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表題作白蜜花嫁

川久保昭貴,九歳上の幼馴染で御曹司
上原朔,23歳,神社の神職

その他の収録作品

  • あとがき

あらすじ

実家の神職を務める朔は幼馴染で氏子の秋高に口説かれ中。そんな折、五十年に一度の例大祭で朔に告げられた、驚愕の役目とは…

作品情報

作品名
白蜜花嫁
著者
西野花 
イラスト
立石涼 
媒体
小説
出版社
二見書房
レーベル
シャレード文庫
発売日
ISBN
9784576131368
3.3

(44)

(7)

萌々

(13)

(16)

中立

(5)

趣味じゃない

(3)

レビュー数
15
得点
140
評価数
44
平均
3.3 / 5
神率
15.9%

レビュー投稿数15

おっぱいミルクは母乳ではない

バーバラ先生のおっぱいミルクものが気に入っているので、西野先生のはどうなのかと気になっていた作品。
終始攻めが受けを大好きなので、エッチなシーンも安心して読めるのだが、責任感の強い受けが儀式とか職業的な役割を意識し過ぎなせいか、本当は気持ちがあるにも関わらず、なかなかデレないので恋愛面でちょっと物足りなかった。

陥没具合もわりと素直ですぐに出てきちゃうので、もうちょい飛び出すまでの描写がねちねちしててもよかったかな。でも逆に乳首がそこまで性癖じゃなくても読みやすいとも言えるし、乳首で射精?するのは、訳がわからないなりに気持ちが良さそうでなんかスカッとする。
糸や筆を使ったプレイはよかった。受けも心なしか、いつもより多目に噴射していたような…。

受けが出すことのできる謎の液体、おっぱいミルクについてはいろんな解釈があると思うのだが、私は精液でも母乳でもないと思う。
このお話の花嫁は、懐妊することが目的ではなく、あくまで攻めとの心の結びつきが大事で、ミルクは攻めのために与える恵みの雫。愛の力で、受けをミルクが出せる体質にしちゃったというのがファンタジックだし、いかにもBL的なロマンを感じて萌えた。
大好きな受けを花嫁にしたいがために、受けからミルクが出ますように…と毎日祈り続けた攻めもすごいが、その願いを聞き入れちゃった神様すごい。

0

陥没乳首も運命だったのかも

タイトル通り花嫁物です。姉の身代わり?とはちょっと違うか。

西野さんにしてはお話がおとなしくソフトなのは表紙が黒くないからなのかな?

設定はぶっとんでます。
昔から好意を寄せられている昭貴の花嫁になってしまう。神様が夢に現れてあの男の夢を叶えるって!

花嫁になった証拠に男なのに乳首から白い液体。迸ります。

昭貴は毎日朔の神社に通っては朔が手に入りますようにと祈ってました。叶ったね!って神事だからと皆川さんの後ろでエッチとか全く聞かされてなかったし!

話は全然おどろおどろしくなく、乳首から白いのが出るって病院に行っちゃいます。

出戻り姉に昭貴を取られるのではと心を乱され苦しむ朔が可哀想でしたが、もっと早く素直に好きって伝えなよと何度も思ってたよ!こっちは。
長くは続かず姉にはとっくに見抜かれてばらされてからのやっと両思いエッチ。

陥没乳首の中から性感帯の乳首と射精。
筆責め、ミルク呼び。
恥ずかしいのに朔は開発されちゃってキスやちょっといじられるだけで体から力が抜けちゃいます。

とにかく昭貴の強い気持ちが神に届いて、花嫁にできてやっと素直に両思いになれて良かったね。
昭貴に抱き締められて好きだと言われる所がキュンときます。

ちょうど50年に一度の白の例祭だったり乳首が陥没してるのも運命だったのかも!

1

( ゚∀゚)アハハ

乳首から射精…ファンタジーっすねぇ…。言わずもがな、タイトルの白蜜=母乳(?)のことです。

攻の昭貴は昔から幼馴染の朔に強烈に片想いしている乳首フェチの変態俺様イケメンです。50年に一度の神事として、本来なら朔の姉が昭貴に嫁ぐ予定だったところが、姉が別の男性と駆け落ちした結果、朔が身代わりとして昭貴に嫁ぐことに…。神社庁の怪しい担当者にまで言いくるめられ、両親が遺してくれた神社のためならと昭貴の花嫁になることを決意する朔なのでした。

濃厚エロスにも関わらず、設定の割に背徳感がなくて何故だかさくさく読めてしまうところはさすが西野花作品という感じでした。ねっとりじっとりテイストも、なくはないですが、まあエッチの最中も楽しそうなので良かったです。

2

陥没乳首はファンタジー

最近ちょっと乳首攻めが好きでして、思わず手に取ってしまった1冊です。

いやはや、陥没乳首ってエロいね。
普段引っ込んでる分、外に飛び出した時の刺激による快感は人一倍とか!
しかもこちらのお話の受けはミルクまで出ちゃう。
射精のような快感を伴ってミルクが飛び出すとか、とんだファンタジーですよね!!

お話的には至って単純なんです。
神社で神職を務める朔と、朔を口説き続ける幼馴染の昭貴。
昭貴は、神社で行われる50年に1度の大祭にかこつけて、大祭の担当者:皆川を巻き込んで朔を花嫁に迎えようとします。
いや、男なのに花嫁って?!っていう朔の疑問と抵抗はそっちのけで、無理矢理犯し、挙句の果てには乳首からミルクまで出させてしまうという。
でも、昭貴のことを憎からず思っていた朔は、次第に身も心も昭貴のものになって…というお話です。

とにかく昭貴が朔を攻める攻める攻める(笑)
しかも乳首への執着がハンパなくて、舐めたり吸ったりは当たり前、糸で縛るわ筆で撫でるわ、そして言葉攻めね。
朔がいくら泣いても叫んでも許してあげなくて、わざとエロいこと言わせたりやりたい放題の昭貴。
最後には上からも下からも白い蜜を飛び散らして…といった始末です。

確かに、自分の与える刺激で好きな人がここまでよがってくれたら、張り切っちゃうのも仕方ないかも(笑)
とにかく、乳首攻めが好き、乳首を攻められてよがりまくる受けが見たい、という方にお勧めです。
私は結構楽しめました♪
立石さんのイラストも可愛かったですよ☆

2

ちょっと特異なテーマ

「白蜜」=「母乳」という、タイトルそのままな作品でした。
花嫁・和服・儀式…とここまでテーマが揃ったらストーリーは想像を大きく外れないもので、神社の跡取りである朔は姉の代わりに女性にしか勤まらないとされる「儀式」の「花嫁」として幼馴染の昭貴に抱かれる事に…。

なぜ女性にしか勤まらないかというと「母乳が出る事」が必要だからだというのですが、これも神の不思議な力(?)か何かで朔は母乳が出る体質になってしまいます。
このなぜ出るのかは曖昧なのが若干気にならなくもないんですが…。

2人の関係は、最初無理やりですがもともと両思いだったこともあって甘い関係になるのは早めです。ストーリーにそれほど劇的な展開はなく、西野さんらしいえろシーン多目で進んでいくお話なのですが、楽しめるかどうかの要素は絶頂で射精するというより、母乳が出るという所に萌を感じれるかどうかかな。。。

私は嫌いなテーマではないですが、この表現がえろいかと言われるとそこまでえろく思えず、萌えにもあまり繋がりませんでした。
普段の西野さんのえろテイストはキープしつつ、いつも攻めている所が違い、この本ではひたすら胸を攻めている、という感じです。
なのでこのポイントがお好きな方には楽しめる作品ではないかと思います。
私も萌えに繋がらなかったとはいえ、母乳描写を見たのがほぼ初めてだったのでインパクトはある一冊でした。

2

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