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表題作スリープマイディア

九条志野,高校1年のとき北斗と心中した生霊
葛城涼,美術教師を好きな高校2年

その他の収録作品

  • あとがき(カバー下)

あらすじ

心中に失敗し、一人生き残った志野は生霊となっていた。死んでしまった少年・北斗の呪いのために…。生きることも死ぬこともできず、ただ毎日を鬱々と過ごす志野だったがある日、涼という少年に出会う。自分を怖がらずに怒ったり笑ったりする涼に心を溶かされそうになる志野だが
それを知った北斗の呪いはさらに強まり…志野・涼・北斗の想いのその先は…?
学園を舞台に繰り広げられる、最深の三角関係。

作品情報

作品名
スリープマイディア
著者
椿木トリコ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
一迅社
レーベル
gateauコミックス
発売日
ISBN
9784758072533
3

(13)

(2)

萌々

(1)

(7)

中立

(2)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
4
得点
37
評価数
13
平均
3 / 5
神率
15.4%

レビュー投稿数4

乙女チックファンタジー

あらすじ読んでると生霊だとか呪いだとかおどろおどろしい言葉が出てくるから
妙な期待をして読ませて頂いた結果、お花畑が出て来てファンタジー色の濃い
乙女チックなラブストーリーになって最後は眠り姫がキスで目覚める展開。

内容的にはシリアス気味なのですが、何故二人が心中したのか、ホントに心中なのか
それとも事故だったのかがなんとなくぼやけていたので気になるのですが、
その事件で生き残った片割れと現役の高校生で過去に父親とのそれこそ心中事件で
生き残り身体に火傷もある涼と不思議な出会いをするところから始まる。

読み進めて行くと、涼と心中した二人は似たような出来事を介していたりする。
出会うべくして出会ったのではと思える内容でただ、心中で亡くなった子が
呪いをかけていないのに呪いをかけたことになっている辺りはいくら生霊の
罪悪感からとはいえ切ないかも。
結果的にはファンタジー系のハッピーラブで終わるので安心して読める内容。

3

眠りの奥に

※ネタバレ有です。



◆スリープマイディア◆《生霊&外見がハーフな男×先生が好き》
吉澤先生のことを好きになってはダメだと思いながらも受け入れてしまう─ 涼。
そんな時、立入禁止の場所で綺麗な顔立ちをしている志野と出会う──。


切なくて綺麗な作品だと思います(`・ω・´不思議な作品好きです♪)☆彡

吉澤先生が意外とたらしw でも、本命はたぶん…北斗だったのかな……
北斗に似ている涼に惹かれる気持ちもわかる気がします。

志野×涼  二人共可愛い!!!  綺麗系男子と可愛い系男子(*´∀`*)キャ♪
吉澤先生×北斗  クール教師とクール男子 番外編で見てみたかったです(^^)



萌え♥な部分がたくさん詰まった作品でしたが、少し刺激が少ないということとで今回は“萌え”です。
次回の作品に期待をしたいと思います♪

1

もうちょっとシリアス風に……

絵も可愛くて綺麗だし、
二人が心中した池に幽霊がでる。そこに行ってみたら美少年が寝ていたなんておとぎ話ようです。。

涼の恋心が先生から志野に移るのが早いと思った。
まあ、先生は憧れからくる恋だったのかもしれない。
先生とのキスは恥ずかしくて逃げだす感じだけど、志野とのキスは確かめたいキスですもんね。

殺してやりたいとか、呪いとか、罰して欲しい顔とか、泣き顔が一番好きとか
過激なシーンはないけど、黒い部分がちらちらしてます。
そこを話の中に盛り込んでもうちょっとシリアス風だったら良かったと思います。

心中して死んだのは北斗だけで、志野は別れようと思っていた時の心中だったから北斗は志野の気持ちに気付いていたんですかね。
北斗はなんとも悲しい存在。先生も。

目覚めた志野は23歳。これから二人どうなるのか楽しみですね。

0

逃れきれなかった者達への鎮魂曲

■プロローグ
「俺たちは残された者同士、独りでずっと自分の想いに囚われていたんだね…」
幼い頃に父を火事で亡くしている葛城 涼(かつらぎ りょう)。
彼の通う高校には「心中をした生徒が居た」という都市伝説があった。
ある日、興味本位で心中場所に立ち寄った涼は、九条 志野(くじょう しの)という生徒と出会う。
何度も志野と会って会話をするうちに、涼は志野に恋心を抱いてしまい…!?

■感想
切なさや葛藤、罪と罰など人間のネガティブな感情を題材にした切ないストーリー構成となっています。
涼が、幼い頃に自身の父親によって無理心中を図られた生き残りであるということ。
そして、志野も同じような数奇な運命を辿っており、その二人が偶然出会ってしまうこと。
こんなにも切ないのに、物語の中には不思議なあたたかさがあり、読者の事を優しく包み込みます。
他の作品には無いような切なさは高得点ですが、万人向けの内容ではないと判断したため、評価を「萌」とさせて頂きます。

0

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