの君と僕とベッド
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神0
  • 萌×24
  • 萌1
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
3
得点
19
評価数
5件
平均
3.8 / 5
神率
0%
著者
 
媒体
コミック
出版社
リブレ
シリーズ
ビーボーイコミックス~BE×BOYCOMICS~(コミック・リブレ)
発売日
価格
¥619(税抜)  ¥669(税込)
ISBN
9784799712573

あらすじ

高校の古文教師である坂斎は、異常な現象に悩まされている。それは「夢遊病」。朝起きると若い男とベッドの上にいるのである。
伊方という隣人(ベッドの持ち主)は、どうやら過去に坂斎と面識があるようだが…。
同僚教師に片思いしているゲイの坂斎。心の底にある欲望が歪んだ形で噴出している?と生真面目に分析する一方、伊方とベッドで過ごすのが楽しく…

(出版社より)

表題作眠りの君と僕とベッド

同時収録作品西瓜とストローブ

陽 高校生
航 高校生

同時収録作品etc・etc

友康 BARの店長
礼央 リーマン

その他の収録作品

  • 4コママンガ
  • あとがき

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レビュー投稿数3

恋でよかった

リブレ出版さんのコミックスフェアに合わせて
ほしいと思っていた今作をようやく購入したのですが
なえ*淡路さん、絵も作風もすごく好みの作家さんでした。
こちらは3つの物語が収録されている短編集です。

○眠りの君と僕とベッド
同僚教師に名前のない特別な感情を抱く坂斎先生と
大学院生・伊方くんの、夢遊病から始まる恋の話。
まず、夢遊病というエッセンスが効いていて面白い!
人物設定やプロットもすごくしっかりしていて
短編ながら、ぐいぐい引き込まれていきました。
先生の心の動きに唐突さを感じさせないところも良かったし、
『お願いです 僕を選んで』という伊方くんの一途さには
何度もきゅんきゅんさせられました。

○etc・etc
バーの店長友康さん(攻め)と、会社員礼央くん(受け)の
すれ違いラブストーリー。
7つ年上の友康さんに好きになってもらうため、
努力と称し本音が言えない礼央くんは、相手の言動が不安になり
離れることを選ぶのだけど、離れてみて初めて気づく、
眼差し、言葉、熱、ちゃんと想われていたことの証。
最後、わがままを言い合う二人が可愛かっ続きた!

○西瓜とストローブ
同級生の航ちゃんに興奮するという難問を抱える陽くん(攻め)と
清々しいほどあっさりしている航ちゃん(受け)の、欲望と恋の話。
定番の同級生モノにとどまらず、欲望と恋の波間に揺れながら
『恋でよかった』と
ふたりが思えるラストへの運び方が素敵でした。

私的萌えポイントは『西瓜とストローブ』から。
既に体を重ねたふたりが、ようやく気持ちを確かめ合い
キスをする段階で、真っ赤になって照れてしまうシーン。
こういう時に初々しいなんて、高校生ってずるいっ!可愛いっ!きゅん!

本編も描き下ろしも大満足で、次回作が楽しみ!と思いきや、
今作以降、新刊を出していらっしゃらないようで...
非常に残念ですが、新作を熱望しながら気長に待ちたいと思います。

2

進化する作家さんです

2作目はエッチ増量、3作目はエッチなし、今作はそれがうまいことMIXされた短編集。
4冊目の作家さんですが、この方見るたびに進化をしていて本当に注目の作家さんです!
今回も、ちょっぴり不器用な大人が2本、性春まっさかりな青い高校生モノが1本、とバラエティに富んでいます。
何か独特の雰囲気があって、とってもとっても好きなのです♪

【表題】同僚の甲田に片想いしてその気持ちを封印しているゲイの教師・坂斎。
もうすぐ甲田は結婚するのです。
実は坂斎、最近夢遊病になったようで、目が覚めるとアパートの左隣の青年・伊坂のベッドで目が覚めてということが続くのです。
そして、伊方の存在を意識しだした日から夢遊病が収まる。
切ない一方通行の片想いと、新しい恋の出会い。
伊坂は実は坂斎が教育実習で高校に来たときに一目惚れしており、アパートの住人として再会したのだという事情。
どうして左隣の伊坂の部屋へ?というのは、冒頭の坂斎と甲田シーンでわかりますね♪
本当は好きなのにじっと我慢して待ってる伊坂。
坂斎が気持ちを伝えたいと思い伊坂の元に出向いたとき、夢遊病と間違われ、それでもいい続きと身を任せようとしたときにタイミング悪く訪れる甲田が彼等を見て、ゲイと知ったときのひどい態度。
それは甲田のとまどいと裏切られたという思いもあったのかな?
ずっと恋から逃げていた坂斎が、伊坂の誠実さとまっすぐさに自分も前向きにならなくちゃ、っていうお話は切なさもありながら、ノスタルジックな雰囲気もまた良く、なんだか胸をキュンとさせるものがあるのです。

【etc・etc】
これもちょっぴり切ない恋のお話。
会社の行事で出会った礼央とバーのマスターの友康。
互いが同類ということがわかり、見た目もタイプだったため始まった関係。
だけど3日前、ちょっとした言葉からそして彼から送り返されてきた自分の着替えから、この関係が終わったと落ち込んでいる礼央。
二人の出会いから、どんなやりとりがあってという回想をはさんで現在へとつながっていく展開は、ちょっと時間軸がわかりにくい部分があるものの、その内容はよくわかる。
いっぱい健気でしたってる様子を見せる礼央に対して、ひょっとして友康はカッコつけなのかな?
上手く言葉が出なくて自分はそうだって思い込んで、恋愛に関して案外人任せな部分があって。
それが今回のスレ違いを生んだようです。
礼央がそんな彼を理解して近づかないと彼の本音がなかなか見えないって、ちょっとひどい男だな~と思えなくもないんですが、
ラストの本音漏らしで、このぉ~!ブキッチョめwww
そして以外にこの人は本気だしたら結構執着してメロメロになるタイプだな、なんて思うとかわいい男に見えてくるのでした。

【西瓜とストローブ】
幼馴染で親友で高校三年の受験を控えた陽と航。
一緒に勉強しているときに食べた航の口元に興奮した陽は、航を押し倒すのだが、そのはじまりは二人でするカキっこ。それはセックスに発展するのだが。
そこから航が好きなのかもしれない、に進展しても、航はドライな態度。
実は航が意地っ張りでクーデレだった。
陽のワンコ押しが航の本音を引き出すという話なのだが、航は本当は西瓜が嫌いなのに、陽がもってくるから食べていたという、なんとも可愛らしい愛情がそこにありました。
ビックリしたのは、リードしてそうな航が自ら受けの準備をして入れられる方になったこと♪
陽のワンコ受けも良かった気もするので、自分の心の中ではリバってますよw

書き下ろしで各々の後日談が4コマ漫画展開されているのですが、表題の二人はやっぱりエッチなしで大人なのにかわいい雰囲気。
真ん中のカプはリア充で(笑)
若者カップルはケダモノでした(爆)

一作ごとに進化していく作家さん、今度はどんな作品をみせてくるんだろう?
とっても期待します☆☆

3

知らないうちにお隣へ

深層まで抑えていたような恋心が眠りとともに浮上して、思わぬ事態を引き起こす、
どこかシュールなんだけど、切なくて恋する気持ちが溢れてるお話でした。

高校教師の坂齋先生は同僚の教師で友人に密かな思いを抱いているが、心の奥底に閉じ込め
何食わぬ顔で接していたが、同僚の結婚が決まった日から、何故か目覚めるとアパートの
隣人のベットの上と言う事態に見まわれるようになってしまう。
その隣人は学校の卒業生で、敷地内の院に通う院生だった。

何故か毎日迷惑をかけているのに、嫌な顔をせずに面倒を見てくれる院生。
その院生に同僚への思いを知られる事態になり、それをネタに脅されるのかなんて
思っていたが、実は院生もゲイで、坂齋の気持ちをわかっている上の同情だと感じる。
院生のベッドで目覚める日が続く中で次第に坂齋の心に変化が訪れ、いつしか隣室に
いく事がない日が来るが、何故か坂齋はそれを寂しいと感じてしまい、
ある日院生の部屋を素面状態でノックしてしまい、寝ぼけていると思っている坂齋への
院生の思いを知り、目覚めていると知った院生は思いを告げる。
しかしそのタイミングで、同続き僚が訪ねてきて、二人の仲を疑い、ゲイに対する嫌悪を
見せるのだか、それを見た院生は坂齋の為に身を犠牲にするような行動を起こす。

なかなか惹かれるお話で、何故、坂齋が隣室の院生の部屋にいくようになったのかが
読み始めて直ぐに解るような感じなのですが、ある意味切なく苦しい思い。
クールに見せかけている坂齋の強い思いの表れなんです。
それを知った院生の思いもまた、切ないけれど、一途な思いが坂齋を振り向かせる事に。
同時収録の、リーマンとBARの店長とのお話も恋する臆病さや焦れったさが溢れてて
心に伝わってくるようなお話で素敵でした。

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