絶対者に奪われて

zettaisha ni ubawarete

絶対者に奪われて
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神1
  • 萌×21
  • 萌4
  • 中立1
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
2
得点
22
評価数
8件
平均
3 / 5
神率
12.5%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
ブライト出版
シリーズ
ローズキー文庫(小説・ブライト出版)
発売日
価格
¥581(税抜)  ¥627(税込)
ISBN
9784861232848

あらすじ

大学生の友那は、家族を失い身体も心も奪われた西井組組長・本俊に全てを託すことに。夏休み、友那は恋人である本俊とずっと一緒にいられると期待する。会えた夜は濃厚に抱かれるが朝目覚めると仕事で消えてしまう。そんな本俊の世界に近づきたいと友那は、舎弟に借りた極道の服で渋谷に出掛ける。ところが、暗い路地裏で急に男に羽交い締めにされ、激しく嬲られ淫らな快感に溺れ躯を奪われる。その男の正体は!? 絶対者シリーズ文庫化第2弾! 大幅改稿&書き下ろし有り! 大好評★描き下ろし漫画も特別収録!!

表題作絶対者に奪われて

恋人になった西井組組長 西脇本俊
家族を殺された元組長の息子 神城友那 大学2年

その他の収録作品

  • 七年後
  • 宴の後で
  • あとがき

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レビュー投稿数2

愛と共に成長する

絶対者シリーズ再販文庫化第2弾、ヘタレ気味でお子様な極道一家の次男坊で
両親と兄を事故で亡くし、その復讐に幼いころから側に居て、味方だと信じていた
本俊と再会し身体を取引にして仇を討とうとしつつ、誤解や擦れ違いがありながらも
傲慢不遜な本俊と恋人同士になった友那との続編は友那の成長する過程を
感じる内容になります。

単なるヘタレのお坊ちゃまだと思っていたけれど、今回はここぞと言う時の
意地っ張り具合と見かけも腕力もひ弱だけれど、誰かを、愛する人を守りたいと
思う気持ちの強さが友那を強くして、ただ守られて愛玩されるだけの存在から
一気に飛躍する番外編までが楽しめます。

そして友那を拉致し、痛いくらいの思い違いから本俊に復讐しようとする脇キャラ
早乙女が出てくるのですが、この早乙女、かなり精神的にヤバい隠れM属性かもと
思わず別の意味で萌えます。
そして、書き下ろし部分では本俊と友那の7年後が描かれているのですが、
友那さんが、したたかな弁護士になっているけれど、本俊の前では相変わらず
可愛いままなのもいつまでも変わらない愛を感じて良かったですね。

1

天使はしたたかさを身につける

07年の新書版を大幅全面改稿した新装版で、新たなその後の書下ろしがついています。
前半が友那の視点、後半が本俊、友那、早乙女 の視点がありますが、この後半部分の早乙女関連の心情が旧版と違う点のようです。

組長だった父親と母親、兄を一度に殺されてしまった友那の目の前に現れた、昔慕っていた組員の本俊との再会と、彼のオンナにされながら理解し愛し合う関係になった前の巻の続きは、
友那と本俊の互いを守りたいが為のすれ違いと、関西勢力の進出が本俊の組とキナ臭い状態が重なり、それに便乗して本俊に恨みを持つカジノの支配人早乙女が友那を拉致したことから、命がけの互いを守りたい気持ちが表現されて、より深い結びつきと、理解が生まれる話となりました。

エッチシーンはこの作品も多めですが、友那が拉致されて早乙女の犬として本俊の前で道具などで醜態をさらさせられるシーンがあるので、それが実は見どころでもあるのですが、ちょっぴり痛いのが苦手な方は若干の注意を。

地方の国立大学に通っている為、本俊とは恋人となったものの遠距離恋愛になっている友那ですので、夏休みは本俊と一緒に過ごせるととても楽しみに続きしていたのです。
だけどいざ上京してみると、かまってもらえなくて友那が少しふてるのです。
ヤクザの雰囲気を味わってみたいと、舎弟にいかにも「ヤクザ」な服装を貸してもらって見回りに出かけるのですが、その服装・・・爆笑!
紫のスーツに龍の柄が浮いたネクタイとかって~!?本俊がアルマーニなんですが、色を想像したら難か笑えてしまったw
結局危ない目にあわないように根回しされていて、様子を見ていた本俊に後ろからおそわれちゃってますからw

しかし、最初は夏休みのバカンスを楽しみにしていたのがダメになったガッカリもあったのですが、関西から進出してきた組と危険な事になっているから表に出るなと言われて、友那は自分がふがいなく思うのです。
何とか、本俊の力になりたい。守られるだけじゃなくて自分の身は多少は自分で守りたいと。
しかし、本俊は友那を危険な目に遭わせたくないから守ろうとするのは閉じ込めることでしかできない。
互いが互いを守りたいと思っているのに、すれ違っちゃうのです。
そして、友那を危ない目にあわせたくなくて海外にやろうとしていた時空港へ向かう途中で拉致されてしまうのです。
その相手がカジノの支配人・早乙女。
友那は彼の犬にさせられてしまうのですが、しかし、友那は自我を失ってというより、言いなりになることで本俊を守ろうとしていたのです。
どうして早乙女が本俊に恨みを抱いているかと言うと、それは本俊の過去に関係ありました。
彼が極道になったきっかけの事件です。

この早乙女、若干Mの人じゃないかって思えます。
恨みが執着になって、本俊に逆上されて何だか快感を感じてるみたいw
そして、彼の側近に林という男がいるのですが彼は早乙女を見守っている感じがするのです。
そのあたりが書き下ろし【宴のあとで】として早乙女と林を描いていますので、これを読むとなるほど~って思えるようになってます。

そして、友那と本俊はどうなったのか?それが【七年後】
友那はどうやって本俊を支えて守る人になったのか、どんな立場になったのか、わかります。
更に海老原さんの漫画にて【過去も未来も】があって、友那が精神的にも成長した姿を。

こうして見ると、友那はちゃんと強い子で、弱い守られているだけの子じゃないっていうのが見えて、よくある設定ではあったのですが、未来に描かれたしたたかさみたいのが彼に対する印象の好感度を上げました。
でもやはり本俊にとっては天使なんでしょうねw

1

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