迷宮の夜、解放の朝

meikyuu no yoru kaihou no asa

迷宮の夜、解放の朝
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神4
  • 萌×29
  • 萌9
  • 中立4
  • しゅみじゃない4

--

レビュー数
6
得点
87
評価数
30件
平均
3.2 / 5
神率
13.3%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
白泉社
シリーズ
花丸文庫(小説・白泉社)
発売日
価格
¥714(税抜)  ¥771(税込)
ISBN
9784592851080

あらすじ

教壇に立つ廉を教室の隅から見つめるのは、高校生とは思えない野性的な男、龍生。彼から逃げようとして、2人して異世界へ飛んでしまう。力だけが支配する世界で、廉は野獣と化した龍生に犯され…!?

表題作迷宮の夜、解放の朝

問題児の高校3年生 尾上龍生
私立高校の英語教師 岩月廉 23歳

その他の収録作品

  • あとがき

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レビュー投稿数6

頑張って読み終えた。最後のワンコ状態でちと救われた。

ごめんなさい、あんまりしゅみじゃなかったです。
何か文章が、くどいというか説明くさいというか。
おかしいなあ、初めての先生じゃなく、渇命はやや苦手だったけど
獣王子・・は好きだったのになあ。

それから受けさんが攻めさんを好きになる過程が今一つ。
吊り橋効果によるところが大きいんじゃないの?と疑ってしまう。
いや最後の方の へたれわんこちっくになったところは
大好きなんだけど、その前の暴力肯定的なところは、嫌い。
いくら小説の中 であってもやっぱヤダった。
なぜこの本を読もうとしたんだろう。相葉先生おっかけかなあ。
時々自分でも不思議なチョイスをしてしまっていることが、よーくわかった一冊でした。
しゅん。無念じゃ。

0

初心二人の不器用かわいい

珍しくクレイジーではなく王道なお話でした。攻めの設定からもっとクレイジーになっていくのかな?と思ったら、むしろ年相応に可愛くなってました。
理事長とか妻のからくり、龍生の本音なんかも特にひねりはなくそのまま。見どころはそんなからくりではなくて、蓮と龍生が鬱屈した環境から解放され成長していく姿でした。
がんじがらめだったために幼さの残る蓮とまだ十代の龍生がお互いを大切にして寄り添っていくのは、王道とはいえほほえましかったです。

ケダモノと言っても、まぁ十代男子だから、で納得できる程度のものでひどいことはしていません。雌呼ばわりも、そうしないと逃げられると必死だっただけで、そう思うとむしろ不器用でかわいかったです。

異世界場面も、不自然さはなく生活感があって面白かったです。
ブラック文庫になっていますが、まったくブラックではなく王道として楽しめるお話でした。

1

俺様なだけかと思いきや

意外と子供っぽいところもあります。
まだ高校生ですしね。
でも本当は先生のことが大好きなんですよね。

しかしながら守ってやるからその代わりにと廉を犯す様は横暴でまさしくケダモノといった感じです。

それでも自分が怪我をしても一生懸命に廉を守る姿は頼もしかったですね。
最初は嫌がっていた廉もだんだん絆されていってましたし。

異世界にトリップするという非現実的な事象に巻き込まれたことによって成長する2人が見所です。

現代に戻ってきたときの龍生のしおらしさには少し笑ってしまいましたけど(笑)

1

一緒に冒険している気分で読みました。

花丸文庫BLACKのレーベルでは、いつもは特典ペーパーが付かないということもあり、
初めは古本で購入しようと思っていたのですが、発売前に特典ペーパーが付く
ということで、予約して新本で購入しました。

宮緒先生の作品といえば犬、臨場感や重厚感、迫力のある作品を書く
というイメージがありますが、今回は読んでみて、それら全て殆ど感じず、
一般的な王道の内容という印象を受けました。
また、今回はBLACKのレーベルにしては、優しすぎるような感じがして、
あまりブラックっぽくないように感じました。

決して内容が薄かったり、作品が全体的に弱いというわけではなく、
舞台設定や人物設定、文章表現や物語の内容、展開などは今までの
作品と同じように変わらずとてもしっかりとしていると思いました。

「宮緒先生が王道のファンタジーを書くと、こうなるのか」
と思いながら、私も一緒に冒険している気分で、
あるいは阿久津先生のように異世界を見ている感覚で読みました。

今までの作品に比べて随分と軽めの内容なのに、むしろ何故か今までの
作品の読書時間よりも3倍くらい読むのに時続き間がかかってしまいました。

廉さんの心境の変化の描写が良かったです。
龍生くんの成長していく描写も良かったです。
また、元の世界に戻った後、廉さんの「実は…」な
本当の事情には龍生くんと同じように驚きました。

今回の評価は、あまり迷うことなく「萌」です。
いつも宮緒先生の作品を読んでいると体力を非常に消耗してしまうので、
あまり体力を消耗しない、気軽に息抜き程度に宮緒先生の作品を
読みたくなった時に読むのに適している作品だと思いました。

2

獣で横暴男かと思ったら必死に愛を欲する子供でした

これもある意味洗脳状態だったのではと思わせる受けである教師の蓮の生い立ち。
奔放な母親の為に、雁字搦めにされるように祖父から命令に諾々と従いながらも
無意識の深層心理では抑圧された心が悲鳴を上げている。
そんな時に出会ったのが生徒の尾上、酔って何も覚えていない蓮を、自身に何の
価値も無いと思い込んでいる蓮を初対面なのに守り包んでくれた相手。
しかし、それは蓮にとっては夢の中の出来事の一つとして忘れていた事実。

再会は、蓮が勤務する学校で担任の代わりに初めて3年生の受験組の授業を受け持った時
射抜くような強い視線で生徒の尾上に見つめられ、更に覚えていないのかと言われ、
訳が分からないながらも、その日から俺の女になれと横暴に迫られる。
校内でも暴力沙汰を起こしては議員の親に火消をされて暴れまくる問題生徒。
そんな先入観を抱き接し、尾上に初めから嫌悪を抱いている蓮。

そんな時にまたしても尾上が数人を殴り飛ばしている現場に遭遇し、ケンカと言うには
激し過ぎる場面を目撃し、恐怖で尾上から逃げようとした時に、学園の七不思議的な
異次元の扉があると言われる池にたどり続き着き、必死で逃げようとした時に
目の前に魔方陣が現れ異世界に尾上共々飛ばされてしまう。
シリアスファンタジーと言ういい方の方が中盤まではしっくりくる感じですね。
生徒である尾上に襲われ異世界で犯される。
雌扱いされ、力で押さえつけられるのですが、時々年相応のテレが尾上に見えたりすると
かなりのギャップ萌えになる感じです。

異世界で互いに欠けていたものを見つける、はたまた精神的に成長し、
トラウマのように自虐的だった蓮は今までの呪縛を解き放たれたようになっていたりと
二人にとっても新たに前に進み為の一歩になったような内容でした。
もちろん最後もハッピーで終わるのですが、尾上の素直になった姿が
やけに子供っぽくて、やっぱりワンコ的なギャップ萌えします。
それでも今までのこの作家さんの作品と比べれば、大人しい部類の攻めキャラかも。
舞台が異世界で、バトル系なので執着要素が少し薄れている気がしました。

2

ケダモノ攻めはさしずめグリズリー?

異世界トリップものですが、その使われ方にビックリ仰天しました!
いや、でも、『堕つれば~』でもリセットを使ったくらいの作家さんですから仰天も範疇か(汗)
そしていつも攻めが犬とかヘビっぽいものが定番だったのですが、今回は”ケダモノ”自分的にさしずめグリズリーかと(爆笑)野生のグリズリーがくまのプーさんになったらもっと驚きですが、ボリショイサーカスの熊くらいにはなったでしょうか?w

奔放な母親に捨てられ、元警官の厳格な祖父に、その外人の血を引いた様な外見もあり厳しく、時には暴力を使われて祖父の敷いたレールの上で暮らしてきた高校教諭の主人公・廉。
祖父からの刷り込みで常識から逸脱することを恐れ暴力を恐れる彼が、学校の問題児であり力で相手をねじ伏せる教え子の龍生に執着された時。
暴力を恐れる廉と、威圧感で圧倒し力のある龍生をくっつけようとする時そこに必要なモノは?
・・・ということで、非日常的な環境。しかも現代の常識が通用しない場所。
・・・異世界トリップです!

空手部員の返り討ちを逆にやっつけてしまった龍生を見た時、気付かれてしまい追いかけられる廉。
追い詰められ続きた彼が逃げた先にあったのは、学校の七不思議と言われる逃げ出したいと願うと異世界へ行けると言う池。
強く願う廉にその扉は開き、後を追いかけてきた龍生とともに異世界に飛ばされてしまうのです。
そこはかなり昔の外国のようなオルグレンという国。
国王付きの魔法使いレオナルドの力により国力を増していたが、その彼が失踪してしまった為に国王が魔法使いの消息を追うのに必死で国力が落ち、国は秩序を失い混乱しているさ中に落ちてしまったのです。
彼等が出現した場所がレオナルドの家だった為に、消息を知る者として追われる身に。
武器も何も持たない彼等が、困難をくぐり龍生は廉を守るため闘う姿をとおして彼等が近づいていく様が描かれます。
果たしてどうなるのか?

この国では、彼等は現代に生活しているよりパワーアップするようで、ただでさえ強い竜生が滅茶ヒーローのように兵士や敵を素手でバッタバッタと倒していきます。
ひ弱な廉も、「俺の雌になれ」と龍生に散々身体を蹂躙されるのですが、翌日ケロリとしています。
また時間の流れの設定もあったりして、こうした異世界という設定はものすごく都合よく働きます。
何より、力がモノをいう世界。
強くないと生きていけないと言うのを龍生が体現しています。
生きるためには殺しをもやむを得ないと思う龍生に、常識からはみ出ることのできない廉は常識を押しつけようとしたりしますが、それが逆にピンチを呼んだりするのです。
しかし、龍生も愛する人を守るという目的のため戦いますから、人を今まで力でねじ伏せて思い通りにしようとしていた彼が人を思いやる気持ちを持てるようになったと言う進歩が。
廉には、逃げるだけでない立ち向かう勇気が。
変わるにはうってつけの舞台ではありませんかw

龍生が、俺の雌にだの、ぶち込んでだの、とても高校生とは思えない粗野な言葉で廉をモノにしますが、後半の彼は年相応の可愛らしさを見せたりして、ギャップに思わずニヤリ☆
健気な純情を見せられて、「愛」って偉大ね♪って月並みながら思いましたとも。
しかし、絶対に現実だったら破滅しかなかったであろう二人がこうして寄りそう結末になったのですが、異常な設定というのは絶大なる効果をもたらします。
う~ん、、、力技ですよねw

萌×2まではどうかな~面白かったけど。。。

2

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