恋襲ね

koigasane

恋襲ね
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神4
  • 萌×215
  • 萌7
  • 中立3
  • しゅみじゃない2

--

レビュー数
10
得点
104
評価数
31件
平均
3.5 / 5
神率
12.9%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
白泉社
シリーズ
花丸文庫black(小説・白泉社)
発売日
価格
¥638(税抜)  ¥689(税込)
ISBN
9784592851035

あらすじ

想う相手がいながらも、殿の寵童となることを余儀なくされた鮎之介。殿の側用人・直方に閨房術を指南され、決死の思いで殿の閨に侍るが……。身も心も千々に乱れる、性愛入り乱れた波乱の恋。

表題作恋襲ね

舞谷藩主 九木野至時 28歳
寵童 叶鮎之介17歳 /寵童 水際佐夜之進23歳

同時収録作品恋襲ね(別組み合わせ)

側用人 高辻直方 /鮎之介の幼馴染 麻谷冬野
蟄居させられた藩主の寵童 叶鮎之介 17歳

その他の収録作品

  • あとがき

評価・レビューする

レビュー投稿数10

恋を襲て

最近、総受モノにハマっていまして(身も蓋もない)。この作品は総勢で、攻3人+受2人の5人が登場しますが、時代劇ということもありそんなに乱交っぽい爛れた雰囲気はないので安心して読めました。円陣闇丸さんのイラストも艶っぽく、さすがだなと思いました。

小林典雅作品の特徴かと思いますが主要なキャラクターが皆さん良い人で、特に主人公の鮎之介なんかは最後までとても純真で優しい雰囲気の青年で可愛かったです。現代劇に比べると表現やセリフが奥ゆかしいので、小林典雅節がちょっぴり苦手という方にもオススメしたい作品です。

タイトルの「恋襲ね」というのも秀逸ですね。鮎之介は恋を襲て独特の色を放つ美しい青年に成長したのだろうなぁと思うとなんだか嬉しいような気持ちになりました。

1

典雅さんなのにギャグ色なし

典雅さん作品で「花丸文庫black」!?
とまずそこで衝撃を受けまして(爆)。表紙も円陣さんの麗しい表紙。おお、どんなストーリーなのかな~、と手に取ってみました。

時代もの、にカテゴリーされると思うのですが、これは歴史ものがお好きな方にはちょっと納得がいかないところが多いんじゃないのかな、とかいろいろ思いながら読みました。個人的には時代ものには詳しくないのであまり気にせず読めましたが。

いつもの小林さんらしいギャグ要素はありません。意に沿わない行為を強いられたり、君主暗殺の濡れ衣を着せられたり。エロも3Pあり、異物挿入あり、色々あるのですが、典雅さんらしいギャグ色がないのでより一層エロエロしい。

受けの鮎之介は、初恋の彼と引き裂かれ、意に沿わぬまま体を慣らされ、お殿様にはいいように扱われ、気の毒なんです。そんな時にいつも気にかけ自分のために何もかも投げ出して尽くしてくれる側用人の高辻に気持ちが動くのも仕方がないと思う。

がしかし、高辻と心を通わせ始めたそのタイミングで現れた初恋の彼の冬野の登場から後のストーリー展開がちょっと駆け足だったのが残念だったかなと思い続きました。どうせならそこから二人の鮎之介の奪い合いを楽しみたかったかな、と。でも、終盤で鮎之介が高辻と冬野の二人の手綱をしっかり握っているところは良かったです。

それとすごく残念だったのが鮎之介が女の子に見えて仕方がなかったこと。言葉遣いとかのせいもあると思うのだけれど、もう少し男の子っぽい表現があったら良かったのになと思いました。

全体を通してシリアスムードが流れているのだけれど、典雅さんの書かれた「あとがき」には笑ってしまった。アダルトな典雅さんも悪くなかったですよ~☆と声を大にして言いたいです。

1

エロ特化

エロのバラエティが豊富な一冊でございます。
エロ万歳でございますヽ(*´Д`*)ノワショイ♪
あらすじを読んだだけでおなかいっぱいになりそう。

そんなこんなな読み始め。
武家の息子として生まれた受は、なぜか領主にみそめられ
寵童として召し上げられることになる。
淫らに調教されていく身体。
いくら身体を散らされても心は~な流れのお話。
主を喜ばせるために、少しずつ身体を慣らされていくサマは
エロくて良い。
暖められた張り形を咥えながら後ろを慣らされる姿は萌えた。
ただ問題は後半。
ほぼサラっと読み飛ばしてしまいました。スイマセン。
展開が速かったというのもあるのですが
主は結局お気に入りに夢中だし。
身体を汚されても~な純愛だったはずなのに結局
直方のほうにフラフラと。
思わず「オイーーーーーーッ!!」と叫んでしまったww
たかが1年。されど一年。
慣らしを丁寧に描いていた分、主に酷く長時間嬲られていたという表現が少ないためだと思うのですが
そんなにか?ホントウにそんなに耐えたか?
と思ってしまった。乗り切れなさが残念。

追いかけてきた続き幼馴染君に関しては
きちんと約束を守り、貞操は綺麗なままだったというのはちょっと萌です。
みんなで仲良くしましょってのもどーよと思う部分もありますが
終わりよければそれで良し。
気持ちの盛り上がりが有ればもう少し☆があったかなと思います。

2

もう、どうしたって笑える

小林さん作品を読み始めて、初のシリアスです……が。
シ、シリアス? これ、シリアスなの?

時代物で色小姓ものです。
初恋の相手と両想いになったと思ったら、藩主様の寵童に見初められ、色小姓としてお城に上がることになった受が、閨房術を側用人に仕込まれて、そこで藩主の寵童とともに閨に侍る的なお話です。
その後、嫉妬に狂った正室に陥れられ、永蟄居となった受が、閨房術を仕込まれた側用人から告白され、初恋の彼に悪いと思いつつ惹かれちゃってうんたらかんたら。

最初は本当にシリアスだったんですが、後半あたりからなんだかあやしい雲行きに……。
初恋の彼が蟄居先の見張り番として現れたことで妙な恋のトライアングルが発生し、気がつけば初恋の彼と側用人のコント大爆発。

あーん、どっちも選べなーい!
となった受が、どっちも公平に愛しちゃおうという、何だかもう何でこんなにハッピーになっちゃってんの?
という無茶ぶり展開に、小林さんの作品でシリアスはちょっと……という、結局ラブコメちっくなラストでした。

3P、プチ百合、調教、肉便器、イラ○チオ、玩具、ソフトSM、2輪挿しと、よくま続きぁ、この薄い本のなかにこんだけの要素つっこめたな、と思わず唸ります。
好き嫌いは激しく分かれるお話ですが、小林さんだと思って読み始めると、何だか不思議と最後まで読めてしまう。
(それでも3Pのシーンは苦手なので、ほぼ飛ばし読みしてしまいましたが)
終盤は個人的にもう完全に笑いのツボに入ってしまって、真面目に読めませんでした。
普通に楽しく読めましたが、やっぱりとんでも展開のコメディ路線が読みやすいなと思いました。

1

受けが女子みたいで…

大好きな小林典雅さんの初・花丸black作品ですが…うーん、微妙でした。
時代物は一般小説で読んでいるので、違和感がちょっと…
リアルにいけないのであれば、もっとハチャメチャ設定でも良かったかな。

攻めは受けへ閨指南をする側用人の直方。
それから藩主の至時。
あと受けの幼馴染である冬野。

受けは主人公で、突然藩主の寵童になることを命じられた鮎之介。
そして、藩主の寵愛を受け長い間仕えている佐夜之進。

主人公・鮎之介は藩主の閨指南を直方から受けた後に藩主と佐夜之進との3P(といか、百合プレイ?)。
そして正室の罠にまんまとハマって蟄居。
けっこう早足でえっち中心に進みます。

鮎之介は藩主へ仕えることとなってから冬野と気持ちを通わせ口づけして別れますが、後半でこの冬野が再登場。
蟄居中の鮎之介と直方、冬野での3Pとなります。
藩主に性処理の道具として扱われ続けていたことに傷ついていた鮎之介は、初めて愛されながら抱かれる喜びを知って大団円という感じです。

鮎之介が女子っぽく、BLという感じがあまりしません。
これが小林さんの作品でなければ、あ続きまり気にならなかったのかもしれませんが、好きなだけに残念な気持ちがあります。
blackなのでえっちシーン自体はたくさんありますが、内容は意外にサラッとしてます。
道具を使ったり3Pであったりするのですが、淫靡臭は薄いです。
いつもの小林さんの変態言葉責め的なえっちの方がエロエロかな。

2

百合百合しい…

考えてみたら、BLで時代モノってそう数は多くないと思います。
で、コレは閨(ねや)小姓モノ。
閨小姓というのが存在したかどうかはこの際、どうでもよろしいのでありまして、
色気したたる絶世の小姓・鮎之介が、殿様付のお小姓になるわけですが、
まず、お殿様に差し出す前に、エロエロしいお床の教育を受けるのであります。
これがなんともエロティック!
さらに、現・殿さまの愛人である先輩小姓となんとも百合百合しい関係が展開いたします。
殿様×先輩のお小姓×鮎之介のなんだか百合くさい関係が強烈すぎたせいか、
その後もいろいろあるわけではありますが、
鮎之介があまり男に思えなくなってきた…。
百合っぽいのが好きな人には激しくおススメ。

エロスな描写は決して悪くないのですが、
あれだけのヴァリエーションがあるので、もう一歩、
したたるようなエロスが欲しいところです。

2

江戸時代、児小姓、萌えまする

時代物は久しぶりだったので、セリフ回しがとても新鮮でした。
「嫌でございます・・・」とか!なんか萌える・・・。

好きな人と両思いだとわかったのに、お殿様の児小姓としてお城にあがることになってしまった受け様。
お城ではさぞ辛い日々が待っているのかな・・・と思いきや、
周りの人達はみんないい人で、精神的にそんなに辛くはなかったんじゃないのかな。
まあ、恥ずかしいことを無理やりやんなきゃならないのはかわいそうだったけど。
夜伽の指導をしてくれる直方も美男だし気を遣ってくれるし、言うことなしでしょ!
唯一奥方様には嫌われちゃったみたいで罠にかけられたけど、
結果的には良い方向に。

ていうか、ここからが三角関係になって面白いんです。
まさに、「喧嘩をやめて~二人をと止めて~」の世界です。
そして、開き直るお三方。もう、勝手にやってって感じ。
攻め様二人で受け様を取り合うのですが、全くどろどろした感じにはならず、
むしろ楽しそう♪読んでて何度も爆笑しました。

2

いや~いろいろと意外でした

新作情報見て『変態ね』と空目するほど大好きな典雅さんだけど…時代物好きなので、あんまりなんちゃって時代物だとがっかりだし、苦手な三名様だしと、かなり躊躇しました。
たしかになんちゃってだったけど、ぐいーんっと強引に読ませる力技はさすがです。やっぱ面白かった。

幼馴染の想い人がいるのに、お殿様の寵童として城中に迎え入れられた鮎之助。
殿とつつがなく夜伽をつとめることができるように、夜毎梅之助の体を慣らす役目の直方と良い仲になっていくんですが、とにかくね、トンチキラブコメ臭は一切無く、気の毒な運命に翻弄されていく鮎之介が不憫でした。
残り1/4/あたりになって、幼馴染の冬野が鮎之助を追いかけてきてから、ようやくいつもの典雅節が…。
でもそこからは駆け足で終わってしまって、なんだか煙に巻かれた感じでした。

それにしてもレーベル違うとこうもエロス満載になるのかと感心しきりです。ご本人がエロに特化と仰るだけあって、内容も濃く、複数入り乱れてのてんこ盛りでした。
おもしろかったけどいつもの典雅節があまりなくて残念だったなあ。
私は断然直方派だけど、ついつい変続き態攻めを期待してしまって、物足りなさを感じました。
あとがきに、冬野の執拗な追っかけぶりは「アンドレ攻め」だと書かれていて爆笑。
今年のBL流行語大賞(そんなものはない)は「アンドレ攻め」に決定ですね。
いつかお小姓の小四郎も参加しそうな気配を残してお話は終わりましたが、そんな続編や、本当の寵童のお佐夜様と殿のスピンも読んでみたいです。

2

まぁ、blackですね

ファンでもある小林先生のblack作品、嫌でも気になってしまいます(笑)
いつものテイストとは打って変わった作品ですが、やはり所々に先生らしさも感じ
blackで過激な設定ではあるけれど、どこかクスッと感じる雰囲気もありました。

設定はハード系なのですが、エロ表現は左程過激では無く、こってりしたエロさも感じず
以外にあっさり読めるのではないかと思いますね。
主役の受け様を中心とした人間関係なのですが、家督を継ぐことが出来ない次男坊の
受け様が、藩主の寵童として召し上げられたことから始まります。
受け様には実は幼なじみで密かに思っている相手がいるのですが、寵童として城に上がる
事が決まって初めて互いに両想いだったと解りますが、離ればなれの運命なのですが、
幼なじみはいつか受け様の所へいくと約束して、受け様もそれを心の拠り所にする。

そして、殿の寝所にはべる前に、受け様は閨の仕来りを覚え込まされる。
それは、家臣である側用人で、受け様が殿を受け入れられるように事前に下の開発を担当
後に、この側用人と幼なじみとの3Pが後半にまっています。

その前に殿と殿続きのもう一人の寵童と受け様とでの攻め1×受け2の3Pがあるのですが、
エロを期待して読んでしまうと物足りないかも知れませんね。
内容的にはドロドロした人間模様が描かれているのですが、痛さをあまり感じない、
いたって内容の割に読みやすい3P複数時代劇ものでした。

3

エロになってもエンタティナーの小林典雅

ラブコメの印象が強く、笑いといったら小林典雅!というくらいの作家さんが何と花丸BLACK!?
嘘から出た誠というかあとがきが本当になっちゃいましたよ♪
さて、内容は舞台が江戸以前で藩主の寵童という王道設定をもってきて、3P(受け2)ありの、百合プレイありの、3P(攻め2)ありの、お道具使用とかテンコ盛りにして、文章や表現が違うものの、山藍作品っぽい展開なんかだったりしまして・・・
だけどそこは典雅作品?ラストのエンディングがほのぼの~♪
ちゃんとめでたしめでたしがございまして、やっぱり典雅さんだったね、と、ちょっと安堵もあってみたり。

萌えたか?と言われると、実は子供を見守る母のような気持ちでして(汗)
それに主人公はどちらかというと受け身で自ら運命を切り開くと言う能動的立場にないので、個人的地雷の苦手受けになってしまったらどうしよう?という思いがあったもので。

突然藩主の寵童として召されることになった、藩士の次男の鮎之介。
親友の冬野にそれを告げた時、初めて二人は両思いだったことがわかり、身体は離れても心は冬野のもの、という決意の元に藩主の元に上がったのです。続き
そして、側人の高辻に調教を受けいざ藩主のお召しがかかるのですが、藩主は先輩寵童である左夜之進ひとすじで、鮎之介には目もくれない。
本当は左夜之進が年齢もあり藩主を愛しているのだが、藩主を思っての鮎之介の抜擢だったのです。
睦みあいを鮎之介に見せつける藩主。
そして興がのってきた藩主の誘いにより、、、

こんな感じで最初の展開があり、後半、正室の策略により鮎之介は罪を着せられて蟄居を命じられてしまうのです。
それに付いて来たのが高辻、そして彼と心も体も通い合わせた頃、そこへ誓い合った心の恋人であった冬野が現れて・・・

わかりやすい感じで、第一部・第二部、という感じの展開で
それに従って3Pの組み合わせが変わってきます。
鮎之介モテモテですね♪
敦盛とか業平とか、ベタでありますがわかりやすい比喩をつかった表現といい、典雅さん頑張ってるな♪な感じが満載。
こうやって沢山のバリエーションを出して楽しませてくれようとする部分は元来の典雅さんのモノだな、と思ってみたりしました。
こう思うのも、作家さんが好きだからの欲目かもしれません。
鮎之介が、まるで女性みたいな運命受け入れタイプ。
左夜之進も、健気な側室ですし、傲慢そうな藩主はそんなにヒドイ人じゃないけど、絶倫設定っていうのが、面白くないのに何か面白い?
高辻の調教の場面から冒頭始まりますから、彼との関係は最初の時点で予感できる。
何より、鮎之介の小姓・11歳のしっかり者・小四郎の存在が何か可愛かったぞ♪
ラストエッチの3Pはエロいというより、何故か笑いがこみ上げてきてしまって、何でだろう?(ゴメンナサイ)

ということでエチテンコ盛りの初エロエロ作品でしたが、やはりエンタティナー小林典雅だったな~と読み終わって思った一作でした。
めでたし、めでたし(・・・と言ってみたくなるw)

5

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