EINSTEIN

einstein

EINSTEIN
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神0
  • 萌×21
  • 萌0
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
1
得点
4
評価数
1件
平均
4 / 5
神率
0%
著者
  
媒体
コミック(同人)
サークル
紫宸殿<サークル>
ジャンル
グランゾート(ジャンル)
発売日
ISBN

表題作EINSTEIN

遥 大地
ラビ

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レビュー投稿数1

大人の恋愛ファンタジー

装丁が素晴らしい『EINSTEIN』。
表紙が和紙である300頁を超える厚い本を在庫管理するのは大変だったのではないでしょうか。

発行順としては『SHAKESPEARE』が先ですが、話としてはこちらが先になります。
そしてとうとう出ましたオリキャラ。
大地やラビは最後に少し出る程度で、オリキャラ主となります。

今回は大地達のひとつ前の世代の魔道戦士達のストーリーです。
舞台が月ときたら"かぐや姫"と連想できるのは分かりますが、このようにリンクさせていることに脱帽。
本当に設定が巧すぎる。
(原作でもかぐや姫のことは少し出てきます。)

しかし申し訳ないことに、このお話は非BLです。
炎の魔道戦士は女性、水の魔道戦士は男性で恋仲となっております。

でもね、これが泣けるんですよ。
彼等が愛する相手の為に身を削り、禁忌に踏みいれ堕ちていく様。
戦士たちを見守る、精霊王達の感情。
そして月に生きる人の欲望と圧倒的力への恐れ。
重厚で戦いのシビアさを見せてくれるファンタジーとなっています。

一番泣けたのが、最後の戦いに向かう時の水の魔道戦士アシュ続きレイと水の精霊王アクアビートのやり取り。この時の二人の気持ちを思うと苦しくなります。
特別な力があるということは、ささやかな幸せは得難いのでしょうね。
哀しい運命です。

それにしても、話がえらく難しいのです!
そこが『EINSTEIN』の難点。
種族の勢力図とか、歴史年表とかあれば断然分かりやすかったのですが。
でも読んでいて大きな妨げになるほどは解りにくくはないと思います。

同じウサギ耳を持つ種族の総称を長耳族といい、高耳族はその中の一族であること。
炎、水、風を司る斎宮と評議会は別モノで、それぞれのラビルーナという世界で力をもっていることを把握できれば大丈夫。

また、彼等の戦い以外の普段の姿を見れなかったのが残念。
炎と水の魔道戦士がどのように惹かれあったのか、そして二人を見守る風の魔道戦士との関係等、知りたくなってしまうくらいオリキャラが魅力的。
(読者から指摘があったそうで、『C.DARWIN3』に活かされています。)

悲しい物語ですが、未来へと意志を託した彼等の叙事詩的ファンタジーです。

1

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