山倉造園チョキチョキライフ

yamakurazouen chokichoki life

山倉造園チョキチョキライフ
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神4
  • 萌×213
  • 萌5
  • 中立0
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
8
得点
87
評価数
23件
平均
3.8 / 5
神率
17.4%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
大洋図書
シリーズ
SHY文庫(小説・大洋図書)
発売日
価格
¥619(税抜)  ¥669(税込)
ISBN
9784813041191

あらすじ

昨日の晩、オレは好きな男が酔っているのをいいことに、
とんでもないことをしてしまった……
そして今、猛烈に後悔していた──!
植木職人見習いとして翔さんと一緒に暮らすようになって5年、
困らせたくなくて、この生活を壊したくなくて、
ずっと気持ちを隠して、ずっとずっと耐えていたのに!!
まさか自分から翔さんを襲ってしまうなんて!?
硬派な翔さんと、一途だけどチャラい敦士の
熱くてゆるいチョキチョキライフ登場?

表題作山倉造園チョキチョキライフ

寡夫で造園業を営む植木職人 山倉翔 38歳
住み込みの弟子 敦士 23歳

その他の収録作品

  • あとがき

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レビュー投稿数8

職人BLカッコイイ(∩´///`∩)

タイトル…絶対損してる気がする。
奈良さんの表紙に惹かれて購入したものの、
BL的な萌えがあるのか?とちょっと不安を覚えつつ。
実際読んでみたら、メッチャ萌えてキュンキュンしてドキドキして泣いて…すっごく面白かったです!!!ヾ(*´∀`*)ノ


受け目線で流れていくストーリー。
関西弁の軽快なセリフでポンポン進んでいきます。(関西弁に馴染みがないとちょっとしたニュアンスとかわかりにくいかも…です(^^;;))

片思いの苦しさや些細な幸せに一喜一憂して
満たされない思いをヨソで発散して紛らわして…。
好きだから側に居たい
好きだから側にいるのがツライ
2つの相反する気持ちの間で苦しみながら、おバカなりに一生懸命攻めに尽くそうと頑張ってる姿が健気でキュンキュン。

攻めのことが好きで好きで好きで好きでって、それしか言うことないんかい!wwってツッコミたいくらい「翔さん好き」しか言わない一途さと、アホっ子らしい短絡思考がなんだか可愛らしいです。

もっと近づきたい気持ちが暴走して襲い受けしてグイグイ行くくせに相手の本心を聞くのは怖くて逃げて家出。家出して続きるくせに気になるからといってコソコソ影から見てる半ストーカーw この中途半端な行動とアホさに萌えツボを刺激されヾ(*´∀`*)ノ

そこからの両想いになるシーンはもぅもぅっ(///Д///)
床ローリングしてましたw
甘々のデレデレ大好きには堪らん糖分///

でも、これでまだ話は中盤。おやー?と思ってたら
仕事を天秤にかけられ体差し出す系の流れに、
甘々エッチのすぐ後にコレはなんとも言えない吐き気が…。

攻めの性格を考えれば、悲しむだけってすぐわかるのに。
受けの短絡思考を殴りたくなる。
案の定、攻めが知った時にはすごく怒るんだけど、
怒ってるけど攻めがひどく傷ついてるのがわかって泣ける…
平手打ちした攻めの手の方がずっとずっと痛いだろうな…とか思ったり。
中盤が甘々だっただけに、悲しかったです。

攻めは外見も内面もカッコイイ人でした!
職人気質で余計なことは言わない分、言葉には重みがあって。
見た目が怖そうなのに実はとっても優しくて、ちょっと甘えたで。
んで独占欲が強い。
趣味と仕事で鍛え上げられた体と、外仕事で焼けた肌。関西弁。
個人的に萌えツボが詰まった最高な攻め様で震える…(∩´///`∩)

関西弁萌えの方・アホっ子受けがお好きな方・甘々がお好きな方は是非♪
チョキチョキライフのタイトルはアレですが、職人さんと見習いくんの両片思いが楽しめる1冊です。

1

淫乱受け萌、イラストは神

初読み作家さんでした。受けの敦士の一人称で、ちょっとアホっぽく軽いキャラの口調で軽妙に語られます。CPは植木屋さんの社長と見習いという珍しいお仕事。
やはり植木やの父に反発し、預ける形で攻め、翔の下で働く敦士。あるとき、酔った勢いで、ずっと好きだった翔さんを襲ってしまいます。襲い受け大好物~。ノリノリになってしまった攻めと熱~い一夜を過ごしますが。。

そこからのすれ違いラブがちょっと長め。なかったことにしたい敦士は自分の気持ちを隠して過ごしますが、やっぱり我慢しきれず、時々キスを奪ってしまう。かなり積極的ですね。
一方、攻めはそんな受けくんに戸惑った表情をするばかりで、特に気持ちを表現することもありません。報われない受けはセフレとの関係を続けます。このセフレのオジさん(ヤクザ風味)が、悪人じゃなくて好感が持てた。
ストレスが爆発した敦士はあるとき自分の気持ちを吐露したが、いいっぱなしで飛び出して家出状態に。そこへ攻めがやってきて、という感じ。
展開が読めるだけに、中盤斜め読みになってしまいました。

脇キャラもメインキャラも良かったけど、ストーリーに今一のれなかったの続きで、文章だけなら中立の評価です。
エロもあんまりエロくないですが、奈良さんの絵が素晴らしかったので星1個増やしました。

2

予想以上にときめいたー!!

これにつきますww
失礼ながら、造園にはそんなに興味はないですし
チョキチョキライフって……みたいな印象だったんです。実は。
でも奈良さんのイラストだし
関西弁大好きだし…という感じで読ませていただきました!

強面だけどとても優しい植木職人の山倉翔さんは
5年前事故で奥さんを亡くして一人身です。
そこへ住み込みで造園業を手伝っている敦士はバイで
ずっと翔さんが好きですが
側にいられるだけで幸せなので
どノンケだろう翔さんに、気持ちを伝えるつもりはありませんでした。
でも酔いに任せて、同じく酔っぱらった翔さんに乗ってしまい…。

わりとのっけから誘い受けしちゃってるじゃありませんか!w
いえ、好きですよ、どっちかっつうたら大好きですよ。
でも一緒に住んでるし一緒に働いてるのに
そんな大胆な事しちゃっていいのか!?という懸念を
後にとっぱらってもらえたので安心して読み進められました。

亡くなった奥さんに義理立てして
彼女の一人も作らない翔さんを気の毒がって
日頃お世話になっている人から女性を紹介されそうで
翔さんもそれを断りきれないのを
続き飲みの席で見てしまった敦士が焦ったわけです。

側にいられるのは嬉しいけど、ツラさも常につきまとってしまい
その欲望のはけ口をセフレで既婚者の奥村にぶつけます。
敦士はHなんて誰とでも出来ると思っているタイプですが
一度翔さんを感じてしまっては
翔さんだけが欲しいと思うようになるのです。
多少おバカでビッチなようで一途なんですよ…。
翔さんがいない間でも、いつも考えるのは翔さんの事ばかりだし。
奥村は、身体だけの関係なのに敦士に好意をよせていて
もっと割り切ってくれないと、と敦士は困るのです。
翔さんだけがずっと好きだから。

翔さんに、奥村との関係を咎められて
堪りかねてとうとう想いを告げた後家を出てしまい
友人の孝弘のところへ転がり込みますが
この孝弘がすごくいいヤツで…。
翔さんいわく、合コン好きのチャラ男ですがw

そこからも、もうきゅんきゅんきゅんきゅんしまくりです!!
“チョキチョキライフ”というタイトルに気後れしていた私がバカでした!!
通じ合ったあとのHがこれまた気持ち良さげで
「泣くほどええんか」って、翔さ──ん!!!
38歳のわりにオヤジくさいww
でもホントにすっごくよさそう……。

奥村との関係に終止符をきっちり打つシーンでも
いくら偶然とは言え、翔さんの男前な態度にずっきゅん!!
奥村はといえば、敦士をちゃんと好きだったから
名残惜しそうで気の毒でした。
なんかもう憎めなかったです。

ところが!!
新しく出来るマンションの庭を任される事になり
その工務店の担当者・堂島が!!
今後の仕事の件も含めて、敦士との関係を条件にし
敦士は翔さんの為ならと
バレないように言いなりになってしまいます!!!

ここ…ここは…いくらなんでも応えないで欲しかった…!!
敦士はちょっとね、
考えが浅いとこもあるから仕方ないかもだけど…。
せめて触られるくらいだったら良かったなぁ…と
個人的に残念に思うわけです。
堂島には、敦士に対して愛が欠片も感じられなかったから。

でも、なんやかやでハピエンです。
敦士が高校卒業後フラフラしていたのが嘘みたいに
人間としても成長していく姿を
翔さんも傍で見ながら支えられていたというのが
胸にじーんと染みました。

マサさんという、仕事が多い時に手伝ってくれるおっちゃんが
これまたいい人で楽しかった!!
各エピソードにいちいちじわっときました。

ああ、もっと早くに読んでいれば良かった……。

3

タイトル・表紙絵に反して、チョキチョキ度は低め

庭師ものが読みたくて購入。
庭師BLと言えば、メインはやはり身分差愛もの。
庭師と、庭師を必要とするような広大な邸宅の主の、禁断で甘美な恋・・・これ個人的にかなりツボなシチュなんですが、そこはかとなくハーレクインの匂いも。BL庭師ものの源流はハーレなのかもしれませんね。

ただ、本作に限って言えば、「山倉造園チョキチョキライフ」なるタイトルからして、ハーレ臭とは無縁の、ライトでコミカルなイメージ。
2人でチョキチョキしたクマ型トピアリーを囲んで得意顔のカプが描かれた表紙(この場面は本文中にもあります)からも分かる通り、庭師×庭師ものでもあり、ガテンで職人気質の2人が、仕事の合間に庭木の蔭で~(自主規制音)な、カラッと明るいラブコメかな?と。
より等身大の庭師ものを思い描いてました。

でも、読み始めると、イメージとはだいぶズレが。
受けの敦士(23歳 表紙右)は、庭師の翔(38歳 表紙左)の下で住み込みで働いているという設定。
徒弟関係であるはずの2人の会話がタメ口かー・・・という時点で、少しテンションが⤵。
敦士は庭師としては熟練度が低く、その敦士の一人称進行と続きいうこともあって、庭師ならではの視点があまり感じられないのも、庭師ものを期待した私としてはちと残念でした。
うーん・・・正直庭師度はかなり薄い気がします。

しかしまあ、そもそも庭師ものだと思うからモヤモヤするわけで。 
「嫌がってる受け(つまり好きじゃない相手とH、心とは裏腹に体は・・・的なシチュ)が好き」だという作者あとがきを読んですごく腑に落ちたんですが、この作品、意外にそこが見どころだったりするんですよね。

敦士は、心では翔一筋でありながら、翔以外の男にも「嫌々」抱かれちゃう。嫌なのに、体は反応して・・・というシーンが複数回あります。
相手はガタイが良くて金ネックレスのヤクザ風土建屋社長だったり、工務店のズルくてクールな年上男だったり。
ガテン系チャラ男の敦士ですが、意外に弄ばれるMという顔も持ってます。
そんな敦士を年上の包容力で受けとめながらも、ジェラシーで燃え盛る翔・・・その負のエネルギーはお約束通り濡れ場で遺憾なく運動エネルギーに転嫁されるわけですが。
当初翔との関係では敦士が襲い受けだったものが、ジェラシーも手伝って後半は翔がぐいぐい押して来る、という展開は、定番ながら惹き込まれます。

や、吉沢さん同様、私も好きなんですけどね・・・受けの心と体のギャップ系。
でも、やっぱりモヤモヤが払拭できない!!「山倉造園チョキチョキライフ」を期待してただけに。
しかも、ビッチ受けと庭師のイメージが自分の中で折り合わず。
カプの職業設定をストーリー展開に絡めた作品が好き、というのは私の個人的な好みにすぎないし、庭師のイメージというのもあくまで個人的なものなんですが、本作の場合タイトルや表紙絵がすごく「庭師」に期待させるだけに、もう一声庭師度濃いめで味わいたかったな~と、切に感じてしまいました。

庭師ものが読みたい人にはお勧めしませんが、上記作者さま(&私)の萌えツボがハマるという人には面白いと思います。
このタイトルじゃなかったんだろうな。。。

3

そっかヒゲが…

やはり出版社によってヒゲまでもがアウトになるのか…

凄い好きvvこの翔さん!!
職人気質で常識のある大人と突っ走るガキ(敦士)って感かな。

親元から植木職人の見習いとして翔さんのところに預けられて5年。
翔さんのことが好きだけど、今の距離を壊したくなくて他の男と関係を持つのですが
相手が酔ってることもあり、とうとう襲い掛かったんですよね。
だけど朝起きて謝ってくる翔さん…
やはり常識ある大人として、酔ってるからという言い訳はしないみたいです。
そこから2人がギクシャクしはじめて…

セフレのことも問い詰められて、逆切れの告白で飛び出す敦士。
友達の家に転がり込むも、ストーカーのごとく翔さんの日程をチェックし
覗きに行ってるという…(^^;)
だけど翔さんの方だって敦士のことを…
でも親御さんから預かってる大事な身で大人な分、
そういう気持ちで好きだなんて言えないんですよ。

だけど自分のそういう気持ちを踏まえたうえで敦士に告白
やっとこさ納まるところに納まった!!

と、ほっとしてたらお馬鹿な敦士はまたやらかすんですよね…
落ちついて考続きえれば分ることなのに、急な脅迫に選択を間違ってしまった。
翔さんの仕事をなくしたくなければ、そういう意味での相手をしろ。
勿論、翔さんのことを考えると体を差し出しちゃうんですよね。
翔さんがそれを知ったらどう思うかよりも先に翔さんの仕事が…って
分るんだけど落ち着けよ!!

これから先は敦士も選択を間違ったりはしないと思うのですが
この敦士だしな…

5

硬派な職人×おバカでチャライ襲い受け

表紙とキャラクター設定に惹かれて購入しました。

このお話の主人公たちはどうやら関西弁キャラらしい。
ベタな言い回しも使ってあるし、確かに関西弁なんだろうと思うけど・・・
・・・そないな関西弁あらへんわ~!!
突っ込んじゃいけないと思ったけど数ページで臨界点突破しました。

とにかく関西弁の不自然さに違う意味で床ローリングサンダーです。
全部が全部おかしかったわけじゃないんですが、自然な関西弁と不自然な関西弁のちゃんぽん具合にぬぁ~っと(#^ω^)ビキビキ
あと関西弁に直すのを忘れたままの標準語のままのセリフがありました。(「~じゃない?」は「~ちゃう?」に直してね☆とか)特に重要なシーンでの不自然関西弁は盛り下がる;

あとがきにて。編集者さんは売れるために作者さんにキャラの設定等、色々制約させているようなんですが、作者さんにイタラン注文をするぐらいなら、方言チェックして下さいっ!!
関西弁って方言の中でもメジャーな方言なのに直さずに載せちゃう感覚のほうがどうなのと。

関西弁の事を除けば、身内に造園・剪定をする者がいるので親しみのある設定でしたし、受続き・攻キャラクターも普通に好きなほうでした。
特に攻めさんの「硬派な職人」という設定が個人的な激ツボです。

受けさんが攻めさん以外とHありのお話ですが、その設定自体は大丈夫でした。
が、私の場合ハードボイルドまたはラブレスのほうがより萌えるタチでして、このストーリーで受けが他人とHあり、は無理やりそっちに話を持っていった感じがしてあまり萌えなかったです…(萌条件が細かくてすみません

へんちくりんな関西弁もご愛嬌ということで許せなくもないですが、やっぱりナチュラルな関西弁で読みたかったです。もっとも、私自身は関西弁に親しみ過ぎて関西弁萌がないので、関西弁じゃなくても普通に萌えたと思います。
奇妙な方言が使われているのはこの作品に限らずですけど、方言って危険だなぁ・・・。
あ、表紙の絵、とっても気に入ってます。

6

奈良さんのイラストとベストマッチ

奈良さんのイラストで作品のイメージがすんなり入ってくる感じで良かったです。
主人公二人が植木職人と言うシブイ職種も攻めになる山倉のイメージに合っているし
やんちゃな敦士が一応弟子になるのですが今どき風な若者なのに、
実は一途に山倉が好きで健気だけど、その気持ちの置き所がないから、
フラフラ遊んでしまうのも逆に切ない感じだけど、おバカなんです。

山倉は妻を事故で亡くした頃に仕事仲間でもある敦士の父親に頼まれ敦士を
5年前に預かってから二人暮らしをしている。
妻を失くして生きる気力が気薄になった時に現れたのが敦士で、
敦士は一目ぼれ状態で実父とは折り合いが悪いけど山倉に一目ぼれしてからは
真面目に山倉と仕事をしている健気くん。
そんな敦士に知らないうちに妻を亡くした寂しさを埋めてくれて癒される。
可愛い弟みたいに接しているのですが、敦士が気がつかないだけでかなり
大事にされていたりします。

敦士は5年も片思いし続けていて、相手が酔っていた時に肉食系のように乗っかって
しまうとんでもないことをしちゃいます。
それから二人の関係はギクシャクしてしまい、片思続きいの寂しさから見つけたセフレの
男と会っているところを見られ、説教され、逆切れして告白してしまい家出する。
行動がぶっ飛んでいてお子様なんだけど、必死な気持ちが伝わります。
敦士視点で描かれているのですが、両想いになった後も相手の為に何かしたい、
相手を守りたい気持ちで身体を張る様なおバカな行動し、尻軽気味かもと
思わないではないのですが、山倉を思えばこその愚かな行動。
ちょっとした感情の擦れ違いが不安にさせる。
山倉視点があったら意外にヘタレで嫉妬と溺愛を感じさせるかもと思う内容でした。

6

好きな人がいるから頑張れる

デビュー作が建築業、そして2作目のこの本は造園業の植木職人。
ガテン系が続きますが、これもまた汗臭くない爽やかなガテン。
そして、この作家さんの特徴なのでしょうね~自分が感じる「男っぽい」恋愛の有り方が描かれていて非常に好みなのではあります。
ちゃら男と言われる23歳のやんちゃ男子と、38歳のやもめ職人の歳の差カプ。
題名からしてコミカルな雰囲気が漂いますが、この主人公23歳のキャラクターにふさわしい題名だったんじゃないかと、印象に残るという点でもこの題名かなりお気に入り。
ただ、この主人公片想いをまぎらす為のセフレがいます。
また、後には他の男とも仕方なしに関係を持ったりします。
しかも、彼等とのエッチ描写がありますので、特定の攻め以外との関係があるのは地雷という方には注意であることは明記しておきます。

敦士が、高校を出てふらふらしているところを造園業をしている父親に無理矢理入らされたのは同業で妻を失くして一人暮らしの植木職人・翔の元。
敦士は翔がすぐ好きになってしまうのですが、5年間その想いを秘めています。
ある日、酔いつぶれた翔に思わず襲いかかって持った関続き係。
その日から関係がぎくしゃくし、セフレの存在を知られてしまい敦士は家を飛び出してしまう。
そんな経緯がありながら二人は気持ちを通じ合い、そしてより固い結びつきを得るお話となっています。

冒頭の植え込みでベアーを作るのを依頼されるシーン、なかなかに面白かったです。
親方に当たる翔が怖いので、若い敦士に依頼主のおばちゃんが頼むのです。
敦士も翔に反対されると思っているので尻込むのですが、おばちゃんの必死な様子にほだされてやり始めるのが上手くいかなくて、結局翔が手伝ってくれる。
見た目怖いけど、ほんとうは怖くないよというのを表現する場面になったのでしょうか。
また、このお話は関西弁で話されるのですが、顧客のおばちゃんんが全身豹柄で(爆)若い子が好きやって敦士をかわいがる姿とかあって、そうしたほのぼのとしたやり取りもエッセンスとしていい味を出していました(本編的には色々あるところなのですが)

敦士は今どきの男の子らしく、友人に誘われれば合コンに参加して割と男女問わずにお付き合いはしたりするみたいな、作中表現で言うならちゃら男な要素もある。
でも、ほんとうは翔一途。
彼が亡くなった奥さんを大事に思っていると思っている部分もあって、片想いでいるしかないから、そういう部分で発散させているようです。
彼は浅はかというか、おバカというか、複雑でないのが大変に解りやすい。
そして翔に出会ったからかも、好きだからかもしれないですが真面目です。
無事恋人になった後、大きな仕事の依頼主から仕事を切られたくなければと関係を迫られ、健気にも言うことを聞いてしまいます。
自分が我慢すれば済むと思った。
恋人からしたらとんでもない!かもしれないのですが、案外に展開としてはサラっとしているのです。
セフレと別れるシーンもそうでしたが、こういうサラっとしてドロドロと後を引かない部分というのは、気持ちがいいです。「男」だからこそと思える部分でありました。

また翔という男ですが、彼もまたいい男だったと思います。
スーパーに完璧じゃなくて、やはり本当は敦士が好きだったのを我慢して堪えていたと。
でも預かりモノだから手を出しちゃいけないと、自制していたと。
ご仏前の奥さんにちゃんと報告もしていたとか、38歳らしい等身大の男の有り様だったような気がします。
敦士が、セフレの奥村と別れようと会っていた場面で偶然翔が出くわすのですが、そこでの彼の何気に釘をさしながら、嫉妬丸出しでない姿とか、些細な部分ですがいい男ぶりでした♪
そして、敦士が翔の為を思ってしてしまった事も。
相手を頭ごなしに攻めるでなく、心配してお前が大事なんだと男前な態度を見せるのも大人の男らしくて。
結構敦士にメロメロ?かもしれないですが、二人して同じくらいに好きという雰囲気が伝わってきてよかったです。
エッチシーンも甘いだけじゃなくて、快感を求める姿に時々ちょっと間抜けなセリフがあってみたりして、こういう風の方が萌えるエッチシーンかもしれないです。

作者さんの後書きで色々な大人の事情が語られます。
自分的には全然作者さんの思う方向でいいと思うんだけどな~しかし、「売れなくてはいけない」というには色々制約も多いようです。

6

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