OPERA (38) 春

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OPERA (38) 春
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神0
  • 萌×22
  • 萌1
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

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レビュー数
3
得点
11
評価数
3件
平均
3.7 / 5
神率
0%
媒体
コミック
出版社
茜新社
シリーズ
EDGE COMIX(エッジコミックス・茜新社)
発売日
価格
¥933(税抜)  ¥1,008(税込)
ISBN
9784863493582

表題作OPERA (38) 春

その他の収録作品

  • 新井煮干し子 「アラウンド 1話:会長と眉山くん」
  • 阿仁谷ユイジ 「ミクとネオ -後日談-」
  • 中村明日美子 「O.B. #4(後編)」
  • トウテムポール 「東京心中 番外編:まちがった使い方(春画編)」
  • ZAKK 「CANIS-Dear Mr.Rain-6th part」
  • 語シスコ 「ぼんくら日記エボリューション」
  • 河井英槻 「Thak you my God 第6話」
  • 雪路凹子 「Nightmare Catalog file:08」
  • 三崎汐 「はるのうららの 第7話」
  • 四宮しの 「俺は性格が悪い。8コマ目」
  • 黒江S介 「ワラコイ 第6話」
  • 柊のぞむ 「おやじな!~おたくの白ちゃんの場合(?)・最終回~」
  • 鴨川てるち 「harness ~Last episode~」
  • 鶴見たみ子 「おとなりの白い花」
  • ともさくら 「洋くんとヨーコちゃん 後編2」

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レビュー投稿数3

主に、中村明日美子『O.B.』#4 後編

もともと時々読んでいたOperaなのだが、このOBの連載が始まってはからつい手に取ってしまう。
もちろん、大好きな佐条と草壁の少し大人になってラブラブな姿を見るのは楽しい。
でも、それはある程度想像ができる感じでもある。

今回の有坂と響のカップルは、
同級生シリーズスピンオフの「空と原」の作中に出てきたカップルだが、
私的には完全に主役を食っていた。
単に好みの問題……ともいえるが、
明日美子さんがこういう「痛み」を描かせるとうまいという期待もある。

その待望の彼らの話。
本編でこの二人ってどんないきさつなの?と思ったことは、前編である程度わかりそして後編。
有坂の娘の結婚話を通じて、年齢も立場も違う二人が改めて一緒の未来を選ぶ感じがいい。

そのうちに単行本にまとまるのだとは思うのだけれど、この短編の連作は当初の期待より
(最初はちょっと、まだ同級生シリーズで引っ張る?出版社も阿漕だなぁ、あすみん気の毒にと思った)
ずっとお勧めの作品になっている。
雑誌で追う価値ありですよ♪

他の作品に関しては割愛だが(すいません)、ひとつだけ。
Ope続きraには河井英規さんの作品が、間隔はあるが連載している。
あー、「王子と乞食」はどうなっているんでしょうか〜?と言いたいが、
一方でこうして作品がでているのにホッとする思いもあります。

2

諦めて手に入れるもの

毎回言っているようで恐縮ですが、一番の大目玉は中村明日美子さん。
……なのですが。
毎号読んで居ると、「今月はこの作家さんのが載ってる」「この漫画面白いなー」という発見が新たにあったりして、視野が広がる気がします。
勿論今号も例に漏れずそんな感じでした。

その中でも、特に私のお気に入りを。


◆中村明日美子さん『O.B.』#4 後編
前回より引き続き、響と有坂先生のお話。
離婚して一度も会わずにいた娘の結婚が決まり、初めて会う事となった有坂は――と進んでいきます。
娘の成長を目の前にして、本当に感慨深かったことでしょう。
それと同時に「ごめん」「すまない」の中に込められた、自身の秘めごと。
それを曝け出すには相当な覚悟がいる筈だったのに…そして、それを受け入れた娘・みずきも相当動揺していた筈だったのに。
そこにある真実は、心から伝えたかったのは、「ずっとお前に会いたかったんだよ」。
お互いに泣きながら抱き合う姿に、響の心は複雑だったろうに。
けれどその晩に有坂の口から吐き出された言葉は、二人の思いを強くするものでした。
手に入らないものを諦め、そし続きて目の前に居る人が、自分の幸せになっている。
その日の夜は、その幸せを噛み締めて寝たのかなと思うと、じんと来ました。

◆雪路凹子さん『Nightmare Catalog』File:8
今回のアシュリーとノエルは、精霊に出会う為にアリゾナ州セドナのインディアン聖地に向かいます。
いや、相変わらず耽美な画にシュールなギャグをお描きで雪路さん(笑)
「スピリチュアル吸血鬼…新しいな」というノエルの心の声に爆笑。さすがアシュリー様、役に立つ変態!
しかしオフザケばかりじゃなかった今回。
この土地を守り続ける、春の風となった精霊。
見た目は女性だけれど男の体を持ち(勿論アシュリーの喰い付きは凄かった・笑)、いつまでもその土地から離れることはない。
愛する男と、いつの時代に愛し合ったのかすら思い出せないし、好きだった気持ちを消すことが出来ない。
ましてや、その男が生きているのかさえも。
しかし春の風は、もう一度天に向かう時、雨の精霊となった愛する男と再び巡り会えた。
『あなたがあなたであることはきっと変わらない』。
根源的な原理、人間の心理、願い、希望。
再会した二人を見届けつつ行き着いた答えは、誰もが望む思いなのかな、と思いました。

◆ともさくらさん『洋くんとヨーコちゃん』後編・2
いよいよ太一が帰ってくる。そして、花火の日から洋くんは帰って来ない。
逃げてばかりのヨーコと、ヨーコの傍に居るシロウ。
当たり前だと思って居たこと。それが当たり前じゃなかったこと。
人を愛すること。それが辛いこと。
離れること。クジラを愛すること。自分にしかわからないこと。気付いて欲しいこと。気付いて欲しくないこと。
友人を好きだったシロウも、兄を特別視していたヨーコも。太一を好きだった洋くんも。ヨーコのフリをした洋くんの告白を受け入れた太一も。
正に、自分たちは交じり合えない「52Hzのクジラ」だったのだ、と。
好きでいることが悪いことな訳じゃないのに、後ろめたくなる感覚と罪悪感。
それをようやく伝えられた洋くん、聞き入れた太一、仮面を外せたヨーコ。
掛かって来た電話で友人にもう一度気持ちを強く伝えたシロウ。後ろには…。
ラスト、泣きながら読んで居る自分が居ました。


トウテムポールさんの『東京心中 番外編』もオバカで面白かったー♪
(本編は一切読んでないのに番外編で楽しんでいる自分…笑)
今号は年イチ連載(!)という河井英槻さん『Thank you my God』も掲載。

次号は、『O.B.』メインカップル、草壁と佐条が登場。ぷち日常、早く観たいっ♡

1

「春」をテーマに

切なかったり、笑えたり、ちょっと勉強になったりと、
今号も全体的に面白かったです。
そんな中から抜粋して感想を書きたいと思います↓↓


◆中村明日美子【O.B.】#4(後篇)
有坂の娘が予想以上にいい子(泣)
有坂は、娘にちゃんと響を紹介して、泣く娘を追いかけて抱きしめて、響にも「僕の幸せは君だ」と言ってあげて…
『空と原』では狡い大人に見えましたが、いつの間にか強くなったな~~と。
「泊まってもいいですか」「―…うん」
最後まで優しい優しい関係の二人でした。
Hシーンまでいかないところが、逆に想像を掻き立てられるし、この二人にはすごく相応しいラストだったんじゃないかと。


◆ZAKK【CANIS―Dear Mr.Rain―】6th part
6月に単行本が出るらしいこのシリーズ!
カートゥーンチックな絵と謎をはらんだストーリー展開が気に入ってます。
前回に続き、テンポよくコミカルなんだけど、リョウのモノローグが意味深。「手が離れる」とは…。


◆河井英槻【Thank you my God】第6話
兄を捜して家を出たウィル。一方兄のニコは続き、子供の頃からの寂しさを埋めるようにエリと抱き合い…すごいところで終わってます(笑)ベッドシーンの続きは…また1年後??


◆雪路凹子【Nightmare Catalog】File:08
今まで獣人、妖怪、神…と、色んな相手にフラれてきた吸血鬼・アシュリー。
今回は精霊を探して、アメリカはアリゾナ州セドナ、インディアンの聖地へ。
現れた精霊は、生前は呪術師で、死んだ恋人の言葉通り、この地を守ってきた。時を経ても変わらないものは何か?について考えさせられる、珍しく(?)シリアスな回でした。
※余談・・・精霊は、恐らく北アメリカ先住民社会で言う「ベルダーシュ」。
先住民社会では、身体は男でも女として生きる(あるいはその逆)ことを個人が選択でき、そうした存在は性の中間者・崇高な者として崇められていた。その後、先住民迫害や同性愛差別の時代を経て、80年代から現れた「二つの魂」(=同性愛者)という言葉は、同性愛を神聖なものとするベルダーシュの考えを受け継いでいる…らしいです。


次号のテーマは「赤」
松尾マアタさんの連載、ZAKKさん『CANIS』新章、明日美子さん『O.B.』など次号も楽しみです。ちなみに『O.B.』は「草壁佐条のぷち日常♥」だそうで。。。楽しみなんだけども。ハラセンとソラノはいつ拝めるのかな~~~

2

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