お願い、メチャクチャにして。(棒読み)

ドSの帝王

do s no teiou

ドSの帝王
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神0
  • 萌×22
  • 萌6
  • 中立0
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
4
得点
26
評価数
9件
平均
3 / 5
神率
0%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
笠倉出版社
シリーズ
クロスノベルス(小説・笠倉出版社)
発売日
価格
¥890(税抜)  ¥961(税込)
ISBN
9784773086591

あらすじ

「ココで感じられるようになりたいのか?」
密偵の連は御家存続のため、庶子の後継者候補・両角を監視することに。その調査で、両角に男の恋人がおり、更には二人が特殊な関係だと知ってしまう。彼らの仲を裂けと『上』から命じられたが、連は純粋培養で育った童貞で!?

(出版社より)

表題作ドSの帝王

御落胤と思われる建具会社の社長 両角眞嗣・29歳
名家の密偵役 犀川連・19歳

その他の収録作品

  • あとがき

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レビュー投稿数4

おもしろかわいい!

コミカルでかわいいお話でした!

真面目で純朴な受けの子が、使命のためにいきなりSMプレイをせざるをえず(と思い込み)、ぐるぐるしているところが可愛かった!

主家の跡継ぎ候補である監視ターゲットのSMプレイを盗聴する羽目になり、さらにそこで耳にした単語から、「ドSの帝王」という作品を視聴したがために、動画サイトのレコメンド機能でつぎつぎゲイSM動画を見る羽目になり…

ターゲットに新しい男ができるのを防ぐため、動画で仕入れた片寄りまくりのアヤシイ知識で拙く誘う、仕事に一途な受け君…

攻めさんはよんどころない事情で「ドSの帝王」に出演したことがあり、ドMの同居人のプレイに付合ってあげているけれど、本当はノーマルで実にまっとう。ガテン系社長で飾らず、たくましく、頼れる人。金にも色にも溺れず健康的!

でもいきなりアヤシイM的誘いを見せる受け君に、最初は引きつつも、かわいい痴態に惹かれてつい調教してしまう…。

主家は何よりも血統を重んじるので、当主は絶対に直系の跡継ぎを残さなければならず、嫡子に何かあったときのために、代々非公式のお妾さんの子供をたくさんつくって続きいるとか、家臣団みたいなのが守っているとか、トンデモ設定が利いてます。

受け君に指令を出す上司の人が、冷静腹黒秘書タイプだったり、主家の先代当主が剛毅な
老人だったり、周りの人も楽しくて面白かったです。

0

受けの無自覚な殺し文句に遣られました。

新刊チェックの時から特典が付くか付かないか虎視眈々と待っていました。
特典ペーパーが付く某お店のオンライン店では、毎日チェックしていたのにも
かかわらず、相変わらず発売日前なのに特典が終了していました。
某お店で特典が付くということで入荷予定日の前後、数日間、毎日お店に
通いましたが、相変わらず今回も最寄りの店舗では特典が付いていなかったので、
仕方が無く古本で何とか入手しました。


連くんの一挙一動が可愛らしいと思いました。
昼間の仕事ぶり、夜の任務の遂行ぶり(初めて情事を聞いた時に、
アワアワして頭が追いつかずショートしてしまっているところなど)、
任務のために真剣にAVの勉強をしている様子などを、
もし受けの連くんが実在していたら、ぜひ活躍ぶりを見てみたいと思いました。

勉強も何処かズレていて、それを真剣に実行する天然なところや、
任務遂行のためとはいえ、両角さんと陽希さんを別れさせるよう仕向け、
任務が完遂できなかった時は自分の想いを優先せず、よりを戻させようと
いう姿勢を崩さなかった連くんに好感を持ちました。

物語の導入部分と物語の続き半ばで、同じ場面を描いていますが、
冒頭部分は連くん視点で、半ばの部分は両角さん視点で書かれているので、
同じ場面で同じ台詞を言っていても、二人の心境の違いを
比べながら読めるのが良かったです。

23ページ11行目と130ページ17行目で、受けの連くんの
「苦しいん……です。アソコが熱くて溶け落ちそうで……
俺は、どうしたらいいんですか」
という台詞に悶えました。
まるで自分に言われたような錯覚になって、ドキドキしました。
両角さんの心境が鮮明に伝わってきて、両角さんの気持ちがとても良く解りました。

200ページ9行目で、連くんの
「(省略)、俺なんかで大事な種を無駄打ちするような真似は
絶対に許してもらえません」
という台詞がとても面白かったです。

攻めの両角さんは、北沢先生の挿絵だけで全てを物語っていると言っても
過言ではないと思いました。
野性味 溢れる姿は眼福もので、絵を見ているだけで おなかがいっぱいになりました。

上司で育ての親のような存在の羽月さんの気持ちも知りたいと思いました。
連くんに対して、親としての思いを連くんに向けていたと思いますが、
もしかしたら家族愛ではなく恋愛感情として連くんを想っていたのではないかと
感じる部分があったので、羽月さん視点の話も読んでみたいと思いました。

引退した80歳の元当主が「最後に一花咲かせてやろう」と言ったのが面白かったです。
このお爺さんが気になりました。
今後、どんな活躍をしてくれるのか、見てみたいと思いました。

周りの人たちに大切に育てられた連くんの小さい頃など、
家臣たちとの触れ合いも読んでみたいと思いました。


今回の評価は、「萌」と「萌×2」で少し迷いました。
ずっと世継ぎ問題の危機で大変だった割には、最後は軽く受け流した感があったので、
その点が少し引っかかりました。
しかし、それよりも連くんの健気で一途な可愛いところや、
両角さんのワイルドなところに萌え度が圧倒的に勝っていたので、
最終的に「萌×2」にしました。

0

身体を使っても任務遂行

現代の忍びとでも言うべき任務をおった受けである蓮とその任務対象である
攻めの両角との互いに不本意な身体から始まる関係。

名家なのに、世間にその存在が知られるのがダメと言う秘密の家に代々仕え、
今回も当主の急死でお家の存続が危ぶまれている中で、当主が外に作ったご落胤を
次期当主に相応しい人物を探し出し、当主としてふさわしいか見極め護衛と身辺整理、
その動向を監視する為に両角の側に近づく蓮。

しかし、その動向を探るうちに両角が男と暮らしている事を知り、主家の指示で
二人を別れさせるように画策し、更に両角の仕事につきっきりで付き従い共に
仕事をするようになるが、いつも強面で、怒鳴り声を発して怖い印象の両角だが
恋人と思われる相手が出て行った事で、機嫌も更に悪く繁華街へ向かうのを引き留める為
蓮はその手の経験が皆無なのに身体を使って引き止める手段に出る。
相手に好きだと告白し抱いて欲しいと往来で告げ、盗聴器でSMプレイをしていた
両角の趣味に合わせる為に、酷いことをしてなんて棒読み状態で告げて関係を持つ。

ミイラ取りがミイラになる素養もあるけれど、任務がい続きつの間にか恋心に変わる。
両角も初めは地味で真面目で大人しい蓮が何か理由があって自分に抱かれていると
知りながらも次第にのめり込んでいく。
コミカルテイストでテンポが良くて読みやすい作品。
SMプレイは左程では無いのですが、蓮が次第に調教されたみたいになります。
自分好みにカスタマイズされた蓮に両角がハマるのも当たり前かもと思えるお話。

2

全ては誤解から♪

この本のタイトル、よくあるんですがフォントからしてもカバーイラストからしてもコメディ系なのかと期待。
何と言っても、このカバーイラストの背景、作中に出てくるいやらしい言葉(?)が実は羅列してあるのですよ♪
思わずまじまじと見てしまうw
それに北沢きょうさんのイラストといえばキラキラ主人公なんですが、今回ショタっぽい子が!?
これもちょっと珍しいのかな?と手に取る決定打になりました。

権力を持った名家の鷹来家の当主が死亡して、家を絶やさないために跡継ぎを見つけ出すことになりました。
いざという時の為にそこかしこに当主は御落胤を残しているそうで、その候補者となった男・両角の監視の役目を与えられたのが、代々鷹来家の密偵の仕事をしてきた犀川家の連。
役目柄、最初は彼の素性を調べていたのですが、偶然彼の会社の社員になることに、そして素行を知り、そして彼が跡継ぎ最有力候補となった時、悪い虫(?)がつかないように、連が何とかすべく取った手段は!?
連の思い込みと誤解からあらぬ方向へいってしまい、それが両角をほだす結果となったのだが、とうとう彼が当主として認定されることになり、全て続きを知った時…

全ては恋もまだ、そして童貞の連であるがゆえに起きた勘違いと誤解が、結果いい方向へ転んだんですね♪
題名は、両親が夜逃げ、そして自殺、苦労してきた時代の両角が、その外見からかわれたゲイビの題名と役柄だったり♪
連は、そういう密偵という仕事を生業として訓練されてきていたので調べ上げる能力は高かったのかもしれないのですが、いかんせん、そっち方面が疎かったために丸のみに(爆)
両角が部屋に住まわせており関係もあった男がMだったのも災いして、てっきり思いこんじゃった~がゆえの面白さでしょうv
照れとか恥じらいとかより、必死でゲイビで学んだ言葉をとりあえず羅列。
健気じゃぁないですが、だけど・・・というわけですね♪
両角も、本来は全然そういう風じゃないのに勘違いされて、もう仕方ないな~
しかし、彼は元来面倒見のいい人なんでしょうね。
M男だって、彼の要求に応えていたのも何となくご奉仕でもあり、少し欲望のはけ口ににもなって一石二鳥?
作中、連の視点と両角の視点の両方があるので両角の心も解りやすいですし、連の心もわかりやすいし。

さて、結末は・・・というところですが、引退していた御隠居は80歳。
まだ頑張るそうです(笑)おいおい!
全て丸く収まってのハッピーエンド。
お道具も出てはきますが、最初ちょっと縛っただけで使ってませんし、題名に期待するとちょっとがっかりしてしまうかもしれないんですが、頑張ってる連に免じてw

実はこの本のイラストで、連が主人公でもあるのですが、密偵という役柄のせいか沢山彼の絵が描かれているのに印象が薄くて、両角しか残らない。
これって或る意味、役柄そのものでいいことなのかも?と複雑な気分に。

1

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