Renta!読者様限定の描き下ろしペーパー(1P)を巻末に収録配信!!
イケメンの渡辺もいいのですが、なにより受けの葉月が可愛らしい。渡辺をなかなか信じなくて、優しくして壺を売り付ける気だな!とか、俺をだしにして、女性票を稼ぐつもりだな?みたいなことを妄想するのが可笑しくて。そんな葉月がだんだん打ち解けて、OLの噂話に腹をたててるところが可愛いですね。ゲイばれして、体の関係を持ってもなお、俺は別に…となかなか認めないのも、素直じゃないんだからーって、可笑しくなっちゃいます。
そんなほのぼの路線で進んでいくものとばかり思っていたのに、渡辺の裏の顔が出てきちゃいましたね。葉月を泣かせることだけはやめてほしいと願うばかりですね。
そして、大好きなあとがき。
今回はなんと!シャンパン一族ですって!!
もう、ほんと、夏水さんの擬人化はそれだけでまとめてコミックでシリーズ化してほしいです。
今まで、ブ○ボン家のせいでスーパーのお菓子売り場でブ○ボンのお菓子を見るたびにニヤニヤしていたのに、今度はお酒コーナーでもニヤけてしまいそうです。
本音を言ってもらえない場合、どうしてもこちらは自分の経験則や主観で判断せざるを得ない。2巻にまたがる二人の物語は、二人の間だけでなく、多くの係わり合いの中、みな(モブも含め多くの登場人物)どこかに誤解なんかがあってすれ違ってしまう。そんなお話です。誤解(誤認)すれ違いのオンパレード。こうした二人だけでなく様々な人間関係に触れているのがこの作品の素晴らしさでもあります。
受けが本当に良い男なので攻めの行動や発言に振り回され傷つく様子は完全に入れ込んでしまい、攻めを攻撃する視点で読み進めてしまいがちですが、落ち着いて考えると攻めの行動も「そうなっても仕方ない部分はある。人ってそんなに強くないよね」と感じるに至ってます。
「せつない」フラグと「鬼畜攻め様」が大好物。
そして攻め様目線で見てしまう辺り、自分も鬼畜なんだなぁと最近実感。
攻め様寄りの感想になります。あらかじめご了承ください。
(反感覚悟ですっっ)
受け様が攻め様に夢中になるのと反比例に、徐々に不穏な空気をみせる攻め様。
実は受け様への思いと反比例して、鬼畜度が増してるように見えました。
3話までは間違いなく、受け様を高校時代の思い人?
(ユウキ:名前のみ登場)の身代わりにしてますが、
4話の眼鏡無しデートを機に、受け様≠ユウキと認識し始め、
5話のHの時には、今まで眼鏡の少しのズレも許さなかったのに
眼鏡が取れた受け様自身に愛おしそうにキスしてます。
我に返るとその事に気づき、
眼鏡をかけ直しすことで受け様は身代わりだと思い直そうとしますが、
どうやら上書きに失敗した様子。(萌えポイント1)
今度は周りに「本気の恋はしない」と吐くことで、
自分自身に言い聞かせてるように見えます。
さらに、周りに見せる不穏さと、受け様への態度も対照的。
受け様との待合せ場所に向かう途中で、偶然出逢ったユウキを知る友人に、
「ユウキとそんなに似てない、近いうちに切るつもりだ」と言いつつも
「急いでるから」と言って、話途中で受け様のもとに急いだり。
急によそよそしくなった受け様の態度に、寂しそうな顔したり、
心配して受け様宅まで足を運び、受け様の帰り待ったり。
攻め様、懸命に周りに鬼畜発言してるのに、
全くその通りに動けません。(萌えポイント2)
ここまで本気の恋を拒絶するほど、高校時代に何があったのか。
ユウキさんがどんな人だったのか。
とても気になります。早く2巻見たいです。
「アーモンド7粒」
アーモンドは健康とダイエットにいいけど、
食べ過ぎると(ニキビ、下痢、薬が利かなくなる等)よくないので
粒の大きさにより1日20~25粒に留めましょう!
というのを見たことがあります。
なので、アーモンド好きの受け様が健康面を考慮し、
1食7粒×3回だと勝手に思い込んでました。
(受け様の気持ちが食べる様子に反映して可愛いです)
さらに妄想を膨らませると…
このアーモンド情報は、他コミックあとがきで
ナッツ擬人化を熱く語った先生のご友人から得たのもので、
あえて7粒なのは、
「七粒」の言葉の響きの良さと、字綴の見た目の美しさで
選んだのかなぁ…と。(神秘的な数字にも思えたり)
あくまで妄想です。流してください…。m(__)m
Renta!の48時間レンタル対象作品になってました。3チケット(300円+税)です。あとから無期限にアップグレードもできます。(2014年10月現在)
2012年末から始まったihr HertZ掲載作品のコミックス化。1話から5話までが収録されてます。シリーズ物を複数出されてる作者ですが、ナンバリングタイトルは初めてとのこと。
主人公は会社員の葉月。入社二年目で親元から離れ、ひとり暮らしをスタートさせた時期から話が始まります。
葉月は口下手ですが心の中、つまりモノローグでは口達者です。
リア充にやっかみ、イケメンにやっかみと、枚挙にいとまがありません。
気さくに話しかけてくる同僚の渡辺に対しても警戒して、
社内で葉月を立ててくれても・・・「いつか踏み台にする気だな!」
苦手な会話でフォローしてくれても・・・「点数稼ぎのダシにされた!」
と、意地でも認めようとしません。子どもっぽいw
こんな葉月が今後どんな恋をして、どう転がされるのか、前半はちょっとイジワルな気持ちで楽しみにしていました。
・・・まあ、葉月は不器用にもじたばたと転がってくれたんですが。
渡辺が曲者でした。コイツ、親交が深まるほど謎も深まります。
葉月の存在を知り合いに自慢したり、青春のやりなおしと言ってたくらいですから、渡辺もそれらの時点では葉月を気に入ってたんだと思います。
ただ、渡辺の言葉の裏に「やり残した青春」への未練が感じられる場面が度々あって。なんとも不安な気分にさせられます。
葉月の視点で引っ張ってきたストーリーは、途中から第三者視点の構図へと徐々に移行。それに伴い不穏な雰囲気が強くなっていきます。
渡辺には会社や葉月の前で見せる姿とは異なる、裏の顔があることを示唆するシーンが増加します。
みるみる冷え込む作品の空気に反して、警戒心が強かった葉月が心を溶かしていく様子を見るのはいたたまれませんでした。
ストーリーは非常に気になるところで次巻へと続きます。
[補足] コミックスと同日発売の「ihr HertZ 2014年11月号」に、つづきの第6話が掲載されてます。問題が解決するわけではありませんが、多少は気が紛れる内容になってます。
始めに私ごとですが、昨年春からBLを読み始め、ようやく夏水先生の作品にたどり着きました(遅かった)。先生の作品を読んで、リーマン作品が大好きになりました(特に先生の描かれる、メガネ受が大好き!!)そんな中、読んでいた作品で連載中が『アーモンドを七粒 1 』
登場人物は、悩みを抱え、ちょっとひねくれた性格になってしまった葉月(受)と新人研修以来二年振りに再会し、 葉 月の部署に移動して来た優秀な同期の渡辺(攻)、渡辺も過去の事で何かを引きずっている様子。同部署で働く事になった二人、何かと葉月に絡んで来る渡辺、渡辺の中に何か思惑が有る様子で、そんな中、渡辺は葉月をゲイが集まる飲み屋に連れて行きます。ゲイが集う店と聞いた葉月は酷く動揺してしまいます。ここで葉月が抱く悩み事が解り始めます。葉月は渡辺に惹かれて行き、二人の関係も深まったと思われましたが、葉月の幸せな時間もつかの間、思いもしない事実を聞いてしまいます。葉月が聞いた渡辺と友人の会話、もう葉月を切ろうと思っている事、その中で出た名前、葉月は身代わりだった?。葉月は渡辺に聞きます『ユウキって誰だ?』ここでコミック 1 が終わります。もぉ~、連載中の作品を読んでいて、久々に心のモヤモヤが収まらなくってしまい、尚且つせつなさが募り、題名の『アーモンドを七粒』は謎のまま、『ユウキ』って誰?葉月にいつ笑顔は戻るのか?次回のコミックまで待てそうにないので、連載中の雑誌を読む事にしました。見事に色々な面でハマった夏水先生の作品となりました!