私たち、結婚させられました?

アンハッピーウエディング!

unhappy wedding

アンハッピーウエディング!
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神0
  • 萌×22
  • 萌3
  • 中立0
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
3
得点
17
評価数
6件
平均
3 / 5
神率
0%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
アスキー・メディアワークス(角川グループパブリッシング)
シリーズ
B-PRINCE文庫(小説・アスキー・メディアワークス)
発売日
価格
¥640(税抜)  ¥691(税込)
ISBN
9784048916387

あらすじ

高校生の身で、親族に政略結婚を強要された尋斗。観念して幸せな家庭を築こうと思った矢先、嫁の『円佳』が男だと判明! この結婚は、同性婚が合法な国へ尋斗を追い出すための親族の策略だった。尋斗は全力で抵抗するが、婚姻届は手配済み、結婚式と新婚旅行まで用意されて打つ手無し。親族に隠れて離婚の作戦を練るため、尋斗のことを好きらしい円佳と二人っきりで新婚旅行に旅立つが、円佳はとっても魅力的で……?

表題作アンハッピーウエディング!

一族経営の会社の社長の庶子 入夏尋斗 18歳
会社を結婚退職した嫁 春崎円佳 24歳

その他の収録作品

  • あとがき

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レビュー投稿数3

6年越しの片思い??

17才の現役高校生で一族経営の社長の庶子である尋斗がタイトル通りの結婚を
一族に強要され、理不尽ながらも従おうと心を決めるが、いざ相手と会った時点で
ありえないと混乱と怒りで年相応の反応をしてしまうお話。

いやはや、いくら愛人の子供とは言え将来遺産がいかないようにするために6年も前から
同性との結婚を仕組まれている不運な少年なのです。
これが女の子なら許嫁なんて言葉で済むし、政略結婚なら取りあえず我慢は出来る。
しかし、相手が男で6歳も年上、相手は自分との結婚を心待ちにしていたなんて聞かされ、
ゲイでもなんでもない青少年がいくら母親の為、一族に波風を立たせない為とはいえ
かなり理不尽で奇想天外、男同士なら結婚しても子供は出来ないし、
更に同性婚が認められる海外で暮らさせてと、どんな一族なんだとビックリ展開。

そして、全てを承知で尋斗と結婚する為に料理や家事全般、夜のお勤めまで
しっかり勉強してきた受けの円佳。
いくら家族に罵倒されて傷つけられて、父親に親会社の社長の息子と結婚を勧められ
お先真っ暗な行き先で、小学生の尋斗に心配されて惹かれたとはいえ、
続き
この展開はいかがなものかと思わないでもない。

高校生の少年に周りの大人は何しくさるのかと呆れる内容ですが、
円佳といやいや書類上の結婚をし、新婚旅行にいった先で、次第に円佳に心を開き、
恋愛とは違う気がするが、愛情が芽生え守りたいと、泣き顔を見たくないと
次第に心が傾き、過去の出会いを思い出しのタイトルと真逆の結果になる。
同性同士の関係にも嫌悪感をだしていた年頃の少年が短い期間に迷いながらも
次第に大人になっていくようなストーリー。
まぁ、甘いお話なのには変わらないですね。

1

ラブは好きだ!

玄上さんは特殊世界もの(わんこシリーズ)はそれはもう堪らなく好きなんですが、商業の日常もの(現代・時代問わず)は正直何読んでもいまひとつ以下(その中で『無理』か『マシ』か程度でしかない)なんです。

あまりにも合わないのでもう玄上さんの日常ものはやめようかと思っていました。作家さん単位ではなく、その『特殊』と『日常』で個人的好みがキッパリ分かれるので決断しやすいんです。

でも、こちらはいつものルチル文庫とは違うレーベルからということで、試しに最後のつもりで買ってみました。

まあ正直なところ、いちばん基本の設定はさすがにちょっとどうかと思います。

『男子高校生に男と結婚強要』自体はBLでは決して『あり得ねえ!』ではないんですが(いまさらだけど自由なジャンルだよね・・・)、親族のあまりに斜めすぎる身勝手・傲慢ぶりに気分悪くなりました。

このなんとも荒唐無稽な設定が(イヤ、玄上さんの普段が『荒唐無稽』じゃないとは言いませんが、なんというか方向性がまったく別なんですよ)大袈裟すぎて上滑りしてる感じでした。

う~ん、これはB-PRINCE文庫のレーベルカラーに合続きわせたのかなあ。ポップで軽くっての?
だとしたら、ちょっと陰湿過ぎるんじゃないかと感じたんですよね。『荒唐無稽だから』ではなく(それは一向に構わない)、親族の言動がいちいち悪意に満ちていて気分悪いんです。
それならもっとアホで笑える方向で浮世離れしてたら、現実味なんてどうでもよくていくらでも楽しめるのに(私は)。

でも、↑の大元以外の部分はむしろ好みです。もともと私はこういう可愛いラブ自体は好きなんですよね。

キャラクターもよかったです。
尋斗(攻)は確かにアホで子どもっぽいけど、高校生なんだから別に構いません。そこが(私の思う)高校生キャラクターのよさですね。個人的に、若いんだからしょーがない、と我慢できる範囲が飛躍的に増大するんです。
実際、私の大キライな『俺様・傲慢攻』に比べたらコイツの欠点なんてないに等しい。

円佳(受)はちょっとでき過ぎというか作り過ぎの感はありますが、それでもこういうキャラクターは好きなんです。健気さが(読み手の私に)押しつけがましくないし。

ですから、いっそヘンな現実味(家の後継関係とか同性婚が可能な云々)なんて排してドリーム全開で突っ走ってくれた方がシンプルに面白かったと思ってしまいました。
せっかくの設定を根本から否定してしまって申し訳ありません。

まあでも、すごくよくできた作品とは言えませんが玄上さんの日常ものではいちばん(イヤ、唯一かも)面白かったと思ってます。
繰り返しますがラブ面はホントによかったんです。好みなんですよ。ラブだけで『萌×2』でいいというほどに。

とりあえず、玄上さんの日常もので初めて再読したいと思ったくらいには好きですね。つまり断トツです。

5

撃沈!

玄上さんが初ビープリということと、苦手花嫁モノだけど題名がアンハッピーなんて付いていたので、怖いもの見たさで手を出しました。
結果・・・撃沈!!!

一族経営のいくつも会社がある入夏家の愛人の息子で生まれた尋斗が、子供が彼しかいなくて長男で、義理の母にもかわいがられているのに、彼に後をつがせたくない親類の策略で高校生の身で結婚させられる。
立場なんてどうでもいいと思っていたからこの結婚を受け入れていたけど、初めて対面した相手は何と男!
その彼・円佳とメールのやりとりまでしててっきり女と思っていたのに。
その円佳はゲイで、逆にこの結婚を楽しみにしていてずっと好きだった尋斗と結婚できると、花嫁修業までして会社も退職して準備万端だったのに、尋斗に拒絶されて悲しく思う。
もう決まった事なので結婚式を挙げ、サンフランシスコへ新婚旅行。
しかし、話し合いで尋斗の気持ちを優先して離婚しようということになり、その旅行は離婚旅行になる。
その滞在中に、尋斗が円佳を好きになっていくというもの。

かわいそうとか哀れといえばそうだが、トンチキで口あんぐりなのは・・・
男と結婚させれば続き子供ができなくて跡継ぎが生まれないから、同性婚のできる国に国籍まで移してとか・・・鬼畜の所業としか思えないとんでもない尋斗の親と親類。
円佳に至っても、性癖が親にバレた時、入夏の息子に後を継がせたくないから男の嫁を探しているとか言って、6年も前にその話が進んでいて、出会いがあったにしろ(尋斗は覚えてなかったが)それで尋斗を好きになって、ずっとずっとその日を待ち望んでいたとか。
健気といえば聞こえがいいが、どうにも自分には。。。
彼等は自分で自分の運命を切り開かないのがどうにも不満でした。
若いから仕方ないにしてもどうして悪あがきしないのだ?
定められた運命とか宿命とか、そういうものの中で結果オーライの幸せって?
どうにもそこに育つ愛とか信頼とかを見る前にもうダメでした。
健気で押すのは余り好きじゃないようです。

題名はアンハッピーになってるけど、結果オーライですからハッピーエンディング・・・ではありますが、自分的には井の中の蛙というか籠の中の鳥というか。
登場人物全てが気に入らなくて、彼等が信頼と愛を築く過程にも全く入り込めませんでした。
それなりに作品の中でいいところを見つけたかったけど、やっぱり受け付けない
ゴメンナサイ!

7

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