一途な独占欲

ichizu na dokusenyoku

一途な独占欲
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神11
  • 萌×225
  • 萌4
  • 中立2
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
6
得点
169
評価数
43件
平均
4 / 5
神率
25.6%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
リブレ
シリーズ
ビーボーイノベルズ(小説・リブレ)
発売日
価格
¥850(税抜)  ¥918(税込)
ISBN
9784799712740

あらすじ

ずっと片想い中の幼馴染みに失恋した税理士の夏目幸史は、バーで出会った端整な男・伊佐に口説かれる。
キスもセックスも初めての夏目は、甘やかされるように抱かれた翌朝、伊佐がクライアント先の社長だと知る。
しかも混乱したまま、伊佐にデートの約束を取り付けられた上に付き合うことに!
『ユキは絶対、俺を好きになる』。
伊佐がかける甘くて優しい恋の魔法は、幼馴染みを忘れられない夏目の心を溶かして?
スイートビターラブ?

表題作一途な独占欲

伊佐明信 輸入商社の社長 35歳
夏目幸史 幼馴染に失恋した税理士 23歳

その他の収録作品

  • 一途な週末
  • あとがき

評価・レビューする

レビュー投稿数6

社会人カップルの甘い作品

表題作「一途な独占欲」は、夏目(愛称「ユキ」・受け)が主人公の長編です。
同時収録「一途な週末」は、伊佐(攻め)が主人公の後日談ショートです。

タイトルがピンク色でキラキラ輝いてますが、そこから受ける印象そのものの内容でした!

「一途な独占欲」では、夏目は小学校から思い続けていた幼馴染・新倉の結婚を知ってショックを受けます。妻となる友美の妊娠も知り、傷心を隠して親友として向き合わなければならない場面も結構あるのですが、夏目の切なさというより、その後の伊佐の優しさや格好良さの方が印象に残りました。

夏目の視点なのですが、伊佐が最初は軽い気持ちで声をかけたのだけど本気になってしまうというのが透けて見えて、いつ好きになったのかわからないのに告白してきたという唐突感はありませんでした。

お互いの存在が仕事に良い影響を与えるという展開も、仕事モノ好きには嬉しかったです。

「一途な週末」では、伊佐が夏目に振り回されている、自分が譲歩していると思っていたのに、実は夏目の方も…という甘い相違が面白かったです。

スマートでお金持ちな攻めに甘く愛される庶民受けがお好き続きな方にお勧めです。イラストも素敵でした!

0

おもしろかったあ

イケメン攻に美人受、萌えました!
伊佐は夏目にベタぼれだし、夏目も最終的には伊佐の事が好きになって幸せそうなのでよかったです♪

ただ……!途中から出てきたリヤがあんまり好きじゃなかったな-
なんでそんな煽り方しか出来ないの?!ってくらいの、ことごとく「俺がもらっちゃうよ」発言!
伊佐の元彼ってだけでも邪魔なのに……
夏目の本心を出させるためだと分かっていても、後日談にまで出てこなくてもよかったですね-。

1

この攻、素敵過ぎる!

なんとなく、表紙イラストやあらすじその他からのイメージで、なかなか読む気になれなくて積んでました。出た時に買ってたのに。

なんというか、もっと『アダルト』とか『ベタ甘』って感じの王道ストーリーだと思ってたんですよね。

私は『王道』は好きなんですが、セレブなスーパー攻系統はあまり好みじゃないので、ちょっと引いてしまったんです。
何しろ、ビーボーイで帯コピーが『セレブ社長に愛されるスイートラブ』ですから・・・

でも、思い切って読んでみたらなんとも初々しくて可愛いラブストーリーだった!勝手な思い込みはダメだと反省しました。

『身体から~』ではあっても、決して『無理矢理』じゃないのもよかったですね。←ものすごく苦手なので。

それに伊佐(攻)が、確かに強引ではあるんですが、身勝手で傲慢な俺様ではなかったので安心してストーリーを楽しめました。

夏目(受)は、ものすごく粘着質なキャラクターですね。
初恋の親友に13年も片想いしていたのが、彼が結婚することになって失恋して・・・
冷静に考えるとコワイくらい彼しか見えていない。

とにかく続き、伊佐がとても魅力的なキャラクターでした。

身勝手で傲慢な俺様セレブだったら(BLの攻として)珍しくもないし私はキライなんだけど、こういう『セレブ攻』ならいいなあ。
伊佐は私にとっては(たぶん一般的な意味とは違って)『スーパー攻』でした。

『夏目の失恋の痛手を癒すためでいいから』ととりあえず付き合うことになって、デートして甘やかしてHもして、でもまだ伊佐を好きなわけではない夏目に抵抗感があるため、絶対に挿入はしないんです。

ただ『ユキ(夏目)はそのうち俺を好きになる』と繰り返し・・・

う~ん、これはなんて言うんだろう。余裕のある大人?それともヘタレ?
どちらにしても、私はこの伊佐のキャラクターは大好きです!

夏目も、初恋の彼を思い切れずに引き摺りながらも、だんだん伊佐に惹かれて行きます。
そりゃこんなイイ男に傾かなきゃ嘘だろ!って感じですよ。
ホントいいなあ、伊佐。

でも、私は夏目も結構好きなんです。最初はちょっとどうなんだ・・・と感じましたが、天然で後ろ向きで自分にも無頓着で、でも可愛くていいと思えました。

ラブの流れがゆっくりだけど、その分とても丁寧で無理がないんです。

読む前に持っていたイメージはいったい何だったのかと思うくらいに、優しくて真摯なラブストーリーでした。

後日談SS『一途な週末』

ひとつひとつの夏目に関するエピソードが面白過ぎてどうしようかと思いました。いっそギャグなのか!?
とりあえず、伊佐は確実に負けてるよ。

そして、伊佐が妥協していたはずが、実は夏目も(アレで!)妥協していたという。

最高でした。 この短いストーリーに吉田さんの力を感じました。いや、ホントに。
ある意味、表題作よりSSの方が好きだ。

トータルでは、ホントに『読んでよかった!』です。


ただ、イラストが・・・
周防さん、絵柄はとても綺麗で素敵だとは思います。絵は決してキライじゃないんです。
ただ、小説挿絵としては正直苦手です。

4

金持ちイケメン社長×マイペース受

吉田ナツさんの作品はツボに入ることが多いので、作家買いしました。

結果として満足。

丸顔凡庸の親友にずっと片思いしていた会計士の夏目(受)と担当会社社長の伊佐(攻)の話。

夏目は見た目は綺麗なんだけど、自分には無頓着だし、ずっと親友に片思い。
対する伊佐はイケメンだし、金は持ってるし、モテるし自分に自信があるタイプ。

夏目は片思いの相手・新倉が結婚することになり、傷心の中、伊佐と関係を持ちます。
傷心の夏目を支えてくれる伊佐にほだされていく形で進んでいきます。

体から入るLOVE、好きです。
そして初期の夏目は新倉を好き過ぎる(笑)趣味や友人関係も新倉つながりだし、新倉をdisった伊佐とケンカになるほど。自他ともに見た目に拘らないタチらしい。
金持ちだしイケメンで相当なモテ男な伊佐にアタックされても、「え?何?」ってくらいのマイペースな夏目が良かったです。

巻末の「一途な週末」でも俺様なはずの伊佐が夏目に振り回されちゃってるのがいいです。夏目自身は自分が伊佐に振り回されてるって思ってそうですが。

1

見かけはクールビューティーだけど

なんとも魅力的なカップルが相愛になる様子を描いた作品なのですが、
攻め様は自分に自信がある若干オレ様でイタリア男みたいなノリで相手を口説くような
タイプなのですが、受け様と出会った事でその自信も凹み気味で結果的には惚れた方が
負けだろうみたいな展開になります。

そんな攻め様のお相手は長年幼なじみの親友に片思いしている見かけはクールビューティー
でも中身は対人スキルが乏しくて、人を寄せ付けないような生真面目さを持っていて、
好きな相手に何でも合わせる一途さもあるけれど、それ以外の人間には結構容赦なく
マイペース発言をしてしまうようなタイプ。

その二人の出会いは受け様が担当する事になった会社のエレベーター。
仕事が出来そうな人だと思う程度で、自分には一切関係がないけれどなんて感じなのですが
偶然またしても一緒になり、攻め様に冗談一つ返せない受け様ですが、何故か人気の
ホテルのメインバーの招待券を貰ってしまう。
絶対こんな高級そうなところはいかないだろうと思っていた受け様は親友の結婚すると
言う話を聞いて、失恋のショックで招待券があると思い出しバーへ出向くが続きそこで再び
攻め様と再会し、一緒に飲む事になるのです。

初めは緊張していた受け様ですがお酒が入ったことと、攻め様に失恋を言い当てられ、
何故か親友との事を話してしまう。
結果的には弱った受け様を言葉巧みにだましてホテルの部屋に誘い込んで抱き合うが
最後までは出来ない、それは受け様が弱っていても初めてなので許さなかったから。
攻め様は綺麗なものが好きで受け様の美貌に惹かれて、モーションをかけるのですが
翌日素面になった受け様は後悔しまくりで相手が仕事先の社長と聞いて更に仰天。

攻め様は自分がフラれるとか、相手にされないとかが信じられないと思っているのですが
受け様の好きな相手の写真を見て絶句してしまう。
丸顔の決してイケメンではない相手に自分が負けてるなんて思えないのは笑える。
自分に靡かないで親友に片思いして失恋のショックを引きずる受け様を自分に振り向かせ
ようとするところから次第に本気の恋になっていく。

受け様は親友を諦める為に攻め様に軽い気持ちで遊ぼう的な付き合いをしようと言われ
初めは倫理的な道徳観で拒絶していたが、親友の事で弱った時に優しくされて、
流されるように軽い付き合いをする事になります。
それでもこの受け様意外に失恋の痛みを長く抱え、攻め様に俺を好きになると言われても
はっきり拒絶&否定してる強者でもあります。
恋愛関係にないから、受け様も攻め様に対しては遠慮なく思った事を云ったりするけど
その関係が恋を自覚するとギクシャクしてしまう、本気の相手には臆病になるよねって
共感してしまう、一回りも年の差があるけれど、結果的に受け様に敷かれてる感じがいい。

書下ろし部分でいつの間にか受け様に頭が上がらなくなっている攻め様を可愛いと
思ってしまうし、受け様がこれでも妥協していたのかと思える二人の生活レベルの
違いにも何故か微笑ましい感じがしてしまう。
個人的には物凄く楽しんだと思える内容でとても面白かったです。

6

マイペースで庶民派の受けが好き

オビの通り、「セレブ社長に愛されるスイートラブ」です。

しかし、受けが攻めになかなか落ちない、マイペースで我が道を行くタイプなので、一筋縄ではいかないところもあり。セレブな攻めやその友人に囲まれてもあまり染まらないというか、庶民派のポリシーを通す時は通すところが面白かったです。
初恋の相手に失恋したばかりという事情も手伝って、意外なストーリー展開はないけど大人の恋愛のもどかしさを楽しむことが出来ました。

受けが少し受け身過ぎる感じもしましたが、失恋直後で恋愛にも奥手だったらこんなもんかなと、個人的にはアリでした。
4回ある絡みのうち、挿れるのは気持ちが通じ合ってからの最後の一回だけ、という真面目な(?)お付き合いも、ジレジレして逆に良かったです。

攻めも、優しいスーパー攻め様風に登場したものの、受けにハマって嫉妬や子供っぽい一面も見せたりと可愛さもあり。尊大な態度もとるけど夏目の気持ちを尊重する柔軟性もある良いキャラでした。

話の内容としては、税理士・夏目(受け)は、小学校の頃から好きだった幼馴染みの結婚にショックを隠せない。そんなときにバーで出会った大人の続き男・伊佐(攻め)に優しく抱かれ(こすり合いまでですが)。
翌朝、伊佐がクライアント先の社長だったと知り、距離を置こうとするも伊佐はアプローチをかけてきて、一緒に出かけるうちに伊佐の優しさに惹かれていき…という話。

恋愛に臆病な夏目が、伊佐を他の人に取られるのは嫌だと感じてようやく、好きだと自覚する。
そして自分から会いに行こうと…する前に伊佐が夏目に会いに来るあたり、夏目は本人の意志に関わらず姫キャラだなとは思いますがw
夏目が受け身な態度から、自分から伊佐に好きと言えるまでに進歩してよかった。
伊佐も、最初は夏目の外見に惚れただけ?と思いましたが、実は初恋の人との苦い過去があり。その初恋の人と違い、金や地位にこだわらない夏目の素朴さに惹かれたのかもしれません。あるいはハンター気質というか、つれなくされると燃えるのかw
最後の絡みは、珍しく余裕のない伊佐と初々しい夏目が可愛かったです。

後日談「一途な週末」は、ラブラブながらも、生活スタイルの合わないところも多い二人が、その噛み合わなさを埋めようと、互いに合わせようと頑張っている…という微笑ましいバカップルなお話でした。

そして、そんな二人をひやかしつつも背中を押す、伊佐のゲイ仲間達が、いい脇役として物語を締めてます。
ゲイ友でアパレル店経営者の三木や、伊佐の元カレでゲイ界の有名人・リヤなど、彼らの恋愛遍歴やゲイライフが気になる、毒と含蓄と存在感十分な脇キャラ達でしたw

7

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