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オリジナルボーイズラブアンソロジー Canna Vol.31

cannna

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表題作オリジナルボーイズラブアンソロジー Canna Vol.31

その他の収録作品

  • 糸井のぞ「グッモーニン グッナイ 01」
  • カサイウカ「両想いなんて冗談じゃない 其の一」
  • ymz「さよなら、ヘロン 追想編」
  • 青山十三「逃げたヒツジの捕まえ方 2」
  • 桂小町「その男、性悪につき」
  • 平眞ミツナガ「呪いのハイツ東雲 前編」
  • ゆくえ萌葱「続×4乙女心に恋心」
  • 海野サチ「彼と野良猫少年」
  • 博士「紅い椿と悪い虫 1」
  • 海行リリ「妄想ナーバス」
  • 藤谷陽子「ばかになりそう。」
  • 黒岩チハヤ「ケダモノの弟ですが、なにか。」
  • 宮本佳野「スマイル・アナライズ」
  • くも「この世のふたり」
  • 会川フゥ「虎次さんのことが好きなんですが-寄り道編-」
  • 琥狗ハヤテ「御伽」
  • 山田酉子「八月の金星」
  • 三田 織「ほたる君、きみは」
  • 青井秋「百年結晶目録 №002」
  • 吉田ゆうこ「いとしの未来くん 第3話」 /プチ特集「鼻血」:雪路凹子「美人高校生 放課後の素顔」小松「一秒が永遠」おため「星の王子は不可解」まるこ「赤くて甘い、」ハジ「夏のおもいで」

あらすじ

糸井のぞ「グッモーニン グッナイ」
カサイウカ「両想いなんて冗談じゃない」
ymz「さよなら、ヘロン」
青山十三「逃げたヒツジの捕まえ方」
桂小町「その男、性悪につき」
平眞ミツナガ「呪いのハイツ東雲」
ゆくえ萌葱「続×4乙女心に恋心」
海野サチ「彼と野良猫少年」
博士「紅い椿と悪い虫」
海行リリ「妄想ナーバス」
藤谷陽子「ばかになりそう。」
黒岩チハヤ「ケダモノの弟ですが、なにか。」
宮本佳野「スマイル・アナライズ」
くも「この世のふたり」
会川フゥ「虎次さんのことが好きなんですが」
琥狗ハヤテ「御伽」
山田酉子「八月の金星」
三田 織「ほたる君、きみは」
青井秋「百年結晶目録」
吉田ゆうこ「いとしの未来くん」
雪路凹子「美人高校生 放課後の素顔」
小松「一秒が永遠」
おため「星の王子は不可解」
まるこ「赤くて甘い、」
ハジ「夏のおもいで」

作品情報

作品名
オリジナルボーイズラブアンソロジー Canna Vol.31
媒体
漫画(コミック)
出版社
プランタン出版
レーベル
Cannaコミックス
発売日
ISBN
9784829638316
4.5

(2)

(1)

萌々

(1)

(0)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
9
評価数
2
平均
4.5 / 5
神率
50%

レビュー投稿数1

42歳マジおっさん♪

今号のCannaは表紙が実にうさん臭いです(笑)
カサイウカさん、新連載の主人公達♪
最近、BLのオヤジ年齢が35歳なのに若干の疑問を抱き始めた中、おおー!42歳設定。
しかも相手も元同級生で同じ歳w
高校時代からずっとずっと好きで、友達という立ち位置を失くしたくない超ヘタレおやじっす☆
相手は、彼の気持ちを知っているのかいないのか?
3カ月のスピード婚を15歳も年下の女性と果たした挙句、遊び人ゆえにスピード離婚。
住む処ないからお前ん家住まわせて~♪
25年も片想いをこじらせてるヘタレおやじ、いかに(爆)
そんな【両想いなんて冗談じゃない】が始まりましたvおっさん達の行方、見守ろうじゃないかw

糸井のぞさんも新連載【グッモーニングッナイ】舞台は外国?
男に捨てられた男がアパートに女を探しに来た男と出会うが、彼が目の前で事故に遭い記憶喪失になってしまう!?
仕方なく同居することになるのだが・・・
この主人公33歳、一応おっさん呼ばわりされていた(笑)
そして、糸井さんの絵の男性って髪が細いイメージがあるのですが、その短い黒髪の具合がハゲを予感させる薄さがあり(?自分だけw)結構髪型が特徴的で、相手の男もオカッパ風でした。
主人公を捨てた男も、昔主人公が拾った男。そして今回も…
コミカルな要素が前面に出ながらも、シリアスもあり、そのバランスが絶妙を醸す新連載でした♪

◆プチ特集は「鼻血」
OPERAのヴァンパイヤもので耽美絵柄にコミカルシュールな雰囲気を醸す雪路凹子さんが、とても残念な美青年の鼻血姿をさらし(爆)
小松さんのは、鼻血が縁で見守るだけだった片想いが一歩前進する甘酸っぱいお話を、
おためさんは、好きな子なら鼻血も舐めちゃうよ。
マルコさんは、鼻血シチュの恋人の話…原稿が白くてラフっぽいのはひょっとして?
ハジさんのは、小学校時代のプールで鼻血を出してしまうという超恥ずかしい場面で自分もわざと鼻血を出して相手だけがからかいの対象にならないようにするというショタな展開を振り返り、現在の時間において実は好きだった・・・という実にキュンするお話が☆

自分的超注目作品
◆博士さんの【紅い椿と悪い虫】
綺麗なモノが好きという優等生の貝殻のいるクラスに転校生・白椿がやってくる。
彼は自己紹介でゲイだと公言するが、その姿に貝殻は理想の綺麗なものを見つけたと執着し、罠にはめて貶めるという話なのだが、、、
この貝殻のブラックさが不気味で、真っ直ぐなほどの白椿はその白さは保てるのか?それとも貝殻の黒さに染められて変色するのか?
ゾクゾクする薄暗さ加減が、超絶好みなのです!!!
◆吉田ゆうこさんの【いとしの未来くん】
ブラックさという同じ点で、お気に入り作家さんの連載3回目。
同居している従兄弟の未来が、惚れっぽくて流されやすくて、それを心配して見守る日平という関係があるのですが、
今回も未来は奇妙な男にひっかかります。
関係を持って好きになってしまった後、相手はいなくなり、残された空っぽの部屋とお金…だまされた未来。
日平は未来を好きと自覚したので、どんな展開になっていくのか。
痛さがたまりません☆
◆三田織さんの【ほたる君、きみは】やはりこの作家さん超注目です。
読み終わった後のキュンが、何かヤラレタ~!な感じですごく好きv
クラスの女子に●●さんが好きなんでしょ?と聞かれてとっさに照れ隠しで側にいた同級生の松尾が好きと言ってしまった日吉。
だけど実は松尾は日吉の小さいけれど強いところを見て好きだったのだと告白してきて、付き合ってもいいよと・・・予想外の展開に日吉は今更ウソだったと言いそびれてしまい、彼と付き合いを始めるのですが…
この少年の心の変遷がキュンの何ものでもないです。
ラストのほたる祭りもすごく素敵で!二人のこれからを想像して胸が高鳴ります!

前号も22本の掲載でかなり分厚かったですが、今号は25本の掲載で更に分厚いです。
だけど、読み応えは充分☆☆☆
琥琥さんの狐のきつねうどん屋さんの話はかわいかったし、
青山さんの羊の数学者の話も「草食なめんなよー!」に爆笑し、
平眞ミツナガさんのアパートものはオカルトな幽霊ものがコミカルだし
ゆくえ萌葱さんの女装もの、いよいよ会社員になって見た目かわいくない可愛さに注目、
宮本佳野さん、好きだから偽って相手の気を引こうとする大学生と落とされちゃうカウンセラーの話は、安定しているし、
カシオさんの学生モノも謎の転校生がちょっとSっぽくて期待だし、
くもさんは、妻が心中した相手の恋人(男)と関係する話は淡々としつつ何か残し
青井秋さんの鉱物を食べる青年と旅する鉱物研究者の話は世界が確立されているし、

他にもまだまだ沢山、作品あります(ぜぃゼィ、、、)
先月出た単行本海野サチさんの番外編で巽は実はイケメンだった事実が解る驚きの話
今月出る海行リリさんの単行本の番外とか、ぎっしり。
紹介しきれなかった作家さんと作品、、、ゴメンナサイ。
すっかりお気に入りの雑誌の仲間入りを果たしましたCannaです♪

5

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