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表題作帝国千戦記 貴沙烙の章

名門貴族の御曹司・貴沙烙
貧農出身の反乱軍総大将・陶青樺

あらすじ

役人に親兄弟を殺害され、たったひとり逃げ延びた青樺。傷に倒れた彼を救ったのは、孟元堅と名乗る武人だった。

役人への復讐を誓う青樺に、元堅はそれでは何も解決しないと諭す。自分に協力して、この国の腐敗の根源である王を倒そうと青樺を誘う元堅。青樺は剣術を習うことを条件にその提案を受け入れ、元堅と行動を共にするのだった。

協力者を募って立ち寄ったある町で、青樺は貴族風の優男と出会う。元堅を見知っていたその男は貴沙烙と名乗り、仲間に加えろと申し出てくるが…。

作品情報

作品名
帝国千戦記 貴沙烙の章
著者
福永晶 
イラスト
由良 
媒体
小説
出版社
パラダイム
レーベル
ブルーミントノベルス
シリーズ
帝国千戦記
発売日
ISBN
9784894902664
4

(2)

(0)

萌々

(2)

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中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
8
評価数
2
平均
4 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

神に近い萌え×2

BLゲーム「帝国千戦記」の貴沙烙純愛ルートを小説化したもの。

内容は、イベントがはしょられていたり、かと思えばノーマルエンドのイベントが入っていたり、その上ゲーム上には無い台詞もちょこちょこ入ってて、ゲーム未プレイでもプレイ済みでもたぶん楽しめるのではないかと。

個人的にツボだったのは告白シーン。ゲームでは青樺に恋をしているとはっきりとは言わなかった貴沙烙が、「この想いが恋情でなくてなんだ(長いので要約)」とはっきり言ったのがすごく良かった!千尋さんボイスで聴きたかった台詞のひとつ。

ラストの台詞はゲームとは大幅に変わってましたがこれもかなり萌え。著者の方とライターさんは違う方なんですが、著者さんもかなり萌えがわかってますね。

神つけてもいいくらいなんですが、下げた理由は貴沙烙の口調。小説版はなんか武士っぽいというか殿様っぽいというか。「~してくれぬのか?」とか「よいではないか」とか。

ゲーム版はもっと普通に砕けた?口調(「~してくれないのか?」とか「いいだろう?」とか)で、それがとても好きだったのですごく残念。

私は貴沙烙の口調に関しては違和感しかなくて評価は萌え×2ですが、貴沙烙×青樺好きなら楽しめるはず。

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