ドSヤンキーとドM平凡のボコり愛ラブ!

スニーキーレッド

sneaky red

スニーキーレッド
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神147
  • 萌×240
  • 萌26
  • 中立20
  • しゅみじゃない34

282

レビュー数
38
得点
993
評価数
267件
平均
3.9 / 5
神率
55.1%
著者
 
媒体
コミック
出版社
祥伝社
シリーズ
onBLUE comics(オンブルーコミックス・祥伝社)
発売日
価格
¥619(税抜)  
ISBN
9784396783372

あらすじ

「とんだ変態野郎じゃん」

平凡なフリーター・三崎は
タチの悪いヤンキー・釧路に執拗に狙われる日々を送っていた。
会えば顔が腫れるまで殴られ、ウンザリするばかり。

しかしその一方で、三崎の体は
釧路からの暴力で興奮に震えるようなっていく……。
そんな三崎の変化に気づいた釧路は、ある日彼を暴力的に犯して――?

表題作スニーキーレッド

釧路春政 タチの悪いヤンキー大学生
三崎隼斗 フリーター

評価・レビューする

レビュー投稿数38

ボコリ愛に萌えます

表紙の泣き顔から最高だなと思ったのですが、中を読むともっと最高で萌えました。
痣や鼻血が痛々しいシーンが少なくはないのですが、ずっと殴り合ってる訳じゃなく、最初の出会いが出会いなだけに受けは痛みを快感に感じることに悩みを感じたり、攻めも殴ることについて考えたりと思いあってるところもあって、ボコリ愛って良いなあと思いました。
あと、ゴムの描写がちゃんとあるのが好きです…w
近所のヤンキーと平凡だけどM気質な2人の出会いは中々普通じゃありえない出会いなので、どうなってしまうかと読み進めてたのですが、彼らなりに答えを導き出している最中なのではと思います。
1巻なので、それぞれ抱えてること、考えてることはまだ解決していないかもしれないですが、1巻だけでも割と面白い作品だと思います。私はとても好きでした(✿´ ꒳ ` )

1

だいすき

絵がとてもすきで購入しました。
痛い表現は好きでもありませんでしたが、
むしろ、ハードなものは苦手な私でしたが

だんだん打ち解けてゆく2人が可愛くて…

変態すぎない受けがよかったのかもしれません。
普通の青年だったのが、だんだん快感を覚えてしまう…という過程が見ていてたまらなく興奮しました。

攻めの子も、はじめは興味がなく、ただ暴力を振るうだけなのが 変化していく…
衝撃的な大恋愛というわけではありませんが、ゆるやかに変化してゆく関係がよいです。
雰囲気など、大好きな作品です。

2

浅い…。題材のインパクト勝ち?

始まり方(第1話)は面白いのですが、2話目以降が終始ぼやーんとしています。
たなとさんはこの題材で何が描きたかったのだろう?と思いながら読み終えて、あとがきを読んで、大変失礼ながらも、特にそこまでの“何か”はなかったんじゃないかという結論に至りました。
正確には、あるにはあるんだけどそれをコミック1冊分の漫画として描き上げられる程には煮詰められなかった、と言う方がいいのかもしれません。
点が点のままという感じです。
もっともっと掘り下げて欲しかった。

暴力描写に嫌悪感を抱いたとか、この愛が理解できないとか、自分の嗜好に合わなかったとか、そんな理由での「しゅみじゃない」ではなく、読み物として面白くなかったです。

2

男同士だから読むに耐え得る

こういうテイストのお話もジャンルものとして捉えていいのでしょうか。だとしたら一つの表現法として一歩退いて見ることができるので、フィクションとして描かれる暴力やDVはそれほど抵抗はありません。「ボコり愛」=「暴力で愛を表現する」と解釈していますが、明らかに特殊な愛情表現を例えたものだと理解しています。

恋愛と心理上のSMの相関性にはとても興味深いものを感じていますが、肉体を伴うSMは双方合意の上で行われるプレイです。ここで描かれようとしているのはプレイそのものでもなく、ただの暴力でもありません。この物語を好意的に受けとめられた方々は、その間を揺れ動く三崎と釧路の心の葛藤とともに、次第に変化していく二人の関係に心打たれるものがあったのではないかと思います。…というわたしも、逞しい妄想力でもって?その点を無理矢理読み取ったからこそ、感想を書いてみたい作品となりました。

三崎は暴力をふるわれることで性的に興奮する自らの性癖を自覚しています。釧路も彼の性癖に気づきます。関係を持つうちに釧路は三崎に自分の名前を知って欲しいと願うようになるのですが、それは釧路の三崎への暴力が憐みに転換す続きる分岐点であり、また恋情へ発展していく起点となるよう、象徴的に描かれている場面だと思うのです。

Sが自ら痛めつけているMに憐みの感情を持つか否か、がSMプレイにおける理非の判断のボーダーラインだといわれますが、SがMに憐みを感じていない一方的なプレイは相手不在の自慰行為にすぎません。番外編では、釧路はもはや暴力の必要性を感じておらず、三崎が暴力なしのセックスには燃えないのではないかと葛藤している姿が描かれています。(三崎もなかなかの食えない奴に描かれていますしね。)よって、以降の二人の交わりにもし暴力が伴うならば、合意の「プレイ」になるでしょうし、実際、本編の最後に「俺だって心痛めながら頑張ってんスけど?ミサキさんにひでーことしてやろうって」と釧路は告白しています。

釧路の攻撃性には彼のバックグラウンドにあると理由が描かれているあたり、また、思春期というほどの幼い年齢ではありませんが、性衝動と攻撃性の区別がつかない彼の未成熟さを臭わせるあたりに、なんとなく説得されちゃっているような気がしますが、この作品が性愛と暴力の密接な側面を描こうとした意欲作であることに間違いはありません。

評価が分かれやすい作品だと思いますので、中立寄りの「萌」で。

4

共依存に感じられ…

たなとさん、初読みです。
チラチラとあらすじを読んだことはありましたが、どうかなあ無理かなあと思って話題になっていた頃も未読でした。

SMの力の示し方は好きでも嫌いでもなく、あくまで同意のプレイというイメージを持てるのですが、最中だけでなく顔を合わせば殴るということが理解不能です。
この二人の場合はSMではないと思うので。
もちろんそれに対して受けは勃っちゃったりして性的興奮があるのですが、でもこれって顔を殴らなくても他のやり方で代用できるのでは?と思ってしまいました。
実際三話辺りでは、殴られずとも興奮してましたしね。
なので、多分私が受け入れられないのは攻めの釧路なんですね。
頭悪いなあと。
殴られて感じるなんて変態だなとか言いながら、あんたも殴って勃ってるんだから同類だろうと言いたくなる(苦笑
こういう形の愛もあるのだということなのかもしれませんが、ただの共依存に感じました。
小説で暴力前提だった作品も無理というか面白いと感じられなかったので、わたしにはこういう設定は合わないようです。
特に前半の顔パンパンに張らせた三崎には、痛々しくてたまらない気持ちに続きなりました。

3

暴力と矛盾と恋と愛と

私、DVって駄目なんです。
ホントめっちゃめっちゃ駄目なんッス!!

………だが、これは悪くなかった。

主人公のMから始まったこのDVによる恋愛。
最初はボロボロだった二人の恋の行方は……

-------------------

毎日、決まった通り道で
見知らぬハルという青年(攻め)に
言われもなく殴られるミサキ(受け)。
全く身に覚えがなく、
それでも通り道を変えようとしないミサキ。

この本がDVで有名とは知っていましたが、
ストーリーやキャラなどは全く知りませんでした。

でも、まさかこれでミサキが
性的興奮を覚えてしまうマゾだったとは……。
きっと相手であるハルも思いもしなかったでしょう。
「とんだ変態野郎じゃん」と言われるミサキ。

この二人の恋の行方は……

ああ、もうっ、じれったいほど気になる!
コレでほんとにハッピーエンドになるの!?
そこがもう知りたくて、知りたくて…

-------------------

既にミサキ(受け)はハル(攻め)に
虐待されているところから、物語は始まります。
続きれでも性的興奮を抑えられないミサキ…。
私にはこういったDVやマゾというのは正直
理解できない範疇にあります。
(読めないとかそういう意味ではありません)

うーん、そうだなぁ…やっぱり私は
ミサキに同情してしまうんだが
ミサキはこれが嬉しいんだよね…。
複雑だなぁ…。
ミサキはすごくハルに対して献身的。
ちょっとは反論するんだけど、結局ハルの
言いつけ通りになっちゃう。

エッチもそう。
てか、ハル(攻め)は、ストレートっぽいのに、
男とも寝ることができたんだね。
バイのような気がしたんだけど…あくまで予想(汗)
でも、ひょっとしたらそれだけ
ミサキ(受け)が魅力的だったって言うことなんだろうか。
もし、ハルの初めての男がミサキだったら
嬉しいなー……なんて。

ハルが名前を教えた時の電話のツンデレは
相当ぐっとキマした。
うおー、ツンデレキターみたいな。

ある日、虐待+エッチをしていると
ハルは急にミサキにキスをします。
えっ、えっ、何?しかも嬉しそう。
なんか期待してしまうんですけど!

そのあと、ずるーっとゴムを抜くハル。
あ、コンドームしてたのね。
ひどい扱いしてたから、中出ししてたのかと思った。

それから時間をおいて、普通に
遊びに来るようになるハル。
ここ付近は嬉しかったなぁ…
やっとミサキに心を開き始めたのかな…とか。

ミサキが「俺だけにしろ!」と
ハルに必死に叫んだ場面は、
切ないとともに嬉しかったです。
ミサキの心はもう既にハルだけのものだと…。
そう思うと嬉しかったです。

それからどんどん日々が平穏無事なものとなって…
ハルとミサキは付き合うようになります。

そしてハッピーエンド。

-------------------

DVからこんな愛ってあり??
と、思いますが、
普通は絶対に有り得ませんよね……。

しかも道でばったり出会ってボコされた
ヤツと付き合うようになるなんて…。

まあ、でもその矛盾はファンタジーということで。

恋と愛が生まれたのもファンタジーということで。

でもそれだけでは
片付けられない問題もあるのかな?

DVは何があってもあってはいけないけど、
今回ばかりはDVに前向きに捉えられるようになる
極めて珍しい作品でした。

1

語り合いたい

「大学に退学の制度があることを知らなかったぞ」という言葉から大学の文化を知ってそうな感じを受けましたが、ミサキくんは大学生を卒業してフリーターなのかな。大学行かないでフリーターなのかな。で、バイト先はホームセンターか。
ハルはいいとこの坊ちゃんなんだろな。兄貴がダメなら弟が必死で勉強して、家の面子?を立てなきゃならないくらい。
番外編でのミサキくんのTシャツがイルカだったりタコだったり…海の生き物シリーズでした。妹と顔がそっくりです。

安定感がある作品。設定もきちんとしてるんだろうな。何回も読み返してるうちに、細かい設定を読みたくなる、推測して誰かと話したくなる。第3話の「あるかないかが重要なんであって」ってどういうこと?とか誰かと語り合いたい!
誰に話せばいいかわからないのでここに書きました。

あと、活字じゃない、手書きの文字の部分がキレイじゃなくて萌えています。

評価の部分何回やっても1になるけど星5個です。

2

愛があれば

クシロが暴力的で最初はキショイとか言っていても興味本意からセックスするように。

そこから、愛が芽生えてくる感じに萌えました。

クシロが可愛く見えます。きっと愛情に飢えてたんだなって思います。同情すると殴られそうですがね。

救いようない関係だったら、どうしようかと思ったけどラブラブな二人でした。
まだ甘めのSMだなって思います。

脇キャラも個性があって面白いです。
登場人物のしゃべり方も独特で好きです。

帯の雲田はるこ先生のクシロがかっこよくて、雲田はるこ先生のスニーキーレッドも読みたい。なんて思いました。

0

痛みのかわりにあげたいものは

SMがテーマになっている作品って、SM的嗜好を持つ二人(もしくは片方)の恋愛に対する肉体的・精神的暴力の必然性をどんな風に描いているかでのめりこめるか、萌えられるかが変わってくるのですが、
正直この作品に関しては、二人の恋愛における肉体的暴力の必然性というのはさほど感じませんでした。
(受けが痛みを無意識化で快楽として享受できるのだとしても…やっぱり序盤は痛々しさの方が先行するので、辛くなりました)

攻めの受けに対する支配欲的な部分はともかく、暴力の形については非常に理不尽で、個人的にはあまり萌える描写ではなかったです。攻めの人間的欠陥が目立ちすぎるというか…。
それでも最後まで読めたのは、そんな風に序盤の印象がちょっとキツかった攻めが、エピソードを通してどんな風に受けに依存していくのか楽しみだったからです。
案の定、一方的なペースで受けとの関係を進めていた攻めが、どんどん調子を狂わされてく様子はとても萌えました!
(特に、ちょっと余裕ぶってキスをした後に、すかさず受けにやり返されてしまって「かなわねー…」と思わず呟く所、すごくぐっときました。)

番外編では素直じ続きゃないながらすっかり受けに心を囚われている攻めが、受けの無意識の期待値であるところの暴力行為の代替として自分が与えられるものがないのか、模索してみたりするあたりがとてもかわいかったです。
(まだ模索の段階で、ナチュラルマゾな受けに対してどう答えていくかの迷いが攻めに残っている感じがするので、もう少し先の二人も見てみたい…)

一方的ないじめっ子だった攻めが、受けとの関係性が構築されていくにあたって不意に気まぐれに後輩っぽい接し方できたりするのもきゅんとしました。
脇役たちも受けサイド攻めサイド双方すごくキャラが立ってたり、キャラのファッションにちょっぴり80年代風のキッチュな雰囲気があるところもかわいくて好きです。
とても世界観のある漫画を描かれる方だなと思ったので、次作、また違ったテーマで読むのも楽しみだなと思いました。

2

暴力は絆…

何度か読んでいるのだけれど、やっぱり私には理解しきれない漫画だよなというのが結論。

何度も殴られているうちに、暴力を受けることで興奮をおぼえるようになってしまった三崎。
それに気づいて、さらに酷いことをするようになった釧路。

最初はお互いが利用し合うだけで繋がっていた関係だったが、それが徐々に変質し、離れられなくなっていく。

暴力は絆…そして「愛」へ

今作の場合、確かにそこに「愛」は存在するのでしょう。
私には理解不能の「愛」でも、この二人が「愛」を感じたのなら、それが正義なのです。
とりあえず今は、それでいいのでしょうね。

私が今作に萌えを全然感じられなくても、「傑作」と考える人は100人以上もいることは事実。
後世に残っていくだろう作品ではあります。

2

はじめてのボコり愛

表紙の受け、ミサキの怯えた泣き顔にきゅんときて購入。
最初、この作品がボコリ愛ものだと知らなかったため、冒頭から顔に痣を作るミサキに驚きました。
え、これそういうのなの?と、普段は読んでソフトSMの私でしたが、はじめて読み終えたときは、新しい扉を開いたかのような気持ちでした(笑)
2〜3回と読むうちに、すっかりこのスニーキーレッドの虜に(笑)
ボコリ愛、いいですね!
絵柄も癖はありますが、暖かい気持になる可愛い絵柄だと思います。泣き顔と、頬の赤みの丁寧さが良いです。

終盤では攻めのハルが受けのミサキに惚れて甘々の優しい前戯をし、殴られないことに戸惑いつつも、感じてしまうミサキが可愛いです!
そしてドMのミサキのために、あまり暴力をふるいたくはないけれど、頑張るハルもまた可愛い!
ボコリ愛初心者の方にもオススメです。新しい扉を開いてみてはどうでしょう!

2

大好きなボコり愛

久しぶりに読み直してレビューが書きたくなったので書かせていただきます。絵柄はあまり好みじゃなかったのですが、帯とあらすじに惹かれて購入しました。本を開いてびっくり、キャラの表情がとても素敵なのです。暴力から始まった関係なのですが、最終的にはとても愛のある話で大好きになりました。この2人だからこそぴったりな関係になれたんだと思います。
あと、エロを期待していると少ないと思うと感じるかもしれませんが、ちょうどいいエロの量だと思います。普段は攻めキャラの方が好きになることは少ないのですが、この作品は攻めの釧路くんが好きになりました!

3

私の感想-ネタバレなし-

この本が出てからもう一年以上たつのですね…
私はこの一年で何回もこの本を読み返し、思ったのは
この本は賛否両論あり、やはり好みは大きいでしょうが理解力やらがある方はわりと高評価なのかな、と。
私は理解力が乏しいので、読んだ本で ん? と思ったら評価を付けず2、3回は読むようにしています。
この本もそうでした。レーベルと帯と印象的な表紙で買ったのですが当時読んだ時、うーん…と思いました。絵は個性的で、個性的な絵が好きな私にとってはヒットだったのですが話がいまいち理解出来ず…笑
しばらくして、また読もうと思いました。
二回目に読んだとき、そりゃもうゾクッとしました…!!愛のない暴力?経験がたりない?なんてバカなことを思っていた私を殴りたいくらいでした。
何て素晴らしいんだろう。端々に垣間見える心理描写と葛藤…ドキドキして!!!
それからちょっとたってまた読みました。また萌えました。何度でも読みたいです。これを世間で言うスルメ本ってやつなのか、と。

ここでいっていいのかわからないのでふせますがとあるランキングにランクインしたり、最近ではボコりBL?などはやってきてる気が続きしてますます注目されることもあるでしょう。
買おうかな…と悩んでる方は絵さえ平気ならぜひ購入をオススメします。読んでわからなくてもたくさんのBLを読んでからこの作品を読むとまた違うのかもしれません。
そしてこの作品を読んで好みじゃないと思った方はもう一度読んで見てはいかがでしょうか…(好みはあるのでそんな大きいことは言えませんが!!!)
作品内容に一切触れないただの感想ですいません、レビュー失礼しました。

3

暴力愛、難しい


ここ近年で暴力愛モノが増えてきて、沢山の暴力愛モノを読んできました。そこに愛があるのか否か、何か難しいですよね。最終的にはハッピーエンドになる作品ばかりですけど、終わりよければ全て良しじゃない気も…
暴力を受けないと感じないとか、SMプレイの一環でとか恋人同士又はセフレから始まっている作品も多いですが、この作品の2人は攻めの釧路君と受けの三崎くんのケンカから始まっていて、それからは何やねんこれイジメやん、と思わせる感じでした。
心とか執着心とかは後から付いてくる印象で、読み終わって、んー…釧路君好きになれない。かな。素直じゃない子が、段々受けに対して心開いて今までの事ごめんなさいは個人的に好物だけども、釧路君は好きになれませんでした
暴力愛作品はどうしても賛否両論あって好みがはっきり分かれて、評価やレビューを見るのがとても面白いです。

2

ボコる、に情があるか無いか


今から一年以上前に初読みだったとは驚き。
まだまだあまちゃんだったから表紙見てうぇ…痛そ…怖い…とビクビクしていたのを思い出しつつ。懐かしい。

ボコり愛はボコり愛でもSMとしての関係性が絶妙で作品も際立っている。絵柄に懐かしい味がするところが◎で綺麗過ぎる絵でなく大正解かと。
脇役にもちょっとした愛情がみえて素敵。
カラコンの話があったかなーと思っていたけど、あれ?どこ行った?;;

三崎くんの次、釧路くんが可愛くて可愛くて…となるのが不思議。愛したいんだろうなぁ…とか。
愛しきれないというか、愛せているのか読み手側も時々「?」となるのがまた不安定で、未完成なようで味わいがあり。

萌える、かどうかというよりは

ボコるという行為にどれほど恋愛のれの字が見えるかどうかで印象が変わりそうな、そんな作品でした。
そこから萌えるに繋がれば、あとはもういとおしい二人になるんだろうな!

0

ちょーーーよいよ

絵は特徴があり独特ですが、それがよいです
崩れが殆ど無くとても安定感があります。
表情の魅せ方が豊富で画力の高さを感じさせます
頬の赤み一つ描くにも丁寧です

ちょっと懐かしい感じの画風とは反対に服装などはイマドキな感じでオシャレです。

だんだん甘々になっていくSなハル君に終始ドキドキでした

ほんまオススメです

3

さいっこうに面白かった

殴り殴られは大っ嫌いであらすじだけ見てげんなりしてたけど、読んでみたら面白くて大満足です。
でもやっぱり殴るシーンは読むの辛くて前半は読み返す気にはならないです。

1

絶対に手元に残しておく


私はこういう作品を待っていました。
不良と一般人、相容れない存在同士の性癖と想い。
最悪な出会いから最後までの2人の関係の流れが最高です。
この漫画は続きを読みたいけどいらないと思える至高の1巻。
作風はレトロだけど世界観に合っています。
この絵と話だから面白いと思えたのです。
特に受けをただのMに目覚めた受けにせず、攻めと共に掘り下げて進めてくれたのが良かったです。

純愛ってわけじゃないのに読んでいてキュンキュン(死語)しました。

1

こういうの待ってた

不良攻めが、平凡をボッコボコにする、そこから始まる恋愛を待っていた。・°°・(>_<)・°°・。
でもまさか不良が平凡を好きになるより、平凡が酷いことばっかする不良に惚れるのが先とはwww
主人公の三崎くん、どM過ぎます。多分彼、最初暴力を振るわれた時にもう恋してますよね。彼の凶暴な表情に。そしてそんな三崎に、ただ興味の赴くままボコってやってつきまとってたら気づいたら惚れちゃってた釧路君。
彼の動物的過ぎるともいえる本能の赴くままに行動する性格が好きです、そしてその結果三崎を好きになっちゃって、次第に態度が変わっていくのがほんと可愛いです。根本的なところは変わらないのですが、ああ…この子三崎君のことほんと好きなんだなぁ…と、ひしひしと感じられるのです。
気がついたら釧路←三崎から、釧路→→←三崎でしたご馳走様でした*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*

短編集ではなく、一冊に2人の物語が凝縮された作品でした。個人的にそういう方が好きなので、そういう意味でも趣味に合ってましたw
たなと先生の次回作に期待です(((o(*゚▽゚*続き)o)))

1

大好き

定期的に読み返すほど大好きな作品です。

基本痛い系は無理派でしたが、目覚めちゃいました。
なんとも絶妙なんです。暴力から生まれる愛が。変態ゆえの愛。
ですがそれが甘いのです。
一番初めに目を通した際、最初の暴力的な部分は正直目を薄めて見ちゃいましたが、そこからちょっとしたきっかけで徐々にミサキに惹かれハルの変わっていくサマがキュンキュン。ミサキも最初は痛みを快感にすり替えてはいたけど、恐い存在でしかなかったハルに対して、ハルが変わっていくことによりまた違った感情が生まれてきます。他の人を殴ったハルに対して嫉妬するなんて・・・変態萌えです。もう彼らの中で(というか主にミサキ?)暴力イコールSMプレイなのです。ボコリ愛とはなんとも良いキャッチフレーズなんでしょう。この作品にぴったりです。DVとはまた違う。なぜなら後半、ミサキは暴力をプレイの一部として捉えていて、ハルは自分の暴力に悩むからです。ミサキが好きなのでもう暴力はふるいたくないのですが、ミサキが喜ぶと思い悩みながらも暴力をふるいます。もちろんミサキはそれを快感に感じてはいますが、プレイ中に言われた「女と正反対だな」という続き言葉にひっかかりミサキはミサキで悩みます。お互いのそれぞれの悩みはプレイ中に発散して最後はラブラブです。こんなに暴力が満載なのに甘々なストーリー他にはないです。たなとさんのファンになりました。次回作も必ず購入します。

1

受け入れがたさの中に感じる凄み

暴力描写から生じる嫌悪感ともうひとつの感情。

表紙を含めた絵柄とあらすじから『初めての【趣味じゃない】評価になるか』と思いながら手にした作品です。
目つきがとにかく嫌だったんです。

愛情が芽生えていない相手からの暴力を【快楽】にスライドする人種がいるとわかってはいても自分が納得しない限り、のめりこめない。
だから、人には薦めにくい作品ですが、一読の価値はあります。
一読となるか百読となるかはアナタ次第、という博打感漂う傑作だと思います。

ーーーーー

フリーターの三崎は名前も知らないチンピラに目をつけられ殴られ続ける日々を送っていますが、ある日、殴られることにより興奮している事を知られ暴力的に犯されるようになります。
この時点では愛なんて存在せず『やりたいからやる』という欲望や自分の役割『支配するものとされるもの』に流されているだけです。
三崎は暴力によって与えられる痛みが快感を呼ぶ自分の質には気づいています。
認めたくないけれど名前も知らない相手とのセックスと関係にハマっている。

そんな奇妙な関係はハルが自分の名前を教えたことと、キスをしたこと続きで動きを見せます。
家でも大学でも疎まれ宙ぶらりんな自分を暴力ごと受け入れる三崎が気になりだすハル。
優しくしたいと思うものの自分の暴力に興奮する三崎はそれを望まないのではと考え躊躇するハル。
自分に芽生えた不可解な感情に揺さぶられ、ハルは三崎から距離をとります。

一方的な始まりと終わり。
静かな生活に戻った三崎は何か物足りなさを感じていて足りないと思ってるんですよね。
ハルも偶然、出逢った際の三崎の笑顔や合コンの話が気になり、また顔を見せるようになります。

端からみると、人間的にどうしようもないふたりなんですよ(笑)
そこへきて繋がるキッカケが暴力。
そんなふたりが恋人のように一緒にいる時間を増やし嫉妬という名の独占欲をみせ、情けに愛を重ねていく感情の流れ絶妙でした。

番外編は三崎、ハルそれぞれの目線で恋人になりたての戸惑いが描かれています。
年下敬語攻めがちょいちょい、甘酸っぱく可愛らしくみえます。
ボーナストラックは三崎のバイト仲間:鈴木&本多くん、ハルの仲間:達っちゃん目線で語られます。
ハルの仲間の達っちゃん(三崎のバイト仲間の本多くんと幼馴染み)が自分の寝ている自分の子の頭を撫でながら回想する場面が好きです。
彼にとってハルは一番ではないけれど、ふとした時に思いやれる仲間ではあるんです。

ハルの家庭環境は弟の口からしか語られないけれど複雑さは伝わります。
頭は良いけれど、良い子ではないハルのストレスが暴力にスライドするんですね。
三崎の方が欲望に忠実なタイプな気がしますが正直、よくわからないままでした。

ーーーーー

暴力で解消される欲求は受け入れがたく近寄りがたい。
殴るという痛みが苦手な方は取り扱い注意!ですが、不快感と同時に違う何かを感じるのも事実です。
初読みした時はザラつきのみが残り、手放すつもりでした。
ふたりの仲よしな着地も合点がいかなかった。
でも半年近く寝かせて再読した読後の印象が和らいだことに驚きました。
しかし、やはり私の【萌】とは異なります。
傑作だとは思いますが、、評価が本当に難しい作品だなと思いました。

8

末長く好きでいるだろう一冊

古本屋で表紙に魅了されて買いましたが古本屋で買ったことを本当後悔新品買って末長く保存したかった!と思える本でした

まずこの作品には互いを好きあっているっていうのが手に取るようにわかる、けどSMっぽいからラブラブって感じじゃないこの距離感がたまらない。SMがあんま得意じゃなくても結構序盤から互いを思う気持ちが生まれてるから読みやすいです。あとSMっても拳での暴力だけだからなんとなく愛って変換しやすい。拳=人体=温もりってな感じです。
もう一つはたなとさんの書くキャラの表情がすばらしい。なんといってもエロい笑普通マゾの気持ちって分からないと思うんですけど表情が物語すぎていて気持ちも分かる気がします。ちなみに私が一番好きな場面は釧路の瞳に三崎の顔が映っている場面綺麗な瞳に泣いてる三崎が映っててもう萌える笑

以上初レビューでした!

1

ここ数年で一番読み返しているBL。

SMにはあまり食指が動かないので迷っていたのですが、帯につられて購入(新宿ラッキーホールが大好きです。)
画力が高いだけに本当に痛そうで一話は割と顔を歪めながら読みました。けどその後がもう本当によかった。買ってよかった。帯描いてくださった先生方本当にありがとうございます。
BLの良さのひとつに疲れた時に頭使わず軽く読めるってのがあると思うんですが、これは落ち着いた時にゆっくり読んで欲しい。読めば読むほど味が出るスルメ系だと思います。酒のツマミに大人の方にぜひおすすめ

3

リアルとの区切りを付けて読んだら神

まずはやっぱり暴力はよろしくありません。
…が、この作品の世界に入るとボコりに愛を見ます!

とにかく受けのミサキが天性のどM。
家族も仲良しだし、友達もいる、仕事もまずまずやっていて、大した悩み事も無い。何故ボコられて欲情してしまうのか?もう、神様に与えられた性癖としか思えません。

逆に攻めハルは家族や回りからの愛に飢えていて、ストレスをぶちまけるために、誰構わず殴ったり蹴ったり。凶暴さはきっともともとあるものの、理由があってのどSなんです。

こんな二人がお互いの気持ちに気が付き受け入れると、ボコりボコられなのに、チュッチュッ♪チュッチュッ♪して、とにかく可愛いいのなんの!

暴力の描写がちょっとでも大丈夫なら、絶対に楽しめる作品だと思います。

1

Mの気持ち

殴られて気持ちよくなっちゃう変態くんに恋しちゃった男の子のお話。

最初は訳もわからないまま、ただ殴って、犯していたハルが、自分の気持ちに気付いてからの葛藤だとか、行動の変化。
最初は訳もわからないまま、ただ殴られて、犯されていた三崎が、自分の性癖に気付いてからの心の変化。
題材はおもしろいし、キメゴマの表情もインパクトあるし、二人グズグズな感じで付き合っちゃうのもこの曖昧さがかえってリアルともいえるし、
お話そのものにはとっても力があるけど、それが徒となってか、
三崎は気持ち悪いし、ハルは好きになれないしで、萌えるって感じにはなれなかった。

6

素晴らしいです

ただただ素晴らしかったです

終始二人が想いあっていて(初めは違いますが)バットエンドやシリアスすぎるのはちょっと……という私でも大丈夫でした(むしろ好みでした)

絵柄は気になる方は気になるかも?
ブレもなく安定感があり表現豊か。作家さんの個性がでていて美しいです。私ははまりました

お話の流れですが、他の漫画のように分かりやすい描写ではないのかもしれません。
しかし流れから、あーこうなんだなーと察することができますし、女々しくない淡々とした雰囲気に大満足の一言です

エロを期待されているかたには少し薄く感じるかもしれません。受けがMだから色々やらされんのか?と思ってましたが攻めが案外受け溺愛で甘々でした

デビュー作ということで、次の作品にも期待してしまうほど好みでした


2

これはよいボコリ愛

たなとさんはこれが初コミックスだということで。
いやーそれにはビックリしました!
昔から作品出してましたっけ?という完成度です。

絵柄は少し昔風ではありますがほとんど気になりません。
最近こういう絵柄を見なくなってしまった分、逆に新鮮に感じる人もいるかもしれないですね(^^)


ではネタバレしない程度に軽~く設定を紹介します。(これから購入しようかと考えている人向け)

主人公(受)は、暴力を受けるとそれを快感だと感じてしまう人、いわゆるドM(マゾヒスト)です。
それを知られた上で攻めに痛い事されるわけですが、ここで重要なのが、その”痛い事”という行為のレベルがかなり低く書かれているということです。こういうジャンルにあまり馴染みのない人でも受け入れやすいと思います。
なので、受けが散々焦らされたり、その他目隠し猿轡・放置プレイ・玩具などはありません。行為中にビンタなどはありますが、きちんと受けが喜んでいる描写があります。

そして重要なこと2つ目、それは攻めについてです。実は彼、ドSというわけではありません。しかし「コイツ現実にいたらクズだな~」というよ続きうなキャラなので周りに暴力はふるいまくりです。なので受けには(ダメな男という認識はあるが、暴力をふるってくれる意味では)喜ばれるわけですが、物語が進むにつれて彼にも変化が…。

ここまでで、「そういうジャンルに馴染みのない人でも受け入れやすい」と書いてきましたが、あくまで”受け入れやすい”のであって、ボコリ愛がダメだと思う人は萌え!とは思えないかと思います。
しかし、「少しだけなら大丈夫!」「もっと過激でも大丈夫!」という人は安心してご覧いただけます。

ボコリ愛でも、お互いを想いあっていることが分かる、”よいボコリ愛”だと私は思いました。やはり想いが一方通行な表現しかされていないと、読んでいて物足りなく感じてしまいますよね…これではきちんと”お互いなくてはならない存在です!”と表現されているので読んでいて二人の愛を感じます。

この作品が読んだ人にとって大切な本になることを願っています。

長々とすみません。

2

勿体ない・・・!

描こうとしているものはとても面白いと思いました。
釧路の「飴玉舐めてるみてーだな」というセリフがとても印象的でした。
ところどころに、ふと良いシーンやセリフがありました。

惜しいなぁと思うのは、せっかくの面白いテーマなんだけど、画力やお話の運びなどの技術的な部分が足りなかったと思います。二人の気持ちがわかりづらく、読みにくい。きっと作者さんの中にはあるのだろうけれど、それが伝わってこなかったです。荒削りなのはよいのですが、それが魅力というところにはまだ至っていないのかなぁと。描こうとしているものは本当に面白いと思うんだけどなぁ・・・。
もっともっとこなれてから描いてほしかったなぁと残念でなりません。

・・いつか大幅改定して新装版になってほしい。テーマや設定は絶対によいと思うので、本当にもったいないと思います。お願いだからリベンジしてほしいです。


8

2013年衝撃の作品

とにかく読んでほしいです。
私のつたない文章では伝えきれませんが、良いです!とても!

”ドSヤンキーとドM平凡のボコり愛ラブ!”
ってな煽り分がありますが、流れとしてはそんな感じ。
年下ヤンキー×年上平凡黒髪。
なんですけど、平凡が全然平凡じゃなーい!
2人ともいい感じに変態です。笑
弱い者いじめみたいな暴力じゃないんです。
まさしく”プレイ”です。

2人の見つめあう瞳がたまんないです!たなと先生ありがとう!!!
ミサキさん(受)がドMすぎてもう逆にS?
すごい包容力です。この辺が年上っぽい出てて好き。
釧路もSだけど年下の可愛らしさがたま~に見えて可愛い。たまにね。

とにかくボコり中・最中のミサキさんの目がたまらないです。
そりゃ殴りたくもなります。笑
SMなんだけど上下関係とか、無理やりっぽさがなくてグッド。
わかりやすいBLっぽさはないので苦手な人は苦手かな。
えっちもしてるけど喘いでて可愛い受けを楽しむって作品ではないので注意。

5

気持ちの行先矛先

ボコり~とか、SだMだなんて聞いてたので
どんなもんだと読み始めたこの作品。
んむ。たしかに受の方はとんだドMだと思わなくもない部分あはるんですが
それ以上に~な思いがツンツンくる作品でした。
なんだかな~うん。最後思わずホッコリしてしまったのは私だけだろうか。

出会いは偶然。
たまたまストレス発散に、思い通りに殴る相手を見つけた攻
ただだまって殴られることを受け入れた受。
それがいつしか性的な暴力に変わり、そしていつしか・・という展開。
暴力から始まった関係というのがメインには見えるのだけれど
攻の暴力的衝動は、あまりに幼く、子供がダダをこねているようにも見えた。
だから、「俺だけにしろよ」のあとの、暴力的な体の結合。
攻の名前をひたすら呼び続ける受に投げかけた「うるせえよ」の一言が

「「 うれしい 」」

に思わず私には聞こえた。
思わずキュンとした。
行き場を失っていた気持ちが、ここにいてもいいと受け入れられて
自分の名前を読んでくれる存在。
それが愛おしいに変わるのもよくわかる。
暴力的にされることで喜ぶから、自分は優しくしたいの続きにな攻も
存外可愛かった。
反抗期と、それを抜けての~なニュアンスも感じるお話でした。
ある意味、暴力を振るわないという鬼畜で逆に甘やかしまくるというのも
ありじゃないかなとか、ひとりかってににやけてしまった。
終わりよければすべてよしw

4

かなり微妙なバランス

度肝を抜く作品だと認識はしているのですが、
正直まだ語るべき言葉に迷っています。

この物語の骨格で受けか攻めどちらかの性格が
単純だったら評する言葉を探し易かったのかも
知れません。
でも、残念ながら双方とも妙に自分自身から
目を背けるのが上手な性格なので傍観者は
肩透かしを喰らい続けて仕方ない。
最終的には曲がりなりにも両想い発覚と言う
感じになるのでしょうが…大団円ではないですね、
少なくとも。
肉体を主に駆使していますが、禅問答の様な
駆け引きと言えば多分一番近いのかも知れません。
表紙の涙をどう解釈するかで読後感は変わって
来るでしょうね。

3

これぞボコり愛!

連載の頃苦手な絵かな~と嫌煙していたのが嘘のようにコミックス化してこうして読んでみれば、色っぽい表情や可愛らしい笑顔を描かれる方なのだなと魅力を理解しました。
SMというよりはDVをひたすら受けている形のフリーターの三崎。
人に暴力を振るうのが当たり前の釧路。

暴力に対する恐れや怒り、そんなものが徐々に興奮へと昇華していく。
そこに愛や恋といった類の美しさはなく。
強姦されてもそれにすら快感を感じる三崎は、釧路が他人へ暴力を振るう時にも「俺だけにしろ」と言ったりとして中々の執着っぷりです。
そこらへんの心理描写が丁寧なので、無理な感じがせず素敵。
ひたすら三崎をぼっこぼこにしていた釧路が、三崎の執着を受けて少しずつ変わっていく姿は可愛く思えてきます。
番外編でようやくボコリ愛がらぶらぶに思えてきた頃、二人の様子もカップルらしくなってきてなんだか一安心。
殴る気分じゃない、と言う釧路にそれは恋とか愛というんだよ!と説教したくなりつつもなんだかんだ最後は幸せそうな二人に本当に満足です。
丸く収まって良かったなあ~。

とにかく受けが殴られてばかりですが、読了感は続きスッキリするというかほっこりして終わるので殴り愛好きだったらオススメです。
受けが攻めに殴られているなどありえぬ…!という方にとっては辛い一冊でしょう。
これが一冊目というたなとさん。
これからが楽しみですね…!!

5

卑劣な赤

「スニーキーレッド」連載の頃からこの意味って何だろう?って思ってました。
暴力を受ける三崎は顔に殴られたアザができたり、口の端が切れて出血したりしているんだけど、そうやって暴力を受けて出来た痕跡の色の事だろうか?と想像した。
単行本になって、カラーの表紙が付いた時に描かれた三崎の顔の頬の色にこれがスニーキーレッドなんだと実感した。

軽く言えば ”ボコられ愛” とか、”ドSとドM” ”破れ鍋に綴じ蓋” なんだけど、始まりと関係に暴力が介在しているために、受け入れがたい人が多いかもしれない。
ヤンキー同士のケンカだったり、ただのケンカで登場する暴力なら、それの描かれ方にもよるのでしょうが、許容できても、この話の暴力をふるう男・釧路にとってセックスは暴力の代替えで最初登場するので、その辺りが中々に難しいのだろう。

避けられるはずの災難と因縁を避けなかった為に受けることになった暴力に快感を見出してしまった三崎と、
それを知った釧路が、自分のうっぷん晴らしのはけ口として三崎を襲う関係が、
いつしか、その暴力を受けるのは自分だけ、与えるのは自分だけ、という執着に変化しており、続きそして相手にも優しくできる関係へ進展するまでの、その変遷の描かれ方は、どうして?何で?と思うよりも自然に自分の中へ入ってくる。
釧路が三崎の存在を「サンドバッグ→クッション→布団」と変遷させているところはズバリ♪で思わず、自分でよくわかってるじゃんvって思ってしまった。

”よくある” と違う ”暴力” の在り方、SとMの描きかた、その点でこの作品は斬新だと思う。
また表情がとても印象的。特に ”目” が語るのです。

結構思ったよりも、読みかえすと案外に愛おしいキャラ達になる。
釧路はヤンキーだけあって割と解りやすい。
三崎、、意外に彼が喰えない男なんです!それが魅力かもしれない。
読みかえすほどに味が出てくる作品なのです。それは自分の誤算でもありました(驚!)

7

エロい絵柄

801AUTHORS801で紹介された表紙と中の数コマの絵を見たときから、ずいぶん色っぽい表情を描かれるなと、期待していました。

実際に読んでみて、エロ場面ではないところまで、登場人物の顔がいちいちエロくてたまりませんでした。
この色気は、子供のころ背徳感を覚えながらこっそり読んだ、少し大人向けの手塚漫画の絵を思い出させます。

この絵で描かれるからこそ、前半、恋の予感も性的接触もないところで欲情する三崎を、マゾではない読者(私)がすんなり受け入れられたのかもしれません。

3

御免なさい~

新鋭作家のデビュー単行本、千年万年りんごが人気の作家や、
いとしの猫っ毛、新宿ラッキーホールの雲田はるこ先生達の推薦と言う事で
祥伝社でも一押しの作品として、祥伝社の書籍にこの作品の試し読みペーパーを
挟み込むほど力を入れている作品みたいですが、ホント御免なさい!
このDVを彷彿とさせるような殴り合いから愛が芽生えるSM関係は大の苦手。

読み始めの数ページで挫折しそうでした、出会い頭の赤の他人、いきなりの暴力、
それを受けた被害者であるはずの三崎は次第に自分の異常な性癖を自覚、
相手にも気づかれて、肉体関係にまでなってしまう。
ガチでSとM、その関係が続くと思われた時に何故かSの釧路から軽くヤメタ発言。
釧路の心の内に起こってしまったある感情が理由。

そして何事も無かったように日々は過ぎ三崎にとっても思いもよらない自分の性癖が
これ以上の深みにはまる前に我に返ったように1か月が過ぎた時に偶然再会。
その日から今度は殴ることも無理やり犯すこともなく、三崎のアパートに来るように、
まるで恋人同士のように、再び身体の関係も復活。
全てにおいて順番が逆になっ続きてしまったことをただそうとしているような釧路の変化。

なんなんでしょうね、この鬱屈とした攻撃衝動、そしてそれが三崎意外に向いた事を
嫉妬みたいな感情を持ってしまう三崎のマゾ具合。
かなり奥深い心理描写もあって凄いな~と感じ入るけれど、作品の出来不出来より
この手の痛いタイプに萌えが全然湧かないから単に凄い作品としか言いようがない。
ガチ系リアルなSとMに心底私にはダメな作品だと痛感してしまう。
BL好きでもやはり苦手な作品はある訳で、ホントに御免なさいとしか言えません。

24

SMなのに対等な関係?

作者さんは知らない方(※今作でデビューらしいです。)だったのですが、表紙買いしてしまいました。

S不良×M平凡という字ヅラから見て、結構ベタベタな感じなのかと思いきや読み応えがありあまりそうは感じさせない作品でした。

是非ここに記しておきたいこととしては、攻めキャラが年下で、受けを「さん」付けで呼ぶところです。ミソです。S×Mなのに…?(作中ではタメ口・敬語両方使います)

一部シリアスですが全体を通してみるとむしろ甘々テイストです。
SMと聞いて少し身がまえるかもしれませんが、一方的な殴る蹴るではなく愛あって持ちつ持たれつの関係性なので読了後もスッキリです。

4

ボコり、そして

ハードなSM(監禁・凌辱・ヤンデレ含むもろもろ…)だとまったく受け付けなくなってしまうので、これはどの程度だろう…と恐る恐るでしたがまったく!まったくもって許容範囲内でした!
むしろ想像以上に萌えています。ヤンキー・やんちゃ萌え(受け攻めでなく単体として)がある方はぜひ。ちょっとした無理矢理系がイケる方もぜひ。

確かにガッツリ殴っている(うえに鼻血も出てる)シーンはあるのですが、尾を引きません。ストーリーに絡めてうまく混ぜられているので、その痛みも逆にイイ要素になっています。
ただ、そういった暴力描写に対する耐性がある程度なければ読み切れないと思います。ふたりの間だけでのボコりだけでなく、それ以外のモブから殴られるシーンもありますので、ほんわりとしたBLを読みたい方にはお勧めできません。

この表紙は主人公であり受けである三崎です。
作中にあるワンシーンを、少し変えて描かれているものと思われます。
そしてこの表情こそが、【スニーキーレッド】のすべてを物語るなぁと感じました。
暴力に対する恐れや欲、期待や自身への戸惑い。色がついたことにより、その雰囲気は一層濃くなって続きいます。嫌なようで嫌じゃなく、抗えるはずなのに抗わない。見開かれた目が、三崎の心のなかを表しているようで。
はじめこそただの因縁付けの延長で、気に食わないオモチャを見つけただけの釧路も、このときの三崎の表情に心の片隅を持っていかれたのではないでしょうか。殴られっぱなしのマゾなヤツ、逃げないくせに全面で歯向かってもこないヘンなヤツ、その認識が変わったところだろうなと思います。

はじまりの無理矢理気味なセックスに対して嫌悪感がわかないのも、三崎自身がまんざらでもなさそうで、そのうえ恐怖よりもどちらかと言えば満たされているように見えるのが理由です。釧路の言葉責めも冴えています。
このやんちゃでヤンキーで、なにかっていうとすぐ手を出しちゃう抜身の刀のような釧路。可愛いところがあるんです。目つきは怖いですが(笑)
少し心が弱ったときにミサキに電話してみたり、みょうちくりんなセックスフレンドな関係を改善?打破?しようとしたり…。彼からキスをしたときには読者側であるこちらが驚きました。三崎よろしく、「どういう風の吹き回し」だろうと!

それぞれの呼び方がミサキさん・ハル、であることや、
家庭事情にやや疲れ辟易気味の釧路が三崎を(無意識に)拠り所にしたり(このあたりのことや、大学での付属からの~とかあの辺も含めてもっと釧路のことを知りたいなと思いました)、
肝心なところでは三崎が年上らしくしっかり釧路を受け止めてやろうとしたり、
なにより「俺だけにしろって~…」のセリフはとてつもなくかっこいいですし、
あと釧路もなんだかんだセックス時に手をあげたくないなぁと思い始めたり、
そういう細かいところにじわじわと持っていかれました。釧路がちょいちょい派手柄なジャケット着ているのも可愛いです。
本編はSM要素多めですが、番外編では甘く優しくしようとする釧路が見られてより満足いたしました。でもやっぱり、「どうした! ハルどうした!」なんて思っちゃうのですが(笑)

描き下ろしで脇キャラたちが三崎と釧路の関係性に妄想を馳せて(達っちゃんは半分正解ですが)いるのも面白かったです。鈴木と本多の考えが、まぁふつうですよね。
誰もあの釧路が、三崎に救われるというか寄りかかっているというか、そういう風に求めている側だというのは想像できないんだろうなぁ。まさにそれこそ、三崎(俺)にだけ、見せているところなのかな。
達っちゃんの赤ちゃんが、目をカッと開いて起きちゃうところ、ツボです。

雲田・田中、両先生方の推薦イラストなのも納得いたしました。たなと先生のイラストや作品の風合いはレトロ(? というのも違う…けれど推薦文描かれた先生方と似た香り)に思えます。

手に取ったときに考えたことはすべて杞憂でした。
ふたりそれぞれの危うげな雰囲気も含め、とてもいい作品でしたので、ゆるいSMなら大丈夫で(ハードではありませんので、そこを求めると物足りない部類かと思われます!)かつ、やんちゃ攻め可な方。ちょっとでも興味持たれましたらお勧めです。

7

殴り愛と殴られ愛からの発展は、、

本屋さんに平積みにされていたこちらの一冊。帯には雲はる先生推薦の文字!!迷うことなく買ってしまいました、、

殴る系って好きでも嫌いでもないんですが、こちらは本格的に殴られてますね、、、顔がボコボコで、、なんとも言えない、、


そこに愛はなくて、何故だか最初の因縁から殴られるようになった受けは攻めの暴力を避けません。自分でもうっすら気づいてた時には攻めも気づいていて、その性質を利用されてしまいます。

手酷いえっちに痛みを覚えますがそれすらも快感なようで、、本当のMなんだなぁ、と。
一方攻めは、受けにだけ酷いというわけではなく基本乱暴者ですぐに手が出る短絡的な子。気に入らない相手を殴ってしまい大学を停学になってしまいそれを聞いた受けは「俺だけにしろ」と攻めの暴力を一身に受け止めようとします。
ここから攻めは少しづつ変わっていきます。正確には少し前からですが、、受けとのえっちの際、暴力じゃなく優しくしたいという思いのが勝ってきて受けを好きだと自覚します。この攻めの変化が可愛い。ヤンチャな子が懐く様って萌えますね!

結果、心を痛めながらも受けが喜ぶように酷いことを続きするよう頑張る攻め。うわー大変!


暴力や酷いことなしで愛し合えるといいね!と願わずにはいられない一冊でした。

しかし、こちらがデビュー作ですか、、、!!
これからがとっても期待したくなる作家さんです♡

5

この作品が収納されている本棚

PAGE TOP
  • 電子書籍
  • レビューを見る
  • 評価レビューする
  • 関連作品
  • 攻受データ