御曹司は初恋を捧ぐ

onzoushi wa hatukoi wo sasagu

御曹司は初恋を捧ぐ
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神3
  • 萌×25
  • 萌8
  • 中立0
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
3
得点
59
評価数
17件
平均
3.5 / 5
神率
17.6%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
フロンティアワークス
シリーズ
ダリア文庫(小説・フロンティアワークス)
発売日
価格
¥571(税抜)  ¥617(税込)
ISBN
9784861346620

あらすじ

大起業坂浦開発の御曹司・江利也はその類稀な美貌ゆえに幼い頃から溺愛されて育った、まさに深窓のご令息。坂浦インテリアの社長だが、実務は優秀な椎名に任せて自ら「お飾り」に甘んじている。世間知らずな上に何事にも欲のない江利也だったが、本社の営業マン・伊吹晴人に一目惚れ! 初心な江利也は伊吹を食事に誘うが、野心家の伊吹はベッドの相手として選ばれたと思い込み??!?

表題作御曹司は初恋を捧ぐ

親会社の販売課社員 伊吹晴人 29歳
会社の御曹司で子会社の社長 坂浦江利也 26歳

その他の収録作品

  • あとがき

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レビュー投稿数3

御曹司が健気で可愛い

1冊すべて表題作です。
江利也(受け)と伊吹(攻め)、両方の視点で交互にストーリーが進んでいきますので、心情が分かりやすく感情移入もしやすいです。

江利也は一目ぼれした伊吹に対して、率直に積極的にいくのですが、まさか初恋だと思わなかった伊吹に曲解されてしまうという話です。

この江利也が健気で可愛らしかったです。
家族達に愛されて育ちぽやぽやとした御曹司が、伊吹と付き合うことで仕事にも向き合うようになるというのも良かったです。成長物語というほど力の入ったものでないのが作品の雰囲気にあっていてすんなり読めました。その分、ラストで父親をたしなめる力関係が面白かったです。

伊吹は誤解する思考も無理があるものでなかったですし、仕事をきちんとする社会人というのが好感が持てました。(恋愛が仕事に支障を来すタイプも嫌いではないのですけど!)

天然タイプの愛され受け、野心家だけど真面目な攻め、社会人カップル、仕事モノ、誤解やすれ違いがお好きな方にお勧めだと思います。
カラーイラストのエッチ場面はエロいのに、あとがき漫画の圭一は面白くてそのギャップも素敵でした。

0

浮世離れした美貌と財力が誤解を招く

大企業の御曹司で大株主、何もしなくても一生贅沢をしながら生きていける。
そして、家族にメタメタに溺愛されて過保護に育てられ、なんでも欲しいと
思う前から与えられているような環境が働く意欲も心を何かに動かされることも
余りないような浮世離れした美貌と合い待った主人公の江利也。

26才と言う若い身空で既に楽隠居生活しているような江利也を心配し、
家族が江利也の為に会社を作りお飾り社長にしてしまう。
それでも幼なじみで片腕とも言うべき社員や優秀なブレインに囲まれ
業績を何気に良かったりして、人手不足で幼なじみに連れられて行った
江利也の父が社長を務める本社でモデルルームの担当者として紹介された
販売営業の伊吹にまさかの一目ぼれをしてしまう御曹司。

恋愛経験も何もない、箱入り御曹司の江利也は伊吹に初対面から興味深々、
それが恋だと気がつかないうちに、幼なじみの助言に従い、食事に誘い、
ピュアな気持ちで親しくなりたい、気に入っていると相手に告げて、
でも相手は本社の社長の息子から食事に誘われそれもホテル内のレストランだし
相手の機嫌を損ねる訳にはいかないと、職続き場での立場も下心にあって、
江利也からセフレ関係に誘われていると思い込みご奉仕のつもりで抱いてしまう。

江利也も妙な所で言いよどみ、Hの経験も恋の経験一つないのに、ある振りを
何故かしてしまい、伊吹にみっともない姿を見せたくないと強がりしちゃう。
健気なんだけど、どこかズレていたりして、更に伊吹に誤解を与えてしまう。
初めて見た相手を唖然とさせるくらいの美貌の持ち主だからエロ相手に
不自由していないだろうと伊吹が思い込むのも解る気がします。

江利也の健気さが全て誤解される原因になっているのも何やら可哀想なのですが
本人は相思相愛の仲だと疑ってもいない、初めての恋が江利也の無気力を
行動的にしたりして、良い影響を与えている分、突然起きた伊吹の仕事の
トラブルで、伊吹に放たれた手酷い言葉で自分の独りよがりだったと気づく。

それでも、やはり片思いだったとしても相手に傷つけられても健気な愛は
終わらない、今までのお飾り社長が嘘のように恋した相手を守ろうとする。
ギリギリまで恋する相手に誤解されてしまう展開ですが、
最後はもちろんハッピーエンド、意外に今後は伊吹が尻に敷かれるのかもと
想像してしまうようなラストでした。

2

傲慢だけど天然? 天然な健気?

多分コメディだと思う、いや、きっとコメディだ。
名倉作品コメディによく登場する本人至って真面目の天然がゆえに、どこかズレているキャラクター。
それが結構健気な純愛の様子を呈しているところの、真面目に行ってしまうと王道のベタコテになってしまう部分をちょっと抜かせたその配置は、絶妙に楽しませる♪
この微妙なずらし方のノリと展開が大好きだ☆
それは、誤解思い込みでお付き合いが進行してしまうところにある。


その美貌で祖父が亡くなる前に遺言を描き変えた程の容姿を持つ、坂浦開発の末っ子御曹司・江利也。
皆に溺愛されて超箱入りで育った彼は小さな子会社を一つ任されているが、幼なじみの圭一に頼り切りで自分はお飾りになっている。
そんな彼が、赴いた親会社で目が離せなくなったのが販売部の社員・伊吹。
彼の総てを知りたいと必ず来させるように根回す周到さで伊吹との食事にこぎつける。
ただ単に”ものすごーい興味”でしかなかったはずなのに、それをセックスの誘いと勘違いした伊吹は、自分の保身と出世の為に江利也とセックスしてしまう。
実は江利也は恋もしたこともなければお付き合いもしたことがな続きい童貞で処女だったのに…

そんなとんでも勘違いからはじまったお付き合いですが、
今までお飾りだった江利也は、伊吹を好きなんだと気が付き、仕事に意欲を持つようになるから、恋って人のやる気を起こすのよね!
金持ちボンボンだから態度は傲慢なんだけど、天然の傲慢だから威圧的じゃない。
伊吹に関心を持ったのも恋だと気がつかなくて、それでも流されるままにセックスさせられちゃって、初めてだったのにそういうそぶりも見せないで
その後伊吹に満足してもらおうと、アダルトグッズを大量買いしたり、伊吹の言葉で一人暮らしを始めて見たりと、その実情はものすご~く健気なんです。
力があるのに、天然という部分で嫌味に見えない好ましさ
・・・ただ伊吹は、格差のある目で見てますけどね。

そして伊吹。
彼はしようがなく江利也につきあっているのが丸解りです。
社長の息子だからと、遠慮も持つがとりあえず好意は受けておく・・・出世の為。
だけど、その出世をするために江利也にこびへつらい、何かおねだりをしたり、彼の権力を自分のモノと勘違いしたりの傲慢さはない。
対江利也でちょい傲慢なだけw
仕事も一生懸命やっているし、基本向上心のあるいい奴なんですよ。
ただ一点、江利也の気持ちを誤解している点を除いては。

展示場のトラブルや、江利也の嫌っている本部長の叔父(悪代官みたいだw)のトラブルがあって、
そのトラブルに江利也が誠心誠意で対処してくれたことで、圭一の苦言でやっと江利也の気持ちがわかり腫れて恋人になるというもの。

マジで江利也は健気でしたからね、ほだされないわけないですよ!!

ラスト展開も波瀾を予感させて面白そうだな~♪
それにしても、幼なじみの圭一がわりがあわない感じがするのだが、彼にも良いお嫁さんが来るといいですねv

萌×2に非常に近い萌えです!

3

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