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迷宮の姫君は復讐を秘め

meikyuu no himegimi wa hukushuu wo hime

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表題作迷宮の姫君は復讐を秘め

斉木黒曜,暗殺請負人
志岐大貴,大学生,20歳

あらすじ

大学生の大貴は、歴史の裏側で暗躍してきた志岐家の次期当主。時の権力者を懐柔する貢物として奥座敷で高級娼婦のような生活を強いられている。あるとき志岐の配下で暗殺を生業とする斉木の次期当主で元傭兵の黒曜に引き合わせられ、やがて彼の働きの報奨として抱かれるが、自分をモノとして扱わなかった黒曜に大貴は好意を持つ。
 一方、大貴の世話係を務める高校生の弟、拓哉は兄の大貴を敬愛するあまり恋愛感情を抱いていたが、大貴が黒曜に惹かれていると知ると嫉妬のあまり力ずくで犯してしまう。実は大貴は拓哉の身代わりの養子で血のつながりはなかったのだが、拓哉は大貴にその事実を知られるわけにはいかなかった。
 弟に犯されてショックを受けた大貴は、自分の命をかけて拓哉を脅迫し黒曜との関係を続けようとする。いつしか奥座敷では大貴と黒曜、拓哉の三人で淫らな夜を過ごすようになるが……。

作品情報

作品名
迷宮の姫君は復讐を秘め
著者
朱西美佐 
媒体
小説
出版社
イースト・プレス
レーベル
B-cube

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