悪だくみにも花はふる

warudakumi nimo hana wa furu

悪だくみにも花はふる
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神29
  • 萌×220
  • 萌8
  • 中立1
  • しゅみじゃない4

--

レビュー数
11
得点
250
評価数
62件
平均
4.1 / 5
神率
46.8%
著者
 
媒体
コミック
出版社
新書館
シリーズ
Dear+コミックス(コミック・新書館)
発売日
価格
¥600(税抜)  ¥648(税込)
ISBN
9784403663987

あらすじ

鷹尾(たかお)が拉致されかけ、虎二(とらじ)の花屋が襲撃を受けた。
ヤクザである自分のせいではと考えた小太郎(こたろう)は、対応を巡って、虎二と初めての喧嘩をしてしまう。
一方、悩みごとがある様子の鷹尾が気になり、彼の愛を試したい誘惑に駆られる譲(ゆずる)。
それに気づきつつ、何も語らない鷹尾の胸のうちは……?

「悪人を泣かせる方法」&「恋まで百輪」、完全無欠のハッピーエンド!!
鷹尾の友人“いい人"木島(きじま)の恋も収録。

表題作悪だくみにも花はふる

鷹尾の法律事務所手伝い 茅野譲
弁護士 小山鷹尾

同時収録作品悪だくみにも花はふる/SIDEコタ組

花屋 小山虎二
ヤクザ 組長の孫息子 大前田小太郎

同時収録作品線路沿い走る。前篇・後篇/やる時はやる男

鷹尾の友人 不動産勤務 木島
電車で隣になった大学生 立花

その他の収録作品

  • Prologue
  • Epilogue
  • ドラマCD「悪人を泣かせる方法」アフレコレポート
  • あとがき
  • カバー下:イラスト

評価・レビューする

レビュー投稿数11

皆勢ぞろい

「恋まで百輪」から始まって今作がシリーズ3作目。
シリーズ1作目からの登場人物が勢ぞろいした作品でした。
3冊目まで読んできて、虎二xコタのカップルは当初からそんなに印象変わらないのですが、譲x鷹尾のカップルは随分と印象が変わりました。
鷹尾が随分柔らかく甘くなってるわけですが、3冊の中ではこの作品が私は一番好きですね。
この位の柔らかさの方が私は萌えを感じます。
ストーリー的にも結構大きな出来事があって、2組のカップルが絡んでくるのですが、いい絡み具合だと思いました。
テンポよく進むストーリーは先を早く読みたくて、あっと言う間に読んでしまいました。
家族みんなが揃って幸せな様子を見るのはいいですね。

木島のお話まで収録されていて、たっぷりな内容の1冊でした。

0

愛とは何か考えさせられら一冊

「恋まで百輪」&「悪人を泣かせる方法」が好きな方には読んで欲しい作品。ほんとに盛りだくさんで美味しくいただきました笑

とはいってもやはりメインは譲×鷹尾カプ。
一応両想いの二人ですがまだまだ譲の愛の方が強い感じ。
とある事件をきっかけに少しずつ二人の関係が変わっていきます。

鷹尾は悩み事があって、譲もうすうすそれには気づいている。でも必要最低以上のことは聞かない。
もう、夫婦ですよね、見てて照れます笑
そして何より鷹尾さんの悩み事が可愛すぎて辛いです。

まあ何はともあれ事件は解決し、すべてがいい方向に進んでいくのですが、悩みが解決した後の鷹尾さんはデレるデレるデレる!!ほんとにデレます!!可愛いです、やばいです笑

と幸せなかんじで終わり、るんるんしつつ…収録されていた短編を見て発狂w
まさかの鷹尾さんの唯一のお友達木島さんのお話!
もう丸ごと一冊楽しめます。シリーズもので溢れかえってるなんて私得な作品でした笑

0

じんわり

今まで読んできたBLとどこか読後感が違いました。
「『この人さえいればいい』と言える相手がいるか」
これがこの作品の中核になるテーマでしょうか。
何かを考えさせられるBLはこの作品が初めてでした。

譲×鷹尾カップルは不器用にもほどがあるけど、見ていてハラハラすることはなく、
「そこでどうでる?」という期待に斜め上から応えてくれる。
掴めない二人は見ていて本当に新鮮で楽しかった!

そして自分は女性キャラが魅力的なBL作品にはすごく好感がもてるんですよね!
あくまでスポットはカップルにあてていても、その周りの人物も個性的で愛着がわきました。
その一人の木島のスピンオフがこれまたすごく素敵で!
出会いがなんだかロマンチック。おやじと大学生が電車で~なんて、なんとも心くすぐられる出会い!
なかなか見ない面白いカップリングだし、この二人でもう一冊出来上がってもおかしくないかと・・・^^v

このシリーズのカップルで共通してるのは皆不器用で可愛いってことですね!可愛い!

1

随分可愛くなった?

前作、前々作の頃からすると、鷹尾って随分と可愛くなったような気がする。
譲とラブラブ同棲生活しているから、愛されパワーで可愛くなったのかなっていうのもあるけど、ギド先生の絵柄そのものも、かなり変わってきているような、
虎二・小太郎カプも、小太郎ってこんなに可愛かったっけ?って、「恋まで~」の時の印象の記憶と随分違う感じ。
絵が可愛くてきれいになっただけでなく、お話もすっきりハッピーエンドで、前作、前々作より、全体に読みやすくなった気がする。
後半の「線路沿い走る。」も、男の趣味が壊滅的に悪い立花くんがけっこうツボで、ドラマCDの補完のつもりでコミックスは買ったけど、今回これは、買ってよかった。

1

再読したら、じわじわきた…

「悪人を泣かせる方法」で物語はキレイに終わったと思っていたので、
続編というより、ファンへのプレゼント的な感じの後日談かなと思っていたし、
実際に最初にコチラの本を読んだ時はそう思いました。
読めてよかったのだけれど、
すごくいい!ってほどでもないかなぁと。
でも、
時間をおいて、CDで音声化されたのも聴いて、
そしてまたじっくりと再読してみたら、
じわじわとこの本の素敵さが響いてきました。


お金にも仕事にも不自由なく、
ずっと好きだった人と一緒に寝起きして、セックスして、それでも不安…
好きだからなんでもしてあげたくて、
してあげたら喜んでくれているのも分かるのに、でももっと…と、
求める気持ちには際限がない…
好きだからこそ、心に少しずつ不安を積もらせて苦しくなっていく譲(攻め)が、
切なく、そして愛おしい。
そんな譲の心中は分かっているのに、年上なのに、
なかなか素直になれずに甘えてる鷹尾(受け)が、さらに愛おしい。
この本を読んで、やっぱり、いやますます、譲と鷹尾が好きだなぁと思いました。
後半、鷹尾がとても自然に満たされた笑顔をす続きるのがとてもいいなぁ。
あ、ちょっとプレイ入ったエッチの入りもいいw


「線路沿い走る。」で、
左薬指に指輪をした鷹尾が、友達の木島の相談にのってる姿がとてもよかったな♪
お前にも、こいつだけでいいってのが、あればいいな…
素直じゃないくせに、こんなことも言っちゃう鷹尾が…可愛すぎる。

2

まさに大団円♪

「恋まで百輪」とそのスピンオフ「悪人を泣かせる方法」の続編です。これで完結…かな?
虎二&コタチームは「恋まで百輪」本編の時点でも幸せで安泰な未来を感じさせるカップルですが、「悪人~」チームは前作でカプ成立したあとも、やっぱり鷹尾がなにかあったらふといなくなってしまうような(笑)感じがやっぱりありましたもんねw
やさしくされるとどうしていいかわからなくなる鷹尾が切ない。
あとがきでも書かれていますが、今作は「悪人~」チームのフォロー的な役割が強いのかなと思いました。
コタの家をめぐる問題を解決する過程で2カプそれぞれの絆が深まっていくという♪
エンディングがよかった!みんな幸せよかった!!
「恋まで~」チームのエロが朝チュン状態wなのが残念…実質お色気シーンはコタチームにはほぼなしなのがやっぱりちょっぴりもったいない!
そしてカバー裏も必見wムッツリスケベ兄貴wwwそして間男プレイwwwウケたwそして萌えた!どうぞお幸せに!!

「線路沿い走る」
スピンオフのスピンオフ(笑)木島編です!
鷹尾の学生時代からの友人で前作「悪人を泣かせる方法」では当て馬として鷹尾に利続き用されていた木島w
前作で、ものすごく木島が気になっていたので読めてうれしい!しかし、木島がこんなタチ悪い人だったなんてw学生時代の伝説がすごいw
人がよすぎて、もはや変人の域に達してる木島ですが、今までなんとなくの付き合いしかしてこなかった木島の本気がすごかったですwおもしろかった!

完結編とのことですが、木島カップルの今後や、コタの幼なじみのちーちゃんなど、まだまだ続きが見たいww

3

なかなか言葉にできないけれど。

待ってましたの「悪人~」続編。
今回は小太郎の組絡みの事件があったり、鷹尾が抱える問題があったり。
鷹尾のわかりにくい性格の中での譲に対する気持ちの変化というか、傾き具合というかそういうのがじわりじわりとわかったり。
素直に言葉にするような性格じゃないから、皮肉ったり試したりしながら確かめて確かめて。
抱えたものをなかなか吐き出せなくても、いつかはちゃんと吐き出したいと思ったりもして。
ようやく、辿り着いた結論というか、言葉にする作業も。
それより先にあった物で示す方法も。
なんだかとても鷹尾らしくて。
ちゃんとそこに愛情があって、2人が想い合ってるのがわかって幸せになれたようでよかったです。
母親のことにしてもきっと自分が幸せでいられるから、ああいう考え方ができたんだろうなぁと思いました。
エピローグでそれなりに時が流れていて、それでも変わらない2人にすごく幸せを感じました。
表情とか全然見えないのにすごくステキでした。
少ししか出番はなかったけど、虎二と小太郎もいいなぁ。
小太郎かわいすぎるよね。
そして、個人的にはちーちゃんも気になります。
次、ちー続きちゃんでスピンオフとかないかな?

そして「線路沿い走る。」
こちらは木島のスピンオフ。
前編は本誌で読んでたんだけど、気になるところで終わってたのでちゃんと読めてよかった!
それにしても………鷹尾にも言われてましたが、木島って大概な性格してますよねー。
「イイ人」って言えば聞こえはいいけど、「誰にでも優しい人」っていうとちょっとニュアンス変わってきますよね。
本人にそういう自覚がないみたいなのが更に悪いというか。
そんな人が本気になるとさあ大変!って話。
でも、これまでにこういう拒絶をされたことがないからなかなか相手の感情がわかんなかったり。
誤解を与えるような言葉を使っちゃったり。
立花くんはなんだかんだで最初っから木島のこと好きだったんだろうな。
だからこそ、そういう木島の態度が好きにはなれなかったり。
でも、徐々に近づいていって。
それでも、過去に優しくされて裏があったなんてことがあったから怖がってる部分もあったりして。
木島がちゃんと追っかけることができてよかったな。
っていうか、最後の立花くんの可愛さは半端ない!!
もっと、木島と立花くんのお布団シーン見たかったよぅ。

あと、カバー下の間男プレイがステキ過ぎましたっっ!!!!!

CDも楽しみw

2

やっぱり言葉も必要だね

『恋まで百輪』の二人も登場する『悪人を泣かせる方法』の続編で二人らしい
幸せが堪能出来る作品に仕上がっていました。
もちろん恋まで~のキャラも出て来て楽しさ倍増、メインの二人だけでなく、
双方の作品をたっぷり堪能出来る内容になっていました。

あの、悪徳弁護士が拉致される?とんでもない展開から始まるのですが
さすが、きっちり撃退している姿は素敵です。
そして弟の花屋にも車が突っ込む事態になり、弟の恋人である小太郎の組と関係が
ありそうな展開、更に鷹尾は何か思い悩んでいるような感じで譲は敏感に感じ取る。
言葉で思いを告げてくれない鷹尾に未だにお金でつなぎとめているかも知れないと
思う不安と、悩み事を聞きたいけれど鷹尾との関係が壊れるかもなんて不安から
何も聞けずに悶々とする譲。

そんな二人ですが、今回は二人らしい未来を見据えた内容で鷹尾が言葉で
思いを伝えると言う奇跡的な展開が拝めるのです。
鷹尾の過去のこだわりとの決別的な雰囲気も感じるし、二人らしい幸せな道を
進んでいる内容で良かったです。
スピンオフみたいに鷹尾の友人のたった一人の相手を見つけた恋続きの話も素敵でした。

1

素直になれない不器用さにツボったー

鷹尾ファンの自分待望の「悪人を泣かせる方法」譲×鷹尾の続編ですっ(「恋まで百輪」虎二×小太郎の続々編でもありますが、自分は鷹尾スキーなので!!)

鷹尾がワゴン車の男たちに拉致られそうになったり、鷹尾の弟・虎二の花屋にワゴン車が襲撃してきたり、不穏な事件が発生。
シロウトではない手口はプロの仕業が疑われ、虎二の弟分で恋人の小太郎は、自身の稼業(ヤの字がつくお仕事)の所為ではないかと疑う。

そんな状況の中、以前から何かを悩んでいる素振りなのに何も言わない鷹尾を、密かに心配していた譲。
譲は、鷹尾から悩み事どころか「好き」だとか「愛してる」だとかも言われたことがない。
鷹尾にとって自分はどういう存在なのか。
未だ不安に苛まれる譲を試すかのように、鷹尾は小太郎を連れて姿を消した。
譲と虎二は、二人の行き先を探して、ある温泉町に行き着いて……

といった展開の、楽しくて切なくてハッピーなお話です。
襲撃犯たちの正体と目的は…?
鷹尾が訪れた町には何が…?
そして、鷹尾の行動の真意とは…?
などなど、未読の方は楽しんで読んでくださいませ。

自分は鷹尾ファンな続きので鷹尾中心に読んでしまうんですけど、相変わらず鷹尾の性格悪そうな表情とか、抱えてる弱さを見せない捻くれ具合とか、もう愛しくて愛しくてたまりませんでしたっ!
身代金の会話が、譲の不安への答えになっているというのも、鷹尾らしくて。
ラストの鷹尾の笑顔は、いいひとな笑顔だったなぁ。あぁ、もー可愛いっ。
描き下ろしの十数年後?の笑顔は良い感じに年を重ねた笑顔で、惚れてしまうやないか♪

描き下ろしの他には、鷹尾が「悪人を…」で浮気相手(未遂)に選んだ元同級生・木島のお話が収録されてます。
素でホントにいい人なんだけど、なんでこの人が恋人としては「ダメ」なのか、よくわかりました(笑)

(↓以下、どーでもいい疑問ですが、謎バレに関わるので注意↓)

「悪だくみ…」を読んでて気になった、リアルな疑問…
探偵事務所に依頼しなくても、自分の戸籍からたどって相手の現在の戸籍や附票を取ればいいのに(職務上請求しなくても、直系はOK)、弁護士先生なら知らない訳ないだろう手続きをなんでそんなめんどーなこと…
もしかして、単なる読者サービス…Σ(・∀・;)?

妙なツッコミ入れてしまいましたので、最後に一節。
ハッピーエンドなんて 言わないで続けて もう一度新作 描き続けてー♪(アンコール!)

3

二人だけがわかる言葉で

「悪人を泣かせる方法」と「恋まで百輪」の続編で完結編。
元々「恋まで百輪」はもう揺るぎようのないハッピーエンドという感じだったので、ストーリーの主軸は「悪人を泣かせる方法」の二人です。
あらすじには「完全無欠のハッピーエンド」とあり、最初は大げさだなぁ、大丈夫かなぁと思ってしまったのですが、読み終えてこれは誇大広告でないと感じました。
このシリーズのカップル二組だけでなく、花屋のお姉ちゃんや脇役で当て馬だった木島、そしてまさかのあのすべての発端ともいえるあの人まで、みんなしっかり幸せになっています。幸せになれる、満足度の高い一冊でした。
(ちなみに、プロローグで鷹尾が読んでる封筒には『鵜飼近道探偵事務所』との文字が。『密室の密かな星』とのリンクがギドさんファンには楽しいです。)

「恋まで百輪」の二人はあまりタイプではなかったのですが、今回コタのかわいさに、そして虎二の男前度に、このカップルも好きになりました。
この二人に関しては本編の中でえっちシーンありませんが、個人的にはそんなシーンよりももっと素敵な描写があったので、大満足です。
ギドさんはえっちシーンでは表現でき続きない、「幸せ」の描写が素敵だなと思います。

「悪人~」の二人に関しては、文句のないハッピーエンド。
前回よりさらに鷹尾はかわいくなり、胸が痛くなるシーンあり、お縛りえっちもあり。。
二人は時間をかけながら分かり合って、これからもずっと一緒にいるんだろうな…ではなく、「ずっと一緒にいる」ということにしっかり確信が持てるようになりました。
「悪人~」を読み返し、妹の子供に対する鷹尾の変化を追っていったら、とっても嬉しくなりました。不器用で焦れた二人のハッピーエンドに、感慨もひとしおでした。

ただ今回ちょっと残念だったことが。
分厚いコミックスでしたが三分の一は「線路沿い走る。」という木島の物語だったこと。
私は、このコミックス分「悪人~」の二人が主軸かなと思っていたので、少しだけ肩透かしでした。
しかし、この「線路沿い~」も面白かったです。
誰にでも優しくモテるが本気の恋をしたことがない木島と、警戒心が強くなかなか心から懐かない立花くんの二人がとてもかわいらしく、すぐご機嫌斜めになって全然懐かない黒猫を懐かせていくようなストーリーは萌えました。
この黒猫みたいな立花くんがどう落ちるんだろう、どんな顔しちゃうんだろ、エロそうだなぁ…
なんて思って期待してましたが、くっつくまでの流れと、えっちシーンが一瞬で、肩透かし2度目でした。
ギドさん自身、もっと立花くんのかわいいとこ(Hシーン)を描きたかったとあとがきに書いていたので、いつかどこかでを期待します!

そして見落とさないでほしいのはカバー裏。
裏というだけあって、あんなシーンやこんなシーンのイラストばっかりでびっくりしました!迂闊にカバー外さないようご注意ください。笑
譲と鷹尾のイラストには笑いました。どんどんあほのバカップルになっていくなぁ…

三冊読んでの、完全無欠のハッピーエンド。
どの本も胸を締め付けるシーンがあり、幸せになれるような満足度の高い本です。
完結を機会に是非お手に取ってみてください。

3

悪人の精一杯の誠意

『恋まで百輪』と『悪人を泣かせる方法』の2カプの事情が絡んで、完結となる1冊。
百輪カプのほうは多少のすれ違いはあれど、どちらかというと安定しているので、
ひねくれ者の鷹尾とその恋人の護の関係をより確固たるものにするための、その要素のほうが強く見えました。

鷹緒が拉致されかかるがスタンガンで撃退して未遂に終わる。
そして虎二の花屋にバンが突っ込み、これは小太郎絡みの組のゴタゴタに巻き込まれたことがわかる。
自分の為に回りに迷惑をかけたと、何とかしたいと息巻く小太郎は祖父と同じように諌める虎二とケンカをしてしまい、
最近何か考え事がありそうな鷹尾が気になる護を置いて、小太郎と駆け落ちを!?

偶然起きた組絡みの出来事が、鷹尾の迷っていた事柄を決行させるよいチャンスになったという具合か。
これはまだ何気に打ちとけきっていない鷹尾の虎二の兄弟へ対する罪滅ぼしというか、愛情表現なのかな?
一人で勝手に行動して、恋人のはずの護はカヤの外。
彼等を繋ぐモノでわかるものが「お金」でしかない以上何も云わない鷹尾に不安で不安で仕方ないのです。
どうしても鷹尾の口から欲しかった続き言葉が貰えたことは、本当の意味での彼等の完結にふさわしいラストだと思う。
しかも、ラストに怒涛の2連発。最高の愛の誓いが♪←サプライズ!
不安であろう高尾を慰める方法が通帳を見せることだったりしますが、確か前作の時60億だったけ?今回75億に増えてた(笑)
そして鷹尾はセックスの時、自分を縛って欲しいと護に頼むのですが、今度こその結末でもうそういう願望はただのプレイであって、自分を罰する為の懇願でないといいな~と願うです。
しかし、このカプは護の忍耐と深い愛情なしには成立しないんだろうな~

そして、小太郎と虎二。
小太郎がやんちゃだけど素直でいい子で、虎二を尊敬しているからもう彼等については言うことありません。

全体として始まりと結末のサプライズにはとても満足だったのですが、結局のところ、やはり鷹尾が自分で自分に折り合いをつける展開になってしまった分、彼のいいところも見えるのですが、その不器用さが愛しいのではありますが、ちょっと自己完結だったかな?と思われるのです。
でも、やはり自分的には鷹尾のすごくひねた不器用なキャラクターはとても好きです。
灯りを消してキスをする、悪い顔も、恥ずかしがる顔も、このキャラクターだから魅力的なのでした。

同時掲載は、鷹尾がホモかもしれないと思った時に親友に声をかけて試そうとして失敗しておりましたが、その親友・木島の話し【線路沿い走る】
とてもいい人だけど特別じゃないと言って彼女に振られた木島が気になるのは、電車でいつも寝ているのを降りる駅で起こしてあげている青年・立花。
木島の人の良さを利用していた彼が人を信用できない人だと知って、今までにないタイプだとのめり込んでいく様子が描かれます。
自分を好きになってくれる誰かじゃなくて、特定の人を見つけるお話。
木島もある意味変人だよね~w

3

この作品が収納されている本棚

PAGE TOP
  • 電子書籍
  • レビューを見る
  • 評価レビューする
  • 関連作品
  • 攻受データ