諸行無常のドメスティック・ラブ・ミステリ、浄化と再会編。

ミクとネオ(下)

miku to neo

失忆男与怪坊守

ミクとネオ(下)
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神14
  • 萌×28
  • 萌3
  • 中立9
  • しゅみじゃない6

--

レビュー数
14
得点
120
評価数
40件
平均
3.4 / 5
神率
35%
著者
 
媒体
コミック
出版社
茜新社
シリーズ
EDGE COMIX(エッジコミックス・茜新社)
発売日
価格
¥619(税抜)  ¥669(税込)
ISBN
9784863493667

あらすじ

自殺未遂で記憶をなくした青年・ミク(仮名)は、第一発見者でお寺の坊守・
涅生(ネオ)に保護される。お寺での気楽な居候生活はつかの間、徐々に記憶を
取り戻してゆくミク。一方ネオは、真実を知るごとにミクの過去の重さがのしかかる。
そして「ミクのことは絶対好きにならない」というネオの真意は…?
終焉に向かい、ミクとネオの物語はここから始まる。

表題作ミクとネオ(下)

記憶を失い寺に居候する青年 ミク(仮)
安楽寺の坊守 ネオ(涅生)

評価・レビューする

レビュー投稿数14

私には合いませんでした

初めてこの作家さんの作品を読みました。
なんか独得な世界があって、他のものとはまた一味違った世界だなぁ〜とは思ったのですが、
私にはあまり合わなかったみたい。
ギャグモードの絵と、そうではない時の絵を織り交ぜて話が進んでいくのですが、
それがただのうるさいもの、こちらの集中が途切れてしまうようなものに感じてしまいました。
ギャップを面白く使っていきたいんだろうなぁ〜とは思うんですが、
そのギャップが自然じゃない。
ギャグギャグしてる絵の力が強すぎるのか、自分の好みに合わないみたいで、
ただ雑なシーンにしか見えなくて、何が行われてるんだか解り辛くて、
読んでて疲れて来ちゃって、段々流し読みモードになってしまい…
(きっとこういう所で大事な説明的なものがあるんだとは思うんですけど)。
で、ガラッと絵が変わって緊張感走りそうな感じで、それをこっちも味わいたいんですけど、
もぅ世界に惹き込まれてないし、なんとなく次の予想もついてるから、大して面白くないんですよね。
逆に話よりも演出意図を感じて冷めちゃう…。
で、結果、話もキャラクターもぼやけてしまい、
読み終わっ続きた後、説明出来る位に話は解ったけど、
うーん、何も印象に残らなかったなーという所に落ち着いてしまいました。
あくまで私のまだ1回しか読んでない感想であり、
人によっての好みだと思いますが。
話自体は面白かったんです。
なんか漫画ってより、映画っぽかった空気。

最後、仮ミクが死んでたってのは面白かったし、絵もシーンも好きでした。
ただ最後迄キャラクター達が好きになれず(ネオは好きでした)、
最後まであまり暖かい目で見られない作品でありました…。
期待していただけに残念…。
ただ気になる作家はんではあるので、他の作品も読んでみたいと思います。
「刺青の男」、気になります。


1

阿仁谷さんなら百合でもいい

っていうか、
阿仁谷さんのBLって、作品全部読んでいるわけでもないけど、好きだなぁと思う作品は、なんとはなしに百合ップルっぽい印象があって、、、

まあ、ストーリーの本筋的には、
結局そのオチだったのね、
どストレートシリアスの展開できりきり切りつめてこのオチの見開きに行き着きたくなかったのね、
自由に描きたいように描けてよかったね。
としか言いようがないんだけど、
12年後の後日談で、ガツガツ掘られちゃっているのがネオだったのに、
12年経ってすっかりオッさんになっても、愛され続けているネオと、
バンビちゃんをお嫁さんにするって宣言している実玖ちゃんにときめいているバンビがかわいかったので、萌一つプラス。

4

阿仁谷先生だからこそ。

阿仁谷先生がとても好きなので、購入。
表紙とタイトルも良さそうな雰囲気だったので、期待大でした。

結論から言うと、まあ、よかったかなあ?くらい…。
もちろん、感動もしたし、ミクとネオの二人を見ながらにやにやもしました。
買ってよかったなあ、とも。

ただ純粋に、以前OPERAから出た「刺青の男」が個人的に特大ホームランを打っていたので、どうしてもそれと比べてしまいます。
しかも、実は死んでました、的な落ちも微妙にかぶっていて、なんとなくその路線では刺青~の方がストーリー的にもあっていてしっくりきたので。
伏線とかの貼り方も微妙に甘かった気がしてしまって。
それと、他のレビューにも書いてありますが、どうにも余計なシーンが多い気がしました。
阿仁谷さんの魅力って、男の子の表情、言動のエロさだと勝手に思っているのですが、今回はデフォルメされたキャラでのギャグページが多いために、あまりそれが見れなかった。
且つ、急に普通の絵に戻ってもなんとなくついていけなかったです、個人的に。

ここまで、結構批判的ですけど、決して悪かったわけじゃないんです。
ただ、期待値がと続きても高かった分なんとなく物足りなさが残ってしまいました。
一般誌での連載等で、新刊の出る頻度が下がってしまって、少し寂しいですが、次回作も楽しみです!

2

チビキャラとギャグはいらな~い!

※上下合わせての感想です。
本屋さんがプッシュしているっぽかったので勢いで上下巻買って、ガックリきています。
表紙に裏切られた感じでしたね。
あーもう馬鹿だよ~こういう時こそレビュー見ておくべきですよね。
もし心構えが出来ていたらぜんぜん違った見方できたかもしれないし。
やっぱり印象は変わらなかったかもだけど。
とにかく心構えは出来ていたと思うのですー。

ネオくんの見た目がスッゴくお気に入りだったんです!!
だから、ネオくんのかっこいい絵を1コマでも多く見せて欲しかった~!!!
ほかのキャラクターもそうなんだけど、
とにかく普通の絵で見たかったの!!超超普通のかっこいい絵で見たかったの!!!
チビキャラいらない!ギャグもいらない!変顔もいらない!
もっとカッコいい絵が見たかった。
だって阿仁谷さんのカッコいい絵は萌えるんだもんっ!!

読者としてどんだけワガママなのって感じではありますが、
そう感じたものは仕方ないです~。
内容の良し悪しは私には分かりませんが、とにかく無駄なものは省いて欲しかった・・・
そして画面にもっとかっこいいネオ他を描いて続き欲しかった・・・
これ上下あわせて1300円ですよ!?高くないっすか!?
上下あわせて650円なら神にした。

最後の施設に来てたネオくんに超萌えでした~!
あの姿が見れたのでまだいいかなと。
でもこえれって結局バッドエンド??
いろいろ考えると気持ち悪くなってきた…

7

俗世も奈落から視れば

帯と表紙に躍る文句はある意味嘘ではありません。
ただそれを全ての人が静かに笑って受け容れられるかと
問われれば、いまだ凡夫の評者は正直無理でしょうと
苦笑で返すしかないでしょう。
ただこの物語が男同士の色欲抜きで描けるかと問われれば
否と答える自信が不思議とございます。
消せず解せず割り切れない煩悩が、もしかしたらこの物語の
本当の主役やも知れません。
真実を語る為に延々展開した方便がこれなのかと言う脱力感は
否めませんが、方便にも一理はきっとあるのでしょう。

3

何度か読んでのこの評価です

上下巻まとめての感想です。
ユイジさん好きなので作家買いですが、うーん。迷った末に中立評価にしました。

人物だったらネオが好きだったとか、お寺がモチーフなのは良かったとか、
自分の好きな部分もあったんです。

が、これ表紙&帯詐欺だし、しかも上下巻で発売する内容じゃないよなー・・・と。
帯の『衝撃作「刺青の男」から約5年、OPERA発単行本の沈黙を破り・・・上下巻同時発売で登場!!』とか言って、ハードル上げちゃいけないと思うんだわ。
特に上巻の内容は本筋に関係ないパロやメタが多すぎて、しかも最初のほうはSDばっかりで、なんか何を目指したのか分からなかった。
この内容、多分要らんものを除けたら一冊で収まったんじゃないかと思うんですよ。
二冊も買わせる内容じゃない気がするんですよね。

読んでてユイジさんのペースで、好きなように連載したんだろうなと。
そういうのは別にいい。いいんです。
でもだったら、そういうもっとサブカルでゆるい感じを正直に表紙や帯にあらわすべきですよ。

「ニルヴァーナ(涅槃)へようこそ」って言葉、帯にも中身にも出てきたけど、
もうそ続きのセリフ言わせたいだけだろ・・・という感じがしてきて。

あと殺生与奪って言葉をあんなギャグに使うのは感覚的に嫌だったな。
命を大切にしよう、って感じが全然伝わらない。
内容が自殺から始まってるだけに、こういう命を軽んじていると取られかねないギャグは辞めたほうがいいんじゃないかな、と。
もちろん作者さんには全くそのつもりはないだろうと思いますけど、けど感覚的に嫌でした。
他にも。自虐ネタになるのかな、「アマゾンレビューが酷評だったらお前のせいだ」とかなんとかあったけど、ああいうのは全然笑えない。
単にギャグが合わなかったのとか、嫌な語句の使い方されていたとか、色々重なっちゃったんだな・・・。
展開はちゃんと意外性も持たせてあるし、面白く読めるように謎解き的な面も含みつつで、そのあたりは決して悪いとは思わなかったです。
けど、上下巻でこの内容か・・・というのは正直な感想です。
あー、酷評はなるべくしたくないけど、今回のは私には合わなかったです。

10

お寺は深い

上巻を読みながら、やっと雑誌掲載時に読んだ内容を思い出しました

部分的ではなく、わりとしっかり覚えてました、
好きな作家さんだからということもありますが

blがなくても描ける作品が多くなるのだろうなと
漠然と感じていたことも思い出しました

読んだあとに心が暖かくなることも不快に思うこともなく
こういった作品だったなと
思い出した記憶に懐かしんだだけでした

ユイジさんは自分のペースで描きたい何かがあるのだとおもいます

今後、書店で手にとることがあれば、又考えたいですが
積極的に、ユイジさんの作品を読みたいとは、もう思えなくなりました

救いとしては、ミクが生きていたこと。


9

最後に何かが待ってると思って読みすすめました…が。

ミクの過去がだんだん分かって行き、自分的にはスッキリして気持ち良かったです。
そうか、ミクは寂しい子だったのね、と。

で、最終的にあれれー!?の印象。そのオチは想像ついていたよ!と。寺だし。
というか「シックスセンス」系ならやっぱりシリアス系で行って欲しかったです。
変に色をつけたり回り道したりしないほうが良かったのでは…と思いました。

ミクとネオがくっつくんなら、もっと二人の心理部分に焦点を当てたシーンが必要だったと思いました。なんだかネオもミクもお互いにどこをどう好きなんだかよく分からなかったです。確実にコマが足りないです。

阿仁谷さんらしく、こなれた感じの画面なのは良かったと思います。適度にエロもあり。でも、何かが確実に足りなかった!



---------------------------------


【以下完全なネタバレ含むので閲覧注意でお願いします】

私自身はコメディもシリアスも好きですが、
こちらの作品のコメディ部分はお腹を抱えて笑うような部分が一切なかったです。
例えばミクが「あ~死んでました~!テヘペロ~」みたい続きな部分。ここは本来ならシリアスな部分ですが、それをわざとギャグに転換しただけで、そのわざとらしさがむしろ面白くない。
全く笑えなかったわけではないですが、「軽さ」をネタにして笑わせようとするギャグは、最初から最後まで同じのりでだんだん飽きてきたというのが正直なところ。

この作品はシリアスな題材なのに、決してテーマのその先を読者に考えさせようとはしない。コメディで読者が深く考えようとすることを帳消しにしようとします。
考えさせないということは、ある意味では作者さんの逃げのようにも思えます。

例えば映画「お日柄もよくご愁傷さま」なんかもそれこそコメディとシリアスが混じったお話ですが、
こちらはブラックなユーモアで思わず笑ってしまうのに、しっかりとヒューマンドラマとして仕上げられてもいて、「笑い」と「感動」があるんですよね。脚本自体には無理があるけれど、それでも「日常でこんなことが起きたらどうしよう?」と考えさせる問題提起的な部分もあり、深いテーマをしっかりとこちらに刻みつけてきます。それは決してそこまで重々しくもないですが、時にはこんなこと考えてみるのもいいな~という感じで。
シリアスとコメディをうまく融合するのは意外と難しと思います。

仏教用語の羅列が期待感を煽るし、仏壇や位牌の奉納庫、寺の建物などがしっかりと画面に入っていて雰囲気も良い。
なのに作品題材を軽くアレンジしすぎちゃって、題材を殺してしまった印象にも。
だからでしょうか、私の中に何も残りませんでした。
残念ながら「笑い」も「感動」も感じ取れなかったのですよね・・・。

とても惜しい。阿仁谷さんの作品は好きなものが多いですが、こちらは久々で期待していた分、というか期待しすぎてごめんなさいって感じでした。
きっと軽く読むのが正解なんだと思います。
でもそれならこの表紙と煽りはやめて欲しかったなぁ…。

7

なう゚(゚´Д`゚)゚

最後の最後、真実が明らかになった瞬間
思わずゾクっとした、ずっと貼られていた伏線
少しずつ拾っていった記憶の先の真実。
大切な女を失くし、その人から預かった大事な子供を殺してしまった
そう思っていたのもまた事実ではない・・・

え!?ちょっ・・・・・ちょぉおお・゜・(ノД`)・゜・
失った記憶を取り戻して失った記憶。
ずっと押し込めてきたネオの想い。
どうせあっけなく捨てられてしまうものならば最初から欲しがらない
過去の恋愛の記憶から自ら押し込めていきた気持ち。
泣すがる姿を見たあとでの事実発覚もろもろで
思わず泣いてしまった。
こういうのに弱いのよ・・・ワタシ。。。。

最終的なオチはオイオイwwwと思うお話でしたがww
なのだけれど、一生気持ちはうつろわず、きっと攻は受を看取って一緒に逝くんだろうなと思うとなんだかすごく胸がキュンとしました。
攻がずっと若い姿のまま・・・・・それって一生絶倫・・・?ハァハァ
と、ふらちなことを思ったのは内緒ですww
形はどうあれ、ハッピーエンドがいいよね

4

ふんわり、ぼんやり…?

下巻では
ミクの謎が明かされ、意外なラストが待っています。

シリアスとコメディにこう折り合いがついたか!と
ラストには良い意味で期待を裏切られましたが……

う~ん、謎の部分に関しては…
「新境地のドメスティック・ラブ・ミステリ」という煽りや
凝った装丁に期待しすぎたのかな~~。
ミステリ部分含め、
最後まで本当ーーーにふんわりふんわりしたお話でした。

雰囲気に身を委ねて素直に読めればファンタジーとして楽しめたかもしれませんが
もっと複雑な過去や、奥深い人間関係を期待していた身としては
モヤッとする話でした(汗)
もちろんハピエンで終わったのは素直に良かったねーと思いますが。


※以下、ややネタバレを含む感想です↓↓


【結末について】
どんな恐ろしい過去があるのかと思ったら、ただの不幸の連続…?
フィクションの世界ではとても既視感のある不幸を
仏教用語や札束の山でセンセーショナルに盛り上げているだけに思えてしまいました。

そして、見開きページの種明かしにはビックリ!ですが…
う~ん、ビックリ!なだけって感じでした。
続き分、ミクのこれまでの人生観や、生への執着などが
特に描かれないまま喪失!!という事実だけが明かされたため、
特に悲壮感もないのかな~~と。
もっとミクの過去を掘り下げてほしかったです。

あと、ぶっちゃけ過去・現在でミクが関わる人々との関係ってただ寂しさを埋めるための共依存にすぎないんじゃ…?
寂しさ以外に、生死を越え「この相手がいい!」と執着する確固たる理由が
今までのエピから読み取れず、ラストの盛り上がりに今ひとつ共感できませんでした。

11

「どうかハッピーエンドであってくれ!」

“上”を読んだ段階では、シリアスな流れの後に来る急にキャラクターがチビになるというギャグ展開がどうにも受け付けられず、ウンウン唸りながら読み進めていました。

それが、全てがエンディングに繋がる伏線だったなんて!

ミクが過去の記憶を部分的に取り戻すと同時に、ネオと過ごした時間を忘れてしまうというところから、怒涛のエンディングに向けて一気に話が展開します。

ラストに繋がる最後のエピソードでは、バッドエンドが見え隠れし「どうかハッピーエンドであって!」と心から願いました。
このままのエンディングだったら、この本はもう二度と開けないと思う程、胸がギリギリと痛み、思わず目をつぶってしまうような展開でした。

「僕が何を思い出しても、僕のそばにいるって約束して」
失った自分の過去に言いようのない不安を感じるミクと、すでにミクの過去を分かってしまっているネオ。どちらが辛いんだろう。どうしたら一緒にいられるんだろう。二人の心の葛藤が、見つめ合い、絡まる視線に表現されています。

ネタバレ設定していてもこれ以上は書かない方が良いと思うので、ぜひご自分の目でラストを確認して頂続ききたいと思います。

“上”は萌えひとつ評価をつけましたが、“下”は間違いなく神評価です。
あ、タイトルは私の心の声でした(笑)

4

衝撃の結末。

上下巻同時発売だったので一気に上下購入。
これは一気に上下読む事をオススメしたいです。
この本を買ったきっかけは表紙がとても魅力的だったので。
シンプルな表紙ながらもどこか人目を惹く表紙、彼岸花と菊っての色と白黒の対比がとても好みでした。
そして帯のようこそ涅槃へという煽り。どこをとっても好みで、前情報一切なしで購入。買ったあとでユイジ先生の作品だと気がついたくらいでした笑

腐女子の性でしょうか、上下並べて平積みされていた表紙の並びで上巻の彼(ミク)が攻めで下巻の彼(ネオ)が受けかなーと

ギャグテイストも強めですが、シリアスとのバランスも良くテンポ良く読む事のできる作品でした。

裏表紙のあらすじにミステリBLとあったので少し構えて読んだのですが、なんというか一話目でいい感じに肩の力が抜ける感じのギャグがあり、けれどしっかりとミステリアスな雰囲気もありました。


3

なんという結末

絶対一気読みがおススメの続編は、ネオの過去の禁忌的なエロスから始まる。
上巻でも名士で先生とネオが呼んでいた人物との淫らな関係が見えたけれど、
あの時の二人はこうだったのかと言う展開から入る続編、コミカル能天気に見えた
ネオの煩悩の一つが先生との情事で得た快楽。

気持ちをどこかで引きずりながらも新たな思いがいつしか生まれている。
しかし、その思いに正直になる前にミクの記憶が戻るのですが、それと同時に
今までの寺での記憶が失われてしまった。
そして驚愕のラストに向かって走り出す、それでも最後の奇跡がこわばりそうな心を
切なさを愛しさを全て救ってくれるような展開でとても素敵でした。
この手のファンタジー系の話は感動を呼び起こすのだと実感した素敵な作品です。

5

ニルヴァーナへようこそ

下巻ですので、この巻でミクの謎が全て解けます。
その先に待っていたものは・・・

そう思うと、上巻の冒頭にネオとバンビが「涅槃(ニルヴァーナ)へようこそ」とミクを受け入れる言葉を発しますが、彼等は知っていたのですね。
彼がどういういきさつでここに来たのか。
ただ、彼が遺した想いのその元までわからなかったので、それをネオは調べていたのです。
しかしネオはミクにきっと、想いを遺す切なさを見て惹かれ始めていましたから、それを言ってしまったらミクがいなくなってしまうと、
それを知っていたから迷っていたのです。

ここでも、チビキャラ展開とシリアス展開のギャップが効果を発揮します。
この見せ方、好き好きがあるでしょうが、自分としては好きです。
ミクが思いだしたみく(実玖)との思い出。
切なかった、悲しかった。
こういうの弱いんデス・・・思わず貰い泣きしてしまった・・・

ミクが書き置きを残して出て行ったあと、記憶を取り戻し寺に戻ってきた時、寺にいた時の記憶を失っている。
そして心配したネオにかけた言葉は「はじめまして」
ひょっとしてこれは悲しい別れになってしまう続きのか、と思いきや。。。
きっとミクは気がついてないんだろうな~いや、それが当たり前と思っているのだろうか?
安楽寺に、ネオに遺した想いを。

そんなハッピーエンドが待っていてすごくすごく救われたのでした。

後日談には大きくなった12年後の実玖ちゃんが登場します。
バンビをお嫁さんにするんだって♪
阿仁谷さんの描く女性(女子)はとてもキュートで魅力的で大好きです。

阿仁谷さんの描くエロはとても色っぽくて扇情的でそそられます。
今回はちょっと少なめでしたが、次回もうちょっと見せてね!と期待しつつ
BLからはちょっとご無沙汰の阿仁谷作品ですが、どうかまたこのOPERAで独特の世界を見せてほしいと願います。

7

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