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1巻で喧嘩別れみたいになってた2人。
ギクシャクとしたままの状態が嫌で
自分の気持ちは押し殺して、安藤のほうから「告白はなかった事に…」宣言。
そしてまた友達が始まるのですが、無防備な一の態度が安藤には辛い。
(読んるこっちも切なくなるくらいです)
そんな時、週刊誌に一と女優の記事がスッパ抜かれて!!
それを見た安藤は勿論テンション↓なんですが
一の方にも何やら違う感情が安藤に対して湧き始め…
とにかく安藤に泣きながら告白する一が可愛くて、可愛くて!!
そのまま流れ込んだ途中の台詞や表情も
安藤が引き出したもんなんだよなぁと、ちょっとホロリとしてしまった。
その後のペッタリ感もとても可愛いくて好きですvv
後半はなんと一のお兄さんのお話。
お兄さんも、お兄さんで結構病んでる人だったんだね。
この2人の母親が全ての原因みたいに思えて嫌な女のイメージが着いてしまった。
でもこの兄弟は本当にグイグイと来てくれる人でないと駄目なんだ。
一見「ホワン」としてるくせに、やる時はやる男・水沢だった。
お兄さんも一とはまた違う可愛らしさで良かったです。
そして最後の4コマ突入。
素直すぎる一に爆笑!!
2巻発売のちょうど1ヶ月くらい前に1巻を書店で見かけてなんとなく購入。
悪くはないかな~程度に思ってたんですが、間がさほど空かないタイミングで2巻が出たのと出版社のHPでサンプルがあったので読んでみて気になって2巻も購入。
結果は久々の自分の中での大HITでした!!
攻めの好きになっちゃいけないと言う切ない気持ちが前面に出る中での、受けの感情表現に乏しかった中からぽつぽつ出始める無自覚のデレ。それによる攻めの更なる葛藤など心理描写も最高でした。
そして、受けがクーデレって感じなんですが、この無自覚のデレが凄い!!この一言に尽き、思わず読んでてニヤニヤしたり身悶えそうになりました!
告白までの間も凄くイイけど、告白の瞬間の今まで感情表現に乏しく特に何も欲しいとおもったりもなかった受けが、泣きながら感情を溢れさせて「でも、今俺は、アンタが欲しい」「友達だけじゃいやだ…っ」もう最高でした。
特に受けは1巻で攻めから告白を友達でいたいんだと断っている為、そんな中で自覚しての受けから泣きながらの告白はイイ!!
晴れてHの時の受けも普段のクール具合からお前だれだ!!と言いたい位のデレっぷりが凄い。自分入っている攻めのアレを触って、眉を寄せつつ泣きそうな顔で「……俺のだ」とか、もう身悶えましたw
同時収録作品は表題作の受けの疎遠気味だった兄と、そのワンコ攻めな部下の話ですが、こっちも良かったです。表題作があまりにも萌えすぎたのでインパクトが若干薄いですが、普通に凄く良かったです。
またこの2カップル達が、出来上がってからの話をどっかで書いてくれないかな?って凄思いましたw
1巻を読んでからずっと続きが気になっていました…!
人との関わりに拒絶的で頑なでちょっとズレた感性の持ち主の一が恋心に目覚めてしまったらどうなってしまうのかと…
もう、想像以上のデレっぷり!
恋心を自覚して、達緒に思いをぶつけるシーンは本当にぐっときます。
社交的で情に厚く飾らない達緒がオトコマエすぎて…惚れてしまう…!!
絡みのシーンも大変萌えました。なんなの…一のあのウブな反応なんなの…!!
くっついてからのイチャラブっぷりはほんとすごいw
一が達緒との関係が進展するごとに、他の人との関わり方もステップアップできてる感じが、いい恋は人を成長させるんだなぁという感じでほほえましくもありました。
そして個人的にはオマケ4コマまんががツボった!w
大変ときめくお話でした。読んだ後も幸せな気分でニマニマしちゃいましたw
掃除収録作は一の兄、真のおはなし「もし、恋だとして」
こちらもとてもよかった。
出来の良すぎる弟一へのコンプレックスと、いつも母から弟と比較されるストレスを抱えている真。
告白してきた部下の水沢と、自分の存在意義を確認する目的で付き合うことにするが…。というお話。
ワンコでおっちょこちょいな水沢くんですが…かっこよかった。
真さんの繊細で臆病な面を年下の水沢くんがこう包み込む感じで…
ストイックでエリートな受がエッチで積極的に乱れてるのってすごく…いいですよね!!!
しかし、コミックスのほぼ半分ぐらいの短編だからか、やや駆け足な印象もあるかな…。
もっとじっくり読みたかった…!初エッチも暗転ではなくじっくり見たかった…!(笑)
そして、お話のなかで重要な役目を果たしているのがペットのインコ…!超かわいい!!
真と一の話し合いのシーンも印象的でした。
表題作もスピンオフも両方好きです。何度も読み返すほどのお気に入りになっているので、神評価とさせていただきますっ^^
BL漫画で気持ちよくなけたのはなんだか久しぶりな気がします。
なんだろうね、何がいって、焦らしもそうなのですが
自分の気持ちを押し込めたその感情がダイレクトに伝わるからなのであります。
ほら、片思いの方が楽しいっていうじゃないですか。
嬉しいも楽しいも悲しいも好きも伝えられないもどかしさ。
こらえるほどに沸き立つ胸の衝動
心のなかでうずまくスパイラル!
その衝動がどうにももどかしく思わず乗ってしまいました・゜・(ノД`)・゜・
ふだんわりと明け透けで、ガッツリ余計なお世話やいちゃう攻が
相手の反応に怖気づいたりとか
やっぱりアイツのためにと自分の衝動を押さえ込む
そんなそぶりに涙が止まらない。
ちゅぅかな
最近のBLがいかんせん、「好き」⇒「俺も」⇒「合体」
がパターン化すぎてて
この好きを抑えた先の衝動。
暴発しそうなおし貯めた感情ってのが薄いから余計に今回は
悶えたのかな~とも思ってみたりするのですよね。
そんでもって受ですか
なんだかんだで自分の気持ちに気づかず
「好きだ」の気持ちをぶつけられて動揺し、「冗談」の言葉に安堵する
双方の関係性と、距離感がすごく好き
はじめて失いたくないと必死にすがりつく姿も可愛らしく
その後のハジメテも萌(/ω\*)
後半。お兄ちゃんサイド。
眉目秀麗、なんでも持っている弟、ずっと比較されてきた兄。
目覚ましから弟賞賛の声ってのもどーなのよwwと思う読み始め
これがまたなんとも言えず好きでした。
ずっと卑下されつづけてきた人生で
自分が欲しいという男の口車に乗った。
ただ愛して欲しいだけ。
気持ちなんてなかったものが、徐々に変化し・・・な展開。
なによりも、好きを自覚してからの体の反応が変わる。
精神的エロスヽ(・∀・)ノヤフー
ま、体が敏感ってのは大事ですが、やっぱり「好き」のメンタルがあることによって
反応が変わると読み手の萌は上がりますよねw
どちらの作品も、兄弟の笑顔でのしめくくりが
なんとも幸せそうで、それだけで文句なしにいい作品だなと思えるお話でした。
追伸。
あの鳥が兄がどれだけ好きなのか
行動、態度。可愛くてしょーがなかったのは言うまでもない
二巻が発売されるまでのこの一年が、本当に待ち遠しかったですっ……!
一巻を終え、ここからが美味しい展開……!の二巻。
毎日のように構ってきた達緒から急に距離を置かれて、一人の時間を「暇」と感じてしまったり、驚かしてやろうと達緒の家に遊びに行ったりする一。
もうこの時点できゅんきゅんしてる自分がいました。
達緒は達緒で一への恋心を遠ざけてしまいたいのに、自分の元へ擦り寄って来る一に、ぐらぐらと葛藤しています。達緒の「勘弁してくれ……」という呟きにはグッときました。
一巻で出会いと気持ちの変化をゆったりと。
最終の二巻では番外編も含んでいるので、ラストは詰め込みすぎた展開になるのではと心配していましたが杞憂でした。
エンゾウさんは本当にひとつひとつの絵を丁寧に描いて下さるので、1ページ1ページに読み応えがあるように感じます。特に表情が細かいというか、言葉よりも表情が人物の気持ちを雄弁に語っています。
恋心を隠す達緒、達緒の傍で微睡む一、一が達緒へ伝える素直な気持ち。
彼らの表情を追っていくだけで、胸がいっぱいになり、気づけばラストで盛り上がり、満足感を得て終わりを迎えています。
たっぷり魅せられました。
番外編もがっつり楽しませていただきました。
インコが可愛くて……!
真お兄さんは子供の頃からのコンプレックスで少し卑屈で臆病ですが心根の優しい人です。そして水沢くんが予想より男前で、爽太という名前の通り颯爽と真お兄さんの心の暗い部分を崩して抱きしめてくれました。
一の笑う顔はもちろん大好きですが、真お兄さんの笑う顔も大好きです。
くしゃ、っと眉毛をハの字にして泣き笑いのような顔。エンゾウさんの描き方だと思いますが、本当に心の底から笑ってるなぁと思えて、あぁ、良かったなぁ……と心に染みます。
そして四コマと裏表紙に今回も笑ってしまいました。
本当、面白いです。そしてお話ごとの表紙にもキュンと来てしまう。
満足できる一冊でした。