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表題作がっこうのせんせい 8

その他の収録作品

  • がっこうのせんせい 8th season pre-short
  • 秋の夜長の物語
  • がっこうのせんせい・異常なし!
  • あとがき

あらすじ

ひとつ山越え、ふたつ谷越え、そのまた奥の山の中の学び舎で、人間になるために勉強中の動物たちと、彼らの”せんせい”になった新米教師・多田温之の物語。ラスト・シーズン!!
倉庫で頭を打って温之が記憶を失ってしまい……!?友、暢太、銀、空、風、雪、野良たちとのケモミミ・スクールデイズ。ついに完結!!

作品情報

作品名
がっこうのせんせい 8
著者
松本花 
媒体
漫画(コミック)
出版社
新書館
レーベル
Dear+コミックス
シリーズ
がっこうのせんせい
発売日
ISBN
9784403663949
4.9

(11)

(10)

萌々

(1)

(0)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
7
得点
54
評価数
11
平均
4.9 / 5
神率
90.9%

レビュー投稿数7

いよいよ完結!!ありがとう☆

とうとう最終巻を迎えました。
山の学校に赴任してきた先生と、人間に捨てられた動物たちのほのぼのと心温まる、そしてちょっと切なさも満載のハートフルストーリーが一体どうやって終わりを迎えるのか?
BL臭は大変に薄い作品でしたが、絆と根底に育まれる愛情はLOVEに溢れている。
この巻だけの評価ではなくて8巻全てを総括して、「神」作品を付けてしまいますっ!

これから寒い冬がやってくるからストーブを出そうと倉庫へ入ったところ、上から落ちてきた荷物が当たってせんせいは記憶喪失になってしまいます。
生徒の名前も、クマもカッパも誰もわかりません。
精密検査を受けることになり学校を離れる先生。
先生がいないことで心配する生徒たちがそれぞれに先生を思います。
先生も思いだそうとみんなの日記を読みますが思いだせません。
とうとう先生は学校を離れる決意をします、が、しかし!!

ここで記憶喪失モノを持ってきたか~な憎い設定ではありますが、
一緒にすごしてきて彼等の絆がどんなに深まったのか、先生と生徒の信頼と愛情を見せる上ではとても効果的であり、過去8巻の総括するにふさわしいモノだったと思います。

リスの風と空の純真でまっさらな心に癒され、
ツンツンの野良も彼なりに先生を信頼して懐いていたんだということもわかり、
銀も雪も年上として皆を引っ張って励ましながら、先生の復帰を待ち望む姿。
友も暢も自分なりに頑張って先生が治るように努力しようとする姿。
みんなが思いだす先生との思い出。
この山のがっこうの生活で先生は皆に愛されて、そして素敵な関係が築けていたのだと解るのです。

一人ぼっちになってしまった先生が、心に傷を抱えた生徒たちが、
それぞれに先生の家族で友達で、そんな全部の存在になった優しい山の学校。
とても素敵でした。
最後はちょっと感動までしちゃったんです(涙)
素敵な物語は心の中できっとまだ続いていて、時々彼等は今どうしているのかな?と思い出すことでしょう。

2

もう、これでお別れなのね~

待ちに待った新刊8作目、某レビューアさんからおススメと言われて読み始め
この作家さんの全ての作品を集めるに至ったほどハマってしまったのですが、
ファンタジーで擬人化で泣かせてもふもふさせて感動させてほのぼのさせて
幸せな気分にどっぷり浸からせてくれるなんて奇跡的な作品です。

このシリーズは全体的に見ても神評価、神以上の評価を惜しみなくつけたい作品。
これ程ベタボレしてしまった作品もなかったかも知れません。
そしてこの8作目で完結になってしまうと言うなんとも寂しい限りなんですよ。
奥深いお山の学校のみんなとお別れかと思うと感慨一入でありました。
ラストの作品は先生とワンコ友ちゃんの出会いの時を思い出させてくれるお話。

なんと多田先生が記憶喪失になってしまうと言う最大級のトラブル発生。
それと同時に先生と生徒たちそれぞれとの過去の思い出が描かれている集大成。
もちろんラストは感動で幕を締めくくるのですが、本当に作家様には
感動と萌えをありがとうと言いたいです。
ラスト巻のカラーピンナップもそれはそれは可愛らしい、手放せない作品です。

2

ついに最終巻!!

可愛いケモミミ&シッポの生徒達と新米教師の多田でくりひろげられる『がっこうのせんせい』、今回は、新米教師・多田のお話になります。

とうとう最終巻の今回は、多田が記憶喪失になってしまいます。生徒達の日記や自分の日記を読んでも、何も思い出せずに焦る多田。前の先生の方が良かったと失望されるのを恐れて、学校を去ることを決めるのです。

生徒達と多田の回想シーンでは、一人一人と築いた絆に切なくなります。心に傷を付けた生徒達と多田の、家族のような関係に胸がホッコリします。ラストまで、感動の連続でした。素敵なお話をありがとうと、感謝の気持ちでいっぱいです。

2

最後まで涙で終わったよ(いい意味でね!)

とうとう最終巻になってしまいました。
その最終巻で先生まさかの記憶喪失ですか?!
どうなることかと思ってましたが、心地よく終わって良かったです。

読むたびに
「他人のことを思いやる気持ちを教えてもらいました。」
「仲間との絆を教えてもらいました。」
「我慢も教えてもらいました。」
当たり前のことなんですが、大人になると後回しにしてきたことや
自分中心の考え生活になっていたのを、見つめ返せる時間でもありました。

私にとって全てのキャラがの最高の「せんせい」でした。
ありがとう。

1

完結

これで終わりかと思うとちょっぴりさみしいですが
最後まで可愛い作品で読み終えて満足ですヾ(*´∀`*)ノヨカッタ。
ちょっと残念だったのは、友と先生のBLがあるもんだと最初から思ってたんですが
そんなそぶりもなく終わってしまいましたね。
もう少し友が育ってくればそれも進展してくるんだろうなとは思うんですがw
友攻でお願いしますww

さて、今作は、完結ということもあって
これまでのキャラクター一人ずつと先生との思い出回想
どんなふうに先生と関わってきたのか、同気持ちが変化してきたのか
もろもろ~のエピソード含めのキュン話でした。
先生が記憶を失うことでより絆を深める。そんな展開だったのでありました。
うんうん。可愛いじゃないかw

個人的にこのシリーズの一番の盛り上がりは、野良と雪のエピソード。
ここがピークだった記憶があるものの、
久しぶりに読むと、野良のガキンチョっぷりに思わず笑ってしまう。
雪さんこんなにクールビューティな感じだったっけ?
もろもろ思いつつ。
ホッコリまったり。優しいラストでした。
その後~な顛末でもう一冊番外編とかあっても嬉しい作品だと思います

1

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