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表題作甘い痛みで泣かせてあげる

坂上司・避暑地で夏を過ごす売れっ子モデル・十六歳
田村一麻・地元元気っ子な高校一年生

あらすじ

「一麻くん、僕、君にキスしたい。触りたい」避暑地で夏を過ごす売れっ子モデルの司と、地元元気っ子の一麻は、10年来の親友同士。しかもカラダの欲望をお互いに処理する関係でもある。そして、最初にそれを言い出した司は、行為の後、いつも一麻にお金をくれる。「違うんだ、司。俺が欲しいのは金なんかじゃない。お前の心だ……」そう言いたいのに、言えない。一麻には司も知らない秘密がある。だから黙ってお金を受け取るものの、司への想いは募るばかり……。四谷シモーヌが描く、甘く切ない避暑地の恋物語をご賞味あれ

作品情報

作品名
甘い痛みで泣かせてあげる
著者
四谷シモーヌ 
イラスト
南京ぐれ子 
媒体
小説
出版社
リーフ出版
レーベル
リーフノベルズ
発売日
ISBN
9784434002090
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萌々

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中立

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趣味じゃない

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レビュー数
1
得点
2
評価数
2
平均
2 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

避暑地のバカンス……

 避暑地で夏を過ごすモデルの司と地元で避暑地の管理人の孫である一麻は、10年来の友人同士で、しかも身体の欲望をお互いに処理する関係で……。
 でも、司は、終わった後に、一麻にお金を差し出す……。
 本当は、一麻はそんなものが欲しいんじゃないのだが、それを言い出すことができず……。

 という話でした。
 まさに、避暑地の恋、という感じでしたが、割と展開としては王道な展開をしてくれていると思います。
 途中、一麻のクラスメイトの女の子が、衝撃的なことを口走ったりしていて、あれはちょっと内心、引いてしまった。
 まぁ、結局、大したことなかったからよかったんですが。
 それを言われても尚、司にくらいついた一麻になんか、脱帽した気がしました(苦笑)
 なんか、結局のところ、ラヴラヴ話ですよね。

 割と、ちょっと「くすっ」とできる場面もあったりするので、それはそれでいいと思いますが、それがあることで、逆に物語をチープにしてしまってるような気がしなくもなかったり……。
 まぁ、それは好みなんで、あくまでも個人的な感想ですが。

 最後はちゃんと、ハッピーエンドでした!

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