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表題作不測ノ恋情(2)

伊倉絢斗 バイ,レザーブランドデザイナー
宮田一臣 ゲイ,雑誌編集デスク

その他の収録作品

  • あとがき
  • 不測ノ恋情 trouble.9.5(描き下ろし)

あらすじ

出版社のデスクでゲイの宮田は、仕事相手でレザーブランドの代表・伊倉に気に入られ交際を強要される。最初は仕事と割り切るも、伊倉との交流の中で過去と決別できたことに気づき、正式につきあうことに。お互いの関係が変化し、体の距離も近付いた二人。そして宮田は伊倉と、幼馴染で仕事のパートナーでもある瀧との関係に複雑な想いを持つ自分に気づき?…。

(出版社より)

作品情報

作品名
不測ノ恋情(2)
著者
富士山ひょうた 
媒体
漫画(コミック)
出版社
フロンティアワークス
レーベル
ダリアコミックス
シリーズ
純情
発売日
ISBN
9784861346026
3.7

(28)

(8)

萌々

(9)

(7)

中立

(3)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
8
得点
100
評価数
28
平均
3.7 / 5
神率
28.6%

レビュー投稿数8

「知らないうちに、恋になってた」

2巻登場です。待っていました。今回は本の帯をみてニヤけてしまいました(笑)このタイトルのように、2人の…特に宮田さんに大きな変化が‼ 絢都と宮田さんの体も心の関係も徐々に熱を増していきます。その心理描写が、丁寧に描かれて進んでいくので楽しく読ませて頂きました。

攻×攻同士の二人。 宮田さんが徐々に絢都との恋にゆれる様子は、意外や意外で可愛く見えてくるんです。今回も自分の中のアイデンティティとの葛藤が…そして、自分の変化を受け入れ始めた宮田さんの心情変化が読んでいて良かったです。バリタチから受け側になった宮田さんは、とても感じやすく色っぽかったんですよね(笑)

富士山先生の作品は、いつも恋というまで行かない所で、じわじわ•ゆっくり恋心を育んでいく様が、読んでいて溜まらない気持ちにさせてくれる作家さんです。萌を感じるんです。この丁寧な心理描写が上手だなあと…読んでいると、ほのぼの幸せな気持ちになっていくんです。

やっと、気持ちが通い始め恋になってきた2人。この高まりだした恋心が次巻どういった形でハッピエンドに近づいていくのか、変わり始めた宮田さんがどう変わっていくのか楽しみという気持ちを込めて萌え×2にさせて頂きました。3巻が待ち遠しいです。

大人同士のじわじわ、ゆっくり進んでいく恋愛ものを読みたい方にはオススメです。

3

恋も心も測り切ることなどできない

「不測ノ恋情」2巻です。

連絡し合って食事をし、寝る。そんな付き合いを続ける伊倉と宮田。伊倉は宮田の態度が柔らかくなったと嬉しく感じている。
そんな時、伊倉のビジネスパートナーであり長年の親友・瀧に関係がばれ。その事を巡っての伊倉と瀧の関係性に心ならずも嫉妬心のようなものを抱く宮田。
同時に伊倉の家庭の問題とわだかまりを知り、伊倉に対する印象を新たにして少しだけ距離が縮まった?時、スイッチの入った伊倉に遂に後ろに挿れられてしまう…
伊倉と喧嘩になるけど、問題なのは自己の変容。
変わるのが怖い。もう変わってしまっている事を認めるのが怖い。
でもその怖さを、そんな心を暴かれたい気持ち。

自分勝手で強引だった伊倉が宮田に本気で恋に落ちる様。
宮田の方も、心では頑な。しかし身体の方は心を裏切って伊倉を受け入れる、それに従って心を解放させていく流れ。
2人の心模様が恋で揺れ動き移ろう巻で読み応えあり!
3巻に続く!

2

第2巻!

ブランドデザイナー:伊倉絢斗×雑誌編集デスク:宮田一臣です。
「純情」のスピンオフ第2弾です。

前巻は、伊倉に対していい人だなぁ~と思っていたんですが、
とうとうやっちゃいましたね。そりゃ宮田も怒るってもんですよ(ノ∀`;)

ちゃんと了承はもらわないとねw
でも宮田は受け止められなくて、素直になれなかっただけでしたが( *´艸`)
そりゃあバリタチの宮田からすればショックだったかもしれませんけどね~。

ていうか、これで宮田は受けちゃん決定なんでしょうか?
個人的に、こういう攻め×攻めの作品にリバを期待してしまうのですが、
諦めた方がいいんでしょうかね?

あと伊倉の友達でビジネスパートナーの良介がいいキャラですね!
彼の話とかも作ってくれないかなぁ~と思ったりww

ていうか晴れて両想いになりましたが、続きでますよね?
楽しみにしております(*'Д'*)ノシ

1

積み重ねていくもの

ちょっとの変化にご満悦な伊倉。

ちゃくちゃくとデートを重ねていきますが、テレもデレもまだまだ程遠い。
宮田の方は少し年上の余裕も出てきたような気もします。
そしてついに宮田の部屋へ。
テンション上がる伊倉のじゃれつきはとても可愛いのですが、好調過ぎてダダ漏れ。
宮田とのやり取りに瀧が不審がるとうっかりポロリとバラしてしまう。

小さなイベントが目白押しですが、9話の衝撃ににうっかりなりを潜めてしまう程些細なものばかりです。
でもひとつひとつを重ねてゆっくりと伊倉と向き合っていく宮田の中で変化していくもの。
大切なものをきちんと自覚しようと手を伸ばす。

一歩を踏み出す宮田の勇気に、固唾を飲んで次巻へと続きます。

1

やきもち焼きの可愛い宮田さん…!!!

再読感想です。

なんかもう、表紙のイラストからして最高ですね。
きりりと引き結んだ口元の宮田に対し、緩く弧を描く表情の伊倉。
性格出てますね〜。
生真面目な宮田の雰囲気、最高です。

さて、今回は伊倉の親友であり、仕事パートナーである瀧に、二人の関係がばれてしまう話があります(バレてしまうというか、伊倉が吐露してしまうんですが)。

自分でも言葉にできないような、もやもやと心を蝕まれていく宮田が可愛いですね〜。
もっともらしい理由を伊倉に述べてみたりはするものの、どうみてもただのやきもちです。
伊倉はとても嬉しそう。
やきもちを焼くほど、宮田にとっても伊倉の存在が大きくなったんだなぁ、ときゅんきゅんしました。

そしてついに、伊倉が宮田をヤッてしまいます。
はじめては同意の上がよかったんだろうなー、からの、本能に理性が負けてしまったパターンです。
ここまで、わりとスマートだった伊倉にしては、珍しいミスだなぁという印象。
それほど、宮田さんがえっちだったということですね!!
実際めっちゃくちゃ煽情的です。うるさくアンアン喘ぐわけじゃなくて、どちらかといえば堪えるような、色気が滲み出るような喘ぎと背中が、抜群にえっちです。
伏せたまつ毛長い…!!!満点!!!!

その後の対応は、宮田さんが大人ですね〜。
顔を合わせるのも避けちゃうのに、会話しようとする宮田さんが可愛いです。
初めに比べると、伊倉のスマートさもどこかへ飛んでいってしまったような印象。

続編へ続くー!

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