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表題作世界は二人のためじゃない

アレックス 吸血鬼
エステル 吸血鬼

あらすじ

どう見てもゲイカップルのアレックスとエステル。ふたりは、実は由緒正しき吸血鬼一族最後の生き残りだった――! 吸血鬼も、人間も、殺人犯も、子供も、魔女も、恋した途端、ロマンチストに大変身!? 神楽坂はん子の不思議恋愛世界へようこそ

作品情報

作品名
世界は二人のためじゃない
著者
神楽坂はん子 
作画
神楽坂はん子 
媒体
漫画(コミック)
出版社
大洋図書
レーベル
ミリオンコミックス CRAFT Series
発売日
ISBN
9784813008224
2.6

(3)

(0)

萌々

(0)

(2)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
3
得点
7
評価数
3
平均
2.6 / 5
神率
0%

レビュー投稿数3

まぁ

萌えるかといえば萌えはしない(・ω・)/
ただ、作品としては良作かなとおもいます。
BLとして見なければ(笑)

吸血鬼2人の話。
人間の血は不味くて飲めなくなってしまったため、お互いの血を飲み生き長らえている。
仲良くなった人間2人の子供と~な
日常を描いた話。

その後、媚薬を飲んだ二人が気になってしかたない。

後半のサイコホラー(?)な話。
最後の最後。
ちょっちコワ(・_・;)
人間気が触れてしまうと何をするか……

0

怖くない吸血鬼の話と、ゾッとする人間の話

あとがきによると、なんと初コミックスだそうです。
2作品収録。

「世界は二人のためじゃない」
1995年〜98年発表。
舞台はアメリカ?
好奇心旺盛な少女・ヘザーと友達のマークが夜中に引っ越してきた隣人の様子を探りにひとの家に忍び込むところから。
勝手に家に入ると、ソファで男2人が重なり合っていて。
ヘザーとマークはゲイの現場を見たと思って謝るんだけど、男達は誤解するなと怒ってきて、自分達は吸血鬼でお互いの血で食事をしていたんだ、と言う。
つまり、現代人の血は汚れていて不味すぎるらしい…
こうして隣人の吸血鬼・アレックスとエステルと知り合いになったヘザーたち。
第1話は、ニセ吸血鬼に襲われるエステル。
第2話は、美しき同族に出会い、共に生きる事を誘われる話。ちょっと切ない。
第3話は描き下ろし。ヘザーとマークの学校に魔女が!という話。ちょっとおバカ。

吸血鬼といえば耽美!がお約束だと思うけど、本作はかなり人間ぽい2人。
BL未満です。


「こわれもの」
主人公はアパートに住むコンビニ店員・野地。
隣に越してきたサラリーマンの椹木(さわらぎ)と会話をするようになり…
この頃、世間ではラブホテルで若い男性が殺される事件が連続して起こっていた。
じわじわと迫ってくるような閉塞感と夏の暑さ、不自然に冷やされた部屋、人恋しさに絡め取られていく野地。
結局のところ、幽霊より吸血鬼より何より、人間の怖さ。
ラストシーン。野地はどこに行き着いたのだろう?

0

微妙かな

中編がふたつ入ってます。
表題作の『世界は二人のためじゃない』は吸血鬼の話。
現代人の汚れた血を吸うとゲロ吐いてしまうので、仕方なくお互いの血を吸いあって生きてます。
タッチは軽く、吸血鬼モノだけど陰鬱な雰囲気は一切ないです。
300年一緒で、やっとお互いへの恋心に気づきはじめた二人に幸あれ。
キス止まりです。

『こわれもの』
アパートの隣人同士の話です。
ほのぼのとした雰囲気で始まったのに、着地点はナンセンスなグロ…。

どっちも説明不足で中途半端な印象でした。

0

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