ロマンチック・レプリカ

romantic replica

ロマンチック・レプリカ
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神0
  • 萌×22
  • 萌6
  • 中立1
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
4
得点
27
評価数
9件
平均
3.1 / 5
神率
0%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
幻冬舎コミックス
シリーズ
幻冬舎ルチル文庫(小説・幻冬舎コミックス)
発売日
価格
¥571(税抜)  ¥617(税込)
ISBN
9784344829510

あらすじ

義兄への気持ちを相談するうち、先輩デコレーター・江崎と身体をつなげたマネキン職人・弦。次第に江崎への想いを自覚する弦は!?

表題作ロマンチック・レプリカ

江崎貴之 関連ディスプレイ会社デコレーター
吉岡弦 マネキン製造会社職人

同時収録作品ロマンチック・レプリカ

堂上永貴 江崎の同僚デコレーター
羽根理 

その他の収録作品

  • その後
  • あとがき

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レビュー投稿数4

主人公・弦がカワイイ

「きっと優しい夜」のスピンオフですが、私は未読状態で読みました。特にそう問題はなかったです。

表題作と「その後」が収録されています。
「その後」は16ページ。表題作で恋人になった二人の後日談です。弦の部屋で、江崎と「お家デート」をしますが…本編では大人だった江崎の意外な一面に笑いました。

どちらも弦の目線で話が進むのですが、弦が可愛らしいです。優等生ではなく口調もやや乱暴なのですが、一生懸命背伸びをしている年下の受けって感じで愛らしかったです。

最初から江崎が大好きで一途というわけじゃないのですが、私は弦の思考に好感が持てたので物語が受け入れやすかったと思います。全体的に優しくて柔らかい雰囲気の作品です。

表紙めくってすぐのカラー挿し絵のキスシーンが好きです。弦の顔がちょっと赤いのがほんと可愛いなぁってにやけてしまいました。

2

恋になるキッカケ

「きっと優しい夜」のスピンオフで個人的には前作の二人よりもこちらの方が
良かった気がします。
だからと言って凄く~って程ではないのですが、恋ってこんな風に始まることって
以外にありかも知れないと思う展開でした。

内容は受けになるマネキン製造職人の弦視点で描かれていて、親の再婚で兄弟になり
その後二人が離婚して他人になってしまった義兄に仄かに思いを寄せているが
それが恋愛的な意味なのか兄に対する好意なのか自分でも解らないままに過ごし、
系列会社のデコレーターであり、コンパ大好きな遊び人と言われていて
遊びに性別は関係ないと言っている江崎に自分の友人の悩みとして相談したことから
本社に来る度に気安く話せて飲みに誘うような関係になっていく。

そんな時に江崎が上司にダメだしされている現場を目撃し、落ち込む江崎をなんとか
励ましたいと、無理やり飲みに誘い、何故かその後に離れる事に戸惑い、
どうせ誰かと遊ぶつもりなら自分でもいいのではみたいなノリで一夜の関係を結ぶ。

その時に、義兄の事を思い浮かべ胸の苦しみにやはり義兄が好きだったと知るが
それと同時に江崎の続き事もきになっていく。
しかし、義兄が結婚する事を聞かされ、失恋のショックで落ち込み江崎とも
自分から距離をさり気なく取りながら、一人思い悩む展開。
この時点でもはっきりと自分の気持ちの整理が付いていない感じですね。

それが電車内でのトラブルに巻き込まれて江崎を頼った時に義兄への初恋に似た
兄を誰かに取られる嫉妬めいた感情と江崎へのいつの間にか育っていた思いとは
明らかに違うと、江崎に恋していることに最後に気がつき相愛になる話。
本気の恋をしたことが無かった弦が恋をして心の成長も遂げるような内容です。
江崎視点がないので、相手の気持ちの度合いが解りづらいけれど、
最初に抱き合った時には既に特別な相手になっていたような気がします。

3

悪くはなかったんですが

うえださんは好き作家だし、年の差ものは好きだし、キャラクターは受け攻めどちらも好きなタイプだったんですが、なんとも言いがたいような物足りないおはなし。

悪くはないんですが、かといって、いいわけでもない。
好きなタイプのおはなしなんですけど、好きな一冊にはなりませんでした。

キャラや設定、そういったものが、うまく噛み合っていないような読後感でした。

うまくまとまっていないけど好きなはなしがある反面、どこが悪いわけでもないけどイマイチなはなしだったのかも。

関連作になる前作は好きだったんですが、こちらはどうにも残念でした。
なんだか、楽しみそこねた気分です。

2

ちょっと惜しい・・・

『きっと優しい夜 』のスピンオフになります。

『きっと~』にも登場していた、前作メインCPの同僚で同業のデコレーター・江崎(攻)と、本社の工房マネキン職人・弦(受)。弦視点です。

こちらにも前作CP(堂上×羽根)は出ていますが、CPとしての描写はありません。あくまでも同僚である脇キャラクターとしてです。
ですので、あとがきでも言われていますが前作未読でも別に支障はないと思います。

う~ん、正直なところ、個人的には前作の方が好きですね。だからと言って、こちらがダメなわけではないんですが。

あえて言うなら、キャラクターが好みから外れてるかな~。何とも掴みどころのない江崎と、やんちゃで強気で可愛い弦。
決して悪くはないし、苦手でもキライでもないんですけどね。

ただ、それ以上にお互いの仕事に弦の元義兄(過去にお互いの親が子連れ再婚し、3年で離婚)への想いなど、設定を詰め込み過ぎな気がしました。
そのわりにページ少な目(本が薄いとは感じませんが、とにかく盛り沢山なので)で、すべてにおいて展開早過ぎというかあっさり過ぎだと感じてしまったんです。

これだけア続きレコレ盛り込むんなら、もっとページ増やしてすべてをしっかり追うのもいいですが、私は(このページ数でも十分だから)もう少しテーマを絞ってそれぞれを深く描写してもらったほうがよかったですね。

『もうダメ』じゃない分、逆に何とも惜しいというか物足りない気がしたんですよ。
(個人的な好みで)『仕事ばっかり』じゃない点はいいんですが、仕事面もこんな中途半端に広く浅くじゃ思い入れようもないんだけど・・・

ラブ面では、弦の元義兄への片想い(最初は自分でもハッキリと自覚してはいなかったんですが)と、江崎との体からの関係です。
イヤ、それ自体はいいんですよ。ただ、そのどちらもが中途半端で上辺だけ(の描写)に感じました。どこをどうしてラブになったかが曖昧で残念です。

何よりも、完全に弦視点ということもあって、江崎がよくわからん。
もともと掴みどころのなさそうな(属性訊かれても答えようがないよ・・・これはなんていうの?)キャラクターではあるんですが、それにしたってあまりにも江崎の中身が見えないんです。

ストーリーとしてはこれといったものはありませんが、全体のトーンは好みなんですよ。うえださんらしい優しく誠実な雰囲気です。
ひとつひとつの描写も相変わらず丁寧で繊細ですし、それはホントに好きなんです。『浅い・物足りない』と言いつつも『荒い・書き飛ばしている』とはまったく感じません。まるきり放置の部分もないし。

だからこそ、追うべきポイントが多すぎて、結果的に散漫になってしまったようで惜しいんです。

あとはイラスト。
表紙・口絵のカラーイラストがすごくいい。キャラクターのイメージピッタリで、とても綺麗で素敵です。

私は金さんは大好きなんですが、正直なところ金さんの攻イラスト(キャラクターがどうこうではなくイラスト限定で)はあまり好みじゃないことも多いんですよね。
でも、今回の表紙カラーの江崎はホントにカッコよかった!あ、もちろん弦も可愛くてよかったんですが。この表紙だけでも買った意味はあるというくらいに好みです。

ただ、本文モノクロイラストがちょっと(カラーと)印象が違う気がしました。カラーがよかったからこそ、そこがちょっと残念かな。

7

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