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山吹の花の盛りの如く

yamabuki no hana no sakari no gotoku

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表題作山吹の花の盛りの如く

工芸学科の1年生 山吹太陽 
デッサンサークル会長で美術学科3回生 金田鷹虎

同時収録作品オレの幼なじみ!!

その他の収録作品

  • 真夏の夜に咲く花の如く
  • あとがき

あらすじ

美大生の鷹虎はヌードデッサンの現場を新入生の太陽に乱入された腹いせに、太陽を脱がすが思いの外自分好みの身体で――!?

作品情報

作品名
山吹の花の盛りの如く
著者
山野でこ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
リンクスロマンス
シリーズ
君色リアル。
発売日
ISBN
9784344828964
3.6

(14)

(3)

萌々

(4)

(6)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
2
得点
50
評価数
14
平均
3.6 / 5
神率
21.4%

レビュー投稿数2

にーやん呼びは一体どこから?(笑)

色シリーズ3作目で完結だそうです。
シリーズといっても人物がちょっと脇役で出てくる程度のゆるい繋がりものなので、それぞれカプは独立しており、全く単発で大丈夫です。
前の『王子さまと弱虫くん』より前の話しになるそうで。
今回はデッサンサークル会長の鷹虎が主人公。
そういえば前作に彼出ていたかな~?程度のうろ覚えでしたw

デッサンモデルに逃げられた腹いせに、工芸の新入生・山吹に嫌がらせのつもりでちょっかいをかけたら何故か「責任とります!」と言って本気にされてしまったデッサンサークルの会長・鷹虎。
デッサンに向いてる身体への関心と、ちょっと悪戯した時の身体の相性の良さも感じ、気になる存在ではあるのだが、猪突猛進で押してくる彼を手玉にとっていそうで実は鷹虎が気持ちを乱されて、しまいにほだされていることを認めるお話。

この表題は鷹虎の視点で進行します。
山吹の強引さは一体どこから来るのだ?
襲われて普通は責任とってもらおう、なところが彼にとっては責任取りますになる。
後々の二人の攻め受け認識の誤解に繋がっていた伏線だったか(笑)
山吹は鷹虎をに対して攻めの立場前提で、鷹虎は今まで受けなんてしたことない攻め専門で。
ひょっとして、鷹虎が受けになってもいいという覚悟を決める話しだったのか!?
二人に「好き」という言葉は最後の最後までなく、クライマックスの決め言葉にとってありました。
山吹視点でないので、最初の責任とります~ちょっと嫉妬、の流れもあったりしましたが、どうして鷹虎好きになったのか?そこまで踏み込むと若干不満な点が。
しかし、鷹虎目線であればこれだけ真剣に一生懸命になられたらほだされないわけないでしょう。
山吹が鷹虎を「にーやん」と呼ぶのが不思議でしたw
結構見た目イイ男の鷹虎がいつも作務衣なのがやけに似合っていてこの格好結構好きだったりしますv


【真夏の夜に咲く花の如く】
大学の行事が忙しくなるので、毎日律儀に通わなくていいと言われながらも期待に満ちた目で見てくる鷹虎に、制作を頑張る山吹ですが、そのせいでちょっぴりすれ違いが。
鷹虎が余裕で山吹を振りまわしているのかと思えば、実は彼が訪れてくるのをまっていたというツンデレでかわいいところを見せるお話でした。
この話は主人公達が浴衣を着るのですが、全身立ち姿ショットはないが上半身だけでもかなりバランスがよく、自分的及第点の浴衣姿でよかったデス♪

【オレの幼なじみ!!】
背が高くて頭も良い自慢の幼馴染みの航介が本当は大好きな颯太。
彼に吊り合おうと、大人の男を目指して必死で頑張ろうとするのだが、ピアスを空けるのは身体に傷をつけることになるから反対と言われ、そこで両思い同士だということがわかるかわいいお話。

絵柄の変化が目に付きますよね~刻刻と進化(変化)していってる。
次に単行本出る時はどういう絵でみせてくれるんでしょう

3

暇つぶしのはずが初めての恋になる

大学生同士のラブで、年上受けに一見翻弄されるワンコ攻めみたいな雰囲気が
前半漂っているのですが、実は男女問わずモテて、気軽に手を出す年上鷹虎が
童貞ワンコ攻めの山吹にペースを乱され、初めての恋を自覚する話でした。

半裸のデッサンモデルの女性とポーズのやり取りで一見すると今からイタすように
見える部室に間違って入って来たのが工芸科新入生の山吹。
そのせいで折角捕まえたモデルを逃がし、冗談で見るからに純情そうな山吹に
入らずらを仕掛ける鷹虎。

山吹は鷹虎が部室で淫らなことをしていると思い込んで、鷹虎を更生させると宣言。
鷹虎は面白そうだと相手にすることから始まる恋。
山吹は一目ぼれに近い感じ、鷹虎は山吹とのやり取りでペースを崩されながらも
一緒にいることが結構面白いと思い初め、まさかの初めての恋になるのです。
ワンコ山吹のちょっとズレた一生懸命さが心地よく感じる。
素直に山吹への気持ちを表せない鷹虎の隠れ意地っ張り具合がギャップ萌えしました。

1

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