Tiny Boat

tiny boat

Tiny Boat
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神6
  • 萌×20
  • 萌0
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
2
得点
30
評価数
6件
平均
5 / 5
神率
100%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説(同人)
サークル
MICHI HOUSE〈サークル〉
ジャンル
オリジナル(ジャンル)
発売日
ISBN
ページ数
30ページ
版型
A5

あらすじ

「off you go」と「ステノグラフィカ」から。
短編が三本入ってます。
R18

表題作Tiny Boat

静良時(明光新聞社整理部)
佐伯密(明光新聞社外報部)

同時収録作品ハイファイ・ローファイ

静良時(明光新聞社整理部)
佐伯密(明光新聞社外報部長)

同時収録作品大切をきづくもの

西口諫生(明光新聞社政治部)
名波碧(国会速記者)

評価・レビューする

レビュー投稿数2

佐伯密という人物

一穂ミチさんの新聞社三部作が、とりわけ『off you go』が格別好きです。
それはひとえに佐伯密という人物が好きで堪らないため。
辛辣な言動の影に見える情の細かさや、危うさを孕んだ強さから目が離せない。
なので、こうして番外編シリーズが続いていることが本当に嬉しいです。


『ハイファイ・ローファイ』
新聞社見学に来た少年に、良時の面影を見る佐伯。
ボロカスにけなしつつも、懇切丁寧に記事の書き方を教える(ツンデレなんだから…w)。
良時との子供時代の思い出を挟み、眼差しと指の愛撫で想いを交わす現在の二人。
抑えた描写から、互いへの熱情と相思相愛具合が存分に伝わってきます。


『大切をきずくもの』西口×碧
隣の部屋が空き、碧が引越してこないか夢見る西口。
さりげなく話を振るが、会えない時間の大切さを逆に教わる。
精神的には碧の方が大人、しかし濡れ場となると面目躍如なオヤジが可愛い。
隣人が引っ越したため、声を上げさせたり「自分でしごいて」と言ってみたり、いつもにも増してエロオヤジにw
オチはとぼけた口調での反省文…ホントに反省してる?w


続き
『Tiny Boat』
表題の意味を知った瞬間、胸が一杯に。
脈々と流れる川を渡る船のように続いていく愛。
完全に二人の世界なんだけど、
百年前も千年後も一緒に…という誓いが
安っぽく感じない年月の重みがこの二人にはある。

交わりながら佐伯がささやく中国の諺。
「愛している」より何倍も重みある愛情表現が心に沁みます。
甘く幸せだけど切ない、大人のお伽話のような掌編でした。


一穂さんの同人誌は、
いつも懐かしの名曲にちなんだタイトルですね。
オルタナが多いのは作家さんの好みでしょうか。
歌詞と本編を照らし合わせると、
『ハイファイ』は微笑ましく、『大切』はご馳走様、『Tiny Boat』は泣けてくる。
元ネタを知らない方は(私がそうでしたw)調べてみると二倍楽しめるんじゃないかと♪

初めて一穂作品をレビューしてみましたが、
思い入れある作品の感想は本当に難しい…!
うまく良さを伝えきれたか不安ですが…とにかく沢山の人に読んで頂きたいシリーズです!

7

Krovopizza

はじめはじめ様、こんにちは!コメントありがとうございます(*´∀`*)

BL歴の長いはじめはじめ様から見ても、佐伯は魅力ある人物なのですね!!
私はBL歴約2年で、初めて読んだ一穂作品が『off you go』でした。
もう登場した瞬間から「何だこいつはー!!」って佐伯の虜になりましたよw

>佐伯好きには堪らない、彼の魅力がギュッと詰まった…
本当にその通りだと思います!
いつもの毒舌に痺れる&情の深さにじ~んときました。
これからも続いて欲しいシリーズですね♪

私も佐伯が好きすぎて(作品自体も好きです)うまく言葉が見つからず、今までレビューしかねておりましたw
思いきってレビューを入れてみたら「佐伯LOVE」同志の方にコメントを頂けて大変嬉しく思います♪

ではでは~ありがとうございました!
よろしければまた佐伯について語り合いましょう(*^_^*)

はじめはじめ

Krovopizza様、こんにちは~(*^^*)
はじめはじめと申します、宜しくお願いします♪

私も「佐伯」に魅せられた一人として、
「佐伯LOVE」を叫ばせて下さい!

この同人誌は、ある方から御借りして読んだのですが、
佐伯好きには堪らない、彼の魅力がギュッと詰まった1冊になってますよねw

私もBL歴長いんですが、
これ程夢中になったキャラは久し振りです。
一穂先生には、これからも彼の話を書き続けて欲しい!!

スイマセン!!佐伯が好き過ぎて思わず書き込んでしまいましたw
ではでは、失礼致します~(^o^)





時の河を共に渡る……

夏コミ新刊、「off you go」「ステノグラフィカ」番外編。

表題作は、作者のブログにこの春アップされていたSSに加筆したもの。
他に二編、合わせて三編のSSが納められているのだが、
たった30ページの冊子とは思えない読みでがあるのは、
今までの作品を通して、彼らの存在が確かなものとして
読み手の心に息づいているからだろう。



『ハイファイ・ローファイ』
誰からも佐伯係のように扱われて、
何故俺が?と思いながらもしょうがないと思うのが良時。
そんな良時に追い払われて休憩スペースで昼寝をする佐伯に、声をかけた見学の少年。
傲慢な佐伯が、良時にちょっと似た少年に横柄な態度で親切にしている様が可愛い。
出会った小学生の頃から、良時と佐伯がどれほどお互いを大切にしていたか。
それが胸に迫る一編。


『大切をきずくもの』
相変わらず誠実で健気な碧と、いい年して甘ったれでアホな可愛い西口。
た〜っぷりの行間を置いた後の「本気土下座」の一文が、楽しくて可笑しい。
(林檎の同人誌でもあったんだけれど、時々こういう遊びをなさる!)


『Ti続きny boat』
ブログで読んだ時から、泣きそうになった作品。
何か悲しいできごとがある話だという訳ではない。
ある春の日、実は良時の誕生日の昼と夜。

佐伯の情の深さ。
言葉にせずとも通じ合える、二人の絆の深さ。
千年の時を越えても、二人は共に過ごすのだろう。
壮大なのろけ……なんだと思うのだが、
このカップルの話は、幸せであっても切なくて涙が出る。


今回仲間外れの香港組。
3カップル6人(&十和子)、それぞれ知り合いだったり知り合いじゃなかったり
秘密に気がついていたりいなかったりだが、
今のところ知り合いじゃない一束と碧を、会わせてみたいなぁ。


7

この作品が収納されている本棚

PAGE TOP
  • 電子書籍
  • レビューを見る
  • 評価レビューする
  • 関連作品
  • 攻受データ