CANIS Dear Mr.rain

canis dear mr.rain

CANIS Dear Mr.rain
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神61
  • 萌×226
  • 萌8
  • 中立8
  • しゅみじゃない8

--

レビュー数
26
得点
441
評価数
111件
平均
4.1 / 5
神率
55%
著者
 
媒体
コミック
出版社
茜新社
シリーズ
EDGE COMIX(エッジコミックス・茜新社)
発売日
価格
¥680(税抜)  ¥734(税込)
ISBN
9784863493735

あらすじ

帽子屋を営む沓名聡(くつなさとる)は、道端に“落ちていた”不思議な男・柏葉(かしば)リョウを拾う。
ニューヨークから来たというリョウに、何の気なしに来日の目的を聞くと「死ぬために」という意味深な答えが返ってきて……。
大胆な筆致と力強いストーリーが評判の大型新人・ZAKKの初単行本がついに登場!

収録内容】
「CANIS-Dear Mr.Rain- #1」
「CANIS-Dear Mr.Rain- #2」
「CANIS-Dear Mr.Rain- #3」
「CANIS-Dear Mr.Rain- #4」
「CANIS-Dear Mr.Rain- #5」
「CANIS-Dear Mr.Rain- #6」
「Shopping?」(描きおろし)


著者:ZAKK

表題作CANIS Dear Mr.rain

その他の収録作品

  • Shopping?

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レビュー投稿数26

雨と狗と帽子屋

表紙に惹かれて購入しました。中の漫画も、表紙絵からの期待を裏切りません。
レヴューを書くために改めて読み返して、背後からの描写が多いな、と思いました。背中越しの白い背景と合間って、その背中の主の表情とか、その背中を見ている人物の心情とかを想像させることで作品に深みが出ているのでしょうか。
まるで映画を観ているような作品です。
私にとってのドストライク!大好きな一冊です。
エロ描写はないので、そっちを求めてる方には確かに物足りないでしょうし、BLっぽくないと感じるのも頷けます。
この巻ではまだ互いに距離感を計りかねている沓名とリョウが今後どうなっていくのかを楽しみに読み進めていただければと思います。

エッチな描写がほぼ無いので、BL漫画初心者の方や、BLは主に小説で読んでいる方にもオススメです。

1

何で今まで避けてたんだろう?

大分前ですが、アメコミ調といいますかコントラストの強い絵が好きでそういう絵を求めていた時に知りました。
電子のサンプルだったと思うんですけれど、冒頭読んでも何となくピンとこなかったのでそれ以来気になりつつも読まないでおりました。
先日、OPERAを別の漫画目的で購入した際にこれのスピンオフを読んで、主人公(?)の子に一目惚れ。これは読まにゃあかんと既刊全部買ってきたのですが………。

こ、これは!!

何で今まで読まなかったの?自分よ。
とてつもなく好みでした!!絵柄から何となく今やっているスピンオフ的な話を想定してたんで当時は「あれ?これで現代日本のファッション業界ものなの?」と思って読まなかったのですが、今は逆です(笑)こっちの穏やかな世界のがいいよう。
沓名さんは勿論、英子ちゃんもB男くんも可愛いんですよ。
沓名に懐きまくっているのに、何処か不安定でふらっと消えてしまいそうなリョウにハラハラしながら読みました。
確かにエロやら甘い描写はないですが、私はちゃんとBLだと思いました。今まで人に執着しなかった人が誰かに徐々に惹かれていくのいいですよね。
とりあえ続きず今回はリョウは平気でしたけれども、予告が不穏だああ。

設定厨なので、巻末のルームデータとかたまらないですねえ。
さて、まとめ買いしたので続きがすぐ読めます(ほくほく)

2

二人のバックグラウンドと出会い

友人に勧められて読みました。
まずは絵がとても綺麗で惹かれます。
また、職業が物語の中でしっかり描かれるBLの中でも、帽子屋というのは初めて出会いました。
普通に生活していたら、出会わない二人。そんな全く別々の生き方をしてきた二人でも、だからこそきっとうまくはまるところがあったのだな。と思いました。
リョウくんの謎めいて重いものを背負っていそうなところは魅力的です。
実は先に続編のdear hatterを先に読んでしまっていたのですが、この巻は二人のバックグラウンドが描かれているのでこちらを先に読んだほうがおもしろさがぐっと膨らみました。

1

何とも言えない二人のエロさ♡

すっごい面白いです!!
BLBLしていませんが、ほのかに香るBL!!
何とも言えない二人の醸し出すエロい雰囲気にドキドキしました。(*′皿`艸)

アメコミ風の絵の美しさに魅せられてこのコミックを買ったのですが大当りでした!!
絵は綺麗だしストーリーも面白い!
全体的にシリアスなのですが、それだけでなくコミカルなので重くなり過ぎずドンドン読み進められました(*´▽`*)
BLの要素は薄めですが、涙あり笑いありドキドキあり!!とお腹いっぱい大満足の一冊です。(*´ェ`*)
続きもすごく面白かっです!
いろんな方にぜひ読んでもらいたい!!.。゚+.(*''*)゚+.゚
ホントに面白かっです。

1

天才とはこういう人のことを言うのだろう

表紙はさらっと流したのですが、扉絵みてびっくり!
ちょ、これ、絵うますぎだろ!!
全部キャラ書いてるの同一人物??
てか、センスありすぎ!
これで、構成やら話やらキャラが面白かったら、どーすんだ、と
思いつつ、ページを捲りました…。

……ああ、もう、ヤラレタよ……
なんつーかもう、表現しようがない…><

   ◆◆   ◆◆   ◆◆

この巻では、受け攻めはまだ分かりません。
●有能だが厳しい帽子職人兼店長・沓名
●謎の多い美貌の青年・リョウ


正直、「萌え」という要素だけで行けば、そんなにないかもしれません。
下手したら、「皆無」という人もいるかもです。
キス止まりなんですが、そのキスには恋愛要素ゼロです。

主人公は沓名なのかもしれませんが、
なんせリョウは謎が多すぎます。
「死ぬためにここに来た」だの、
意味ありげな小瓶を「天国か地獄への切符」というだの、
「それを渡す代わりに殺してもらう」だの、
謎の人物・スーツ姿の岩城に接触するだの、
ボスの自殺を手助けするようなシーンが回想で出てくるだの
ホント、謎だらけで困り続きます。

対する沓名の過去はというと、
飼い犬の小太郎の話に胸が痛みます。
動かなくなった小太郎を必死で病院に連れて行く若き日の沓名。
死んでしまった小太郎の頭を二回、ぽんぽんとなでる仕草を
繰り返す沓名。
「生き返って欲しい」
その想いが存分に伝わる過去の回想シーンがありました。

リョウにその小太郎の面影を見た沓名。
ぽんぽんと二回優しくリョウの頭をなでます。
涙が溢れ出て止まらないリョウ。
謎の多いリョウの素顔が、チラリと垣間見えたシーンでした。

それから2人は同居を始めるのですが…
これがコメディのようでホント可笑しいです。
でも沓名はこの同居生活でリョウの本質が全くつかめません。
「人と暮らしている気がしない」
沓名が一目惚れした素のリョウの顔を早く見せて欲しいと思う
1冊でした。

   ◆◆   ◆◆   ◆◆

予告漫画が面白すぎて、煽られました★
この予告の構成! 巧すぎるでしょ!
あああ、凄いです。
誰でも続きが気になっちゃいます。

絵の技巧に始まり、構成、センス、ストーリー、キャラクター…
全てに魅せられた作品となりました。

2

どうBLに魅せていくのだろう…


日本人に見えないくらいアメコミ寄りな絵柄が、逆に軽快なシリアスを魅せていて良かった。

沓名「生きてくのが怖くないように この手で手伝えないかと思ってさ」のシーン
ペルーシュの砂糖瓶の中に隠された情報のシーン
リョウの漢字
計算が見れて、読んでいて楽しいです。

ふたりを取り巻く雨の雰囲気も綺麗で。
帽子屋さんというのもいいですね。

表紙だけ目にするとリョウが受かな〜という印象だったのにいつの間にか逆の可能性を秘め出していてびっくりです(笑)これ以外考えられなかった!と思えるくらいその可能性を溢れさせてもらいたい。期待機…。

リョウが、犬で在り続けませんように。



0

洗練されたアメリカンコミックの雰囲気、描かれる関係性

ある雨の日、帽子屋をやっている沓名が
道端で行き倒れていたイケメンのリョウを拾ったところから話は始まる。
色々訳ありらしいリョウ、
自分の居場所を求める彼に幼い頃飼っていて亡くなった愛犬を重ねながら、
共に暮していく中で、沓名はある時自分の「一目惚れ」という感情に気づく。
そんな様がスタイリッシュに、でも丁寧に描かれている。


帽子屋と言えば、mad as a hatter……という連想、
冒頭の天使の輪の童話のような一節、
個性的な絵柄、英語のタイトル、
アメリカンコミックのような雰囲気の作り、……と
まずはその枠組みとしての世界観に魅せられ、
その中で描き出される柔らかく暖かな関係性にまた魅せられる。


独特の感性とこだわりを持っている沓名の店、
彼に文句を言いながらもその魅力を認めて一緒に働くスタッフ達との
やりとりはコミカルで楽しい。

そんな日常の中に、リョウの過去に関わるNYのマフィア絡みの話が挟まり、
謎めいたダークさを感じながら、ドキドキして展開を追う。


帽子屋とリョウの関係は、エロシーンは全然ないのだけれど
続き呂上がりの髪をじゃれながら拭いているシーンや、
歯ブラシを間違って使うシーン、
天使の梯子に手を伸ばす沓名の手をリョウが握るシーン、
リョウの服を二人で買いに出かけて着せ替え人形にしているシーンなど、
何気ないやりとりが、萌える。

もっと萌えだったのは、脇役・岩城。
リョウは自分が厄介になっていたマフィアのボスから
小瓶を岩城に届けるように託されて日本に来た。
そのボスや他の仲間は今はもうなく、見捨てられたとリョウは思っているのだが
それはさておき、彼らはどんな関係だったのか?ああ……


様々な謎が、雨が上がって明らかになる続きが楽しみです。
この衝撃に敬意と期待を込めて、評価は神。

7

まるで外国のお話のような…。

表紙なんとなく好きだなあと思って手にとってみたら内容もとても好みで!
作品全体の雰囲気がとても好きです。
アメコミのようなタッチは一癖ありますが、BLコミックにはなかなかないタッチなので印象に残る…。
ドラマチックな魅せ方をする作家さんで、新人なの?と思ってしまう位独特なキャラクター作りをされてます。
犬の小太郎ちゃんのエピソードに犬を飼っている身としてはうるうるしつつ、二人のエピソードが交互に展開されてるから背景が分り易くていいなあといった感じ。
ただそれが逆に見にくいと感じる方もいるかも知れないですね…視点がコロコロ変わる。
サトルさんとリョウのお話はまだまだ続きがありそうなので、今後どうなるかでまた評価も変わりそう。
この作家さんの今後に期待です。

4

雰囲気のあるムーディな作品

攻めも受けもわりと好きなキャラ設定でストーリーラインも好みなのにもかかわらず、イマイチはまりきれませんでした。

というのは、本作が雰囲気やムードづくりを重視した漫画なためです。
この作品は、場面転換が過去と現在が交錯することが多く、また、登場人物の背景や心理の動きなどについて、説明的な言葉は少なめです。行間を読みとるようなタイプの漫画で、ムードはかなりあるかなと思います。俗っぽさが少なく、古い映画のように叙情的な雰囲気です。
なので、そういったタイプの作品が好きな人は、すごくはまれるお話だと思います。
好みの問題なのですが、個人的にはどちらかというと俗っぽくて泥臭い作品が好きなため、結果的にあんまり物語にのめり込めませんでした。

また、過去と現在が交錯していていく部分が読みにくかったというのもあります。
演出上、突然場面が転換するというのはわかるのですが、顔の描き分けがあまりできておらず、うん?となる場面が少しあった。過去において受けは黒髪なのですが、攻めも黒髪なので、どっちがどっちか一瞬わからなかったり。描きたい方向性はわかるんだけど、今一歩、本当にもうちょっとだ続きけ「読みやすさが」足りないのでは……?と思ってしまいました。

ただ、まだ物語は序盤のように思えるので、一気に読んだらまた違うのかもしれません。
良作ではあると思うので、大人っぽくてあまりロマンスよりではない叙情的な雰囲気が好きな人にはおすすめしたいです。

3

うーん…

絵は上手いとは思うが見にくいと言う人もいると思う。表紙の雰囲気と中身は少し違う印象。
ただ高評価に釣られて買ったものの…果たしてBLなのか…はたまたこれからどういう方向へ転がるか…次第では続きを買うかどうかですね

3

高評価につられて購入

確かに、ウフフだったり、キャッキャだったり、アッアッだったりの要素は皆無で、
エロにも、ラブにも届いていないし、
これでもBLかって聞かれたら、
じゃあ、BL以外のどこに入れるのって言い返すしかなくて、
はたして、このお話がこの先、ラブやエロに行き着くことがあるのかどうか、
あるいは、ラブやエロに行き着く必要があるのかどうか、
そんな二人の関係ではあるのだけれど、
でも、きっと、メインストーリーは間違いなく面白い、、、、はず、

画力はハンパなく、シリアス絵の強さと美しさは圧巻。
でも、ギャグ絵もその巧さが完成度高すぎて、お互いの印象を打ち消し合っているみたいで、かえって全体の印象が残りにくい。
言うなれば、1+1が2っていうより、1+(-1)は0みたいな。
せっかく絵がお上手なんだから、もっとシリアス側に寄って見せて欲しかったなぁ。

6

評価がよかったので買いましたが・・・。

とくに魅力を感じる作品ではありませんでした。

これはBLというカテゴライズには私の中にははいりませんでした。
どちらかというと、「バッカーノ」など男くささのあるおもしろさがあると思います。

孤独な殺し屋と孤独な帽子屋の奇妙なお話。
お互い過去にトラウマをかかえながらも甘いものではなくただそこにいるだけでいいと思わせてくれる安心感。
お互いの過去の見せ方がよかったです。そうして出会いの場面へ戻る。

おもしろさでいえば
☆☆☆くらいですかね。

2

きゃっきゃうふふ、ではないBLをお求めの方にオススメ

表紙の目(左のほう)がやばいな、これは好きな感じがすると思っていたところに、こちらのサイトで作家インタビューもあり、読んで即買いしました。

画はアメコミ風で、TRAVA FIST PLANETやREDLINEの小池健さんみたいだと思いました。TRAVA大好きなので、こういう画でBLというのはもうありがとうございます!!としか言いようがありません^^
とは言えこの巻ではあまりその要素は無いのですが。

続きが楽しみです。聡とリョウはどうなるのか、岩城の動向も気になります。

6

ものすごく惹きつけられました!!

実はこの方の絵柄そのものは私の好みではなくて。
もちろん苦手で読めないというほどではないのですが、
とにかく普段私が好んでいる絵柄からはかなり違っている絵だったので、
戸惑いながらもこちらでの評価が良いみたいだったので、
気になって読むに至った感じでした。

ですがですが!
そんなことを忘れるぐらいどんどん内容に引き込まれて行きました!!
リョウの正体はなんとなく分かるけれど、
でも何がどうなって彼がここにいるのかよく分からなくて、
その謎めいたところが気になって気になって。

そして沓名とリョウの、一線越えそうで越えないような、不思議な関係。
沓名はこの感情を知っている!
と気がついているのにそれにフタしてしまう。
見て見ないフリしちゃてるんですよね~。
その戸惑いというか、そういうのがすごくいいです~!!
かなり萌えも感じました♪

それとラストの予告ページがものすごくカッコイイですね!
私、こういう漫画初めて読んだので、衝撃を受けました!
すごく惹かれましたし、どきどきしました。
次が出るのを楽しみに待ってま~す!!

7

すごい、やばい。引力のある物語。

私、「やばい」っていう言葉、
あんまり日常でも使わないんですけど、
コレ読んでこう思うしかなかった。
手と目がとまんなかった。
すごい引力。
筆圧が強くてパワーのある絵柄。
強弱バランスがしびれるコマ割り。
そしてなんと言っても、
過去がチラチラと垣間見えるストーリー。
読後感は「興奮」の一言に尽きる。
早く続きを読みたい…!


最初は表紙絵柄のイメージで
何と無く海外モノかと思ってました。
しかし実際の舞台は日本。
帽子職人・サトルが、
道で行き倒れているリョウを助け、
拾ってくれたお礼にと、
人手不足のサトルの帽子店で
リョウが一日バイトをする、というところから
話は展開していく。

とにかく私は1話目からかなり引き込まれた。
先入観よりも読み易かったというのも
あったかもしれない。
そして、2話目では既に泣きそうになった。
一緒に生活してもお約束なBL展開に
すぐなったりすることはなく。
でもなんだかちょっとだけ感じる、
友情よりも愛情の部類に近いような香り。
「知ってる 知ってるぞ その感覚は」
この気持ちが根底続きにずっとあるんだろうなって
いうのを作中かすかにずっと感じる。
【一目惚れ】っていうのは、自分のことなのに
後からしか気付かなかったりするものだよね。
きっとここから先、二人が進んでいく中で
この感情が、もっと明確に自覚されていくんだろう。
過去の回想を見るにつけ、
一筋縄でそうなるとは到底思えないけれど、
その過程を見たい気持ちが抑えられない。

入り乱れる二人の回想は
ちょっと混乱しながら行きつ戻りつ読んだ。
よく読み返したら3話目って
全部二人の回想なのだね。
読んでるときは、それに何の不自然も
感じなかったから気付かなかった。
引き込まれるばっかりで。
いや本当にすごい。


レビューは書きにくかった。
言いたい感想や気付きは沢山あるのに、
書こうとしたら書けなくなるばかりで。
実際に感じた方がいい作品なんだと思う。
「萌え」よりも「ツボ」をつく感じだ。
でも描きおろしの『Shopping?』
はただの日常なのにとてもかわいい。
本編を含め、日常とシリアス、ギャグ絵と真顔の
バランスがたまらないのだ。
コマ割りとか台詞配分とかも
どこもかしこも期待外れないのが本当にすごい。


ストーリー重視の方、
ちょっと謎のあるお話が好きな方、
一癖あるBLを選びがちという方にオススメ。
逆にあまあまラブラブな展開を読みたい方には
全く趣味に合わないだろうと思います。
この巻では、ほぼBL的出来事は起こっていないし。
でも、ふと物凄くリョウがかわいいコマとか
はあるんだよなぁ…。

絵柄が独特で海外コミックの様な印象だったから、
私最初は読むのを迷ってました。
でも実際は読んで良かった。
そこで迷ってるなら読んでみてほしい。
一つのお話としてなんかもうドキドキする。
シリアス要素はサブリミナルの様に
小刻みにその存在感を発揮していて
全てが伏線に見えるほどに集中して読んでしまう。
とにかく引き込まれる。
すごくうまい。衝撃。
新人さんなの?もう、才能に感嘆する。

7

続きみたいです。

帽子屋の沓名が拾った人間リョウ。

なんだか不思議な感じのお話でした。そして続く…
現在と過去が入り乱れて、そこに謎のリョウの過去とかも出てきたりして
すぐに理解できない部分あり(笑)
リョウの過去にいろいろあって、ニューヨークから日本に来た意味も判明。
後半はなんだか自分の存在を在るものにしてくれた沓名に依存してるのかなぁ??

だけど恋人同士になったわけでもなく、まだ同居人どまり。
最後に次巻内容であろうコマが数ページ分掲載されてるんだけど
簡単にハッピーエンドは見えてこない感じが。
それが余計に次巻を期待させる!!

7

よだれがでるほど面白い。

帽子屋さんと謎の捨て犬青年のお話!
先が全然見えなくてワクワクしちゃう(*´ω`*)

この絵もステキ……お話とピッタリ合ってる。

とにかくリョウがセクシーでキラキラしてて
尚且つ影があって、しかもカワイイ!←欲張りすぎでしょw

サトルさんは帽子屋さんなんだけど
私帽子屋さんの知り合い沢山いるので、なんとなく
職人気質っぽい姿勢に感情移入しちゃうっていうか……

これは限りなく名作になる予感がビンビン!

この先どうなるんだろう?予告漫画を見るだけでドキドキ!!
うわー(^ω^ 三 ^ω^)ヒュンヒュン楽しみ~~!

6

上手く言えないけど、この本スゴイ!

こちらのレビューを読んで興味がわいたので、7月はじめに購入。
即読んで、うわ!鳥肌!!!と思ったのですが、
いざ自分もレビューしようと思うと、この素晴らしさをどうやって表現すれば…?
となってしまっておりました~(アツクテ、アタマガハタラカナイノモアル…)
その後もステキレビューが続き、ランキングでもこの本の表紙を見ることができて、
もうもう、すごく嬉しい!!

きっと、
絵柄も読みなれたBL本とは違うな~と思うでしょうし、
エッチは脇役がちょっとしているだけで、
手軽に萌えを補給できる本ではないと思うのです。
でもこの本に出会ったら、多分、
十分すぎるほどの読み応えに脱帽で、作者に賛辞を!と感じる方が多いのでは☆


ふたりの過去のエピソードが、
物語の途中で沢山入れ込まれ、時間が激しく行き来して、
一読では、ん??と思うところが、わたしは多々あったのですが、
彼らをより理解したくて、気づけば何度も戻ってページをめくっていました。

BL本において、
悲しい過去が語られるという展開は決して珍しいものではないですが、
この本は単に悲しいだけ続きでなく、
現在のふたりを構築している大切な過去、それが描かれていたのが素敵でした。
現在に繋がる転機や、大切な存在や想い、満たされた瞬間などが…

雨の日にふたりが出会う、その前にも、
それぞれの人生がしっかりあり、一生懸命走って来たのだと感じられることが、
キャラを魅力的に見せ、惹き込む要素になっているように思います。
(でもそこにページを割いているため、
この1巻では、BL的発展まではストーリーが進まないのですが…w)

そしてこの本は、
マシンガンのようにキャラがしゃべりまくるページがあるかと思えば、
セリフの一切ない雨に打たれるシーンがあったり、
マフィアに血に炎にと、シリアスで重いシーンが描かれていたと思ったら、
箸の使い方だの、同じ歯ブラシを使っちゃっただの、
かわいいエピソードがあったり。
温度もテンポも違う、
時には対極とも言えるシーンが次々に描かれて、最後まで読者をぐんぐんひっぱる。
そして、それらが上手にまとめ上げられているのもスゴイ。

色々書いてみましたが、
やっぱり時間が経っても上手くは言えないもんですねぇ…
要は、この本スゴイな!!鳥肌たったもん!!たくさんの人に読んでほしい!!
…ってところでしょうか…(アア、ブンサイガホシイ…)

8

雨と狗と帽子屋

表紙の雨の表現がすごく好きです。
作家さんの新刊紹介のところで記事をお見かけしてからかなり気になっていた本でした。

中身は期待通りの自分の好きな白と黒の使い方の画面、
そして雨の表現も多用されているところがすごく好きでした。
もともと水の表現が多い絵が好きということもあって満足です!
そして煙の表現も好きでした。我ながら見るところがマニアックw

なんと言っても絵柄や内容、コマ運びが玄人さんと同じで、
新人と言われなければ分からないほどお上手です!始まり方が印象的でとても良かったです。
そして初コミックスで続きものというのもすごいですね~!
本当に今後が楽しみなかたです。OPERAさんグッジョブです!!

この作品の内容でいいなと思ったのは、
帽子屋がドがつくほどのノンケと作者さんがおっしゃっている通り、
ノンケな反応があるところです。
だからそういう方向にお話がすぐに進展しないのがいいです。
やばい、ノンケ好きセンサーがぎゅんぎゅん働いてしまいました!
これだよ、こういうの待っていたんです!作者さん分かってる~(涙)
「うーん…。本当にくっつく続きのかな、この二人…。」と作者さんがおっしゃるくらいの、
そのぐらいが丁度良い!!!そこはノンケ好きとしては強く希望です。
リョウのほうは多分ゲイ?なので、リョウのリアクションとかが、沓名の気持ちを少しづつ押し上げていくようなそんな風になるのかな。
沓名がタバコを吸っているのにキスしようとしたリョウのイヌ精神はなかなかのもの。
あのシーン萌えました~!!そして沓名の反応はやっぱりどノンケでニヤニヤ。

それにしてもリョウが帽子似合うな~!カッコいい。単純に見た目がカッコいいのがいい(笑)
沓名の帽子屋設定も職人っぽさと芸術家っぽさが混じっていて好きな設定です。

お話の展開としては、海外マフィアも絡んでいて、何らかの事件性をはらんでいるのもすごく気になるところです。
ほんとにほんとに次回が待ち遠しいです!

8

あ゛ー、とうめく

思えば、表紙を見た瞬間から悪い予感がしてたんですよ。
で、今読み終えて予感が的中していたなぁと呻いている
訳でして。
豊作過ぎて思わず千手観音の手も借りたくなりそうな年に
限って又こう言う作品が出てきちまうってのはねぇ…
読者にとっても運命の皮肉ですよ。

内容の傾向から言えば文芸で言う作家さんの名前を冠した
賞にある感じの俗っぽさと内面掘り下げをミックスした
感じの作風なんですが、御見事な事にこの作品には
そう言う作品にありがちな斜め上から見下す様な視線が
見当たらないんですね。
並行した視点が上手く絡み合って必要な陰影を作り出している。

参ったな。
続きを早く出して貰わないと精神的に飢えてしまいそうです。

11

その壁をぶち破れ

本屋さんで、表紙にぐいぐい引き寄せられました。
最近ジャケ買いで失敗したばかりなので少し悩んだものの、やはり買うことに。
1頁開いたカラーイラストのデザインに一目惚れ!
なんやこの往年のロックLPジャケットデザインみたいなカラーイラストは!
嗚呼、すっかりハートを鷲掴みされました。

中身ももう、ビックリするくらいハイレベルな絵で。
あるイギリスアニメを思い出しました。
日本漫画で言うと、モンキーパンチ風?
純日本な家の、縁側風景とか出てくるのに。
絵は完全に欧米漫画タッチという、不・思・議。

いくら絵が上手くても、話が面白くないとな~。
と思っていると、話もすごく面白い!
深いし、強いし、泣けるし、もう、上手く言えない。
初単行本だそうで、確かに粗削りなところもありますが。
それもまるっと含めて今後の期待も込めて、『神』だと思いました。

表紙の帽子、傘、ペンダントトップは、この物語の様々なキーワードたち。
帽子屋の沓名聡の世界、マフィア手下の柏葉リョウの世界。
それぞれがその世界に足を踏み入れた訳。
普通なら交わる事の無い二人。
それが続き過去の出来事やトラウマから、不思議な繋がりを持って。
スレ違い、交わり合い、繋がっていく。
その繋がりのキーワードの一つは、「一目惚れ」。
そんな普通な、でも普通ではない二人の物語。
とにかく上手いなぁ、と唸るばかり。

犬を拾う話が出てくるのですが。
私も以前、交通事故にあった犬を拾った事がありまして。
あ、その犬はすでに爺さんで、この漫画の小太郎は仔犬で、色々違いすぎますが。
うちの犬に顔が似ている事もあって、感情移入しすぎてしまいました。
犬はいいですね、賢くて、優しくて、本当に癒されます。
ちなみに、私も、ZAKK先生も猫派です(笑)

なんだかすごく、大きなパワーを感じます。
どんな世界でもそうなんですが。
こうでなければならない、とか、これは違う、とか。
人はどうしても、自分と同じ型にはめたがる。
そういう世界を狭めてしまう壁を、ドカンッとぶち破ってくれる一人だと思いました。

次回作がとっても楽しみです!

9

すごく、好き。

こうゆう、感じがすごく、好き。
読んだ後に余韻が残る感じ?

癖のある独特の絵も素晴らしいです。
日本の漫画っぽくない感じします。
アメコミってこんなイメージだったりする。

主人公の子供の頃のシーンなんか、レトロ感があって可愛い。

手書きのディズニー映画っぽいです。ラプンツェルを思いだしました。フリンが好きなんです(笑)

主人公が飼い犬 小太郎の命日を思い出すシーンがあります。
作品中に出てくる絵本の内容、あたまをやさしくにかいたたくとてんしのわがきえていきかえる。
主人公が小太郎に試すんですね…でも、やっぱり、あれは絵本のお話。

私も犬を飼ってます。なんか、ジーンと来ました。

そして、ZAKK先生が描く小太郎が愛らしい。

ダークな感じもしてミステリアスなんですが、おとぎ話のようにふんわりしてるなって私は思いました。
買って良かった、大切にしたい作品の一つとなりました。
いろんな困難が待ち受けてるだろう二人ですが、とても、続きが楽しみです。


6

非日常が迫ってくる

頭を一回叩くと、天使の輪が現れて死んでしまう。
けれど、優しく二回叩くと、天使の輪が消えて生き返る。

こんな絵本の一節から始まる本書は、
メルヘンさを含んだ平和な日常を、危険な非日常が着実に侵食していくような、サスペンス風味な世界観。
読んでいて落ち着かない気持ちになりつつも、先が気になって仕方ありません。
やはり、絵による表現力が大きいのかなと思います。
輪郭線の強い、カートゥーンのような完成度の高い絵柄。
表情や構図にもハッと目を引くものがあり実に多彩。
クスッと笑えたり心温まる瞬間、突如よぎる緊張感など、メリハリある空気が存分に伝わってきます。


タイトルのCANISは、イヌの意。
野良犬のように孤独で、常に居場所を求めるリョウをあらわすと同時に、
帽子屋・沓名が右手の感覚を失ったことと、その手で帽子を作ろうとしたきっかけもまたイヌ。
そんな二人が雨の日に出会い、行き倒れかけていたリョウを沓名が拾ったことで、奇妙な同居生活が始まります。

沓名は、昔飼っていた愛犬にリョウを重ねている。
日本に「殺されに来た」というリョウの過去を詳しく尋ねな続きいのは、聞いてしまったら後に退けなくなる予感があるため。日常に戻れなくなる不安だけでなく、同性に惹かれる戸惑いもあるのかも(赤面顔がカワイイ!)。

リョウが、NYから日本へ来た目的。
マフィア組織のボスから預かったものを、岩城という男に渡し、引換に自分を殺してもらうこと。
死をも恐れないリョウは一見壊れているが、実は子供の頃親に見捨てられた過去から、必要とされたいという切迫した願望がある。
居場所をもらえるなら、どんな命令にも従える。
ひたむきさと狂気が紙一重って感じです。
リョウは沓名に甘えることが、沓名は甘えられることがとても嬉しい。
本来別世界に生きる二人の出会いが、互いに何をもたらすのか期待です。


BLとしては、ボスと岩城のアダルティな絡みにもってかれました!
ほんの数コマですが大人の色気ムンムン。
そして現在のリョウが出会う岩城。
ボスを「あいつ」と呼び、遺されたものを受け継ぎキッチリ仕事を完遂する姿が哀しくもカッコよい。この人の今後が激しく気になります。
リョウと沓名はまだこれからって感じですが、
リョウの頭におかれた沓名の右手や、
煙草越しのキスなど(これは怖かった!w)…
ごく軽いスキンシップがノンケ同士って感じで可愛らしいです。


巻末では、今後の展開が映画予告のように…!
意味深な台詞、表情、カットの連続にワクワクせずにはいられません。

次回からのサブタイは”Dear Hatter(帽子屋)”。
雑誌OPERAの方では、鮮烈な赤の表紙とともに新章が始まっております。
雨が上がったことが二人にとって吉と出るか凶と出るか…続きが非常に楽しみです。

8

出会うべくして出会ったような二人

どことなくハードボイルドな雰囲気がある作品で舞台は日本の帽子屋なのですが、
読んでいると異国な気がしてしまうのです。
これは作者のイラストの影響なのかも知れませんね。

そして内容は帽子店を営む沓名と沓名が通りがかりで拾った野良犬もどきの人間柏葉との
ファーストコンタクトから拾われ一宿一飯の借りを返す流れで1日だけ帽子店を手伝い
ニューヨークから死ぬために日本に来たと言った柏葉を引き留めることも無く
一時時間が交差したように感じながらもサヨナラの言葉と共に消え去る柏葉。

この柏葉は人間なのに何処か飼い主を求めている犬のような感じなのですが、
その性格を構築したであろう過去と沓名の性格を構築した過去とを描きながら
それぞれの今を浮き彫りにしている内容でした。
1度は繋がりがこれから出来るのかと思った時に離れ、再び雨の中柏葉を拾う。
幼い時に拾った犬のように手を差し出してしまった沓名。
怪我をしている柏葉に人間らしさを感じない、過去の犬といた時に似たものを感じる。

柏葉は人間としては未だ成長途中でどこか不完全な気がするのですよ。
誰かに求められ必要とさ続きれ居場所を求めているが、自分で未来を見据えていく事を
学んでこなかったみたいな危うさを感じます。
沓名との出会いが柏葉の今後にどう影響が出るのか、同居し始めた二人ですが
互いに何も解らない、沓名に限っては柏葉の過去を知ろうともしないままで終わる。
今回はそれぞれが抱えている現実と過去の出来事をクローズアップしているようで
今後の展開がどうなるのか期待を大きく膨らませるような内容でしたね。

本の最後の方に次回予告篇なのかと思われる内容があって、かなりドラマチックな
展開になっていました、とても興味を惹きつけられる1冊です。

10

水晶玉のような瞳にくるくるの癖っ毛や黒髪

アメコミのようなタッチ。なめらかな線、動きのある毛先・指先・口元、しかし細くはなくきっちり描かれた主線。登場人物を見ているとその姿や動きから海外での話かと思いましたが、舞台は日本です。この作風に帽子屋と聞き、アリスを連想してしまいました(笑)

海外ドラマのような世界。日本なのですがね。
感想を述べるのが難しいなと思うのは、この一冊では完結していないからなのかもしれません。次作は連載されているのかな? 作中で出てこなかった、聡の天敵『後藤』らしき姿が巻末のコマに出てきました。この人もまた聡とリョウの関係に絡んでくるのでしょう。あと染色業に進んだ友人・陽介も出てくるようでわくわくします。

冒頭、聡が幼少期に読んだ絵本で「一度頭を叩けばその人の頭上に輪ができる、が二度叩けばその輪が消えて生き返る」これが作中、聡がリョウの頭をぽんぽんと叩くときにふと蘇りました。それまでにも、聡が大切にしていた犬のシーンでもあったのですが、それよりもこちらのが重要な気がして。
感覚を失っている聡の右手、そうとは知らないリョウですが、それを捕まえていることにも意味があるように感じます。埋め合う、の続きかなぁと。
なにも感じないけれど、リョウが触れたそこはきっと温かかったんじゃないでしょうか。

まだ20になったばかりのリョウがこれからどうなっていくのか、そんなリョウのことをなにも知らない聡は“知って”しまうのか。海外マフィアが絡んでくるとなるときっと深い話になるのでしょう。
リョウは殺されたがっていました。必要とされている人のもとに行きたかったはずです。孤独だった(一人ではなかったけど、リョウの心のなかは独りだった)自分を受け入れて仲間としてくれた、ファミリーのもとへ。
だからあの瓶を、ボスの友人(であり愛人なのかセックスフレンドなのか)である岩城さんに渡す…代わりに願いを叶えてほしかった。取引の基本、交換条件ですよね。やすやすと叶えてもらえることでもないだろうに、それを願ってしまうところはまだリョウが子供なのだと思いました。

聡に拾われたことは必然。
聡はまだ、リョウと住んでいても『人』とは思えないけれどこれからリョウが『犬』ではなく『人』を感じさせるときがくるのかな。そのとき、聡はどう判断しどうなっていくのか。ひとめぼれをそのとき聡がほんとうの意味で思い知るのか…。
まだただ犬が甘えるように懐くように触れあっている、そんな風に見えますがゆくゆくはふたりが人同士として互いのことを求めあい必要としてそばで在り続ける様子が窺えるときがくるのかな。
おそらく生きているらしいボス、そして取引をする岩城さん、ショーはニューヨーク、もしかしたら蜜月に突入するかもしれない聡とリョウ。了が意味するところは? いったんふたりは離れてしまうの?

うーん気になる。この一冊ではまだ萌評価にとどまります。情報量はたくさん詰められているので、導入…という感じがします。まとまっているけれども、まだまだ変わるのでしょう。
巻末数ページに謎を残して続く…!!

7

雨と犬

OPERAで初めてこの作家さんに出会った時の衝撃は忘れられない。
えっ!本当に新人さんなの?
自信に満ちたくっきりした線が描きだす、さまざまな表情は、これまた様々なタッチによって違和感なくストーリーに溶け込み、まるで魔法使いのように魅了する。
また今回単行本になったことでカラーの素晴らしさも堪能できる。
ストーリーのほうも、グイグイと引き込む吸引力がハンパなく登場人物の魅力が存分に発揮されている。
思わず手放しで絶賛してしまうほどに、超注目の大型新人さんであり作品なのです。

雨の日に道に落ちていた男を拾った売れっ子の帽子屋。
ニューヨークから死ぬために来たという彼・リョウはあさってに人に会う約束があるというのだが、店のセールを控え人手不足に困っていた折、帽子屋の沓名は店の手伝いを依頼する。
彼のおかげでセールは成功。
そしてリョウは「これと引き換えに殺してもらいに行くのだ」と砂糖の入った瓶を見せ、沓名の元を去っていく。
しかしリョウは思い通りに死ぬことが叶わず、ボロボロになっているところを再び雨の中沓名に拾われるのでした。
こうして始まった二人の共同生活・・・続き

ざっくりと出会いを描けばこんな感じなのだが、そこに描かれる様々な要素のとても濃いこと!
リョウは犬です。
そして沓名は犬に思い入れのある人です。
ただ、犬好きと犬のような男という組み合わせでない彼等が持つ過去。

リョウは身勝手な親に見捨てられ、居場所を求めてギャングの忠実な犬となったのでした。
言うことを聞いてそれを行えば褒めてもらえる、撫でてもらえる。
しかし、彼等がピンチになったときリョウは一緒に連れて行ってもらえなかった事で捨てられたと思い生きる意味を喪失、すなわち褒めてくれる人をなくしてしまったことになってしまったのです。
そうして彼のボスの命令で来た日本で沓名と出会ったわけですが…
そのボスが関係していた日本人・岩城に逢って殺してくれと頼むのですが、犬は言われてないことはやらないものだろ、と言われて殺されなかったのです。
この岩城、謎の男です(リョウのボスと寝てました)これからどんな関わりがあるのでしょう?

そして沓名は、小さい頃に拾った犬の小太郎との出会いを邂逅します。
彼にとっての小太郎の存在意義。
人の心がわかる、言葉が通じると信じていた、小太郎が特別だった頃の話。
これは彼の犬へのこだわりを感じさせるエピソードになっています。

まだ19歳なのに、大人びた表情したり、モノ言いをしたり、達観したような発言をしたり、かと思えば無邪気な子供のようであったり、様々な表情を見せるリョウを沓名はまだよくわからないといいますが、それが魅力なのです(沓名は彼に一目ぼれをしたことに気がつくw)
この本のラストに、まるで映画の予告編のトレーラーのような漫画が掲載されています。
それによると・・・
ドキドキワクワクします!
もちろん二人の関係もありますが、一体どんな出来事がまちうけているのでしょうか?
マフィアに関連していただけにリョウはどうなっていくのでしょうか?
ひょっとするとこの1巻は序章かもしれません。
次もとてもきになるのです!

10

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