台湾の人気BL作家が贈る、FBIを舞台にした本格心理サスペンス!!

ロスト・コントロール ~虚無仮説(1)~

lost control

ロスト・コントロール ~虚無仮説(1)~
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神23
  • 萌×216
  • 萌7
  • 中立1
  • しゅみじゃない3

--

レビュー数
9
得点
201
評価数
50件
平均
4.1 / 5
神率
46%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
フロンティアワークス
シリーズ
単行本
発売日
価格
¥1,100(税抜)  ¥1,188(税込)
ISBN
9784861346644

あらすじ

Daria Series(ソフトカバー)

翻訳:黒木夏兒

FBI捜査官の藍沐恩(ラン・ムゥウァン)には二つの悩みがあった。ひとつは、とある過去により、局内の心理評価がパスしないこと。もうひとつは、金髪碧眼のワンマンな上司・ハイエルのことだ。相棒でもあるヘテロなハイエルに、藍は秘かに想いを寄せていた。望みもなく、伝えるつもりもないその想いさえ、カウンセラーは心理評価がパスしない原因だという。そして、仮説を立てる。「君には自殺傾向がある」と??…。そんな最中、ある誘拐事件から自分と同じような過去を持つ犯人と出会い、過去の自分と、ハイエルに向き合うことになるが??…。

表題作ロスト・コントロール ~虚無仮説(1)~

その他の収録作品

  • 番外編
  • あとがき

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レビュー投稿数9

FBI捜査官の事件ものBL

評価が高く興味はあったのですが、購入後しばらく積んでしまいました。
海外の翻訳ものミステリーは好きなのですが、BL作品はやっぱり国産ものに限るという思いこみでなかなか手が出ませんでした。
yocoさんの挿絵が見たいという欲求に背中を押されて読みました。

全2巻の前篇。
すごく面白かったです。
FBI捜査官のハイエルと、その個性的な部下3人のチームでの事件捜査のお話です。

ハイエル
いけ好かない男です。
何もかも見透かしているような目でエラそうなことを言ったり、藍をからかって手のひらで転がして悦に入っているとか
身勝手なキスや嫌がることをして怒る様を見て溜飲を下げているなど
始めからどうも好きになれない感じの攻めだなと思いながら読んでいたら、藍がハイエルに対して毛嫌いしたり遠ざけたいと思う気持ちからイライラしたりドキドキする感情が強く伝わってきました。

哀しい結末に終わった事件の被害者に対して悲しみの感情をあらわにする藍が哀れでした。

恋愛ものとしてはあまり進展がなく最後になっておやっと思ったところで『続く』でした。
本番はこれから!?というとこ続きろでしょうか。
ハイエルも藍も過去に哀しい出来事があり心に傷を負っているようです。
そんな二人がどのように心を寄せていくのか先を読むのが楽しみです。

1

事件モノとしてもBLとしてもよかった

1,2巻両方読み終わった上でレビューしていますが、両方いっきに読むことをオススメしたいです。
アメリカンドラマで事件もの、FBI…テーマは大好きなのですが、1巻を読み終わった時点で恋愛ものとしてのじれったい部分が大きくのこったままで、糖度がもっとあればなぁと残念に思いました。

ですが、2巻では1巻を経た上でのその辺りが見事に補完されていて、BLとしてとても満足いくものでした。
なので是非、1、2巻セットで読むとことをオススメしたいです。

1巻は少々キャラクターの気持ちがわかりづらく、すれ違いが多く、せつなくて読んでいて辛い部分もあって、やっぱりBLだし、もうちょっと甘ければと思う部分もあります。
日本では滅多に起こりえない事件、武器の密売や凶悪犯罪は恐ろしいけど、ドキドキ感がたまらなくあり、日本を舞台にした普段読むBLとは違ってとても引き込まれます。

単純な事件でなく、進めば進むほど伏線があらわれ、それを辿るうちにまた別の糸が繋がっている…。
予想していたのは、やはりBLだからともっとあっさりした事件でした。
でも思った以上に本格的でした。事件ものがお好きな続き方は楽しめると思います。
ただ、少しというか、かなり暗い事件ですので、その辺りが大丈夫な方におすすめです。

FBI捜査官のハイエルと、そのチームのお話で、ボスのハイエルがかなり横暴というか、まさにボスって感じです。
お相手はハイエルの相棒の藍。
ハイエルとうって変わって穏便で健気。でも男らしくてキレると手に負えない。正義感の強いタイプです。

藍は大きなトラウマがあって、そういう設定は日本のBLでもよく見かけるなぁと思うのですが、ハイエルにもまた大きな傷があります。
受けも攻めも大きなトラウマを持っていて、それがかなりこのお話をシリアスにしていると思うのですが、でも恋愛の部分は激しく情熱的。
ただ、甘いとはちょっと違います。

お互いを気にかけているのはわかるけど、穏やかな恋人にはなれないだろうと感じている2人。
特にハイエルは藍を気遣っている様子は伝わるけど、どこまで本気なのか、すごく好きなのか遊びなのか、藍には判断のつきかねる場面が何度もあって読んでるこっちも困惑しました。

藍は子供のころのトラウマからカウンセリングを受けていますが、私からみるとかなり落ちついた大人です。
だからハイエルが好きでも、受け入れてもらえなくても、それでも大丈夫、自分は傷つかないと思っているところがすごくせつなく思えます。

俺様なハイエルは攻めがひどいお話が苦手な自分から見ると、そこまでではないけどちょっと苦手な部類だなぁと感じたのですが、それでもたまに見せる嫉妬とか独占欲がもうたまらなく萌えます。
カップリングとしての萌えがなかなかないレベルで好きだって思える作品でした。

1

BLというよりサスペンス

腐姐さま方のレビューを拝見して読みたくなり、また「ダリアシリーズ2015フェア」が開催されていたこともあって購入してみました。

内容はすでに書いてくださっているので感想を。

いや、すごく面白かったです。1巻ではまだBL色は薄く、また主人公がFBI捜査官ということもあって凄惨な事件が舞台になっているので、BLというよりむしろサスペンスというかミステリーの要素が強いです。

FBI捜査官という設定、多種多様な人種の同僚が出てくる点、上司と部下であるハイエルと藍やアニタたちがタメ口で話しているところとか、とにかくアメリカドラマを見ているようだなあ、と思っていたらあとがきで作者さんが「ロー&オーダーが好き」と書かれているのを見て納得。アメリカドラマ(クライムサスペンスもの)がお好きな方にはぜひ読んでいただきたい作品でした。

BLというか、1巻ではまだ匂い系、くらいのほんのりBL風味です。藍のハイエルに対する恋心とかが見え隠れする程度。しかしそれがまた良い!藍の、ハイエルは上司だし、ノンケさんだし、そういう関係になりたくないと思いつつ惹かれていく恋心がたまらなくツボでした。続き

対してハイエルはどうなんでしょうね。飄々とした人物で、藍に対するあのセクハラまがいの行為はいったいどんな気持ちからなんでしょう。ハイエルの奥さんの過去の話とか、ああ、もう早く2巻が読みたい!と思わせます。

その一方で事件自体はかなりシリアスです。子どもを持つ親としては、あの事件はちょっと痛ましすぎて…。藍の「助けたい」という気持ちに同調しすぎてしまう感はありました。
あとはアニタや藍の過去の話とか。ああいう話をさらっとかけるところが日本人作家さんと感性が違うんだなあ(いい意味で)と思ったりもしました。

ただ何というかちょっと読みづらい文章を書かれる作家さんだなと思いました。意味が理解できないことはないのだけれど、「ん?」と前後読み直すことが何回かありました。あれ、これって私の理解力不足なんでしょうかね。

BLというより一つの読み物として、ぐいぐい引き込まれてしまう。そんな作品でした。事件の真相、藍とハイエルの関係、FBIの同僚の皆さんやイアンとのこれからの関係。どうなるのか早く知りたい!

速攻で2巻、読みます☆

4

ポッチ

ココナッツさま

コメントありがとうございます。実は、ココナッツさまのレビューと、ちるちるさんのニュースで取り上げられた「ダリアシリーズフェア2015」のページでのココナッツさまのこの作品に対するアツい想いを拝見して、どうしても読みたくなってしまったのでした☆

先ほど、2巻を読み終えました。一気に読んでしまった…。萌えが!滾ってどうしようかって感じです。素敵な作品を紹介してくださって感謝感謝です。

これからフェア特典読んでみますね。あ、あと、この作家さまの他作品も読んでみたいです。

ありがとうございます☆

ココナッツ

ポッチさま

おお!読まれた方がいらっしゃる!と嬉しくなり、コメントさせて頂きました(o^^o)
翻訳に関してはわたしも「?」と思うこともありますが、こういう作品を自力で発行までこぎつけて下さった黒木さんに感謝感謝です。
ちなみに同じ作者さん、訳者さんで他のかなり匂いに近い作品も出ております。
そちらはかなり最初読みにくいですが、面白いですよ。

ぜひ、二巻も速攻で読まれてからフェア特典を読まれてくださいませ。
もう、悶え倍増ですよ(*^m^*)

萌えすぎて心臓痛いわ!

最近も萌えた!と思った作品はありましたが、ここ一番で最も悶え狂いました。
床にゴロゴロと転がりながら、キャーキャー言ってました(苦笑
自宅で読むのをお勧めいたします。変な人になりますよ、外だと。

**********************
受けの藍沐恩(ラン・M・エイムス)はFBI捜査員。
現在は警察官の家庭に引き取られている中国人で、実母の自殺が原因の自殺傾向があるとして、心理審査がパスしないことに苛立ちを覚えています。

攻めは藍の上司であるレックス・ハイエル(レイ)。
元はCIA捜査員でワンマンですが、厄介者の吹き溜まりと称されるチームを率いることが出来る有能な捜査官。
妻を事故で亡くしています。
**********************

ランはチームリーダーのハイエルに恋心を抱いています。
ラン自身はゲイですがハイエルは結婚していたこともある男で、叶うことのない想いと理解しながらも、ハイエルのちょっとしたセクハラ(これがまた!きゃー)に一喜一憂しています。
それを読むわたしも、フガフガと鼻息荒くしております。
ハイエルが床にランを押し倒続きしたり、ランの顔にちょっとした傷がついた時にハイエルが顎をとられて傷を確認したり、手早く壁に押さえつけられたり!
銃撃戦だからよ!とか、ランが捜査で暴走してるからよ!とか、自分に(ラン同様)言い聞かせるのですが、悶えがとまりませーん。
作品の内容自体は事件が絡みますし、ランの精神的なものもハイエルの過去も重くて解決は難しいのではないかなと思います。
これがどう転がっていくかも、二巻を読まないとわからないことなのですが…
ただ、それ以上の二人の関係性がもう。
多分、日本舞台ですと部下が上司に敬語なしとかありえないと思うのですよ。
ただ、この作品はアメリカ舞台なので、チームリーダーくらいだと敬語なし。
その辺りが時々甘えたように聞こえて(「ごめん」とかどんな顔で言ってるの?ランは!)妄想全開になりました。

翻訳の文体は、なんと言いますか普通なんです。
読みやすい!というわけでもなく、こりゃ読めんということもない。
ただ、若干変かな?と思う箇所もあるにはありましたし(視点主が章ごとで変わるはずが、混じっているところもある)、行間の隙間が広いのでこれならノベルズサイズ、下手したら文庫でも出せるのでは?と思わなくもない…
なんでこのサイズで出したのかの方が不思議なくらいです。
大きければ値段が上がるので売れれば出版社も潤うでしょうが、反面手を出さない方も多いのでは。
わたし自身、翻訳BLにハマったので購入しましたが、それまではタイトルは知っていても購入には至りませんでした。
ただ、もう読んだら止まりません、萌えが!
読まれると決めたら二冊同時購入なさった方が絶対良いですよ。

タイトルの『コントロール』という単語は本文でも良く出てきますし、主人公にも当てはまるキーワードのようです。
それが次巻でどのように効いてくるのか楽しみです。
メインの二人の関係も、もの凄ーーーくジタバタするところで終了していますので、はやく読みたい!

6

ココナッツ

kumachi7さま

kumachi7さま、こんにちは!コメントありがとうございます(*^^*)
おお!なんと素晴らしい情報を!嬉しい〜。
早速、Kindleで買います。でも、紙が良いけれどこれは無理でしょうかねえ(^^;;

二巻はムフフな悶えシーンだけ先に拾い読みしちゃいました。
真面目に読むのは明日!すごーく楽しみな反面もう終わっちゃうのぉぉと、寂しい気持ちも。
続きというのは無理でも、Kindleか何かでショートを発表して下さらないかしら…

kumachi7

ココナッツさま
こんにちは。
ぜひぜひはやく2巻を読んでくださいね(*´ω`*)
蒔舞先生は昨年作家活動10周年でその記念なのかな?台湾で出された本にこの本の短編が載ってたようです。読みたいですー!!
別の作品ですが、AmazonのKindleで販売されてます。
わたしはまだ読んでないのですが・・・。
こちらも気になってるのです。

容赦なし

最初の数ページは正直不安しか感じませんでした。
サスペンスとしては上物かも知れないがロマンスとしては
どうなんだろうと。
ところがページが進むにつれ張り巡らされた伏線の行方が
色々と気になってくる非常に厄介な状況に。
文庫でもノベルスでもなく敢えて単行本形態でこの作品が
刊行されたのは正解でしたね。文庫やノベルスなら必要以上に
開いては閉じ開いては閉じ…と遣ってしまいそうなので
本の背を真っ先に痛めかねない。
この巻ではサスペンスとして容赦ない部分が前面に立って
いるので読者としてはかなり打ちのめされますが、
それもきっと何かの伏線なのでしょう。
ここまでで評価を定めてしまうには惜しい作品です。

1

翻訳物BL


表紙に一目惚れ。
台湾の方が書かれたBL。翻訳者の方がご自分で読まれて、日本の子にも読んでもらいたいと翻訳され出版されました。

愛のある翻訳と愛のない翻訳とではきっと違うんだろうなぁと。
2巻で完結なので、もうすぐ発売の2巻が楽しみ。
1巻ではそういうシーンはほぼないので、そういうの期待してる人は待てといいたいw
2巻ではどうなるのかわからないけど。
作者の方は「Law & Order」が好きで思いついて書かれた作品だそうです。
FBIと聴いて「クリミナル・マインド」を想像してたのでそっちだったか!!と。
でも、なんかクリミナル・マインドの捜査風景を思い浮かべつつ読んでたような気がする。

ハイエルと藍の今後が大変気になる。
藍のレン呼びに大変萌える(*´ω`*)
2巻ではハイエルの過去が語られるらしいので、興味津々。
亡くなった奥さんとはどんな人だったんだろう?
藍が幸せになるというかトラウマ克服出来るといいなー。

2

期待を込めて★★★★

こちらは、書店でBLコーナーに立ち寄った際に、表紙に一目惚れ。持ち合わせが無く、最近やっと購入しました。

普段はコミックばかり読んでるので、本の厚さとあらすじから最後まで読めるか若干の不安を含みながら読み始めました。が、思ったほど難しくなく、すーっと物語に入って読めました。

この1巻にはBL要素ほとんど皆無。主人公(受)の秘めた想いと、想い人(攻)のセクハラまがいの行動くらなものです。しかし、物語が進につれて攻が受に仕事のパートナー以上の感情を持っていることが明らかになったり、物語の最後に次巻での二人の関係がすごく気になる余韻の残る内容でした。

BL要素は少ないですが、FBIものの一般書籍でも良いと感じるくらいの読み応えがあります。登場人物たちそれぞれにある暗い過去とのつきあい方や、事件の解決までの展開を考えながら読む点ではハラハラしっぱなし。一つの事件は解決しましたが、それは無念過ぎて結果が分かった瞬間、悲しくて悲しくてたまらず号泣してしまいました。


次巻に萌えを期待して、★4つ

2

ハイビターなBL小説


イラストを担当していらっしゃるyocoさまが大好きで、それをきっかけに買いました。

台湾の作家さまということでどんなお話を書くのだろうとわくわくしていましたが、面白くて一気に読んでしまいました。

FBIに所属する主人公、藍と、相棒であり上司のハイエルを中心に交錯する事件の謎と、藍とハイエル二人の関係の変化を描いています。

作者さまはアメリカドラマが大好きというだけあり、読んでいて浮かぶ情景はまさにアメドラです。ジョークやコミュニケーションの取り方、仕草も細かく書かれており、読んでいてそのシーンがふっと浮かんできます。アメドラやそういう系の洋画とか好きな方は楽しめるのではないかと。アクションより心理系に近いです。

後書きでこの本の翻訳者さまも語っておりましたが、作者さまは登場人物の心情や思考を細やかに描写するのが上手く、主人公である藍以外の登場人物も印象に残りやすく、話に深みが増しているように思います。

そしてなにより良いと思ったのは甘さを抑えた作品ということ。
もちろんBLなシーンもありますが、雰囲気や、自身の中の情景で楽しむ、ちょっぴり大人な感じで続きす。個人的には大好きですが。
主人公藍は温和で、自身で感情をコントロールしようと努力している節があるので、それが後後どう自身や周りにどう影響していくのかも気になります。
因みにハイエルはちょっとシニカルな感じです。

そしてyocoさまのイラスト。今回一巻の表紙は相棒で上司のハイエルです。
格好良いですね……!二巻の表紙が主人公の藍です。
他の登場人物も数人イラスト紹介で載っておりますので、シーンを思い浮かべやすく、楽しめる要素のひとつです。ラストは、もう……続きを読みたくなります!

二巻も楽しみです。

5

情感たっぷり

台湾のBL作家さんの作品です。

率直に言って非常に面白く、引き込まれました。
海外ドラマを観ているかのような情感ある作品です。
訳者さんの奮闘ぶりがうかがえるような文章で翻訳物にありがちな違和感が少なく、非常に読みやすいのもポイント。
色っぽいシーンは皆無に等しいのに、想像力をかき立てるようなシーンがちらほら挿入されていて描写がお上手だなぁと。

事件の全容、藍とハイエルの関係、気になることは山ほどありますが2巻が本当に楽しみ。

どういう決着が付くかによって評価が変わるかもしれませんが、是非とも著者の他作品も翻訳刊行していただきたいものです。

7

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