月魚

getsugyo

月魚
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神4
  • 萌×20
  • 萌1
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
1
得点
23
評価数
5件
平均
4.6 / 5
神率
80%
著者
 
媒体
小説
出版社
角川書店
シリーズ
角川文庫(小説・角川書店)
発売日
価格
¥514(税抜)  ¥555(税込)
ISBN
9784043736027

あらすじ

古書店『無窮堂』の若き当主、真志喜とその友人で同じ業界に身を置く瀬名垣。二人は幼い頃から、密かな罪の意識をずっと共有してきた―。瀬名垣の父親は「せどり屋」とよばれる古書界の嫌われ者だったが、その才能を見抜いた真志喜の祖父に目をかけられたことで、幼い二人は兄弟のように育ったのだ。しかし、ある夏の午後起きた事件によって、二人の関係は大きく変っていき…。透明な硝子の文体に包まれた濃密な感情。月光の中で一瞬魅せる、魚の跳躍のようなきらめきを映し出した物語。

表題作月魚

その他の収録作品

  • 水底の魚
  • 水に沈んだ私の村
  • 名前のないもの

評価・レビューする

レビュー投稿数1

瀬名垣も好きです。

 BLっぽい作品なら、一般レーベルでもかなりありますが、これはBLっぽいではなくて、もうBL作品と言ってしまってもいいのではないかなーと思いながら読んでました。同級生に、濡れ場がないBL小説だよね、と言ったら同意してくれたので、認識は間違っていないと思います。
 読んでいる間に私の中で話題だったのは真志喜くんの外見です。なんかかなり美形らしいぞ…! と、脳内イメージを構築しては破壊するということを繰り返しました。結局固まってはいないのですが…。
 翁の真志喜を任せる発言とか、瀬名垣の熱いくらいでした発言とか、とにかく意味深に思えるシーンが多いです。他にもいっぱいある…というかすべて挙げたら著作権の侵害になりかねないというくらい意味深に聞こえる描写が多くて、唸りながら読みました。
 著者のエッセーで、どの本に収録されていたものか定かでないのですが(確か『夢のような幸福』だったと思います)行間を読む楽しみ、ということで(深読みをすることを)許してほしいといったことが書かれていましたが、それってこういうことなんですか……?
 最後のあさのあつこさんの書評に、トンデモ…というかそこ突っ続き込みますか!ということが書いてある(もしかしてこれも深読み…?)のも面白くて、わたしは笑ってしまったのですが、なんだかもっとシリアスというか切ないというか…といった話だったはずなのになぜでしょう、深読みに翻弄されてたぶん大事なところが掴めていない気がしてなりません。これは掴めるまで読み込めということなのでしょうか。
 かなり質問形式が多いレビューになってしまって心苦しいですが、ひとつだけ断言できることは、わたしはこういうの好きなんだな、ということです。レビューでは題名でもある魚のことにまったく触れてませんが、実は大事なキャラです。

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