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表題作裁きの籠の鳥

秋常誠 大学生(休学中)弁護士助手 22歳 
皆崎白夜 弁護士 28歳

あらすじ

常勝無敗の弁護士・白夜には誰にも話せない秘密があった。助手の秋常に心を開き始めた白夜だったが、夕暮れ時に過去のトラウマが蘇る。罪に囚えられ裁かれることを望む白夜を、秋常は救えるのか!? 裁判後、逆恨みした訴訟相手に襲撃され、絶体絶命のピンチ!

作品情報

作品名
裁きの籠の鳥
著者
立花つづく 
イラスト
鈴本廃 
媒体
小説
出版社
学研パブリッシング
レーベル
もえぎ文庫
電子発売日
2

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萌々

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中立

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趣味じゃない

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レビュー数
1
得点
1
評価数
1
平均
2 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

もう少しはじけた感じがほしかった

白夜は「常勝無敗」「法廷の漆黒の向日葵」と異名を持つ若手なのに相当のやり手弁護士だ。都内大手の弁護士事務所の筆頭弁護士なのに誰も寄せ付けず助手をつけない。
所長からどうしても助手兼ボディガードをつけると言われ、大学休学中の秋常がやってきた。白夜の意地悪にも動じず痒いところに手が届く対応をする秋常に白夜は…

白夜先生が28歳のやり手弁護士なのにすごーくおじさん臭くてとても違和感がありました。
トラウマを抱えていて人を寄せ付けたくないのはわかるけれど、自分の罪と思い込んでいるそのことの贖罪から弁護士をしているところやいつ死んでしまってもいいと投げやりなところも少し理解が出来ませんでした。

その白夜先生にとって秋常はとても理解があって尽くすスーパー助手。
白夜先生にとって本当に救いなんでしょうけれど、秋常はなぜ出会ったばかりの白夜先生にそれだけ尽くすのか気持ちがわかりにくいのでもやもやしました。
秋常がとても好青年なので救われますが、白夜先生の人物像の不安定さに気分が最後まで乗り切れず、ちょっと残念。

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