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囚われの秘め巫女と復讐の騎士

toraware no himemiko to fukushuu no kishi

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表題作囚われの秘め巫女と復讐の騎士

ジルヴァ 元癒しの巫女姫の騎士で復讐で反乱
エメリア(エメル)王の命令で性別を隠す癒しの巫女姫

あらすじ

神秘の国・イゼルカンの癒しの巫女姫エメリア。だが、騎士ジルヴァに姫ではなく王子エメルだと知られてしまう。巫女姫の護衛騎士となったジルヴァに次第に心惹かれるエメルだが、エメリア心酔するナロスの策略により引き裂かれてしまう。そして再会したジルヴァは巫女の神殿を制圧し、復讐の矛先をエメルに向ける。ジルヴァに陵辱されながらも憎むことのできないエメル。すれ違いの2人にまたも大きな試練が!?

(出版社より)


作品情報

作品名
囚われの秘め巫女と復讐の騎士
著者
雨宮四季 
イラスト
犀川夏生 
媒体
小説
出版社
イースト・プレス
レーベル
アズ・ノベルズ
発売日
ISBN
9784781610047
3.1

(6)

(0)

萌々

(3)

(2)

中立

(0)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
2
得点
18
評価数
6
平均
3.1 / 5
神率
0%

レビュー投稿数2

攻めがくわえ煙草で受けを・・・

ファンタジーはしばらく読んでいなかったのですが、イラストが好みだったので購入。
・・・これは当たりでした。
思った以上に攻めのジルヴァがよかった!

護衛騎士になった攻めが受けに惹かれていくのがほほえましく
一転して、攻めが受けを憎むしかない状況に追いやられていく心情もひしひしと伝わってきました。

攻めも、受けが悪いわけではないと分かっていて、でも憎むしかなくて
受けに再会してからは、「巫女姫様」と呼んでいた受けのことを「お前」呼ばわりする流れがもう……好きですww

受けはとても健気で、読んでいて切ない・・・!

攻めがくわえ煙草(葉巻ですが)のまま受けを犯すシーンは萌えましたww

好きなのに、憎んで、ひどいことをして、でも好きで、そんなジルヴァが最高でした!

3

丸っきりの八つ当たり

病や病気を治す癒しの力を持った王族のお姫様(王子)と姫を警護する騎士との
すれ違いラブなのですが、なんとも後半は八つ当たりと言うか言いがかり的な流れで
凌辱されると言う理不尽なお話、それを受けるお姫様は自分が悪いと受け入れる。
その言いがかり的な全てが結局はお姫様を好きで、前半は認めたくない後半は
お姫様が受け入れているのにもかかわらず、凌辱されても失われない癒しの力のせいで
心が拒絶しているから力が消えないと思い込んでる騎士のジレンマな八つ当たり。

お姫様にとったら出会いの初めから癒し姫は嫌いだと言われ、それでもしばらく共にいて
お互いの距離が縮まり、心を許せる相手だと思ったら、お姫様の父王がした卑劣な行為で
お姫さまとの距離が出来、更にその距離は騎士本人だけが知っている困惑。
そして、姫様を手に入れようとする貴族の策略で身分も全て剥奪された騎士が、
王の暴政を粛正する為に反乱を起こし、姫の住む離宮を制圧して凌辱する。

でも姫は凌辱されても、仕方ない行いをしたと自身を反省しされるがままになるけど、
どんなに手酷くされても嫌いになることなど出来ない流れ。
そんな中で王の正規軍が離宮を奪え返し、騎士は囚われ姫を狙った貴族が再び現れ
姫を手に入れようと姫に貞操の危機が、しかし守られるだけの姫は自力で貴族を撃退
そして、二人の擦れ違いが解消され思いを通じ合わせ恋人に・・・
やっぱり読み終わっても騎士の身勝手な行動は我儘な子供みたいな雰囲気かな。
ラストはもちろんハッピーですけどね。

4

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