mother

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  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神74
  • 萌×238
  • 萌27
  • 中立6
  • しゅみじゃない8

91

レビュー数
33
得点
609
評価数
153件
平均
4.1 / 5
神率
48.4%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
白泉社
シリーズ
花丸文庫black(小説・白泉社)
発売日
価格
¥695(税抜)  ¥751(税込)
ISBN
9784592851004

あらすじ

「天使のような子」と言われ天真爛漫だった真治は、バイト帰りにレイプされて以来、人間不信に陥ってしまう。けれど親友の塚越だけは、いつもそばにいてくれる特別な存在だった。支えてくれた塚越のおかげに再び社会に馴染めるかと思った矢先、自宅に差出人不明の封筒が届く。そこには自分のレイプ写真が......。淫らに乱れた記憶がよみがえり、自分は汚らわしい存在だという思いにとらわれた真治は、再び自分の殻に閉じこもろうとする。けれど塚越は、そんな真治をも受けとめてくれた。優しすぎる塚越に、いつしか真治は依存するようになり......。

表題作mother

高校からの親友で大会社御曹司 塚超祐紀
レイプで人間不信になる大学1年生 佐藤真治

その他の収録作品

  • child
  • あとがき

評価・レビューする

レビュー投稿数33

印象的なラスト

皆さまが仰っています通り、勘のいい人なら”オチ”は簡単に読める作品だと思います。
私も当サイトであらすじや傾向を確認してから購入したので、”オチ”の予測は最初からできていました。

しかし、ラストシーンにがっちり心奪われました。

ラストシーンの受けの台詞には、他には無い『mother』ならではの魅力がぎっしり詰まっていると思います。
このラストを見るために読んで欲しいくらいです。

オチがわかっているからこそ、ずっとぐるぐる気持ち悪いのに、読み応えのあるエロシーンで誤魔化されそうになってしまう←
攻めはヤンデレというより、独占欲が強く我慢の効かない子供。
それが『mother』の気持ち悪さをより引き立てているのかなと思います。
同時収録で攻め視点の『child』もかなり気持ち悪く(笑)こちらもまた、印象的なラスト。

ダークな作品の王道、といったお話でしたので、興味のある方にはぜひおすすめします。

0

あらすじで出落ち

あとがきに「(自分の)作品を読んだことがある方にはあらすじで出落ちかも」と作者さんご自身で書かれていたとおり、あらすじでオチも分かっていたし…好みの設定ではないので、「すごく読みたい!」と言うよりは「読まなきゃなぁ」とずっと思っていてようやく手に取りました。

小説としては最後まで熱中して読める面白い作品でした。とはいえ、如何せんヤンデレ×共依存×レイプ×執着エロの合わせ技一本=胸糞注意って感じで萌えることをうっかり忘れていました。はは…。

そういえば丸木文華さんの「モンスターフレンド」のハード版っぽい気がします。途中まで既視感があったのはこれですね。「モンスターフレンド」の方が新しい作品なので、あちらがソフト版なのかも。

二人は、周囲がどう思おうとどうでも良さそうなので閉じた世界で幸せになればいいと思います。意地悪な妄想ですが、年月を経て真治の容姿が大きく変わった時に塚越がどうするのか…楽しみです。

2

攻めが救われたとしたらやっぱり天使なんですかね。

母性というより攻めはほんとに天使って感じ。理解の範疇を超える愛情で攻めを愛します。門地さんの挿絵が美しく、とても合っています。
レイプ設定は通常なら地雷ですが、レイプをした人が罪を感じているのとストーリー上必要なので受け入れられました。

攻めの指輪の設定が好きです。
攻めがはめている指輪は、母親の形見で大きくなる毎に指を変えて、今は小指にはめている…指輪の逸話が、攻めのキャラ設定に深見を出していると思いました。Hシーンが多いのは攻めの執着が強くなり不安もつよくなっていることの表れだなと思って読みましたが、濃厚な分、苦手な方もいるかもしれません。

その後、指輪は捨てられたのでしょうか。childを読んだあと、私はこの話の先にトラウマから抜け出した2人を想像しました。

3

気持ち悪い方に行った

好きな作家さんですが、これはだめだった。
好きで好きで執着、とか、執着の仕方が変態、というのはむしろ好物なんです。
が、タイトルの通り、何か必要な存在の身代わり、っていうのが全くぐっとこない。ただただ気持ち悪い。

といっても、ラストまではずいぶん楽しんで読みました。傲岸スパダリと流され受けの構図。そこから、スパダリが実は腹黒で嫌われ者、流され受けにだけは許されて甘える共依存の関係に持ち込まれます。

共依存は私としてはまあまあな地雷。生きる理由が愛する人っていうのが理解できないからかな。精神的に依存していても、自分のお仕事という本分があればよいですが、ただただ二人で閉鎖的、他はどうでもいいみたいな後ろ向きの関係が苦手です。そういう意味で宮緒さんは地雷。

というわけで、丸木作品の中で珍しく合わなかった作品。途中までは楽しく飲んだので星2つにしました。

1

恋愛というより相互依存

結構アレですね…爛れた感じですね。
序盤で好きな子をレイプしちゃうけど、後でものすごく反省してその反動で急に優しくなったり、従順になったり〜、ていうありがちな展開じゃないんですよ。
塚越は多分最後まで反省してないし、もし今後真治が別れを切り出す様な事態になったら、レイプとか軟禁じゃ済まない気がします。受けの真治も、優しいというか…この子実は周りの人に興味がないんじゃ?と私は思ってしまいました。塚越を許し受け入れたのも、彼を本当に好きになったわけではない気がします。
時系列があっちこっち飛ぶので、少々混乱したのが残念です。
ところで…ここの人物紹介で塚越の名前が塚超になっておりますが。




2

究極に一途で献身的で盲目的で・・・病んでるけど憎めない

攻めの病みっぷりが最高でした。
リーダー的存在で、たくさんの友人に囲まれて、頼りにされ、勉強スポーツなんでも出来て完璧な人・・・
と、思いきや、実はクラスメートからは恐れられていて嫌われていて、家族の愛情にも恵まれず、孤独な人で。
攻めの幼少期の話を読むと、そうなっても仕方ないかも・・・と思ってしまうほど可哀想。
でも他人には一切弱い自分を見せず、傲慢で俺様で強く完璧な部分しか見せない。
なのに受の真治には本当に子供みたいに甘える時があったり。
もうまさに、すがるように。
むしろ健気で、ある意味純真なのは、攻めの方だと思ってしまった。
めちゃくちゃなのに、なんか憎めない。
自分的には、とっても魅力的な攻めでした。

そして攻めの祐紀に尽くされ、甘やかされ、包まれて依存している真治のようでいて、実は大きく包み込んで、裕紀のすべてを許し、守っているのは真治の方・・・という展開も好きです。

ところで私はこの作品、電子で購入したんですが、買ったときはイラストがありませんでした。
不安だったので買ってすぐに確認したので間違いありません。
すっごくショックだったのも続き覚えてます。
で、他のまだ読んでない作品がたくさんあったので、この作品を読むのは後回しにしてて、さぁ、いよいよ読むか・・・と、今回やっと読みました。
そしたらイラストがある!!!(驚)
購入サイトを見てみると、以前はタイトルだけだったのが、現在はタイトルの後に(イラストあり)の文言が加わっていました。
私が購入直後、確認したのはPCからで、今回読んだのはタブレット。
新たにダウンロードして読んだということです。
買ったときはイラストなしでも、後でイラストが追加されれば、ダウンロードしなおせばイラスト付きで読めるということみたいですね。
電子ってそういうことがあるんだ~。
全電子書籍サイトがそうなのか分かりませんが、私が購入したのはhontoです。
門地さんの絵は好きなので、思いがけないプレゼントをもらえたようで、すっごく嬉しかったです!

5

ラー

初めまして。通りすがりですが とても貴重なお話でしたのでお礼のコメントを。(^^
電子書籍って後から追加というかバージョンップみたいなことがあるのですね~。
(hontoさんだけ、の事例なのかわかりませんが....。)
後からイラストが追加でダウンロードできたというお話は初めてお聞きしたので
とても参考になりました。ありがとうございました。m(_ _)m

うーん.....

うーん....

天然で健気で天使みたいな受けにどうも弱くて、キャラだけみて購入しました。お話し的には、ちるちるさんのレビューで見ていたので色々分かった状態から読み始めました。
受けはまさにその通り天使で可愛くていいんですけど、少しというかかなり意思の弱い感じがしました。なんというか、攻めに攻めに攻められ(笑)たから好きになっただけで、攻めのアクションが無かったら何にも発展しなかったラブなのだと思います。それがなんというか、ダークな感じを醸し出していました。そんな中での幾度にも渡るエチシーン。エロエロと書いてあったのでエロには期待しましたが、やはりそこまで萌えられず...。 受けがAVみたくアンアン喘ぐのにかなり冷めてしまいました。
あと、これは個人的になのですが、絵も私の好みではなく、話と相まって微妙でした...
ごめんなさい!好みに合わなかったということで!

4

共依存

うひゃあー!
となりつつ読みました。
最近読んだ別の作品のタイトル、「共依存」という言葉を思い出しましまが、塚越の執着ぶりがその言葉で収まりきらないほど激しかったです。
執着攻めさんというのは、どうしてこんなに静かに着実に用意周到に受けを覆い囲って来る人が多いんでしょう…
そして、それを受け入れてしま受けさん…
今回の真治はまさしくタイトルの母性で塚越を包み込んでしまいましたねー。
母からの愛情を知らなかった塚越は真治に母を重ね求めていたのでしょうか。ラストの涙でぐしょぐしょになった塚越に激しく萌えました(w*
塚越は真治がいないと生きていけないんだろうなぁ…
門地せんせのイラストが可愛くてえろえろでたまりませんでした(〃∇〃)

2

超執着攻

読み初めてすぐに受をレイプしたのは攻だろうなって薄々気付いていたけれど、まさかこんなに計画していたのは予想外でした。
今まで読んだ中でベスト3にはいるくらいな執着攻でした。私的には受だけを甘やかす攻は好きなのでドストライクでした。
ただアナルを肛門って書かれていたので、そこが少し残念でした。

5

深いな

私としては、近年稀に見る深いBLだと思いました。

攻めの計画通りに受けが堕ちていくと見せかけて、実は最初から、絡め取られていたのは攻めのほうだったんですね。
受けの大きすぎる母性に知らず知らずのうちに、出会った時から、狂わされていたのは攻めのほうだったのだと思います。

私は松本ミーコハウス先生の恋のまんなかが大好きなのですが、それとかなり似たような衝撃を受けました。
こういうBL、大好きです。

8

攻め属性だけで選んだけどテーマでしっかり読まされた。

執着攻めに定評があると聞いて丸木さんの作品を手に取りました。
しかししっかりとしたテーマ性をはらんだ作品で読み応えがあり、とても面白かったです。

凄く魅かれた所は沢山あるのですが、大きくは2つあって、
1つ目は赤子の要素を残している塚越と、自分や人の闇を理解したうえで天使であり続けられる真治の関係性です。
この2人の場合、攻めと受けの立場が良い方向に逆転している印象を受けて、そこに救いを感じました。
攻めの支配ではなく、受けの包みこむ力ですね。
手綱裁きと言っていいのかもしれませんが、そんな真治に塚越は子供時代を取り戻すように一生懸命になっている様がなんだかたまらない気持ちになりました。
ヤンデレが抱えている物ってとてつもなく大きな不安なんですね。
塚越の場合、真治の博愛精神に大きな不安を感じているのだろうなと思います。

そして2つ目は2人が持っている2面性のコントラストが魅力的でした。
塚越は暴力性と愛を欲する純粋な部分とのコントラスが鮮やかで、暴力性だけを見たら不快でしかないのですが(旧友にヤクザとまで言われていたし)、一心不乱に真治を求める必死さに一気続きに毒気を抜かれました。
そして真治の天使の部分と、塚越が心配になってしまうほどのエロエロな部分とのコントラスト。
魔性性を隠し持った天使なんてそりゃ溺れてしまうわと思います(笑)

丸木さんのエロはただのエロシーンじゃなくて、ストーリーに沿ってエロがねっとり絡んでくるのでじっくり読んでしまいますね。
他の作品も凄く気になってしまいました(>_<)

2

赦したのは誰だったのか

「鬼子の夢」がよかっので、こちらも読んでみました。

BLで最も遠いところにありそうな母性、「mother」というタイトルに??と思いつつ、門地かおりさんの表紙にもあらがえず。
手に取って見開きカラーにうおわあああああとなりました(笑)

天使のように穢れない真治が光なんて何も持っていない塚越に絡め取られてゆくことだけでもたまらないシチュエーションなんですが、さらにそのやり方が悪辣で巧妙で、読んでて楽しかったです。そこで真治が抵抗するかと思いきや、意外にも抵抗しないんですよね。天使のような真治には、もしかしたら塚越の悲鳴のような愛を無視することはできなかったのかもしれません。

塚越をそうさせてしまったのは自分のせいだという真治はやはり、天使のようだと思います。求められていることに本当は気づいていたのに、無意識に常識という壁で否定してきた真治。本当はレイプされた後の混乱は、そこまでさせてしまった自分への嫌悪と後悔だったのかもしれません。その無意識にようやく気付いた時に、真治は天使である自分と本当に一つになったんじゃないかな、と思いました。
追いつめてしまった自分をそれで続きも求める塚越に対して、真治は心から愛しさを感じていることでしょう。真治が塚越を赦したように取れるけれども、否定する真治を赦し続けてきたのは塚越だったんじゃないでしょうか。
表紙の白百合然り、母性然り、モチーフであろう聖母は天使の女王でもあるそうで。その子供はキリスト、自己犠牲によって人を原罪から救った救世主なんですよね。

昔からずっと人間が惹かれてやまないモチーフを、BLとして素敵に仕上げてあります。丸木さんの心理描写は繊細で奥ゆかしくて好きだなぁと思いました。

9

なるほど

読み進めていくうちに題名である「mother」の意味が気になって気になって(笑)すごく嫌な予感しかしなかったのですが杞憂でした!最終的になるほどっと納得できる題名でした。
ヤンデレが好きだったので購入したのですが、私の好きな病み具合でした。ストーカー、軟禁、執着、依存、溺愛は大好物なのですが、気持ちの悪い度を超えたものはあまり好きではないので少し不安だったのですが大丈夫でした。攻めのワンコな感じが可愛く、受けの天然?も嫌な天然じゃなかったです。「天使!」と思わず口に出してしまうくらい、受けは良い子で、攻めが惚れる理由も分かります。
受けに対しては優しく良い友人をして、裏では…っと溺愛している攻め!私にとっておいしいシチュエーションでした。
そしてその二人を描く門地先生の挿絵がエロい!…エロいです!もう最初の扉絵からエロ全開でした!大満足です。

ただ、話の内容に予想がついてしまうことと恋愛描写があまりないように感じたので評価を一つ下げました。けど、久しぶりに良いヤンデレを読んだと思います。

2

事件的には先が読めます

丸木先生の作品は初読みです。

ひゃーーー、びっくりさせられました(汗
まず、見開きのイラストに…
ネットで買って良かったです。
書店でカバーつけて貰っていたら、エライめにあうとこでした。


受けの真治はクウォーターで、『天使のような子』と言われ育ってきました。
しかしバイト帰りに何者かに襲われ、人生が一変し人間不信に陥ります。

攻めの塚越は真治の親友。
資産家の息子で、その外見で女性にもてます。
ひどく真治へ執着しています。


とにかく、真治に対するものへの塚越の嫉妬がすごい。
真治がつきあった相手にも、友人にも、血の通っていない道具なんかにも。
真治は塚越の母に似ているからというのが、大きなきっかけかな。
その辺りに影響したタイトルでもあり、また、ラストに別の部分もあります。
ただ、わたしは真治の性格には魅力感じられず。
悪く言えば鈍感と言いますか、空気読めないタイプでしたよね。

塚越の献身的なフォローで普通の生活へ戻れたのも束の間、真治のもとへ差出人不明の暴行時の写真が届けられ、塚越は真治を自分のもとで暮らさせることにします。続き

丸木先生の作品は他に読んでいないのでわからないですが、こちらは読みやすかったです。
誰が真治を乱暴したかはあらすじを読んだだけでわかってしまうのですが、問題なかった。
内容はあれですが、一応純愛と言えると思いますし。

中盤にえっちが出始めるまでは、真治の苦悩や事件に費やされています。
最初、真治は塚越に対して友情意外の感情は持ち合わせていません。
しかし数回体を重ね、自分自身が汚らわしいと感じる体を塚越が愛しさだけで包んでくれることに喜びを感じるようになるのです。

えっちもすごかったです。
特に最初のえっちは塚越の余裕がなくて良いのです。
最中に会話(?)があるのも。
吐息だけだったりするより、わたしは攻めも言葉を発する方が好き。

丸木先生の作品は痛いと聞いていますが、こちらは入門編くらいになった気がします。
他の本も読んでみたいですが、痛いのかなあ…悩ましいです。

2

ネタバレ見なくてよかったーε-(´∀`*)

私は本を買うとき、こちらのサイトでレビューを
見て、ネタバレ結構読んだ後買うんですが、
この作品のレビューで[ネタバレを見ない方がいい]
と書かれていて…。
いやー、ネタバレ読まなくて本当によかったです!!!
オチが本当に衝撃的でした!!!
確かにレイプ犯にしては山崎影薄いなーとは
思ってて、つい数日前に読んだ小説で、
レイプ犯が実はレイプ犯を探してくれていた
1番近しい人だった、というオチだったので
もしかしては…とは思っていたものの衝撃的でした!!!

あと、すみません。私ヤンデレなめてました笑
ヤンデレは、[失楽園のトリニティ]いう作品
の感じのものしか知らず、「これがヤンデレか!!!」と
痛感しました( ̄▽ ̄)

絵についてですが、さすが門地さんです!!!
[honey]で門地さんの絵いいなーと
思ってたんですが、
今回の作品でもやっぱり素晴らしかったです♡
私は本を買うとき、挿絵が好みな絵柄では
なかったら買うのを躊躇するんですが、
[mother]の表紙を見て、すぐに門地さんって
わかって即買いしました笑

私は強姦とかの続き類の話が好きなので、
この作品のあらすじ見た瞬間に
欲しいと思ったんですが、もう少しレイプ
されている時の場面が長くてもよかったかな、
と思いました。

最後の最後に“mother"の意味がわかり、
塚越が真治のことを天使と呼んでいた
意味もわかり、謎は解決したのですが、
この2人結局どうなっちゃうんですかね(-_-)
最後に真治死ぬフラグたってるけど…。

私は今まで[honey]や[八月七日を探して]
のように、ストレートにハッピーエンドの作品しか
見たことがなくて、この作品のようにバッドエンド風のハッピーエンドは初めて見ました。
だから、読んだ後の衝撃が本当に想像以上でした。
この作品、本当読んだ方がいいです(><)!!!
そして、ネタバレは絶対に
見ないことをオススメします!!!
こんな最後に言っても意味ないかもしれませんが笑
話も挿絵も素晴らしいので、損なしです!!!

5

静かに動く…

一寸変則的に読んでみました。
表題作を少し読み進めたその後で併録作を読み、
そして再び表題作へ。
…見事ですね。微塵のぶれもがっかりも無い。
道具立てに些かの余分も無く、すっきりと収まっている。
主題が主題でも読めてしまうのは、その力量あれば
こそでしょう。
門地さんの装丁で程好い加減に中和されていたのも
良かったのかも知れません。
そう言う部分も含めて考えると見事さ故にこう言う
評価になるのかな、と。

テンプレート展開の様に見せかけて、かなり細かい
仕掛けがしてある物語だろうと評者は受け止めました。
ネタバレと言われた装丁の一部にも、実は底意が
潜ませてあるかと勘繰ってしまう程に。

6

執着愛

とりあえず、結末は最後に読んでこその結末だなと。
今回はちょっぴり反省含めからのスタートでございます(´・ω・`)ショボン
や、結末読んでから読んでもスリルがある作風の方もあるんですが
正直なところ、盛り上がりがそこまでじゃなかったというか。
それが、答えを読んでしまった代償なのか、流し読み風味だったせいなのか
不徳の致すところは多々あれど、
言いたいのは一つ。

エロが素晴らしくよかった!!
何がなくてもエロスがよければ満足しちゃうってわけでもないですが
久しぶりにネチっとしたたらふくエロスでしたね。
どれだけレイプもので、一冊に複数回構成されていようとも
わりとタンパクだったり、朝チュン風味が多いなか、一度達してもまだ足りず
受もまた、、ねぇww
その点に関してはウマwでした。

ストーリーとしては~・・な部分。
設定は重く、近親相姦から生まれた攻の引きずる過去。
レイプのトラウマを抱える受。
設定としては面白いとおもったんですが、その謎がとけていくというか、
少しずつ明るみに出て・・・という盛り上がりにはちょっとかけたかなと思うのです。
続き
乗り切れなかったのが残念。(私の読みも甘いので悪いとは言えないのですが・・
受が存外、悪いことは忘れてしまうという、ちょっとおめでたい頭だからなのでしょうかね・・・ある意味、知らない男にレイプされたと思っていたほうが
精神的にダメージは大きかったのか。ある意味、正体がわかって少し安心した・・とか・・?ん~・・
個人的には、お互いがよければ別に良しではあるんですがね。

とりあえずエロだけだったら神でもいいかな

3

一息で読みました

ついさっき読み終わりました。…が、何でしょうか、この胸に残る重苦しいものは……!w

なんとなく犯人は最初から想像でき、全くその通りでしたが、真実が明らかになる小説の最後20ページくらいはちょっとドキドキしながら読みました。エンドはハッピーなのかバッドなのかそれは読者それぞれって感じです。

もともと執着攻めやヤンデレさんが好きだったので好みのジャンルです。

読み終わったあとに、この「mother」というタイトルが作品に本当にぴったりだなあ!と思いました。

執着さんが好きな人は読んでみて損はないですよー!

1

ぬっとりしてます!

やっと読めました!
発売日から悶々としておりましたが、ようやく…!
噂に違わぬ病みっぷり、堪能させていただきました。

真治を愛するあまりの様々な言動が
やっぱりリアルでは引くんだろうけど(いや、絶対引く!!)
BLでは「…アリ、かも?」と思わせられてしまいました。
というのも、皆さんのレビューでそれなりに心の準備が出来ていたのでw
そして、レイプは萌えツボじゃないはずなんですが、
それこそ心の…(準備出来てたらなんでもいいのか!って感じですね;)

真治の能天気というか嫌がらせされてもダメージを受けない、
暖簾に腕押し的なキャラじゃないと無理だろうなとも思いました。
とにかくなんというか、淫らなカラダにされてしまった!っていうのが
良かったんです…。

塚越は金と権力にモノを言わせていっそ清々しいくらいw
何でも手に入るのに母の愛を受けられなかった事で
真治を神聖化していたのに自らの手で汚す。
うーん、本当にあれこれ病んでます。


門地さんのイラストがまたいやらしくてね!
昔、シリアス(ダーク?)な作品描いていらっしゃったの続き
久々に読み返したくなりました(ショタじゃないものを;)。
なんかもう、ねっとりとした執着がたまらなかったから。

色々気にしたらたぶん楽しめなかったかもしれませんが
なんといってもエロい!!君等、ヤりすぎ!!w
塚越のおやじのような言葉責めも楽しかった。
しかも真治はかなり気持ちよさげだし。

でもエロだけじゃないのがまたすいすい読み進められる所以かと。
真治が塚越の側にいるのがあまりにも心地良くて依存してしまう面と
(それこそ塚越の策略どおりですが)
塚越が何を差し置いても真治が全てというところ。
それだけ真治を手に入れたかったんだね!と思えば
違和感は感じない…かもしれません。
私は読めて良かったです!

2

天使から人間へ

天真爛漫で他人の悪意を感じる事が出来ない、天使の様だった真治。
少し頭が弱いんじゃないか、もう少し物事を考えた方がいい、と言われるほど・・・
それが、レイプ事件を境に一変します。
すべての他人を疑い、殆ど引きこもり状態になる真治。
レイプ犯に対する恐怖、誰も信用できない事に苦しみますが、
それ以上に真治を打ちのめしたのは、快感を覚えた淫らな自分の身体でした。

真治は、レイプされた事で初めて「汚れ」という事を自覚します。
今まで皆に「天使」と言われてきたのは、
余りにも楽観的で物事を深く考えない真治に対する、
揶揄する意味もあったのだと気付きます。

「mother」というタイトルもそうですが、宗教的な含みのあるお話ですね。
――この馬鹿な自分に汚れというものを教えてくれるためのものだったのではないか
――レイプされた後に、何よりも汚らわしく思ったのは、己の体だった
――汚れとは自分自身だ。人そのものなのだ。
  人は皆汚い。そんなことを、今更知ったのだ。
そして、高校時代は何も感じなかった吐瀉物を、今「臭い」と感じるのは、
自分が「天使」ではなくな続きり、恐れ疑う「人間」になったからだと真治は悟ります。

実は私は三浦綾子さんの小説が大好きなので、この手のお話は正に大好物です。
氏の作品を読むと、人間とは狡く汚く罪深いもので、
それを許す存在が「大いなるもの」だそうな。
ちなみに私はクリスチャンではありません、念のため(笑)
もちろん、この作品はあくまでもBLなので、それがメインの小説に比べたら
宗教色はかなり薄味です。エロも濃いですし(笑)
門地先生の挿絵も最高です!ファン必見!!



★作品未読でこれから読む予定の方は、ここから先は読まないで下さいね。
モロにネタバレです。

最後、レイプ犯はやはり一番信用していたあの人でした。
しかも知らない内に自分の手の内に入るように根回しされ陥れられていたんです。
でも、それを知った真治は、離れるどころかすべてを受け入れます。
――俺が、お前を生んだんだ。俺が、お前をここまでさせた

なんだろう、自己犠牲、とは違う様な気がします。
塚越は、きっと誰よりも母親の愛情に飢えていたんでしょうね。
ずる賢く自己中心的でありながらも、常に渇望していたんでしょう。
それが真治を初めて見た瞬間に、すべて彼に向けられてしまった・・・
そして真治に許され、欲しかった真治の「母性」が与えられた事で、
根深い塚越の渇きは癒されたんではないでしょうか。

「child」の最後の小指のリングの一文が、
許しを得た塚越がどれだけ満ち足りたのかを語っていると思いました。

6

帯を読めばすべてがわかるという

 丸木文華と言えば、ヤンデレに近親相姦、執着愛がお家芸の作家。ゲームシナリオ、果てはTLまでそこそこ読んでるけど、作風を知っていると帯であらすじがまるっとわかる。予想通りの話で、それ以上でもそれ以下でもなかった。私はあまりときめかなかったです。つまらない訳じゃないんだけど、ああいつもの丸木文華だなあーという感じ。
 丸木文華には最初から個性があって、同じような関係性を繰り返し表現し続けている。それが悪いって訳じゃないし、そういうものを期待している読者に応えているんだとも思う。でも、だんだんとなれてきてしまってそれが物足りない。さらさらっと読めてしまう。昔の方が下手だけど、何回も読み返したくなるような勢いがあった気がするなあ。読み進めるのがつらくなるのに、どうしても読まずにはいられないような作品を丸木文華はすでに世に送り出しているので、そこまで期待してしまうんだよね。決してつまらない訳じゃない。でも、丸木文華ならもっとヒリヒリするような作品を読みたいです。
 あとなんか、これはBLのテンプレだと思うんだけど、受け以外はどうでもよくてひとをひととも思わぬ攻めにはちょいとおなかいっぱいで続きす。当て馬にされる女は良いツラの皮じゃねーか!受けの天使っぷりもなあ。最終的には母性愛に近いもので攻めの歪みさえも包み込んで癒そうとするんだが、なんかちょっともう十分わかったから勝手にしてくれよと思ってしまった(笑)。
 清らかで美しい、天使のような存在だから、堕としたい。傍に置きたい。そういう欲望のベクトルはまあ理解できる。でも、まともな人間扱いしてないですよね。下に見るのも上に見るのも同じで、垂直方向じゃなくて水平方向で対人関係を築いて欲しいね、攻めには。ひっぱたいて目を覚まさせてやる気骨のある受けならスッキリしたかな?それでも良いよ、といって産みなおし、育てなおしをする受けの博愛精神は凄すぎる。そんな値打ちがあるか?その男に。まあそれが恋は盲目ってヤツなのか。天使というよりは聖母な感じでした。

13

天使、母親……

キーワードに注目だと思います。なるほど…と思いますね。

いやあ、初めて丸木先生の作品を読ませていただきました。
ひしひしと出るダークな感じがたまりません。キャラクターも魅力的です。

計算高く執着があり頭が冴えて権力を持ち合わせる最強の攻めですね!逃げられるわけがない。当方はヤンデレが好きな為始終楽しんで読ませていただきました。
最後まで真治は天使でした。外見だけでなく、中身も。本編最後のchildも良かったです。目線が変わって語られるのがすごくツボなので、個人的にとても好きでした。

自慰のシーンもとてもよかったです。他人に見られちゃう展開もありきたりなのがまた美味しい。塚超を疑いながらも、自分を得るためには手段を選ばなかった相手をそのまま包み込んで愛するという結末には驚きました。闇堕ちとも言うべきなのでしょうが、それを感じさせない。やはり母性か…

深読みしすぎだろと言われるかもしれませんが、風呂での情交のシーンで出てきた「DNAの螺旋構造~」なる表現が、ふぅむ、作品全体のテーマとかけているのか…素晴らしい…なんて思ってしまいました。

二人の話がもっと読続きみたくなりました。エロ満載でお腹いっぱいです。満足~!

2

どっちもおかしい

ヤンデレが読みたくて購入しました。
買って大満足です。
おもしろかった。

皆様の言うとおり、攻はなかなかのヤンデレ具合。
天使のような受を手に入れるためあれこれ手を尽くしています。
でもこの受もなかなかの変わり者。
どうしてここまで人を受け入れることができるの?というくらい優しい。
自分を敵視してる人にすら純粋に優しいです。
誰も彼もに好かれる受に攻は母親を重ねてしまいます。

ただ攻は受を完全に手に入れるためにあれこれ画策しますが、結局は受の優しさに取り込まれてしまいます。
帯には「天使の羽を折ることにした」と書いてありますが、実際は「折ろうとしたけどできなかった」という感じです。
こんなにひどい目に遭わせても自分を許し受け入れてしまう受に、攻はこれからもずっと歓喜と恐怖に駆られて生きていくんだろうなあ。
自分を捨てないでくれと何度も懇願する攻が、何だかかわいそうな気がしてしまいます。
それ以上にたくさんひどい事をしているんですが。
最終的に受は偶像化していた攻の母親をも超えてしまったみたいで、母親の形見である指輪すら捨てる決心をしてしまう。
閉塞続き的で狂気めいた、でも幸せなラストになっていて面白かったです。

6

攻めの感じたまりません

執着ものやヤンデレものを読みたく探し見つけた作品でした。初作家さんでしたが門地さんって事とここのレビューを見て即買いしました。

ヤンデレ好きな私にはツボりました。

私は天然系受けが、は?っとイラつき苦手なのでそこだけ気になっていました。天使みたいな受けなら苦手なキャラかな~っと。

受けに嫌みが通じない場面もありましたが受けの心理描写がちゃんとあったのでイラつかず読めましたwこんなのは初めてでしたw

しかも天使というキーワードとmotherというキーワードはなるほど~っとなりました。

天使は受けの容姿説明や攻めが受けに汚れたって綺麗なのもお前ぐらいのセリフもあり綺麗な人って意味だなって。よくある例え的なやつだなってあまり気にせず読んでましたが、
後半の受けが自分がなぜ天使って呼ばれてたかを思い巡らしてる時にまた違った天使の意味があり、またmotherも攻めは母性愛に飢えてるな~って読んでいて思う場面がありそういう意味かなっと思ってましたが後半の受けのセリフにお前マジか!なるほど~となりました!

この受けに惚れましたw

攻めは用意周到で策略家で続き、でも赤ちゃんなんですw

それはもぉ~受けの彼女ともヤっちゃい挙げ句別れるようにしたり携帯勝手にいじったりたくさんたくさんヤンデレ的な描写がありました。



Hは攻めの気持ちも受けにまだ伝えられてない、レイプされた経験があるのに(レイプから快楽に目覚めてても)
自慰行為を見られた流れから友達と最後までいったのには最初うーんってなりました。ここは途中まででよくない?と私は思っちゃいました。

レイプ描写もあまりないので全体だと甘めでしょうか。

料理中やら風呂場でやら攻めは自分が使った玩具にさえ受けがそれでイってしまったので嫉妬してますw

内容もエロも読み応えありでとても良かったです。この作者の他の作品も読みたくなりました。

7

執着攻めがお好きな人は必携の書

自分だけを見て欲しい。自分を受け入れて欲しい。
相手に焦がれる一方で、その醜い感情を持ったからこそ、対比的に自分の醜悪さに気付く。
そんな切ない想いが詰まったダークな作品でした。

心理描写が非常に丁寧なのが好感を持てます。
受の子は、一種異常とも言えるくらい「良い人」という設定なのですが、その「良い人」の心理描写をしっかり描く事によって、受の性格や思考をそこまで抵抗無く理解する事が出来ます。「共感」が出来るかどうかは人それぞれといったところでしょうが、BL小説の一般的傾向だと「もともとこういう性格なんです受け入れて下さい」と作者に強引に持って行かれる作品が多い事を考えると、本作は巧みに出来ていると感じます。
骨抜きにされている攻でさえ「こいつは頭が緩いのかもしれない」と思わさせる部分がリアリティあって良いです。自分のキャラクターに嘘をつかず、冷静な目で見つめる事が出来る作家さんなのではないでしょうか。
濃厚な性描写に入るまで本の半分を要するのも、他の一般的傾向と比べると非常に読み応えがあり、没頭しました。

この本で丸木作品を読むのは2冊目なのですが、それにしたって続き今回の作品は粗筋を見ただけで犯人は分かります。
「丸木作品を読んでいる人なら分かる」というより「BLをある程度読んでいるなら予想はつく」お話です。
しかし、他の方も仰っているように、だからこそ物語に没頭出来る面白さがあります。
犯人が分かっているからこそ、読者側の恐怖と好奇心は倍増するのです。

そして何よりエロい。門地先生のお陰でエロさ5割増し。エロを期待している方へも裏切らない内容になっています。擬音もなかなかなのですが、喘いでいるというよりは悲鳴をあげている受の声には好きずきあると思います。私はよりダークっぽさが出てる気がして好きでしたが。
また、攻が最中に格好付けておらず、全く余裕が無い感じも人間味があって、受の事を大好きな様子が伝わって来たのが高ポイント。イケメン超お金持ちスペックを持ち合わせつつの「これ」です。受攻両者ギャップが凄くて楽しいです。

難点をあげるとすれば、後半のお粗末ともいえる伏線回収にはちょっと不満を感じました。今までの謎が数ページで解けます。ページの都合なのでしょうが、もっとじわじわと追い込む恐怖を描いて欲しい。
また、「mother」というタイトルの意味も終盤で分かるのですが、ちょっと強引かな?と思える理由でしたが、後半の「child」にmotherの意味が集約されているので良しとしました。そんな人はいないでしょうが、このchildから読むと本編を読む意味が無くなりますのでご注意を。

ヤンデレ、異常執着、ビッチ傾向にある受、が好きな人にはたまらんな!っていう内容です。
ていうか私の事なんですけどね。たまりませんでした。既に他の丸木作品も購入しようと、どれにしようか検討中。

それにつけても、ダーク+エロ+門地かおり挿絵=最強の威力。
この本の魅力の4割は門地先生のお陰と言っても良い(個人的な趣味に基づき)。
そもそも門地先生自体大好きなものですから、俺得な小説過ぎました。非常にイケナイものを読んでる気分にさせられます。
本を開いた瞬間、ネット通販で購入した自分を褒めました。口絵カラーが、流石門地さんや!ってくらい凄い。これはレジに持って行けない(笑)

また、1冊目の本(野獣なネコ、流されるクマ)を読んだときも感じた事ですが、丸木先生のあとがきがどうもツッコミ待ちのように思えてなりません。この本はどうやら「太陽のない曇った日に悲しいロシア民謡でも聞きながら読むと合う気がします」との事なのですが。
へーなるほど.............そうか?(笑)

バラライカの奏でる悲しげなメロディが合うのかは分かりませんが、とてもお薦めです。

5

天使が捕獲されました...

あらすじは割愛で。
丸木さんの作品ですしタイトルもタイトルなのでヤンデレが出てくるのかな?と思ったら案の定でしたw 丸木さんの作品は個人的に読後感がもやっとするものが多い印象なのですが、この作品は爽やかとは言えないものの、納得できる感じで終わったところが良かったです。

タイトルから真治(受)が母親、祐紀(攻)が子供のような存在という事なのだと思いますが、それほど親子のような関係ではないと感じました。真治が祐紀の亡くなった実母に似ていると言っても祐紀は真治に母のような存在として求めていたのでしょうか?私は祐紀は真治に天使のような存在として求めていたのではないかなぁと思いました。外見の綺麗さはもちろんの事、内面の綺麗さを求めて。祐紀には今まで自分のステータスを利用しようとする人間しか周囲にいなかったし、親からも充分な愛情を受けて育っていない事から真治の存在を神聖化し、好きすぎて好きすぎてヤンデレになったパターンだと思いました。その執着の仕方が病んでる訳ですが、そのくらいの力技を使わなかったら真治を自分のものには出来ないと思ったのでしょう...

タイトルや帯で最初からレイプ犯が続き誰であるかは想像がつきました。分からない様に演出していたらもっと怖い感じが出たと思うのですが、BLとしてはあまりにホラーっぽくするのは良くないと思ったのでしょうか?個人的には分からない様にした方がおもしろかったかなー?と思います。
あとタイトルですが、mother よりは angel の方が合っていたかな?と思いました。
天使という言葉がキーワードになっている作品なので。イラストが門地さんですが、真治の天使のような美しさがもう少し前面に出ていた方が良かったかな?と思いました。

蛇足ですが、佐藤真治という名前が普通でBL的に珍しい!と思いました。見た目が外人っぽいのにいかにも日本人的な名前はギャップを狙ったのかな?と思いましたw

2

天使を欲した・・・

執着攻め、ヤンデレといえは丸木先生!
本屋でこの新刊見つけたときは期待で思わずニヤッとしちゃいました(笑)

実際に読んで、期待以上でした!!
丸木先生の作品の中でも、特にお気に入りの作品になりました。
他の方のレビューがあるのであらすじなどは書きませんが、
少しサスペンス風味なので、事前情報を持たずに読んだ方が楽しめるかな。

帯のあおり文句に
『天使には羽根がある。だから羽根を折ることにした。』ってあるんです。
読む前には「綺麗なものを汚したい!」系の執着なのかな、
って推測してたんですが、違いました。
ラストシーンを読んで、「あー!そっちかあ」と納得すると同時に
攻めの想いが理解できて嬉しくなりました。
本のタイトルの意味もラストに分かります。

何回も読み返したくなる、そんな作品だと思います。
もちろん、エロもがっつりあるのでその点でもすごく楽しめますよ♪



4

ヤンデレと堕天使

天使と称される受け様を手に入れる為に手段を選ばない高い知能で悪知恵を駆使して
ジワジワ手に入れる、それも離れられないように欲しいと思っている相手を精神的に
どんどん追い込んで、裏と表の顔を巧みに使い分け受け様を手に入れる。

このヤンデレ攻め様は幼い日の実母との生活の中で心が歪んでしまっている。
神様の元に召された美しい母に死なれてから、母親に対する歪み切った愛情を知り、
亡くなってからマザコンになってしまったように、心の一部が壊れてしまって、
母に似た面影を持つ、天使みたいに綺麗な受け様に崇拝でもしているように傾倒する。
本当の天使みたいだと、攻め様はかなり受け様に依存的な様子になりますが、
この受け様も、子供の時から天使だと言われているのですが、心が綺麗だとか優しいとか
人を疑ったり、憎んだりするって事を知らないで育ったような稀有な人でしたね。
でもそれは、かなり危ういものを含んでいる気がするし、結果的に攻め様にハメられ
暗闇に落とされてしまう事になります。

似たような雰囲気を感じる作品が何作かあるのですが、普通の恋愛みたいに好き嫌いで
終わらせない続きストーリー構成で、本質的な解決と言うか、幸せなエンドとはかけ離れて
いるようなお話で、狂気の中で育った思いの行く末。
攻め様にジワジワ嵌められながら、騙されて、精神的に追い詰められ、身体まで奪われ、
人を疑う事を知らなかった受け様が全ての人を疑い、明るい生活をしていた時期とは
正反対の日々を送り、唯一信じていた攻め様の本当の姿を見た時に受け様のとる行動。
頼り頼られ、依存し依存され、堕天使になってしまったと思えた受け様の母性的な
愛を感じさせる、何処かに癒しが必ずあると思わせるような作品だったと思います。

8

奥深い一冊

ヤンデレ好きなので、レビューに釣られて、地元の本屋回って三件目にしてようやく見つかって購入しました。

レビュアーのみんなさんの言う通りネタバレ無しの方がいいですね。
丸木文華さんは私にとって初読みです。
暗いトーンのお話ですが、丸木さんの文が綺麗で、読んで心地よいです。


本編後の「Child」、攻めさまの視点で、攻めさまの過去と考えがいろいろ書かれました。
確かに攻めさまは受けさまの見た目に一目惚れしたけど、実際受けさまは母と違って、見た目と中身はギャップなし、汚い自分のすべてを受け入れる天使、まさに求めて欲しがったそのもの。
だから攻めさまはヤンデレになりました。
ヤンデレ = 暗い というイメージがありますが、自分はそうでもないと思います。
むしろヤンデレこそピュアな心の持ち主ではないか?(少々痛い発言ですがw)
心の底から愛する人に純粋な愛を求める、どんな方法を使っても振り向かせたい、自分だけを見て欲しい、他何もいらない。
こんな重い想い、誰もすべてを受け止める自信あるはずがないでしょ。
受けさまは恐れることより攻めさまのすべてを受け止めることを続き選びました。
受けさまの性格がゆるい(あるいは天然?)ので、真相を知ってもあんまり気にしていないみたい。(自分より他人のほうが大事だと思っているからね)
まぁ、攻めさまも救われるので、それはそれでいいんじゃない?と思ってしまいますw

エンジングの濡れ場の閉塞感がとてもとても好きです。
そして最後の最後、攻めさまの決意は何か弱い光が見えた気分です。
決してバッドエンドではないと思います。

ヤンデレお好きな方に是非!

2

ネタバレなしで。

丸木先生の門地先生の、両先生のイメージが合っている作品でした。

表題作「mother」(受け視点)と「child」(攻めの幼少期回想編)の2話構成です。
この2話のタイトルで、ヤンデレだけではない特異性を持たせています。
先の方のレビュー通りに、読み始めから先が想像できてその通りの展開ですが、だからこその安心の上で、この2人のプレイとこのタイトルを楽しむのが宜しいかと思います。
丸木・門地先生とも、いつも同様にツユダクでエッチです。
それを期待されるなら大丈夫、外してません。

門地フリークの自分なのでイラストの事を申しますと、この作品の自分の好みは、何枚もある濡れ場イラストではなく祐紀1人のものでした。
裏工作してきた祐紀が、それが真治にバレてどう思われたのか?不安の中で真治と目が合った瞬間です。
真治に赦しを乞えば良いのか?このまま監禁したら良いのか?と、低く暗い心の中で自分本位なグルングルンが見て取れる・・・^^
エロ絵はいつも流石じゃ~と思いますが、こういうのが良いですねv

丸木先生の文章も読み易くて、祐紀の真治の心情も分かるし、すんなり入ってきま続きす。
ただ、読者が思った通りの展開なだけに、2人の心の黒い部分がもっとギドギドと汚く表現されていたら、より喰い付けたかなーと思います。
丸木先生の文がキレイでサクサク読めるだけにね。

3

非常にヤンデレがよくわかる本

丸木文華×門地 って最強じゃない?と強烈に期待値をあげて待っておりました!
しかして、
”ザ・ヤンデレ”がそこにありました。
安定の丸木文華品質ですが、何故か全然痛さを感じないのです。
そのヤンデレのほの暗さも、執着の激しさも、甘い甘いものにしか感じない。
そんなハッピーエンドがそこにありました。

高校卒業目前にレイプをされ、人と関わる事を避けてきた真治の苦しみは、自分がそこで犯されながらも快感を覚え、アナル感覚を覚えてしまったこと。
高校からの唯一の付き合いのある塚越でさえも遠ざけていたある日、
とうとう塚越につかまり彼の家に連れてこられる。
そこでレイプを告白して少しづつ気が楽になり、アナニーを見られたのをきっかけに身体の関係になり、そしてだんだんとそれに溺れていく。

そんな現在軸を見せながら、
高校時代のエピソードが交錯して入りながら、彼等の関係が綴られて行きます。

現在の彼等、過去の彼等、それらが描かれるのは全てはラストの為です。
それでもなおかつ、塚越を愛おしくて守ってあげたいと感じる真治は天使なのかもしれませんね。
それについても、高続き校時代のエピソードで物語られています。
人を疑うことをしない、結局自分の都合のよいように納めてしまう、純粋というより本当はどっか1本ネジが緩んだ鈍感なのかもしれません。
そんな彼を天使という塚越は、真治が赤ん坊の様とラストで思うほどに、マザコンの歪んだ姿のヤンデレでした。
果たして、塚越は真治の中に母性を見たのか?
本編後の【Child】にて綴られるので、それで彼のサイドを知るに十分でした。

出会って恋をしてとか、そういったありきたりの物語展開でなくて、キャラクターを語り見せる1冊。
そして門地さんのイラストは交わってる絵が多いのですが、カラー始めエロさがてんこ盛り。
つゆだくなイラストを堪能してください。
一番受けてしまったのは、風呂場でのエッチシーン♪
”ぐるぐるうずまき”まさか絵で表現されているとは!?


5

羽を折られた天使

ものすごく面白かったです!
ただネタバレ無しの方が良い話だと思いますし(但し予想は簡単に付く)レビューを書いている自分が言うのも何ですが、レビューは先に読まない方が良いです。
ヤンデレ攻め好きには文句無くお勧めできる話です。
帯の文句で犯人の予想は付いて実際その通りだったのですが、自分の購入の決め手はその帯の文句だったりします。

以下ネタバレ含んだ感想につき注意


攻めの腹黒ヤンデレ具合が本当にやばいです。
特に攻めから受けの(元)彼女に対しての仕打ちが半端なかったです。
受けに対しては優しいですが、受け以外どうでもよく、受け以外の人間には本性がバレバレだったという…
同時収録の「child」は攻めの一人称の短編で、攻めの狂気がよく表されていたと思います。
攻めはヤンデレで明らかに異常ですが、受けもおかしい部分があるので、ある意味お似合いの二人だとは思います。

ラストはもっとバッドエンド寄りの物を想像していました(同作者の「三人遊び」みたいな)
作者さんはあとがきで「暗いけれどもバッドエンドではないと個人的には思っています」と書かれていましたが
続きッドエンドではないどころか十分ハッピーエンドだと個人的は思います。

ヤンデレ(特に策士型)好きな方には本当にお勧めできます!
本当に購入して良かったです!

7

安定感のあるヤンデレ

丸木先生の本って感じの本でした(笑)
予想通りの結末だったのですが、先が読めてつまらんっていう感じはなくて、むしろ思ったとおりになって安心しました。
安定感あります。

攻め様は大金持ちの御曹司で、策士で、腹黒、執着系。
受け様は純粋無垢の天使ちゃん。クォーターで見た目も天使ちゃん。

丸木先生の執着系のヤンデレは本当に秀逸だと思います。

あと、エロいです。
玩具あり、拘束あり、コスプレあり。
お風呂、台所、ソファ…いろんなところでHしまくってます。

暗いトーンのお話ですが、ハッピーエンドなので、読み終わった後に暗い気持ちにならない作品だと思います。

5

東雲月虹

鈴碼さん、初めまして。東雲と申します。
門地さんの挿絵なので興味があったのですが
俄然読みたくなりました♪
わかりやすい展開の方がエロも安心して楽しめそうですしw
しまくってるんですね!?
更にそれを門地さんのエロいイラストで拝めると思うと
いてもたってもいられなくなりますよ!!
やばいやばい、落ち着かなくちゃ。
それでは失礼致しました☆

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