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心も胃袋も掴まれて♡
購入して結構経つのに時折読み返していて、気付けば最近毎日手に取っている。
読み終えるたび、可愛さにほわんとして満たされるのに、次の日になると又自然と手に取って読み返す。
作中にもありましたが、料理で胃袋を掴む、ならず、ぢゅん子さんに心を掴まされた気分！
料理人を目指し専門学校に通う彗（けい）ちゃんと、役者志望ながら少しフラフラしている祥平くんのお話。
シェアハウスに越してきた彗は、家主のヤス、医大生の翼、役者の卵の祥平に歓迎会をして貰った際、売り言葉に買い言葉で料理を振舞ったが――と進んでいきます。
【料理できちゃう系男子はモテる】。
これは確実なものとなった気がします♪
細かな料理描写は少ないながらも、料理自体よりそれらを口にした人たちの、幸せそうな顔・顔・顔！
見ているだけで、「あぁ、彗ちゃんの料理は本当に美味しいんだ！」と分かる空気が凄く和みます。
素敵なレストランでお上品に、というより、あったかくて、口にいれた瞬間すぐに次をかき込みたくなるような、お腹いっぱいになるまでいくらでも食べたい！という懐かしい味なのかな。
祥平くんのみならず、ヤスや翼の心まで掴んじゃうんですから、純粋そうに見えて彗ちゃん、中々のヤリ手ですな(笑)
ぢゅん子さんの絵柄はとっても可愛くて、デフォルメ画も可愛かったり、途中で出てくる女の子も可愛い。
しかししかし、ふとした瞬間の角度や、赤面した表情、なんと言ってもくちびるのツヤプル感がタマリマセンっ！
可愛いのに時折セクシーで色気があるような、熱を帯びた表情にクラクラ。
その緩急をつけた描き方にグッと惹き込まれます。
後半に進むにつれ、彗ちゃんと祥平くんが互いを意識する訳ですが、この意識するキッカケとなった出来事が面白かった♪
下着1枚（しかもボクパン♡）になってデッサンモデルになるバイトだったのですが、ポージングをリクエストする女性の皆様。
……確ッッ実に腐女子さんですよね！(爆笑)
あの本気モードの目がかなり怖いですｗ
しまいには画を描くことを放棄し、
「写メれ写メれ！」
とか言い出すし……いやちょっとデッサンは！？(笑)
面白いといえば、上記のモデルバイトを境にモジモジギクシャクする二人に危機感を覚えたヤスが提案した、女の子との合コン。
アレも、結局彗ちゃんと祥平くんのせいでダメになるし……そりゃ帰るよねあのカップルも(笑)
「俺が！」「いや俺が！」
の中に、徐々にお互いのイイトコを出しつつ庇い、みたいな流れがもう(笑)
ラストの書き下ろし【Dessert】は、翼とヤスの出会いから現在までを描いたお話。
本編でも翼がヤスに惚れ込んでいるのは分かっていましたが、あの描き下ろしを読むと、翼の年季の入り方が違うな～と。
しかし、あの子はいつしっかり打ち明けるのかな…？
彼らの性格や料理にほっこり和みつつ、突然現れる色気たっぷり艶やかな表情＆くちびるに一気にヤラレました。
つやぷる万歳！
おいしいスープ
ステキなレビューをたくさん読んで便乗したくなりました。
好きなポイントちょっとだけ。
勝手に続きを待っている作品のひとつです。
作者の作品の中では一番お気に入り。
ものすごく笑えるシーンがあって、わかってるんだけど毎回読み返すたびに爆笑なんです。だるまさんがころんだ、みたいな感じで時が止まって。
中身はモノクロなのに、なぜか全部カラーに見えてくるほど
この表紙は一見さりげないのにものすごいインパクトを残していきます。
あまり深く考えずに思いきり楽しく読めると思いますよ。
4人まとめて具だくさんのスープのようです。
後方右の髪を束ねている彼が、ものすごくよいのです！
受が可愛い！
正直言うと、ストーリーは超王道です。
あまりにもBL的展開にトントン拍子で進むので、逆にリアリティはない。
でも好きな作品です！
絵は綺麗で可愛いですね、読みやすい。
受の慧くんが普通の男の子って感じで良いです。
受々しくなくて。
メインじゃない方のカップルは、正直あんまり好みじゃないかな～。
ヘタレ×サバサバ色気？
とにかくメインカプの慧くんが可愛い！
それにつきる！
おいしいものは人の心に触れる
夢を追いかける青年っていいですね～♪
そのものの為に一生懸命になる姿、そしてその励まし合い。
シェアハウスものなんですが、こうした夢を追いかける青年を置くことで、よくあるほも連鎖みたいな展開じゃないところがいいのです。
一緒にドキドキして、一緒にキュンして、一緒にときめいて、一緒になって感情を共有できるポジティブなマンガって素晴らしいです！
こういう青春モノはとっても大好き☆☆☆
朝４時に起きて３時間かけて調理専門学校へ通う慧もさすがに１年頑張ったけど限界が。
友人のツテで古いが破格な家賃のシェアハウスがあると聞きそこへ入居することに決めるが、そこは下見に行った時とは大違いのモノが散乱する無法地帯。
先住の住人に怒りながらも片付けて、その晩開かれた歓迎会。
ほとんどない食材で作った料理が住人達の胃袋をガッチリ掴んでよい関係が築きあげられていく中、特に懐いてくる役者の卵の祥平と、頼まれたデッサンモデルでとらされた絡みポーズでの接近に思わずキスされてしまってから意識するように。
そんな二人が、食べ物を通して近づいて、そして互いに料理人と俳優という夢を叶えるために努力する姿の中で恋人になるお話。
ハウスの住人は４人。
おじいちゃんが食堂をやっていて倒れてから閉店してしまい、いつか自分の店を持つのが夢の調理師学校へ通う慧（主人公）
バイトを掛け持ちしながら役者を目指す祥平。
このシェアハウスの大家でパチプロをしている泰久。
泰久の年下の幼馴染で実家が裕福な大学生の翼。
最初のきっかけは傍若無人な住人をあっと言わせる為に食事をつくったのが、皆がおいしいと喜んで食べ、特に祥平は懐かしい味がして好きだと本当に嬉しそうにするので祖父の教えである、美味しいものは人の心に触れるから作る時も真心をこめなさいという言葉をかみしめるのです。
こうした、特に祥平の食べる喜びが慧の原動力になっているのが見てとれます。
絵も、ほんとうにおいしそうに嬉しそうな顔にみえるのですよ♪
意識するきっかけが偶然の流れでのキスはあるのですが、その影に実は祥平の料理への想いと、慧の料理人を目指すきっかけの過去がリンクしているのが、彼等をくっつける決定打になりました。
二人共には夢がある。
祥平が頑張れ！って応援してくれる。
慧も頑張れって応援してくれる。
慧が欲求不満か？と泰久が気をまわして行われた合コンで女子のカレシが登場して慧にいちゃもんを付けた時、
祥平が料理人の大事な腕を！と怒り、慧は役者の大事な顔を！と怒り、互いをかばい合う姿はバカップルを予感させる・・・？
祥平の「おいしい」とにっこりする顔、おいしいと言われて涙を流す慧の顔、
この作品の中で、そうした感情を表わす顔の表現がとても魅力的で、より気持ちが伝わってきます。
きっとこれがいいんだろうな～
さて、作中でもなにやら主人公の影で怪しげな行動と雰囲気の泰久と翼。
なんとな～く翼が泰久に片思いしているのかな？というのが見えるのですがそれが【～Dessert～】にて、彼等の昔にちょっと触れています。
翼はいつ告白するのかな？泰久はきっと気がついていると・・・思う？
おじいちゃんが結んだ縁
料理人を目指す慧と役者志望の祥平のお話です。夢に向かって頑張っている二人が可愛いです。
料理の専門学校に通っている慧は、友人の紹介で一軒家で３人とシェアすることになったのです。家に入ればゴミだらけ、シェアする仲間の祥平は生意気で自信過剰で、思いっきりぶつかります。前途多難で始まるも、慧の作った料理を食べた祥平は胃袋をガッツリつかまれて、大絶賛します。ホントに美味しそうな祥平の笑顔に嬉しくなる慧です。毎日過ごしていく内に、だんだん祥平に心を許していく慧。
役者を目指す祥平と一緒に夢に向かって頑張っていきます。くっつく前の合コンで、お互いに嫉妬し合ってるのがおかしかったです。慧にちょっかいをかけていた女の子の彼氏が出てきた時の、お互いのかばい合いが、十分バカップルで笑えます。
実は、子供の頃に知り合っていて、その出来事が料理人を目指した…という設定も好きです。
気になるのは、シェアしている他の二人です。幼馴染で、付き合ってるような、そうじゃないような…。なんだかモヤモヤします。
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