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表題作ツイン・シグナル

椎名優作、大学2年生
十和田蓮、中学3年生、15歳

同時収録作品ツイン・シグナル

喬任亮一、大学2年生
十和田凜、中学3年生、15歳

あらすじ

私立星宮学園中等部の生徒会長を務めていた十和田凛は、ある悩みを抱えていた。
元気で活発がとりえの双子の弟・蓮が、突然大人しい優等生になってしまったのだ。
「優作さんになら、何をされてもいいのに」
年の離れた弟のように可愛がる優作へ、本当の気持ちを伝えられない蓮。
そして凛もまた、叶わない想いに苦しんで…。
双子の兄弟が織り成す、臆病な恋の駆け引きが始まる―。

作品情報

作品名
ツイン・シグナル
著者
仙道はるか 
イラスト
沢路きえ 
媒体
小説
出版社
講談社
レーベル
X文庫ホワイトハート
発売日
ISBN
9784062554800
3

(3)

(0)

萌々

(1)

(1)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
2
得点
8
評価数
3
平均
3 / 5
神率
0%

レビュー投稿数2

2人それぞれの切ない恋に泣けました

中学生の双子達、それぞれの切ない恋が詰まった1冊です。双子同士の恋愛モノかと期待したら、全然違ったのが新鮮で良かったです。

◎大学生・亮一×双子の兄・凛
凛はずっと叔父さんに恋をしていました。告白して振られて、叔父さんに彼氏ができても、5年間諦められなくて。その寂しさと、自分を見てほしいという思いで、好きでもない相手とエッチしまくって…。
そんな自分に疲れていた時に知り合ったのが、諒一でした。
諒一は凛が無理してるのに気付いてくれて、諒一の叔父さんに似ている雰囲気から惹かれていきます。でも、そうなると自分の過去が気になって、知られたら嫌われると怖くなるのでした。そんな凛が可愛くてキュンとなりました。
一方の諒一も、実は凛のことを小学生の頃から知っていて、中学生になって急に自暴自棄になった凛を心配して噂に聞いた失恋相手を忘れさせたいと思っていた、という意外な片思いに萌えます。
恋が始まったイイところで終わっちゃったので、もう少し読みたかったです。

◎大学生・優作×双子の弟・蓮
叔父さんの彼氏の息子に5年間片思いしている蓮。でも、相手の優作も好きなのが分かる(気付かないのは蓮だけ)ので、くっ付くまでのジレジレ感にキュンとなります。
途中、優作のことが好きな意地悪な女の子が登場したり、優作のヘタレぶりにイライラしたりもするけど、優作の溺愛ぶりや嫉妬ぶりに萌えました。
この2人も、くっ付いてからのイチャイチャぶりを見れなかったのが残念でした。

1

双子それぞれの恋

双子が主人公ですが、双子で恋愛ものでなくそれぞれ別に好きな相手がいるという設定。兄の凛は叔父が好きで、弟の蓮は大学生であり恩師の息子である優作が好き。
高校生で性格は正反対、ですが二人の恋を別々に平等に追う話ではなく、内容はほぼ蓮と優作のお話です。

読んだ感想としては…ちょっと長いかも^^;
進展はあんまりなく、蓮は章一が好きだけど自分はまだ子供だし…とぐるぐりるしてる内容で、それで300ページ近くあります。
ちょっとだらだらしてると言いますか…こんなにページ数いる内容なのかな?と思ってしまいました。

内容は低年齢層でも読めるような、ほんのりなラブストーリーでえろ描写はありません。雰囲気がちょっと古い感じもしました。
凛と蓮の容姿が可愛くて学校で「天使ちゃん」と呼ばれており、二人を狙ってる男がたくさんいる、みたいな設定もちょっと古いような気がします。
あまりBLを読んだことのない方が読むにはよいかもしれませんが、内容が少々子どもっぽいかな?と思いました。

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