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表題作妖琦庵夜話  その探偵、人にあらず

あらすじ

美貌の青年茶道家・洗足伊織は、妖怪のDNAを持つ異質な存在。しかし明晰な頭脳と、不思議な力を持つがゆえに、警察に頼られて、妖怪がらみの事件に巻きこまれることに。茶道家探偵、鮮烈に登場。

作品情報

作品名
妖琦庵夜話  その探偵、人にあらず
著者
榎田ユウリ 
イラスト
中村明日美子 
媒体
小説
出版社
角川書店
レーベル
角川ホラー文庫【非BL】
シリーズ
妖琦庵夜話  その探偵、人にあらず
発売日
ISBN
9784041008867
3.8

(7)

(2)

萌々

(3)

(1)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
26
評価数
7
平均
3.8 / 5
神率
28.6%

レビュー投稿数1

妖人は人間か。

表紙のお方の、ただならぬ雰囲気を感じ手にと取ったら大正解!
内容もキャラクターも私の心にジャストミート。

人間と、人間の姿で妖怪の遺伝子を持った妖人。
世の中に2種類の人間がいる、と知った人は自分たちとは違う遺伝子を持った者を
どんな目で見るのか…

人間ではない人がいる、相手を認められなくて蔑んで妖人と呼ぶ。
差別をはじめ、心情というか人間の本質が見えてくる作品でした。
主人公の伊織も世の中の人からは差別される妖怪の遺伝子を持つ妖人。
どちら(人間、妖人)の気持ちもわかるため、苦しんだり、事件も起きたり。

青目の動向も気になり、続きが気になりますね。

3

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